タイトルのネタ元はHONDAが第2期F1参戦時代に使っていたキャッチコピー
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/060/422/775/a440345c41.jpg?ct=71e1bc73871a)
マクラーレンとコラボレーションして連戦連勝
アイルトン・セナのドライビングで何度もPPや神業的WINを飾ったことから
これまたF1中継で実況していた古舘伊知郎によって
SPIRIT by SENNAが付け加えられた
って…解説してどうする?(笑)
というわけで…
今回紹介するクルマは車検証上は所有使用いずれも自分のものではありません
そこは元嫁が絡んでいたわけですが手元にあって日常的に使っていたことから
ネタとしたというわけでしてタイトルからわかるようにHONDAの↓
☆HONDA Today Realtime4WD QX-i☆
※画像はHONDA公式から借用
4輪として手元にあった唯一のHONDA & 軽のコヤツ
たぶんと言っては何ですがある意味で初代Today最強のオールラウンダー
これをご近所の買物兼元嫁の通勤用足車みたいな感じで乗り倒しました
手元にあったのは
プレセアを所有していた時期とほぼリンクします
元嫁もパートタイマーで新たな仕事を始めたのでもう1台必要な状況に
さらに元嫁の実家で稼業に使用していたリース車の個体が
バブル崩壊の需要減で稼働率が落ちていたこと
さらにリース元へ返却するにも違約金の問題で得策でなかったことから
我家にやってきたわけですがリース車であったことから
弄るな!(笑)と厳命されますた
なので殆どツルシ=ドノーマルで乗っていた1台ですがこれがなかなかどうして?
よくデキタ1台だったなあと…
というよりも
Todayは1985年に軽ボンバンとして
デビューした時から気になっていますた
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/060/424/177/e0fb269e7e.jpg?ct=a2587ecf0919)
丸目2灯かつ排気量550㏄で規格拡大前なので全長が100㎜短いタイプ
衝突基準が緩かった時代で車重も最軽量で550㎏は今では絶対にムリ
これを廣島在住の友人が乗ってましてね
しょっちゅう上京で乗ってくるんで横にも乗せてもらいましたが
これが
スペックだけで語るなかれな1台
いや~よく考えられているというか一番ビックリしたのは↓
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/060/424/482/514d8ee9d4.jpg?ct=9d38c75f7eb6)
↑の1アームワイパー
80年代のクルマでは結構採用されていたので斬新ではないけど
軽で採用したのはTodayが初だったような
それも支点が運転席側にオフセットされていて
リンク動作でバスの片側みたいな動きが新鮮だったんですよ
構造上左上部に吹き残しができるんだけど
あえて1アームにする必要があったのか?
いや コスト的に通常の2アームでもよかった気がするのだが
こういったところにチャレンジ精神出しちゃうのがHONDA気質(笑)
そしてエンジンも平凡な水冷2気筒SOHCのEH型で最高31psでしたが
そこは
青山一丁目の伝説
元々バイクで高回転エンジンが得意だということもあります
HONDA初の軽T360が直4DOHCというトンデモもありましたが
ベストセラーとなったN360以降のエンジンはCB450用パラレルツインがベース
ですからスペック的には31psでしたがそれ以上に力強くよく回ったのですよ
まあ後に乗用モデル追加で3気筒化したE05A
さらに軽規格改正で660㏄への拡大したE07Aとなるわけですが
当社に来たのはPGM-FIで武装したQX-iで最高出力52ps Version
完全な高回転高出力指向でしたが意外と扱いやすいエンジンで
元嫁も面白がってましたね
それとやっぱりTodayはパッケージじゃないかと思います
↑の画像からやっぱ似てるよなあというクルマありますよね
それは↓なんですけど
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/060/425/483/53e1ecf34e.jpg?ct=411f2f66ce78)
E-AT型通称ワンダーと呼ばれる3代目シビック
ショートノーズ&ロングルーフの2BOXですがサイドラインは
完全にインスパイア系というか同一のコンセプトなのは明確
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/060/426/282/22e7758d7e.jpg?ct=2f6fffcb598e)
それもそのはずどちらもMM思想(マンマキシマム & メカミニマム)が開発時指標
ホイールベースは2,380㎜と当時の軽としてはカナリ長いような
なにしろCR-Xが2,200㎜で後席はワンマイルシートと呼ばれ
1マイルだけ乗れればOKとか犬も嫌がったくらいでしたが
Todayの5ナンバー乗用仕様はそれなりに耐えられるレベルでしたからね(笑)
昨今の軽はトールワゴンタイプが主流になってますが
低重心設計だったわけですからハンドリングも含めて運転しやすかったなあ
しかもですよ リヤサスがFFはトーションビームなのに4WDはストラット
つまり4輪独立懸架というヤツですから乗り心地も悪くない
それまでMTを殆ど運転した経験のない元嫁もスッカリ虜になっていました
おかげで結構運転も上手くなりましたからというより
Todayに教わったといっても過言じゃない
それに冬の雪道は4WDで敵なしですから面白がって当社もよく運転しました
そうプレセア放置プレイっていうヤツです(笑)
これには1年半近く乗りましたが
当社が仕事の都合で東京に戻ることになり
さらにリース終了期限が迫り返却を選択したために
当社の手元から離れていきました
スペース効率を考えたらトールやワンボックスなのでしょうけど
運転する面白さなら絶対コッチだと当社は言い切りますよ
そうそう…
時は流れて2000年代になってクルマ弄り仲間が
当社が乗っていたのと同じQX-iを足車として入手したのですよ
何を思ったのかBEAT用のMTREC64ps仕様E07Aに換装を企みましてね
Today TypeR作ったると意気込んでいたのですが
いざ着手しようとするとエンジンが見つからない
そのうちボディの方が経年劣化でダメになって廃車
直後にエンジンが出てきたという皮肉で計画は幻になりました
それにこの頃のHONDA車ってボディの弱さもありましたし
4ナンバー仕様の最終モデルも1998年で干支が2周りしてますから
個体そのものをホント見なくなりました
そういえばアルトワークスも生産終了になってしまいました
この手のHOTモデルというかS660なんかとは違う
羊の皮を被ったバケモノ軽
欲しいと思うのは当社だけはないと思うのですがどうでしょう?