もうタイトルでわかるな!(笑)
←は山陽本線 向洋駅
コーヨーとは読まずにムカイナダと読むこの駅は
廣嶋駅から2つ東京寄の駅ですがここから徒歩3分
我等が目指す総本山
ええ…今回の廣嶋愛媛逃亡最大ともいえるイベント
みなさんもお待ちかねな大ネタをようやく投下です(笑)
いったい徒歩3分のところに何があるか?
基本的には説明不要かと思いますが念のために…w
Mazda Motor Corporation Main Office
広島県安芸郡府中町新地3-1
ちょっとカッコつけて英訳してみた(笑) ええ…日頃から総本山というのはここのこと
所謂ひとつのMAZDA廣嶋本社 すべてはここからはじまるわけだけど
意外なことに廣嶋市じゃないことを知った方も多いかもしれない
で…なぜここへ来たかと言うとご先祖様が多数祀られている
MAZDA MUSEUM
↑が目当てだったのは言わずもがなですよねw
MUSEUM見学は事前に公式HPからの申し込みが必要でして
基本的には月 - 金の午前/午後に2時間コースを設定しています
ただし午前中は日本語での案内 午後は英語の案内となりますので
日本語ネィティブな我々は必然的に…(以下略)
午前は0915スタートなので0900頃までには本社ロビーで受付をしておきませう
このロビーには最新車のほかにかつての名車が定期的に入れ替えられます
先日ネタにした
2/3サイズNDロードスター や
MAZDA2 2024モデル のほかに
↓なスーパースターが展示されていました
COSMO SPORT
世界初の2ローターRE搭載車 1967.05.30販売開始 総排気量491cc×2
最高出力110PS/最高速度185㎞/h/0 - 400m加速16.3秒のスペックを持つ
1968年にMMCで最高出力128PSへ向上 1972年9月生産中止 総生産台数1,176台
↑なわけですが今の基準で見ると低くてコンパクトな1台
でも当社世代だとコレは↓になるんですが
こちらをBGM にROMしてちょ!
☆MAT VEHICLE -マット ビハイクル- ☆
1971年の円谷プロ作品"帰ってきたウルトラマン"で
対怪獣戦や怪事件調査ならびに侵略者からの防衛を主任務とする
架空の組織
MAT (
M onster
A ttack
T eam)に配備される
パトロールや事件現場への急行のほか地上戦闘に使う特捜車という設定である
ウルトラマンの科学特捜隊 ウルトラセブンのウルトラ警備隊での
地球防衛軍に配備される車両は外国車がベースだったことを考えると
初めて選ばれた栄誉ある劇用車なんだよなあ
コスモスポーツのカッコ良さを教えてくれたのが帰ってきたウルトラマンでしたが
これが国産車だと知った50年以上前の衝撃は忘れられんよw
つーかこんなのがお出迎えしてくれちゃうんですからね
で…↑でひとつ気になったことがありますた
MAZDAのロゴっていつからMATSUDAじゃなくてMAZDAなのか?
このコスモスポーツの時代で既にMAZDAですた
答えはどこにあるのか?を探る楽しみもあるんですが…
そうこうしているうちに受付の尾根遺産から↓の入構パスをいただきます
続いてバスのお出迎えでミュージアムに向いますが…
自家用白ナンバー登録車でGo!ですが…ん?MAZDAって大型バスは作ってないよなw
MITSUBISHIって~のが作ったんだぜ!w
↑を言いたかっただけです(笑)
というよりは総生産台数44台 13B RE搭載したマイクロバス"パークウェイ"で
送迎してくれたらより盛り上がってくれること間違いなしなんですが…w
まあ無理だなww
バスは右上の本社前を発車すると南下し猿猴川にかかりMAZDA本社が
所有管理する東洋大橋を渡り宇品工場エリアにあるミュージアムまで向います
ちなみにこの猿猴川ですが本社のある安芸郡府中町と宇品工場エリアのある
広島市南区の境界にもなっておりまして両エリアの総面積は233万㎢
MAZDA ZOOM-ZOOM STADIUM約43個分だそうですが
その手のお約束である東京ドームではなくカープのホームグラウンドで換算
これぞ廣嶋魂 と感じますた
さらにこの移動中は動画・静止画の撮影が一切禁止な重要機密エリアでして
撮影が再び出来るのはミュージアムの中に入ってからになりますが
100年の歴史を誇るMAZDAを10のゾーンに分けての展示となります
そしてクルマとしての原点はやっぱりお得意の3輪トラックw
TCS型3輪トラック(1935年)
1931年10月に発売開始されたDA型ならびに改良タイプのDB型に
続くモデルとしてリリースされた3輪トラックである
で…このモデルの燃料タンクを見てみると
すでにMAZDA表記
当時の社名が東洋工業でしたが既にMAZDAブランドを使っていました
ついでに三菱マークが入っているのは販売ルートを持っていなかったために
三菱商事が一手に販売していたからという経緯によるものだそうです
そしてここからは懐かしい名車のオンパレード
軽第1号のR360
FAMILIA/LUCE/BONGOの初代トリオ
1960年代の香りがプンプン
SAVANNA/COSMO L/RX-7のRE軍団
この時代のクルマは左前ウィンドウに↓のステッカーがお約束ですた
社会現象にもなったBD系FAMILIA
隠れて見えないけど純正13インチAWとサンルーフ装着車です
解説の尾根遺産は昔の陸サーファー伝説まで解説してくれましたが
ルーフにサーフボードをビス止めもしくは溶接のオチはありませんですた(笑)
FC3S & BF系FAMILIAのコンパーチブル軍団
バブル期だからこそのラインナップ?
クローズドボディだけどFC3Sは本気で新車購入を考えたっけ(遠い目)
BBSのAWもいい味出してますたな
BFファミリアは日本初のフルタイム4WDに延髄斬りを食らったような衝撃w
結局
BG系になって買っちまいますた
☆MAZDA BG系FAMILIA 1989年30sec CMx3連発☆
VIDEO
このCMはセンスの塊でしたつーかバブルだから金かけられたのかな?
やってることは結構アナログだったりしますけどね
これまた大ヒット NA系EUNOS Roadster
もう何も語らなくていい ↑のコンパーチブル路線が進化してのオープン
それが2024年の今まで続いてるってスゴイよなあ
FD3S & RX-8 孤高のRE軍団
BD系FAMILIA以降BF系コンパーチブルを除いた共通点に気が付きますた
塗装がぜん~ぶ赤
この辺が如何にもMAZDAのMAZDAという証ですかね そして懐かしいモノも…
RX-8に貼られていた昔ながらの車検証ステッカー
この様式っていつまでだったんだろうか?ろいうくらいに懐かしい
バブル期多チャンネル化失敗 負の遺産(笑)
3ローターRE搭載のEUNOS COSMOはわかるけど左の2台は何だっけ?w
こういうところも隠さず展示する変態性も好きな理由
忘れちゃいけないLANTIS
BG系FAILIA ASTINAの進化モデル 2L NA V6エンジンで170PSは速かったな
そしてレーシングカーもここで展示されてますよ
MAZDA787B
1991年のルマン24hレース優勝車としてお馴染みの1台で他にも↓のが…
SA22C RX-7 Group2 WRC仕様車
このヘッドライト全部点灯させたら…今なら確実に煽り運転認定だろうな(笑)
FAMILIA PREST ROTALY COUPE RACE仕様車
パテ埋めワークスオーバーフェンダーは半端ないってw
つーかオリジナルの車幅って1,480㎜しかないって今の軽とあんまり変わらんか?
時代を感じますよ
この見学ゾーンは基本的に撮影OKなのですがひとつだけNGなエリアがあります
それは宇品工場製造ラインです
やはりいろいろな企業秘密もあるのでダメなのかと思いますが
MAZDAの場合はラインが1車種専用ではなく何が出てくるかがビックリ箱(笑)
ND Roadster輸出仕様の次に国内仕様そして次にMX-30輸出仕様が…
こんな生産工場は初めての経験ですた
この日は案内解説の尾根遺産とは別にミュージアム館長も同行してくれました
この方は元々開発設計的技術畑にいらした方でして
非常にマニアックな解説のチャチャを入れて下さる嬉しいオマケ付き
ハッキリ言って館長 変態です(笑)
そして変態といえば…↓のも公開してるんですよ
オフセット衝突実験車
去年の7月に自主的実験やりましたが何か?(爆)
この時に館長と話を始めてまた懲りずにMAZDA2を買ったとなったら館長曰く
お互い変態ですね(笑)
見事なまでのシンパシーを感じたのは言うまでもありませんよw
そして展示は今までの歴史だけじゃありません
次代のコンセプトカーも最後の最後に出てきます
カッコいいなあとは思うけど年齢的にはもう乗れないかなあw
そうだ!乗れないといえば↓のMAZDA3乗れません
なんで乗れないのかクイズにしてしまいますよw
そういえば以前展示してあると言われてたT2000の展示もなかったし
ネタも絞りましたがどうやら時々展示車を入換えているというのは間違いないです
尤もこれだけ回って90分の時間を取ってくれてますけど
もうちょっと長くても当社的にはいいような気もしますけど
完全に変態的マニアの戯言ですよね(笑)
最後に変態的マニア案件と言えば↓を出さないわけにはいけません
横浜R & Dやディラーでいただける緑茶&ミネラルウォーター
ここでは自販機で販売されてますたw
一瞬手が出そうになりましたがロビーに↓があるのを思い出しました
ミュージアム見学者は一律100円引きサービスだそうでして↓をいただきますた
なんだろうねえ…また行きたいっすよ
つーか行く価値あり MAZDA乗りなら是非!
帰り際に↑CX-60が駐車場で佇んでいるが廣嶋じゃけん!(笑)
充分楽しませていただきますた