相変わらずホイールで悩んでいますが…(笑)
当社がなぜ交換したいのかの理由は
今までデザインが気に入らないとか
重過ぎるとか愚痴ってまいりましたが
逆に
なぜMAZDAはこの設定にしたのか?
視点を変えて考えてみたいと思います
まずMAZDA2のタイヤ&純正アルミホイールについてから
原則的に↓の2サイズです
◆15インチ装着車◆
タイヤサイズ:185/65-15
AW:15x5.5J インセット40 重量7.4㎏
◆16インチ装着車◆
タイヤサイズ:185/60-16
AW:16x5.5J インセット40 重量8.3㎏
まずは↑を頭に叩き込んでいただくとして…(笑)
当社が純正AWに疑問を持ったのはデザインは当然としても
↓の存在がありますた
◆国立自動車総研的冬タイヤ◆
タイヤサイズ:185/65-15
※YOKOHAMA iceGUARD 5 PLUS(IG50)
AW:15x6J インセット40 重量6.3㎏
※マルカサービス/A-TECH SCHNEIDER StaG
ころがり抵抗や燃費面で不利なスタッドレスタイヤなのに…
こっちの方が乗り心地イイ(笑)
確かに燃費も場合によっては夏タイヤより良いケースもある上に
サスがキチンとストロークする
これに尽きるんですよ
つまり軽量化されたホイールによる一番の効果がこれなわけで
当社が今購入を考えているホイールが↓の3つです
◆マルカサービス/A-TEC RMP RACING R50◆
サイズ:16x6J インセット43 重量6.3㎏
◆マルカサービス/A-TEC RMP RACING R27◆
サイズ:16x6J インセット43 重量6.3㎏
◆MAZDA純正NDロードスター用AW◆
サイズ:16x6.5J インセット45 重量6.8㎏
いずれも重量が6㎏台なので1.5㎏/2㎏と大幅な軽量化は見込めます
そしてこの他にも当社はMAZDA2の足回りで↓の問題に引っかかったのです
16インチタイヤサイズは適正か?
リム幅5.5Jは細くねーか?
まずタイヤサイズですね
185/65-15を基準にして考えてみましょう
外径から考えるとメーカーやタイヤによる誤差もありますが
ここは純正OEMに指定されている
YH BluEarth GT AE51をベースにします
◆外径サイズ/推奨リム幅◆
185/65-15:621㎜/5.5J
185/60-16:628㎜/5.5J
195/55-16:620㎜/6J
195/50-16:602㎜/6J
195/50-16はNDロードスター純正サイズなので参考値ですが
後々ネタになるということで記載しました
まあ上3種は許容範囲内なのですがより誤差を押さえるのには
185/65-15→195/55-16
そこをなぜ185/60-16?
いやね…極端な話185/60-16って特殊サイズっていう位の仕様
実際メーカーでもラインナップされていない銘柄が結構多くて
↑のヨコハマを例に出すとBluEarthシリーズにはあっても
ADVANシリーズはdb V552とFLEVA V701は195/55-16だけ
これはDUNLOPも似たようなモノで185/60-16はENASAVEとLE MANS位で
195/55-16にするとSP SPORTとALL SEASON MAXX AS1が加わります
尤もメーカー的に60扁平に留めたのはもっと違う理由があると感じます
ロープロ化による乗り心地の悪化
MAZDA2というコンパクトカー
そのキャラクターという点から
185/60-16で充分
↑な思惑があるのかと考えると16インチもリム幅5.5Jでと納得できるのですよ
しかし許容範囲内であってもMAZDA2には195/55-16装着モデルが存在します
15MBです
195に5.5Jは装着可能なもののリムが細過ぎと感じてしまいます
ただ↑はモータースポーツベースゆえに交換前提(笑)
ベースだからこそレギュレーション対策なんでしょうね
では次に…リム幅ワイド化
アフター物に多い交換時を含めた0.5Jワイド化はメリット重視の選択
これが狙いだったりもするのですがそうなるとNDロードスター純正の6.5Jは
最初から狙い過ぎという解釈もできますよね?
確かに6.5J=1インチワイド化で幅が2.54㎝拡大ですから
185サイズでは少々引っ張り気味になることは確実です
尤ももメーカー純正でのリムワイド化は過去にも実績がありました
その好例というと何ですがスカイラインでのケースが↓
205/55-16サイズ装着でR33時代はリム幅6.5Jだったモノが
R34では7Jに変更されたわけですからね
まあスポーツモデルでは常套手段として施されたという話でして
NDロードスターではさらなる源平化205-45/16化されることも
予想して最初から6.5Jとしてきているということです
なので…
当社の計画では6.0JのRMPシリーズでも6.5JのND純正でも
とりあえず現在装着されている純正OEMのTOYO PROXES R55185/60-16を
履き替えて継続使用するつもりではいますが
将来的には195/55-16化はアリと考えています
ただ…
メーカー的にMAZDA2はコンパクトカー
キャラクターやサスセッティングから
55扁平は恐らく推奨しないだろう
↑の思惑が見え隠れするのです
そうなるとコンフォート性能を重視したタイヤのセレクトが
55扁平化の際には必須になってくるとは思いませんか?
当社がBSを除いた国内メーカーでセレクトするとなると
ADVAN db V552がLE MANS Vが着地点と感じました
まあプレミアムとか上質感まで含めて考えた上での妄想ですけどね(笑)
☆もうひとつの思惑☆
実は今回のネタ資料として現行2023MODELのMAZDA2カタログを見てて
気が付いたどうでもいいオマケネタです
それはディーゼルとガソリンの価格差です
BDの場合
ガソリン車:1,674,800円
ディーセル車:1,991,000円
価格差:324,300円
SPORT系の場合
ガソリン車(SPORT):2,002,000円
ディーセル車(SPORT+):2,321,000円
価格差:319,000円
ん?
おかしいなあ?
BDの場合ガソリンとディーゼルの装備差は殆どない
しかしSPORTとSPORT+の装備は違いあり過ぎる
アダプティブLEDヘッドライト
ヘッドランプユニット内シグネチャーLEDランプ
運転席6WAYパワーシート+ドライビングポジションメモリー機能
運転席・助手席シートヒーター
レザーxラックススェードのシート表皮(15 SPORTはファブリック)
インナードアハンドル サテンクロームメッキ(15 SPORTはシルバー)
インパネ オフブラック(15 SPORTはグロスブラック)
ドアトリムをグランリュクス(15 SPORTはファブリック)
これ考えるとSPORT+はお買得過ぎる(笑)
尤もこれもMAZDAの思惑を感じるんですよ
元々の上質感重視の顧客層や上級車種からダウンサイジングしてくるユーザー
これらの受け入れと意味合いでSPORT+はフラグシップ要素を盛り込んだ
だからガソリン車との差別化やライバル社のハイブリッドモデルと
競合させることも含めた価格設定じゃないかという感じですね
だからこそSPORT+の受注状況や市場からの声次第では
いずれはガソリン車にもSPORT+を追加
↑してくることに含みがあるんじゃないか?
そんなふうにも見て取れると思うんですけど…
どうでしょうか?
何か今回は妄想と理論武装に走り過ぎたけれど
これも国立自動車総研と思って許していただければ幸いです(笑)