ただの車好きのお正月休み

今年はカレンダーの妙でずいぶんゆっくり休めた年末年始でしたが、とうとう終わってしまい明日からはまた新たなスタートです。
ちなみに初詣で引いたおみくじの運勢は末吉
　・願事はちょっとしたことから間違いが起こり破れる恐れあり
　・待人来ず
　・失物は出にくい
　・商売、相場は損する
　・争事は勝てない

… とあまりいいことばかりじゃなさそうですが(^^； まっ 気を引き締めてほどほど頑張って行きたいと思います。


さて、年末の日記のとおりこのお休みは代車でお借りしているラパンしかなかったのですが、そこはそれ。例え代車でもせっかくなら綺麗な車で気持ち良く走りたい… というわけで年末に少し時間を掛けて手入れしちゃいました。
まずは埃と水垢でテロテロにくすんだボディを洗車＆手持ちの水垢取りワックスがけ。（とはいえ目立たない屋根は面倒なので省略w）
雨が降ると何も見えなくなりそうだった酷いガラスはしっかり絞った雑巾で隅々まできっちり拭きあげてガラコを塗布。（といいつつリアウィンドウに頑固にこびりついたウロコは大変なので無視ww）



いくら外観が綺麗でもドアを開けた時に開口部周りが埃だらけだと興ざめなので、ここもさっぱりクリーニング。


バックドアの開口部もクリーニングして、仕上げにラゲッジルームを掃除機がけ。


若干スマホ写真マジックも入っていますがどうでしょう？11万キロのお疲れラパンさんも2時間半の適当仕上げでちょっとパリッとしたんじゃないかな。オレ、中古車屋になれるんじゃね？なんてねーw（超自画自賛）　もちろん、たぶん乗りっぱなしで扱われてきた車なので良く見ればあちこち傷だらけではありますが。


そんなわけでちょっと綺麗になるとまた愛着も湧いて来たりして、年明けの4日には恒例の箱根ドライブへと繰り出しました。
大観山は残念ながら深い霧で富士見は叶わず、缶コーヒー1本で早々に退散。
（余談ですが、私この歳までずっとたいかんざんの事を「だいかんやま」と読むのだと思っていました。もしかすると何度か会話の中でも言っていたかも。おぉ恥ずかしい…）



真鶴へと下る峠道にて

この車、とうにショックの抜けたフニャフニャの足回りに細いエコタイヤ、ベンチシートに660ccNAのATとおよそ走りとは縁遠い仕様でまったく期待はしていなかったのですが、九十九折でちょっとペースを上げてみるとすごくバランスが良いのです！
もちろん無理に追い込み過ぎればたちまちゴリゴリのアンダーステアとなってしまいますが、うまくブレーキをリリースしてスーッと切り込んでいくと前後とも軽くタイヤを鳴かせながらイイ感じのラインを描いて、連続するコーナーを軽やかに抜けて行きます。さすが軽No.1（…とは今は言ってないか）のスズキ。ワークスじゃなくてもスポーツ魂は忘れていないのですね… すっかり見直してしまいました。


結局また登ってきたら少し霧が晴れていました。
なんだかんだで、都合4往復(笑)


昔乗っていたアルトワークスに比べると着座位置は高めですが、ドライビングポジションはとても自然。
ベンチシートにしては横Gで体が持って行かれないなと思ってよく見たら、背もたれはセパレートでちゃんと凹みがついていたのでした。ざっくりとしたシートの生地も衣服との摩擦係数(？)が高く、バケット効果に一役買っています。


もちろん、助手席との間の肘掛を下ろせば安楽運転だって可能なのだ。エアコンパネル下に用意されたカップホルダーとの位置関係も実によく計算されています。


大きなバックミラーの視認性も最高。少し下を向ければリアタイヤもばっちり見えて、スラロームの練習に役立つでしょう。誰もやらないとは思いますが。
ただ、NECの古いパソコンみたいな変な色のダッシュボードだけはイマイチだな。外装と同じ色にするだけでずっとお洒落な感じになると思うのですが…


結果、たとえAT車でも大人しいファミリーカーでも車はやっぱり楽しいし、ちょっと付き合うだけで愛着が湧いてくるというのが、あらためてこの連休での気づきでありました。
今年も安全第一で、また皆様と楽しくカーライフを満喫したいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。