相も変わらずちょっと前の話。
ある離島でのこと。港に着いてふと目に留まったのだが、フェラーリF40がホテル前に停まっていた。本物を見たことはなかったが、ブレーキのブレンボだけは確認した。
だがどうしてここに?この車高というか最低地上高というか、アプローチアングル、ランプブレークオーバーアングル、デパーチャアングルからしたらフェリー無事に乗れたのかしら?
とまあクロカン4WDのカタログ並みに走破性能の用語並べてみたが、他県ナンバーだし旅行者だろうけど、金持ちなら積載車で事前に待たせて置くことも不可能ではないけどなあ。
またまた前置きが長くなってしまったが、普通にフェリーに車載せるのでもジョイントやらで結構段差はあって、乗降は極低速になる。そして、大潮の時の車両甲板の角度は驚くほど急な角度になることがあるんだ。長尺低床トレーラー等の車両によっては乗る港と降りる港の潮の干満まで見ておかないと車体がつかえてしまうらしい。重機載せたりして自重もあるしね。
月の引力により走る日まで決められてしまうのでした。
さて冒頭のF40だが、狭い島に潮の干満に合わせてフェリーに載せて来たんなら賛辞を贈る。
レンタカーでもなく、たぶん所有する他の車両でもなくF40で来ることは手間もかかっただろう。島の観光は目的だろうけど、移動手段すら目的にしてしまうドライバーに敬意を評したい。
Posted at 2022/10/30 20:57:58 | |
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