マツダの新ディーゼルに対するくやしさ

３月に開かれるジュネーブショーでは、
新型デミオとなる「跳」HAZUMIが発表されるようだ。

同時に、小型のディーゼルも同時発表されるという。

小型ディーゼルは、SKYACTIV-Dの1500バージョン。
大トルク＆省燃費でおなじみのSKYACTIV-D2200の
弟分にあたる。
まずは新型デミオに搭載されるようだ。

この発表を聞いて、私はかなりうらやましいというか、くやしい思いがする。

なぜかというと、この1500ディーゼルこそ、
私の一番欲しいエンジンだからである。


ハイパワーすぎる2200ディーゼルは、馬力175ps、トルク42.8kgm。
それに対して、1500ディーゼルは、ベストカー予想では、100ps、25kgm。
私の予想では、110ps、26kgm。
これが、ものすごいちょうどいい感じなのである。

そして、私の夢想は・・・・・・
この1500ディーゼルを新型アクセラに搭載されていたら。というもの。


実際にアクセラに搭載されているディーゼルは、2200ディーゼルの方で、
アクセラをとんでもない俊足クルマに仕上げている。
と同時に価格もプレミアムで、300万もするから、私には買えない。

もし1500ディーゼルがアクセラに搭載されたら・・・・
とんでもない俊足は落ち着くものの、それでも100ps＆25kgmのトルクなら、
ガソリン2000並みのパフォーマンスは実現できるだろう。
燃費だって、25kmlくらい実現するかもしれない。
価格も200万円台前半あたりなら、私も買うことが出来る。


なぜ1500ディーゼルをアクセラに搭載できなかったのか。
理由は３つ考えられる。

理由その１：：：開発が間に合わなかったから。

でもちょっと登場が遅すぎる気がする。
2200ディーゼルがCX-5に搭載されたのは、2012年3月。
それから2年経った。新エンジンの開発はそんなに時間がかかるのだろうか。
（まあ、かかるのだろうね）

理由その２：：：アクセラのバリエーションが増えすぎるから。

今でも、ガソリン1500＆2000、ハイブリッド、2200ディーゼルと、
かなり豊富なラインアップを誇るが、
ここに1500ディーゼルが追加されると、もう何がなんだか分からなくなるだろう。

理由その３：：：大人の事情。

1500ディーゼルをアクセラに搭載すると、かなりの高燃費を実現するだろう。
これにより、ハイブリッドがかすんでしまうのである。
1500ディーゼルの燃費は、街中以外ではハイブリッドに勝つに違いない。

せっかくトヨタから技術をもらって苦労したハイブリッドが
かすんでしまうのは、さすがにまずい。



というわけで、アクセラに1500ディーゼルが載ることはなさそうである。

だから、SKYACTIV-G1500搭載の新型アクセラ15Sを購入したことに、
ちっとも後悔していない。
（もし将来アクセラに1500ディーゼルが搭載されたら恨むけど）