今週はなぜか会社は土日月の3連休。
よって中間の日曜日7月7日、
鉄道旅に出ることに。
使うのはえちごツーデーパス。
新潟県内のJR線と第3セクター線が
乗り放題の切符。
2日間普通・快速列車乗り放題で、2690円と破格の値段。
出発は豊栄駅とした。出発駅は亀田駅だったり新潟駅だったり、いろいろである。ちなみにツーデーパスということで2日間使えるのだが、今回は7日日曜日の1日だけとした。2日も電車に乗るとけっこう疲れるもんね。
5:34 豊栄発・新潟経由吉田行 E129系
白新線の始発に乗り新潟まで。その後越後線に直通し吉田まで行く。車内は朝早いから空いており、ボックス席に一人で座れた。早朝の景色をのんびりと眺める。吉田着6:47。
6:52 吉田発柏崎行 E129系
越後線のローカル区間を行く列車なので2両編成。車内はガラガラで、ボックスシートに一人で座れる。越後線の吉田と柏崎の間は、2~3時間に1本しかないので、景色も田舎でのんびりとしたもの。柏崎に近づくと若干乗客は増えて、8:06柏崎着。
この先は信越本線の直江津方面に乗るが、発車までは50分近くあるので柏崎の駅前を散歩。日本全国どこでもそうであるが、柏崎駅前もさびれていて活気がないのであった。
8:57 柏崎発直江津行(犀潟まで) E129系
朝なのに2両しかつないでいない、にもかかわらず車内は空いていて、こちらもボックスシートに一人で座ることが出来た。日曜日だから空いているのだろう。海沿いの線路からは佐渡島が良く見えた。海も波は少なくて、釣りをしている人がたくさん。
9:41 犀潟発越後湯沢行(六日町まで)HK100型
犀潟からはほくほく線に乗る。普通列車だが、ゆめぞら車両が連結されていて、トンネルに入ると天井に映像が上映される。見るのは初めてではないので感動はしないものの、スマホで写真をとっている人はチラホラいた。ちなみにゆめぞら号の車内上映は日曜日だけのようである。
今日の第一目的地は飯山線の津南であるので、十日町で降りればよいのだが、飯山線の津南方面の列車はまだ当分ないので、このままほくほく線で六日町まで往復することとする。六日町を往復して十日町に戻ってきたのが、11:12。飯山線の津南方面の発車は11:52と40分もあるので、キハ110の飯山線の車内に入り、40分間ぼーっとして過ごした。
11:52 十日町発長野行 (津南まで)キハ110系
2両連結の車内はもう悲しいぐらいの空き具合。2両で10人ほどしか乗っていない。そして20分後津南に到着したころには、2両の車内はたったの2人になっていた。津南の先は新潟県と長野県の県境があるので、その先、長野市に向かって乗客は増えていくのであろう。
さて、津南駅には日帰り温泉施設「リバーサイド津南」が併設されているので、お風呂に入るつもりだったのだが、なーんと!営業は午後2時からなのであった。アテが外れてガッカリしたなあ。
しょうがないので待合室でボーっと過ごす。
12:46 津南発越後川口行(十日町まで)キハ110系
やってきたキハ110系はなんと1両編成だった。そして1両編成でも車内はガラガラであり、ボックスシートに一人で座ることが出来た。きょうはここまでの列車すべてにボックスシートに座れており、とても幸運である。
さて、このさきのことは何も決めていない。このまま帰ろうか、どうしようか。しかし津南でお風呂に入れなかったのでどうも不満である。お風呂に入りたい。ということは、この周辺でお風呂に入れる駅と言えば・・・・越後湯沢だ。越後湯沢に行こう。ということで十日町駅で下車。ほくほく線に乗ることにする。
しかしほくほく線の電車までは1時間あるので、十日町駅のほくほく線駅舎で駅そば(きつねそば・大盛420円)を食べた。ちょっと薄いそばつゆだったが、黒っぽいおそばはなかなかうまかった。
14:29 特別快速スノーラビット 越後湯沢行き HK100型
直江津から来る特別快速スノーラビットは途中停車駅がこの十日町のみという特別快速列車。評定速度は特別料金がいらない快速としては日本一速い。その走りっぷりは豪快に速く、110kmhで駆け抜ける。トンネル内はゴーッシャーッという音が新幹線みたいだ。2両編成はどちらも満員。上越新幹線乗り継ぎの一定の需要があるようだ。ほくほく線は赤字経営だけど一生懸命にがんばっているだけに、乗客はもっと増えてほしい。
越後湯沢駅 ぽんしゅ館酒風呂湯の沢
さて、越後湯沢駅構内の日帰り温泉である。入浴料は800円、フェイスタオル・バスタオル付き。お風呂は4~5人サイズ。洗い場は7ヵ所とコンパクトな大浴場。ここのウリは温泉に日本酒が入っていること。しかし濃度はあまり濃くないらしく日本酒の香りはほとんどしない。でも、こういうのは気分だもんね。
以前来た時は熱すぎて数分しか入れなかったが、今日は気持ち良い適温だった。少し火照るほど。お風呂上りは15分200円の高級マッサージ椅子。これも心地よし。
16:10 越後湯沢駅発長岡行 E129系
ポカポカの身体で、ホームに行くとちょうど長岡行きの電車がいた。まだ車内は乗客は少なくてまたもやボックスシートを確保。長岡までの1時間20分、ボックスシートであるのとそうでないのとでは雲泥の差があるものね。
上越線をあまり飛ばさずのんびりと走っていく。ダイヤに余裕があるんだろうか。今日は晴れているが、越後山脈の山々は雲をかぶっていて少し残念である。
17:40 長岡発新潟行 E129系
信越本線の長岡・新潟間は流動が多く、昼間であっても6両編成が走っている。この17:40の新潟行きも6両編成。だが、すでに入線していて乗客はたくさん入っている。一つくらいボックスシートが空いてるかなと探したが、なかった。しょうがなく2人用の横座りシートに座る。信越本線のこの区間は走りっぷりが心地よく、駅間はほぼ毎回100kmhまで上げる。やはり幹線だねえ。
さて、旅も終盤、このまま新潟まで行き白新線に乗り換えればもう豊栄に着くが、最後、ここでひと捻りしよう。新津で降りて、羽越本線の新発田経由で豊栄に帰るというもの。最後にまたディーゼルカーに乗りたくなったのである。羽越本線の新津・新発田間は電化されているのにもかかわらず、ディーゼルカーによる運転が多いのだ。
18:54 新津発新発田行 キハ40系
新津で降りて、新発田行きを待っていると、はたして、やってきたのはディーゼルカーであった。しかも大好きな古豪ディーゼルカーのキハ40系の3両編成。ディーゼルエンジンの真上のボックスシートに座り大満足。足元でディーゼルエンジンがアイドリングしており振動が足に伝わってくる。
発車すると、意外にも大きなエンジン音がホームに響く。ホームで近くにいた小さな子供が耳をふさいでいた。
やはりキハ40系はいいね。新発田までの25分間楽しかった。
19:31 新発田発吉田行 (豊栄まで)E129系
本日最後の電車。豊栄までの15分。運転は荒っぽかった。
今日は早朝から夜8時まで12本の列車に乗り、楽しかった。
これで2690円の運賃なわけだからコスパは抜群だ。
Posted at 2019/07/08 17:45:49 | |
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鉄道で癒し | 日記