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MMのむらのブログ一覧

2020年12月31日 イイね!

年末ドライブ 富山ライトレール乗車

年末ドライブ 富山ライトレール乗車12月30日、31日は
年末ドライブへ。

せっかくの6日休み、
どこかへ行かなくては。

毎年、この休みは関東へ行くことになっている。
が、しかし、今年は・・・。
悲しいことにコロナの影響がある。
だから関東はやめることにした。さみしいなぁ。

考えた行先は富山市。
目的は、富山ライトレールに乗ること。
宿泊するホテルは新潟県に戻って糸魚川。

ただ、問題もあり、30日夜から31日、1月1日は大寒波が来て大雪になる天気予報。果たしてどうなるか。ドライブ中に大雪になるのか?



早朝5:20 出発 12月30日

とりあえず早起きして、5時20分に出発した。それで、富山市へは最低でも10時くらいに着きたい。となると、富山市までは260kmあるので、全部下道だと到着が遅くなる。かといって全部高速では5630円もかかってしまう。ということで途中の柏崎まで下道、そこから富山まで高速ということにした。

国道8号線を進むこと100km、2時間25分かけて7:45に柏崎に到着。ここから高速に乗る。北陸自動車道はクルーズコントロールを90~95kmhに設定。交通量もとても少なくて(年末の交通量とはとても思えないね)空いているので、一定でどこまでも進んでいけた。

9:00 富山県に入る。この時点で新潟市から200km、やはり富山県は入るだけでとっても遠い。さらに富山市となるとあと50kmある。新潟県の隣県とはとても思えないほど遠い距離。

9:40 立山インターで降りる。富山インターの一つ手前で降りたのは高速料金を節約するため。ここからでも富山市中心部へは入っていきやすいのだ。さて、高速料金は柏崎→立山で3900円。下道を活用することで1730円得したことになった。

10:10 富山駅へ到着。天気は小雨。まだ雪ではない。



10:30 富山ライトレールに乗車

富山ライトレールは、2006年に開業した日本初の本格的LRT。富山駅と岩瀬浜の8kmを25分で結ぶ。ここはもともと国鉄(JR)の富山港線という路線だったが、それをライトレール(LRT)化したものだ。それが今年、富山市街の路面電車の線路とも直結して、とても便利な都市鉄道になった。それと同時に今年、路面電車や地方鉄道を経営する富山地方鉄道に吸収合併されたそうだ。

今まで興味はとてもあったものの、乗ったことがなかった。

富山駅近くの駐車場にクルマを停め、歩いて富山駅に。向かって左側が富山ライトレールの富山駅、というか停留所となっている。JR富山駅は高架駅で、その下の地平部分の一部が富山ライトレールと富山市街の路面電車の停留所となっている。
富山ライトレールは15分おきに走っているので時刻表いらずで乗れる。さっそく停留所へ行くと、ポートラムという車両が入ってきた。これがヨーロッパのトラムのようなかなりオシャレなデザインの先進的車両となっている。さっそく進行方向に向いたボックス席に乗り込む。乗車率は、シートが全部埋まったけど立客はいない程度。

10:30 発車。まずは道路の軌道をクルマとともに走る。信号も道路のもので走行するので、ここは路面電車の味わい。その後数分で専用軌道へ。専用軌道、というか、もと富山港線なわけだから、JRの路線に路面電車が乗り入れたわけで、とても楽しい。
専用軌道になるとスピードもグッと上がる。たぶん60kmhくらいかな。電車の加速もグイーンと頼もしい。車両が小さいのでとても速く感じる。

停留所はこまめにもうけられている。終点近くの競輪場前ではほとんどの乗客が降りた。おじさんばかりだったから競輪場へ行くのだね。競輪場前の次はもう終点の岩瀬浜。運賃210円を払って降りる。ここも終点ながら線路は1本しかなく、駅舎もない。ただの停留所といった感じ。

乗ってきたポートラムは7分後に発車していった。私はというと、次の電車で引き返すことに。駅前を散歩したりして待つこと10分で次の電車がやってきた。さっきのは白色だったが今度のはシルバー色。色が違うだけで同じ電車車両。

帰りも同じ経路で富山駅へ。乗客は思いのほか多く、富山駅間近では立客も出た。こんな昼間でも乗客は多いので、地元に根付いているんだな、と思った。乗ってきた電車は路面電車の市内線にそのまま直通し、富山地方鉄道の南富山駅行きになる。そこまで行くと時間がかかるので、とりあえず富山駅で下車した。



11:45 路面電車にも乗ってみる

今度は路面電車の方に乗ってみたくなった。違うホームに少し古めの1両の路面電車が入ってきた。「富山大学前行き」と表示されている。富山大学がどこか分からなかったが乗ってみよう。どんなところかな。

こちらは昔ながらの路面電車の乗り心地。モーター音も高らかにゆらゆらと揺れる。こちらは道路を走る路面電車のまま、10分少々で終点の富山大学前に到着。神通川の近くであった。電車はすぐに折り返した。私は富山駅まで乗った。この路線もまた乗客は昼間にしては多めだった。

富山市での鉄道体験、LRTにも路面電車にも乗れてなかなか楽しい時間を過ごせた。新潟市にもこんな便利なLRTがあれば良いのになぁ。

その後、富山駅で買い物。おみやげと富山駅の駅弁を購入。牛すき焼き弁当・850円。今夜の夜食としよう。



13:40 スーパーマーケット バロー

今夜のおやつや飲み物などを買うためスーパーへ行く。富山駅から近いスーパーをGoogleで探して出てきたのがバローというスーパー。面白い名前のスーパーだと思った。新潟県にはないけど、西日本に展開するスーパーだとか。



14:40 8番らーめん 滑川店

富山市内から国道8号線を進み、15kmほどで滑川市。そこで8番らーめんへ。8番らーめんは北陸に展開するラーメンチェーン店。かつては新潟市にもあって、子供のころに何回も食べに来たことがあった。しかし今はもう新潟県にはない。

なので私にとっては懐かしい8番らーめんなのである。北陸に来たら8番らーめんに来るのが私の定番となっている。

頼むのはやはり8番らーめん定番の味噌野菜らーめん。税抜590円なり。コクがあって濃いめの味噌スープにたくさんの野菜が入っている。これよ、これ、おいしいね。満足、満足。



富山ではなく糸魚川に泊まる理由

これで富山県内での楽しみはおしまい。あとは今夜の宿へ向かう。今夜は糸魚川のホテルルートインで泊まる。

なぜ新潟県の糸魚川で泊まるかというと、もともと今回のドライブ旅行は糸魚川が目的地だったからである。上越や糸魚川を観光して糸魚川で泊まるつもりだった。新潟県内で完結する予定だったのだ。それで糸魚川のホテルを予約したのだ。これが2週間前。

しかし急きょ予定を変更。富山市まで足を伸ばすことにしたのだ。なぜかというと、せっかくの長期休み(6日間)なのだから、糸魚川観光だけだとなんか物足りないなぁ、と思ったから。せめて県を超えて富山市くらいには行きたいと思い始めたのだ。富山へ行って富山ライトレールにでも乗ろうかと考えたのである。そうすればドライブの満足度が上がる。

だがホテルの予約はそのままにしていたので、糸魚川に宿泊することになったのである。

また、大雪が降る予報のことも考えた。大雪だと富山から新潟まで帰るのは大変だろう。糸魚川からなら大雪でもなんとか帰れる。

というわけで糸魚川が今夜の宿。ちなみに糸魚川市は富山市からは約80km、新潟市までは180kmの距離。富山市から新潟市へ帰る途中にあるイメージかな。



大雪の予報は

さて、大雪はどうなったであろうか。予報では30日の夕方から雨から雪に変わり、どんどん冷え込んで吹雪いてくるという。そして明日の31日は本格的に大雪になりそうだという。

実際、夕方に雨からだんだんと雪に変わり始めた。風も急に出て来て、瞬く間に暴風になった。滑川ではまだ雪は積もってなかったが、となりの魚津市になると急に積もりだし、国道8号線はあっという間に本格的な雪道になってきた。道路の流れも悪くなる。
黒部市、入善町、朝日町を過ぎて、新潟県へ入るとまた雪は少なくなり路面に雪はなくなった。しかし暴風で海岸線沿いの国道8号線まで海水が飛んでくるのでクルマが塩分で白くなってしまった。日も暮れて、交通量も少なくなりさみしい感じに。

そして富山市から80km走り、糸魚川市のホテルに着いたら、すっかり暗くなって17時ちょうどになった。



17:00 ホテルルートイン糸魚川

ホテルルートイン糸魚川は客室90室。ルートインとしては小さめ。そして建物が少し古め。宿泊料は本日は7250円なり。ルートインの標準的値段。ちょっと高めだが、大浴場もあるし朝食バイキングも無料、ルートインならではの充実したサービスもあるから、納得のお値段だ。

部屋は最上階710号室。電話予約するときに、なるべく上の階でと言っておいたら最上階になった。窓からの眺めは海などが見えるらしいが、もう景色は夜。楽しみは明日の朝にとっておこう。

しばらく読書。図書館から借りた本を5冊持ってきた。夜7時半頃にお風呂に入る。部屋にもバスはあるが、せっかくルートインの大浴場があるのだから入らない手はないだろう。
大浴場は1階。男女ともにある。浴槽は10人くらいがゆったりと入れる広さがあり、洗い場は5ヵ所ある。90室のホテルとしては贅沢すぎる大浴場だろう。清潔感だってバッチリ。お湯だって人工温泉だ。そして私が行ったときは誰もいなかった。広い大浴場を独り占め。気分良いなあ。

お風呂上り、午後8時半。8番らーめんを食べてから5時間半経ったから、そろそろ夜食を食べよう。富山駅の駅弁の「牛すきやき弁当」と、富山ブラックラーメンのカップ麺。ブラックラーメンはカップ麺なのにおいしいし、「牛すきやき弁当」のうまさといったら・・・・。

食後、読書してると眠気がきたので、寝た。

翌朝5時起床。すぐに朝風呂へ入るために大浴場へ。普段は朝風呂には入らないが、豪華で快適で人工温泉の大浴場に入りたくてね。もちろん一人占め。汗をたっぷりかくくらい長風呂した。やはり人工温泉だから温まりは良いのかもね。

そして6時45分からは、お待ちかね!!大好物のルートインの朝食バイキング。このご時勢だからバイキングはやってないと思いきや、ちゃんとやっていた。もちろん対策がある。なんと、おかずなどをお皿に盛るときにポリ手袋をはめる決まりになっているのである。なるほどね、そういう手があったか。これならバイキングでも安心だ。
そしてやはりバイキング朝食はおいしい。おかずはミニオムレツ・卵焼き・肉じゃが・長いもときのこの和え物・もちもちポテト・肉団子・焼き魚・ベーコン・ハム・サラダなどなど。そしてご飯と味噌汁。欲張ってたくさん取ってしまい、全部食べたらお腹がふくれてしまった。

そして外が明るくなった。やはり7階の部屋からの眺めが素晴らしい。街の向こうにオーシャンビュー!さすが冬の日本海、大荒れで波しぶきがすごい。
そして大雪・・・。しかし糸魚川はたいしたことない。凍ってはいるものの、数センチ積もっているだけ。何十センチも積もって大雪の中を苦労して帰ることを覚悟していただけに拍子抜けした。なんだ、ほぼ普通に帰れるじゃん。大雪にはならないようだ。もちろん山間部では大雪になったらしいけどもね。

チェックアウトは8:00



8:00~14:00 帰宅路

あとは新潟市へ帰るだけ・・・・といっても、まだ180kmもある。それも高速は使わずに下道で帰るつもり。おそらく5時間ちかくかかるはず。

柏崎までの90kmは国道8号、そこから新潟市までの90kmは国道116号、
新潟市の自宅に着いたのは14時であった。途中にスーパーなどに寄ったし、雪道も少しあったので、6時間もかかったのだった。

それにしても大雪には遭遇せずに良かったあ。



まとめ

走行距離・・・・・533km
ガソリン使用量・・・・・28.7リッター
平均燃費・・・・・18.6kml
ガソリン代・・・・・3501円
ホテル代・・・・・7250円
富山LRT乗車賃・・・・・840円(210円×4)
2020年12月20日 イイね!

クラッチを減らさない運転の仕方とは?

クラッチを減らさない運転の仕方とは?MTにつきもののクラッチ。
走らせれば必ず減っていくものだ。

しかし、走らせ方によって
減り方は異なってくる。

5万キロでクラッチがなくなった、
30万キロでもクラッチもっている。
などなど。


クラッチを減らさない
私の運転方法とは・・・。


ちなみに私は、BKアクセラに乗っていたとき、約20万キロ走行でクラッチ無交換であった。20万キロで下取り出してもクラッチはなんともなかった。BMアクセラでも約15万キロでなんともなかった。20万キロくらいはクラッチは余裕でもつものなのかもしれないが、一応少しは実績があるので、クラッチを減らさない運転方法としてここに紹介してみたい。



その1
発進時の半クラッチは時速7kmhまで


私の発進方法は、半クラッチでやんわりとアクセルを踏み、時速7kmになったら完全にクラッチをつないでしまう方法。アクセルはそこから本格的に踏み込んでいき、加速していく。

実際これをやってみて分かると思うが、(時速7kmのメーター画像を見てもわかる)時速7kmhというのはとてもゆっくりである。早足で歩く程度だ。ここでクラッチを完全につなぐと、エンジン回転は900回転ほど。しかし1速であれば900回転からでも充分に力強い加速をしていく。ノッキングもない。

一般的なMT乗りの人は、おそらく短くて時速10km、長い人だと時速20kmくらいまで半クラッチをすると思う。普通に発進すると自然とこうなる。しかしこれでは少し半クラッチしすぎだと思う。

クラッチが減る一番の要因は発進時であることは間違いない。それをいかに減らすか。私は可能な限り低い回転で、しかもアクセルはやんわりでパワーはほとんどかけずに半クラッチをする。アクセルを踏んでパワーをかけるのは、時速7kmでクラッチを完全につないでから、とするのである。

しかし、欠点もある。それは出だしの一歩で流れから少し遅れることだ。発進時から流れに乗るには時速10~20kmくらいまでパワーをかけて半クラッチをすることがどうしても必要になる。でもこれをするとクラッチが減る。
というわけで、私のMAZDA3は発進時は少し遅いけど、それは皆さん見逃してください。時速7kmでクラッチを完全につないでからはアクセルをグッと踏み込んで、皆さんの流れにはついていくようにしているよ。



その2 半クラッチは発進時のみ

半クラッチは発進時のみとする。シフトアップ時・シフトダウン時は半クラッチをしない。つまり滑らせない。これを可能にするには、エンジンの回転合わせを完璧にする必要がある。しかもこれはけっこうな技術がいる。

シフトアップ・シフトダウン時に半クラッチをしないで済む方法は以下



その3 シフトアップ時の半クラッチはしない

1速から2速、2速から3速、3速から4速、4速から5速、5速から6速とシフトアップすると思うが、そのつなぐときに半クラッチはしない。それにはクラッチをつなぐ瞬間にエンジン回転がちゃんと合ってないといけない。エンジン回転が合ってないとショックが出る。

幸い、MAZDA3は、エンジンの回転落ちがゆるやかなので、シフトアップ時は普通の速さでシフトチェンジすれば何も考えなくてもエンジン回転がぴったり合ってしまう。つまりクラッチを踏んでシフトチェンジをして、クラッチをつなぐとちょうど良い回転数になるのである。だからMAZDA3のシフトアップはラクちん。

というか、たいていのクルマはシフトアップ時は自然とエンジン回転も合うことが多い。まあシフトチェンジをゆっくりやる人はエンジン回転が落ちすぎてしまい、クラッチをつなぐときにショックが出たり、アクセルを少しあおる必要もあるかもしれない。またはスポーツエンジンで回転落ちが速いクルマもあり、やはりシフトアップでも技術のいる場合がある。



その4 シフトダウン時の半クラッチもしない

シフトダウン時、たとえば4速から3速、3速から2速へ落とす時なども、半クラッチはしない。ちゃんとアクセルをあおって、エンジン回転を合わせる。その時々の状況、つまりスピードやその時のギヤなどによってアクセルのあおる量とかも変わってくるし、なかなか難しいことは確か。

かといってアクセルをあおらずにシフトダウンすれば、クラッチをつないだ瞬間に「ドン」とショックが来るからエンジンや駆動系に悪い。
またアクセルをあおらずに、半クラッチをして(つまり滑らせながら)クラッチをつなぐとショックも軽減するが、このやり方だとクラッチは減る。だから良くない。この方法をしている人はけっこういる。

つまり、シフトダウン時に半クラッチをしないのは技術がいるのだが、そこはMT乗りの楽しみの一つであろうね。



その5 半クラッチ時はパワーをかけない

上記以外にもどうしても半クラッチをしないといけない場合もあるかもしれない。その場合は、半クラッチでクラッチを滑らせる場合、パワーはあまりかけないようにする。パワーをかけて半クラッチするとクラッチはとても減る。

私の場合、どうしても半クラッチでパワーをかけざるを得ない場合がある。それは駐車場などで雪にはまった時。はまった雪から出るにはどうしても半クラッチでパワーをかける必要がある。
たまに雪にはまってクラッチから焦げ臭いニオイが漂ってくることがあり、この時はクラッチが相当減っただろうなあ、と気分が重くなる。
あとは坂道発進も少し半クラッチでパワーをかける必要があるね。これは仕方がないね。



まとめ

というわけで・・・・この5つの方法を実践すれば、クラッチは余裕で20万キロもつということだ。

もっともスポーツクラッチなど、そうでないかもしれないし、クルマの種類やエンジンのパワーなどにもよるかもしれないが。アクセラなどアンダーパワーだったからクラッチが長持ちしたのかもしれない。

でも、少しでも参考になれば幸いであるね♪

Posted at 2020/12/20 09:21:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | MTよ永遠に! | 日記
2020年12月13日 イイね!

対決 MAZDA3 vs BMアクセラ

対決 MAZDA3 vs BMアクセラMAZDA3とBMアクセラを
比較してみたい。

どちらも1500エンジン搭載車で、
グレードは、
MAZDA3が15Sツーリング
アクセラが15S 
である。

どちらも6速MT車。

MAZDA3は2020年7月登録
アクセラは2014年2月登録

なお、BMアクセラは以下アクセラと表現する。



エクステリア・デザイン

MAZDA3の勝ち。

MAZDA3とアクセラを並べると、人目を引くのは間違いなくMAZDA3の方だ。

アクセラも、チーターなどの肉食系動物が獲物を狙って今にも飛びかかろうとする姿をイメージしてデザインされており、ボディに抑揚がついている。魂動デザインの典型的なカタチで、これはこれでかなりカッコいい。今見ても全然問題なく通用する。

しかしMAZDA3のカッコよさは異次元で、異例に低いボンネット、ロングホイールベースによるタイヤの踏ん張り感、ロングノーズショートデッキのまるでFR的なプロポーション、極太のCピラーとその周辺の極滑らかな造形・・・・。これらにより、MAZDA3は独特のオーラを放っている。
余談だが、このCクラス(日本ではインプレッサスポーツ・カローラスポーツ、輸入車ではゴルフ・ベンツAクラス・BMW1シリーズ・アウディA3スポーツバック・ボルボV40・プジョー308など)の中では、日本はもとより世界を見渡してもこのデザインの完成度にかなうクルマはない、と、そう書いてあるメディアも数多いし、私もそう思う。



インテリアのデザイン・質感

MAZDA3の勝ち。

じつはアクセラではインテリアが不満だった。質感はなかなか良いものの、平凡なデザインのインパネ・ダッシュボードがイマイチだなと思っていたのだ。メーター類もデジタル式タコメーターが小さくて見にくかった。
そこへくるとMAZDA3は、インパネ・ダッシュボードのデザインは素晴らしい。手の届くところにはソフトパッドを多用してステッチも入り、その質感はクラスを超えた高級車の世界だ。メーター類もタコメーターがアナログ式になりサイズも大きくなり見やすくなった。スピードメーターはフル液晶(アナログ意匠)である。インパネ・デザインの満足度は満点。



シートの座り心地

両車互角

MAZDA3のフロントシートはビシッと良い姿勢で座れて運転に集中できるシート。アクセラも同様だった。両車ともに長距離ドライブでも疲れないフロントシート。リアシートはゆったりと座れる大きなサイズで、後席乗員はゆったりとリラックスして座ることが出来る。



室内の居住性

両車互角

前席の広さは両者互角。アクセラも2700mmのロングホイールベースのおかげで完璧なドラポジが取れた。MAZDA3は2725mmの超ロングホイールベースで(このクラスではベンツAクラスの2730mmについで世界第2位)これまた完璧なドラポジが取れる。このクラスでは稀有。
後席の広さも両車互角。細かく見ていくと、MAZDA3の方が、ほんのちょっと足元が狭かったり、頭上空間もほんの少しだけ少ないが、大まかに見れば大差なし。



エンジンサウンド対決

アクセラの勝ち

エンジンは両者ともにSKYACTIV-G1500エンジン。アクセラのを改良してパワーアップされたのがMAZDA3のエンジンである。というわけで両者とも基本的に同じエンジンなのだからエンジンサウンドも同じ・・・ではないのである。

MAZDA3のエンジンサウンドはとても良い。専門家の評価も高い良いエンジンサウンドである。常用回転域のエンジンサウンドはなかなか気持ち良いし、高回転まで回せば「ビーン」という高周波のドキドキさせる良い音だ。マフラーも左右2本出しで低音も響く。
が、しかし、アクセラはもっと良い音だった。アクセルを踏み込み負荷をかけるごとに音色が変化。かなり深みのあるサウンドなのだよ。特にアクセル全開で1速・2速と加速していくときのエンジンサウンドたるや、もうゾクゾクするの一言。それに比べるとMAZDA3のはちょっと単調なサウンドに感じてしまうのだ。



エンジンパワー・加速力

両車互角

両車ともにSKYACTIV-G1500エンジンで、アクセラのパワーアップ改良版がMAZDA3のエンジンである。
アクセラのエンジンは、馬力111ps/6000rpm・トルク14.7kgm/3500rpm、MAZDA3は馬力111ps/6000rpm・トルク14.9kgm/3500rpmである。
MAZDA3の方がトルク0.2kgm上乗せされているが、車重がMAZDA3の方が80kgも重いので、結果としては同じような加速と言える。厳密に見ればアクセラの方が軽量だった分、軽快に加速したかなとは思う。



サスペンションの乗り心地

両車互角

MAZDA3とアクセラを比べると、多少MAZDA3の方が引き締まった足回りである。その分、乗員の快適性はアクセラの方が良い可能性もあるが、そんなに差はない。リアサス形式はアクセラがマルチリンク、MAZDA3がトーションビームということで後席の乗り心地はアクセラの方が良好であろう。



ハンドリング

MAZDA3の勝ち

私はハンドリングには鈍感なので、あまり詳しくは分からない。言えることは、MAZDA3の方が足回りが引き締まっているので、MAZDA3の方がハンドリングはダイレクトだと思う。そしてMAZDA3にはG-ベクタリングコントロールがついているので、ハンドリングが滑らかな気がする。



まとめ

MAZDA3が勝ち・・・・・3項目
エクステリア・デザイン
インテリアのデザイン・質感
ハンドリング

アクセラが勝ち・・・・・1項目
エンジンサウンド

両車互角・・・・・4項目
シートの座り心地
室内の居住性
エンジンパワー・加速力
サスペンションの乗り心地

というわけで、一番多かったのが両車互角だった。両車ともにおおざっぱに言えば同じようなクルマということである。
ただし、私が重要視するエンジンサウンドについてはアクセラの勝ちということで、あの気持ち良いアクセラのエンジンサウンドが懐かしく思えるこの頃である。

が、しかし、比較してみると、なんといっても特筆すべきは、MAZDA3の素晴らしすぎるエクステリア・デザインであろう。MAZDA3のデザインだけでも買った価値は充分すぎるほどある。デザインで買ったクルマなのだから。
Posted at 2020/12/13 09:18:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 愛車 MAZDA3 FASTBACK 6MT | 日記

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「しばらく、さようなら http://cvw.jp/b/348232/46659744/
何シテル?   01/05 16:23
仕事は製造工場で、たまに夜勤も。 背は178cm。かつてはやせていたが、 30代後半から、だんだんとおなかが出てきた。 小食で好き嫌いも多いので、困っ...
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