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2021年07月24日 イイね!

鳥海山と新庄のドライブ旅

鳥海山と新庄のドライブ旅今週はオリンピック関係の4連休

ということでどこかへ行かねば。

考えたのが山形県の新庄市。
鳥海山へも行こうか。
ホテルを予約していざ出発。

今回のドライブ旅のテーマ曲は
The Prodigyの2015年のアルバム
「ザ・デイ・イズ・マイ・エネミー」



8:15 出発

出発が遅いのは、山形県鶴岡市でお昼を食べるため。鶴岡市へは135kmあり、11時の食堂オープンへ合わせた出発なのだ。鶴岡市へは約3時間足らずで着くはず。

しかし、やはり4連休。国道7号線や、村上市からの国道345号線は、観光のクルマで流れが悪かった。特に笹川流れのあたりは海水浴の人々でごった返していた。天気は快晴だったし暑いから海水浴も気持ちよさそうだ。なので時間はかかるのはしょうがない。まあ所々にある高速を使えば多少早いけど、高速は好きではないので使わない。



11:15 食堂いせはら

鶴岡市の食堂いせはらに到着したのは、11:15だった。この食堂は鶴岡市へ来た時は必ず寄る食堂で、「酒かすラーメン」が私の好物。酒かすの甘い風味があり、コク深い味のおいしいラーメン。やっぱりうまいね。スープまで飲み干した。ライスが無料というのもサービス満点。

次の目的地は鳥海山ブルーライン。鶴岡市からは60kmほどの距離。



13:30 鳥海山ブルーライン

鳥海山は、山形県と秋田県にまたがる標高2236mの火山。日本海からそそり立っており、日本海から2236mの山頂まではわずか16kmしかない。堂々とした存在感は東北、いや日本の名山である。

その標高1150m付近までクルマで行くことが出来て、その道を「鳥海山ブルーライン」という。標高0mの海付近から登っていくので、なかなかの標高差のある山岳道路だ。最初はなだらかだった登りだが、だんだんときつくなり、ヘアピンカーブがずーっと続く。そして登り切ると、国民宿舎の太平山荘に到着。標高は1000m。ここの駐車場からは庄内平野と日本海を見下ろすことが出来る。さすが1000m、高度感はなかなかのもので、まるで飛行機から見下ろしているかのよう。いつまでも眺めていたい景色だ。

そこから4km、山形県から秋田県に入ったところにある鉾立は、大駐車場やビジターセンター、ドライブインなどがある鳥海山の登山基地。標高は1150mに達し、ブルーラインの最高所である。ここは大駐車場が何か所もあるのだが、鳥海山への登山者や私のような観光客のクルマでほぼ満車である。さすが4連休だね。

やはり標高1150mもあるだけあり、下界で30度だった気温もここでは25度。さらに風も吹いており、ガスも時々流れてくるので、ヒンヤリと涼しい。

残念だったのは、鉾立展望台から何も見えなかったこと。真っ白い雲の中でなんにも見えなかった。足がすくむほど大迫力の深さ300m以上もある断崖絶壁を見下ろすことができるはずなのだが・・・。

そんなこんなで1時間ほど滞在した。

さて、今夜の宿は山形県の内陸にある新庄市なのだが、ここからどうやって行こうか。今現在は午後2時。一番近いのは、庄内平野から最上川をさかのぼり新庄まで行くルート。これだと2時間ほどで新庄へ到達しそうだが、何回も通ったことがあるので、いまいち面白くない。

考えたのは、鳥海山をぐるーっと一周して、秋田県側から新庄市に入るというもの。このルートだと時間はかかるが、あまり通ったことのないルートを通っていくので新鮮味がある。



16:00 矢島(由利高原鉄道矢島駅)

というわけで、ブルーラインを秋田県側に下った。こちらもヘアピンカーブの連続の下り坂で、2速のエンジンブレーキでグイグイ下る。カーブも勾配もゆるやかになったところで右折。再び勾配を登ると、仁賀保高原に到着。

仁賀保高原は標高400mの平らな高原で、高さ100m以上もある風力発電用の大風車がずらーっと並んでおり、まことに壮観な景色だ。ブルーラインからも風車群を見下ろすことができる。

仁賀保高原から南由利原を経て、急坂を下りきると、由利本荘市の矢島町がある。ここに由利高原鉄道鳥海山麓線の矢島駅があるので行ってみた。まあ前も来たことはあるが。由利高原鉄道は本荘と矢島を結ぶ第三セクターのローカル鉄道。1両の気動車がトコトコ走る。

矢島町からは国道108号線で内陸へ向かう。山間部をのんびりと走る。同じような景色を40kmほど進むと、国道13号線とぶつかるので、右折。すると山形県境を超える。ここに私の好きな奥羽本線の駅がある。その名は「及位」。のぞき、と読む。小さな集落があるだけの何にもない駅だが、この駅名が素晴らしい。全国屈指の難読駅名なのだ。及位と書いて「のぞき」とは読めないものね。

なおも国道13号線を進むと、急に空が暗くなり、大粒の雨が降ってきた。勢いがすごく、まさに豪雨だったが、ほんの数分で止んでしまった。そしてまた道路は乾く。

山間部から平らな盆地に入ると、新庄市に達した。矢島から新庄までは80kmほどもあった。やはり鳥海山一周は距離があるね。鳥海山は大きい。



18:00 新庄駅ゆめりあ

とりあえず新庄駅の物産館である「ゆめりあ」へ。ここで駅弁(非公式ではあるが)を買おうと思ったが売り切れだった。まあ、もう午後6時だしね。昼前ならあったかもしれない。

新庄駅は、山形新幹線の終点の駅である。なので東京駅からは、山形新幹線の「新庄行き」があるわけである。東京駅で「新庄」の文字が見ることが出来る。これはけっこうすごいことである。なぜかというと・・・。

新庄は山形新幹線・奥羽本線・陸羽西線・陸羽東線の交わる、交通の要衝の街だ。だから人口がいくつあるのかと思い調べてみたら、3万8000人しかなかった!人口が4万足らずしかないとは、びっくり。思っていたより小さな街だぞ。
おそらく東京駅で見ることが出来る行先で、一番小さな都市なのではないか?大阪行き・博多行き・青森行き・新潟行き・金沢行き・などに交じって「新庄行き」とあるのは、なんか可愛い。

とはいえ、やはり山形新幹線の終点だけあり、新庄駅は大きくてキレイだ。



19:00 ホテルルートイン新庄

新庄のスーパー「ヨークベニマル新庄店」で夕食とおやつを購入、その後ホテルへ向かう。今夜の宿はホテルルートイン新庄。ルートインは定番のホテルで、とりあえず迷ったらルートインにしておけば間違いない。
さらにルートイン新庄は新庄駅の真ん前なので、電車をみることが出来るだろう。だから、ホテルの予約の電話の時に、「出来たら、最上階の駅側の部屋をお願いします」と言ったら、4連休にもかかわらず願いはかなえられた。

ルートインは新庄駅の裏口のすぐそばにあった。MAZDA3を駐車しようとすると、なにやら外が「ザワザワ」と騒がしい。どうやら駐車場の木々が小鳥たち(数百羽くらいいそうだ)の寝床になっているようだ。フン攻撃をさけるため、なるべく木のない端っこの方に停めた。

そしてチェックイン。宿泊代は7150円。けっこうなお値段だが、ここには大浴場代と朝食バイキング代が含まれているからそう高いわけではない。

部屋は最上階9階の904号室。さっそく部屋のカーテンを開けてみると、期待通り、目の前には新庄駅のホームが。電車も停まっている。少し残念なのは、山形新幹線が見えないことで、山形新幹線のホームはルートインから離れているのだ。ルートインから見えるのは奥羽本線の秋田方面と陸羽西線のホームであった。奥羽本線は701系で、陸羽西線はキハ110だ。窓を開けるとキハ110のエンジンのアイドリング音が聞こえてきた。

まずはお風呂。ルートインといえば、人工温泉の大浴場だろう。部屋のバスよりもゆったりとお風呂に入れる。ルートイン新庄の大浴場は、そんなに大きくはなく、洗い場は6ヵ所、お風呂は5~6人サイズだった。それでも先客は2人だったのでゆったりと汗が出るまで浸かることが出来た



お風呂を上がったら夕食を食べ(スーパーのオムライス・スパゲッティセット弁当)、ベッドで横になり本を読んでいたら眠くなった。心地よいマットレスのベッドで、朝まで快眠だった。

翌朝は7時起床。
さて、ルートインで最大のお楽しみ、バイキング朝食だ。やっぱりホテルのバイキング朝食はおいしいよねえ。ごはん・味噌汁・オムレツ・野菜の煮物・マカロニサラダ・卵焼き・味付け豆腐・ハム・ジャーマンポテトなどなど。うまいうまい♪

ただし食べ過ぎて、お腹がかなりいっぱいになってしまった。なので、ちょっと横になって休んでから出発。



10:00 最上公園

新庄の街の中心部には、むかしお城があった。その城址公園が最上公園だ。その中には神社があり、まわりを堀で囲まれている。堀の中にはいくつもの噴水があった。日差しがあり暑かったが、1時間ほど散歩。



11:00 最上川・芭蕉乗船の地

新庄市のすぐそばの最上川には、かの有名な松尾芭蕉が船に乗ったところがある。芭蕉乗船の地というが、そこはこじんまりとした観光地で、駐車場もない。誰もいない。

そこには芭蕉の銅像と、石碑があった。石碑には超有名な俳句である
「五月雨を あつめて早し 最上川」
が彫られていた。この有名な俳句はここで詠まれたのかな?

最上川の川岸に降りて、川の水をさわってみる。特に冷たくもなく、きれいでもない。まあ大河だからね。山形県のほとんどが最上川の流域だが、その割には、川の水は少ない。ほんとに大河の最上川なの?と思ってしまうほどだ。夏で少雨だからかな。



12:30 碁点温泉

さてと、新潟へ帰ろうかな。途中に温泉に寄ろう。

行った温泉は、碁点温泉。村山市の最上川沿いにある。碁点温泉では、ブルガリアの選手がキャンプをしていた。こんなところでオリンピックの選手がいるとは!碁点温泉には村山市の体育館がある。夜には選手が碁点温泉に入りに来るという。そのため夜間は一般客が利用できない。ブルガリアのキャンプ期間だけね。

選手が来ない昼間は一般客も温泉に入ることが出来る。クアハウス碁点という宿泊施設があり、その大浴場が利用できるのだ。入浴料金はなんと400円。安いね。

大浴場はカランがたくさんある。お風呂も大きい。かなりゆったりと入れる。露天風呂は3段になっていて、それぞれに数人づつ入れる。

素晴らしいのは内湯・露天風呂ともに、その眺望。最上川がすぐそばを流れているのだ。さらに最上川との間には壁などがないため、お風呂に入りながらにして最上川を眺めることが出来るのだ。こんなに眺望の良い温泉はなかなかないぞ。

泉質も良い。薄茶色のお湯で、なめてみると、しょっぱい。さらに露天風呂は源泉かけ流しだ。塩分が濃い泉質なので、温まりは良かった。汗をたっぷりとかいて気持ち良し。真夏の暑い最中の温泉も良いもんですな。

お風呂上り、冷房の効いたロビーのソファでアイスを食べる。これまた至福のひととき。のんびりとソファでしばらくくつろいだ。


さて、時間は午後3時。新潟まではあと170km。のんびりと帰ろう。
寒河江市や朝日町、長井市などを経由して新潟へ。

19:30帰宅。

20:00からはオリンピックの開会式をテレビで見たのであった。



まとめ

走行距離・・・・・566km
使用ガソリン量・・・・・30.9リッター
平均燃費・・・・・18.3kml
(エアコン使用)
ガソリン代・・・・・4570円
ホテル代・・・・・7150円

プロフィール

「しばらく、さようなら http://cvw.jp/b/348232/46659744/
何シテル?   01/05 16:23
仕事は製造工場で、たまに夜勤も。 背は178cm。かつてはやせていたが、 30代後半から、だんだんとおなかが出てきた。 小食で好き嫌いも多いので、困っ...
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