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いやあ、これはすごい。

MAZDA3 ファストバック。

もう一目惚れ。

こんなカッコいいクルマが
ほかにあるだろうか？？？

私はもうハンコを押したくて
しょうがない・・・・・。



先日、Myアクセラの点検整備・オイル交換でマツダへ行ってきた。そしてその時、マツダディーラーには赤のMAZDA3・ファストバックが置いてあったわけであるが・・・

（セダンは置いてなかったので、以下ファストバックの前提でMAZDA3の話を進める）・・・・・

そのカッコよさに、私は釘づけになったのであった。
確かに、今まで写真では当然見ていた。写真でのMAZDA3の印象は、フロントマスクや長いボンネットが超カッコよいけれど、ボディ後半がなんかヌメッとしてなんだかイマイチだなあ、というあまり良くない印象だった。

しかし、ディーラーで実車を見てみると、そんなネガティブな印象は吹っ飛んでしまった。これは間違いなくカッコいい。写真でもカッコいいと感じたフロントマスクと長いボンネットは、実車でもかなりカッコいいが、写真ではヌメッとした印象にしか見えなかったボディ後半部分がこれが実車で見てみると、猛烈にカッコいいのだ！！

特に、斜め後ろから眺めた姿には神を感じる。

そして、特別色のソウルレッドのMAZDA3は、カッコいいという表現を超えて、妖艶という表現がピッタリだ。こんな妖艶なデザインのクルマは世界を見渡しても稀有であり、このクラス、つまりCセグメントでは間違いなく世界一デザインの優れたクルマである。

このデザイン、このクラスの日本車（というか全部の日本車）には魅惑的という点で敵はいないし、ベンツAクラスやBMW1、VWゴルフ、プジョーなど持ってきても、勝負できるどころか、勝っている、と思う。


ということで、MAZDA3のこのデザインだけで、わたしは猛烈に欲しくなってしまった。それも買うならソウルレッドで。もう考えただけで、ドキドキしてしまう。


・・・・・
しかし、冷静に見てみると、この素晴らしいエクステリアデザインには犠牲もある。実用性が少し犠牲になっている。特に後席。大人二人がゆったり座れるスペースはあるが、足元空間はBMアクセラ並み、もしくはちょっとだけ狭い。ライバルよりもちょっと狭い足元空間。頭上も178cmの私の場合、天井につくことはないが、手のひらが入る程度だ。そしてCピラーが横にかなり寝ているので、頭の横にかなり圧迫感を感じる。そして視界。子供が座るとサイドガラスからはほとんど外が見えないだろう。大人の場合は意外と問題なく外は見えるものの、頭上横の圧迫感は感じることだろう。ラゲッジルームも長さはあるが、高さはライバルに負けるのではないだろうか。

また、運転すると、極太のCピラーによって、左斜め後方の視界がとても見にくいことは想像に難くない。BMアクセラスポーツも左斜め後方が見づらいが、MAZDA3ファストバックはその上を行くだろう。

とはいうものの、この妖艶なエクステリアデザインを見ていると、そんな実用性なんかどうでもよくなってくる。このデザインを前に、実用性がどうのこうのなんて言うのは、失礼であろう。


このMAZDA3は、インテリア（ダッシュボードとインパネ）もすごい。
高級車顔負けのインテリアデザインと、質感をもっている。

ダッシュボード全面ソフトパッドが張られているほか、ダッシュボード前面のステッチが入っている本革風のところは触るとフニフニする。BMアクセラも、ダッシュボードは基本ソフトパッドであったが、一部に硬質プラスチックが使われていた。だから質感はBMアクセラの一段上、いや二段上を行くね。

もともとトヨタを始め、日本車の得意分野だったインテリアの質感も、マツダもようやく追いついてきた、もしくはいつの間にか抜かしてしまったかもしれない。とにかくMAZDA3のインテリアはかつてのマツダ車では考え付かなかったような質感を手に入れた。


＠＠＠＠＠
というわけで、MAZDA3が猛烈に欲しくなってしまった。

よく考えてみると・・・・・
5年半前、BMアクセラがデビューした時も同じような気持ちになり、実際にハンコを押してしまったのだが、今回は、その時以上に、猛烈に欲しい気持ちになっている。

しかし冷静になると、そうカンタンにハンコをつくわけにはいかない。5年半前のBMアクセラデビュー時は、その時の愛車BKアクセラの走行距離が19万キロにもなり、そろそろ次のクルマを買わないといけないなあ、と思っていたから、カンタンにハンコを押したのである。しかし、今現在、その時買ったBMアクセラの走行距離はというと、まだ12万8000kmである。

現代のクルマは13万キロ走ってもどこも悪くはならないのである。Myアクセラは、エンジンも元気そのものだし、MTのシフトフィールも良いし、燃費（通勤18kml、ドライブ23kml）もまったく落ちていないし、足回りもそれほど疲労していない。ボディの塗装もまだピカピカだし、インテリアも新車時とそう変わっていない。シートの疲れもなく座り心地も良いままだ。だからBMアクセラはまだ手放すにはもったいなさすぎる。

だから、猛烈に欲しいからといって、BMアクセラを手放して、MAZDA3を買うわけにはどうしてもいかないのである。猛烈に欲しい・・・・でも買うわけにはいかない。私は今とんでもない苦悩の中にいるのだ。

慰めとしては・・・・
まだスカイアクティブXが出ていないこと。マツダのすごい情熱が込められた、世界初のつまったマツダ渾身の新型エンジン、スカイアクティブXがMAZDA3に搭載されるのは、今年の秋。どうせMAZDA3を買うのであれば、このエンジンにしたいな、という思いはある。しかし余裕の300万円オーバー。今から、コツコツと貯金して、数年後に買いたいな♪♪♪