
お盆休みのドライブは・・・・
鳥取へ行ってきた。
往復1400kmを超えるロングドライブ。
おそらくこのくらいが
一泊ドライブの限界であろう。
では、さっそくいきましょう。
超長いブログとなっているヨ。
新潟→鳥取までの道のり
8月14日、深夜0時30分出発。
北陸自動車道をひたすら100kmhでどんどん進んでいく。
90kmhで走れば燃費が上がるが、時間がかかる。
110kmhで走れば早く着くが、燃費が悪い。
だから100kmhがちょうど良い。
深夜3時、富山県突入。
早朝4時、石川県突入。
早朝5時、福井県突入。
思ったより時間がかかっているが、
ちょいちょい休憩しているからである。
あまり一気に行くと疲れるからね。
女形谷パーキングでは1時間少々仮眠。
意識が飛びそうになったら、パーキングへ行かないといけない。
早朝7時、敦賀ジャンクション。
新潟西インターから427km。
実は、敦賀インターで降りるつもりでいたのだが、
この7月に新しい高速道路が開通していたのである。
舞鶴若狭自動車道、小浜IC~敦賀ジャンクション間。
これはナビにも手持ちの道路地図にもなかった情報。
北陸道を走っていて、分かった情報であり、うれしかった。
もともとこの区間が下道を利用しようと思っていたからである。
この区間が開通したことにより、高速を降りずして、
京都府の福知山まで一気に行ける事が分かった。
つまり新潟から福知山まで高速で一気に行けるということ。
というわけで、まだ出来たばかりの舞鶴若狭自動車道を走る。
片側1車線の対面交通で、多少の緊張感を伴う。
午前8時45分、福知山インター到着。
新潟西インターから536kmなり。
北陸道新潟西インターからの料金は、7700円であった。
これは深夜割引の料金。正規料金は、1万1000円である。いやあ高い!!
さて、福知山から目的地の鳥取までは国道9号線一本で行ける。
実に分かりやすい。
新潟から鳥取へは、新潟から福知山まで高速で行き、
福知山から鳥取へは国道9号で行けばいいだけ。
なんともカンタンだね。まあ距離は遠いけどね。
福知山から鳥取までは何キロあるのか。
国道9号を走っていると、看板があった。
鳥取までは・・・なんと125kmと。けっこう遠いなあ。
まあ、お昼までには到着するだろう。
途中、兵庫県の道の駅「ハチ北」で早い昼食。きつねそばを。
その後も国道9号線をどんどん進み、鳥取駅に到着したのは12時半だった。
新潟市からの距離、実に670km。
休憩込みで、11時間もかかったのであった。いやあ遠かった!!
鳥取砂丘はさすがだね
鳥取駅では、記念に鳥取駅の入場券を買い、駅弁も購入した。
鳥取名物の新鮮なカニを使った「かにめし」1080円であった。
(鳥取砂丘の駐車場で食す)
鳥取駅からクルマで10分ほどで鳥取砂丘に到着。
お盆休みだからか、大混雑。
砂丘入り口の駐車場はどこも満車である。
しょうがないので、ちょっと離れた砂丘展望台の駐車場にクルマを停め、
そこから有料のリフトで、砂丘入り口へ。
初めて見る鳥取砂丘は、思ったよりも雄大。
単なる砂山だと思ったら大間違いだ。
ちょっと離れたところに砂丘の頂上が見える。標高50mの砂の山である。
ここにみんなが登っているので、私も登ることにした。
しかし足場が砂場なだけに、登るのも一苦労。
靴の中に砂は入るわ、汗が出てくるわ・・・・
頂上に着くと、眼下に日本海が広がり、砂丘の連なりも良く見えて、
大満足であった。さすがの鳥取砂丘。
鳥取市内の温泉さがし
さて、次は温泉である。
鳥取砂丘の近くに、鳥取砂丘温泉というのがあるので、
行ってみると、なんと休業日であった。お盆休み?
しょうがないので鳥取市内に戻り、温泉さがし。
事前の情報で、鳥取の市街地に温泉があることがわかっていた。
まずガソリンがなかったので、ガソリンスタンドへ。
新潟から無給油で鳥取まで来れたのだよ♪
スタンドの店員さんに、この辺に温泉ありませんか?
と聞くと、いくつかあるという。
その中で一番大きなところを聞いたら「木島温泉」がいいとのことで、
スタンドから1分のところにある木島温泉へ。
木島温泉は、きれいな銭湯のようなたたずまい。
中に入ると、番頭さんのおばあさんがいて、入湯料400円を支払う。
浴室の雰囲気は、もう銭湯そのもの。
押すときだけ出るお湯と水の蛇口があり、シャワーもある。
5~6人サイズの大浴槽と、ジャグジー風呂、サウナに水風呂という構成。
で、このお湯が温泉を使用している。
つまり温泉銭湯ということだね。
お湯は無色透明だが、少し塩味がする。
全身がさっぱりとし、さわやかな気分で木島温泉を後にした。
城崎温泉 御の湯
次は、城崎温泉へ行く。城崎温泉は兵庫県。
鳥取市から城崎温泉までは、80kmほどであった。
途中に通った、山陰本線の餘部鉄橋が感動した。
今はコンクリート造りだが、初代の餘部鉄橋も一部が残されていて、
その高さにびっくりした。高さは40mとのことで、
これを明治時代に造り上げたのである。すごいね。
城崎温泉は、午後7時過ぎに到着。
城崎温泉ロープウエーの駐車場にクルマを停め、徒歩10分で
城崎温泉の外湯のひとつである御の湯に到着。
その外観は、豪華な和風の宮殿のような感じ。
フロントで800円を払い、いざ浴室へ。
脱衣所・浴室は大混雑である。
浴衣姿の客が目立つ。旅館で夕食を食べた後、ここに来たのであろう。
浴室は、温泉の外湯ということを考えるとかなりの広さだ。
外にはサウナまである。日帰り温泉施設となんら変わりない。
内湯は大きな岩風呂で、温度は熱め。
露天風呂も岩風呂。
露天風呂のわきには、滝があり、迫力がある。
お湯は無色透明だが、味見すると、しょっぱみがある。
まろやかないいお湯だ。
お風呂上りには休むところは少ない。ま、外湯だからね。
今夜の宿は豊岡市内
今日の温泉めぐりも終了。
予約していた今夜の宿へ行こう。時間はもう午後8時半。
豊岡市のビジネスホテル「豊岡パークホテル」である。
一泊5400円。
部屋は5400円にしてはけっこう広く、快適な部屋である。
コンビニで買った弁当を食べたら眠くなり、翌朝まで快眠。
やっぱり車中泊よりも断然快適である。(当たり前か)
朝は6時半に起床。
軽く朝食を食べて、7時出発。
天橋立へ 日本三景の絶景
次なる目的地は天橋立。
日本三景の一つで、以前一回来たことがある。
前回は、天橋立の松の並木道を歩いたのだが、
今回は、上から眺めてみよう。
豊岡から約50kmで天橋立に到着。
上から眺められる展望地の一つである「笠松公園」へ。
駐車場へクルマを停め、ケーブルカーへ。
ケーブルカーは15分ごとに運転されていて、約4分で笠松公園に到着する。
笠松公園からの天橋立は、まさに絶景。
視界いっぱいに、天橋立の松並木が広がっている。
そして笠松公園は、股のぞきの発祥の地。
股のぞき、みんなやっているから、私もやってみる。
天橋立がまるで天空に浮いているように見えるらしい。
ちょっと良く分からなかったが、不思議な風景ではある。
下に降りるときは、今度はケーブルカーを使わずに、
リフトで降りてみることにした。一人乗りのリフトだ。
約100mの高さからリフトで降りていくのはなかなかにスリルがあって楽しい。
舞鶴市 たかお温泉 光の湯
さて、温泉である。
舞鶴市の郊外にある「たかお温泉光の湯」。
天橋立から舞鶴までは40kmほどだった。
午前10時半到着。
建物はとてもきれいでまだ出来たばかりの温泉のようである。
入湯料720円を払い、浴室へ。
大浴場はとても広い。
洗い場の数も30近くあるし、内湯も露天も大きい。
しかもそんなに混んでいなかったのでゆったりできた。
内湯のお湯は、温泉ではなく、地下水である。
温泉の噴出量はそんなに多くないと思われる。
なので、温泉使用の露天風呂へ。
お湯は、うすーい色がついており、湯花の浮遊も少しある。
肌触りはなかなかよく、スルンスルンする。
味見してみると、けっこうしょっぱい。
温泉としてみると、なかなかいい。
お風呂上りは電動マッサージ椅子。
高級機種が5台も並んでいる。
混み合うこともなく、ゆったり利用できるだろう。
おなかが空いたので、ここで早めのお昼を。
レストランもまた広くて、まだ空いている。
座敷の一番端に行き、みそラーメンを。
味は、ごく普通のみそラーメンであった。
三方温泉 きらら
鳥取、兵庫、京都の温泉と来たので、
次は福井の温泉に入ろう。
ということで、若狭湾沿いにある
若狭町の日帰り温泉「三方温泉きらら」へ行こう。
舞鶴からは、約75kmほどある。
途中眠くなり、道の駅シーサイド高浜で仮眠。
起きたら1時45分だった。
高浜といえば高浜原発が有名だ。
その他にも、若狭湾には、
大飯原発、美浜原発、敦賀原発と原発だらけ。原発銀座と言われている。
だから若狭湾は、鉄塔だらけだ。
3時半、三方温泉きららに到着。
ここはちょっと豪華な感じもある和風の日帰り温泉施設。
入湯料は、650円。まあ標準的。
大浴場は、内湯と露天がある。
内湯も露天も、源泉風呂と大風呂がある。
2つの違いは、源泉そのままか、加水しているかの違い。
入り比べてみると、やはり源泉風呂の方が色も付いているし、
味見するとけっこうしょっぱいから、源泉風呂の方が温泉っぽいだろう。
露天風呂では、源泉風呂の浴槽が黒っぽく変色している。
温まりはとてもよく、汗がたくさん出た。
夏の温泉もなかなかに気持ちいいものだね。
お風呂上りは、電動マッサージ椅子と、足の裏マッサージ機明日香2。
今回のドライブでは、最後の温泉となった。
帰り道はひらすら高速ドライブ♪
さて、あとは新潟へ帰るだけ。
若狭町から新潟市へは440km程度だ。
しかし、私は高速代をケチろうと、なるべく下道で帰ることにした。
敦賀を超え、国道8号線をマイペースで進む。
だが、流れがあまり良くなく、時間がかかる。
約1時間走り、福井市の手前、鯖江市まで来たところでギブアップ。
高速へ乗った。時間は5時45分。
北陸道鯖江インターから新潟西インターまでは387km。
時速100kmhで走り続ければ、約4時間で帰宅できるはずである。
途中トイレ休憩一回のみで、あとは100kmhで走り続けた結果、
その通り、約4時間少々で新潟市へ到着したのだった。
帰宅 夜10時。
温泉まとめ
鳥取市 木島温泉・・・・・日帰り温泉めぐり226施設め
城崎温泉 御の湯・・・・・日帰り温泉めぐり227施設め
舞鶴市 たかお温泉光の湯・・・・・日帰り温泉めぐり228施設め
若狭町 三方温泉きらら・・・・・日帰り温泉めぐり229施設め
ドライブまとめ
8月14日 深夜0時半出発 8月15日 夜10時帰宅 約45時間半
走行距離・・・・・1423km (ドライブ新記録)
高速利用922km、下道利用501km 割合 高速65対下道35
平均燃費・・・・・18.5kml (エアコンは約5割使用 つまり夜間は使用せず)
使用ガソリン量・・・・・76.9リッター (給油は一回のみ 鳥取市内にて)
ガソリン代・・・・・1万2600円 (164円で計算)
高速料金・・・・・1万5990円
(新潟西→福知山7700円 深夜割引 鯖江→新潟西8290円 割引なし)
ホテル代・・・・・5400円
温泉代(4ヶ所)・・・・・2570円
ドライブ総費用・・・・・3万6600円なり
(食費、観光地代、おみやげ代などのぞく→含めれば5万円ほどか)