私がアイドリングストップをやめた理由は？

今のマツダ車にはもれなく
i-stop（アイドリングストップ機能）が
ついている。

マツダが2009年に大々的に売り出して、
世の中にアイドリングストップが一気に普及した。

私も、前車BMアクセラでは
i-stopを使ってきた。

しかし・・・・

MAZDA3になってから、i-stop、つまり、
アイドリングストップを
使うのをやめた。

ということは、エンジンをかけるたびに、
i-stop OFFスイッチを押しているわけだ。

習慣になったとはいえ、
エンジンをかけるたびにスイッチを押すのは
けっこうな手間ではある。

そこまでして、i-stopをやめたのはなぜか。



理由　その１
トヨタがやめる方向で動いているので影響を受けた

アクセラに乗っていた時は普通にi-stopを使っていた。そういうもんだと思っていた。しかし、MAZDA3の納車前の時期に、トヨタがアイドリングストップをやめる方向なことをネットで知った。ヤリスやカローラなどのガソリンモデルにアイドリングストップがついてないのである。そうなの？トヨタはやめるの？

私はマツダファンなので、トヨタがどうであろうと、気にする必要はないのだが、実は、以前からi-stopに対する疑問を多少は持っていたのである。だからトヨタがやめたことにショックというか、納得というか、複雑な気持ちになったのである。



理由　その２
無駄なアイドリングストップが多い

無駄なアイドリングストップとは、短い信号待ちや一時停止など、数限りないほどいろいろある。信号が青になった瞬間にアイドリングストップしちゃうことも数知れず。これらは燃料の節約にならない、逆に悪化するかもしれない、無駄なアイドリングストップだ。



理由　その３
危険なアイドリングストップもある

右折待ちや、とっさの時いざ発進しようとする時などにアイドリングストップすることがたまにあり、危険な場合もある。数秒発進が遅れるのである。それらを防止するために、クラッチを踏んでないといけないのが面倒。



理由　その３
アイドリングストップ時の振動

エンジンが停止するときのストンという感じ、エンジンがかかるときの「フルルン」（ブルンとはまではいかない）という振動がアイドリングストップの度にある。慣れればいいが、割と気になることもある。


理由　その４
高価なバッテリーを長持ちさせるため

アイドリングストップ車のバッテリーは、高性能で高価である。さらにアイドリングストップさせていると、寿命も短い。高性能で高価なバッテリーは最初っからついてるから仕方ないとして、この高性能で高価なバッテリーをアイドリングストップさせないと、高性能なのだから、かなり性能に余裕が出て、寿命も延びるんでないか、という期待。



理由　その５
エンジンを長持ちさせるため

ある資料によると、廃車までにエンジンをかける回数は、アイドリングストップなしだと5万回くらい、ありだと50万回以上なのだそうだ。アイドリングストップのためにエンジンをかける回数は10倍以上になるのだね。

エンジンを5万回かけるのと、50万回かけるのでは、あきらかにエンジンの負担が多大なことは分かる。

とはいえ、BMアクセラを15万キロ乗っても、エンジンは快調のままだった。ということはそれくらいの距離なら問題ないのかもしれないが。



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というわけで、今はエンジンをかける度に、i-stop OFFスイッチを押している。i-stopをやめている。そうすると無駄なアイドリングストップもせず、危険なアイドリングストップもせず、余計な振動もせず、バッテリーやエンジンが長持ちになる、と良いことづくめ。

一番良いことは、右折待ちや短い信号待ち、一時停止などでエンジンが停止する心配がないことだ。よってクラッチも踏んでなくてよい。これは頻繁なので、とっても大きい。エンジンがかかり続けているがゆえに、いざという時も普段も安心なのである。エンジンが停止する心配がないということ、これだけでもi-stop OFFする価値はある。


＠＠＠＠＠計算してみる

アイドリングした場合としない場合の燃費の差からガソリン代の差を計算してみる。アイドリングストップの差は、街中で10％、郊外で5％、高速で0％だという。さらに夏はエアコンをつけるからさらに悪化。平均して3％の燃費向上効果があるということの仮定で計算してみる。


走行距離・・・・・20万キロ
ガソリン・・・・・120円

i-stopなし燃費・・・・・17kml(実際のMAZDA3の燃費)
i-stopあり燃費・・・・・17.51kml（3％上乗せ）

i-stopなしガソリン使用量・・・1万1765リッター
i-stopありガソリン使用量・・・1万1422リッター
差は、343リッター！

i-stopなしガソリン代・・・・・141万2000円
i-stopありガソリン代・・・・・137万1000円

その差は、4万1000円！！


このくらいなら、私はi-stopをOFFにするね。

マツダ車ユーザーの皆さんはいかがでありましょうか？



００００補記００００

i-stop OFFスイッチの隣は、DSC・TSC OFFスイッチだね。これは冬以外は使うことはないが、冬は使うときがある。雪にハマった時などは、あえてホイールスピンさせて雪をかき出した方が良い場合もある。
しかし、その隣のP OFFスイッチってなんだろうか？