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MMのむらのブログ一覧

2021年08月08日 イイね!

さよならMaxとき! 乗車記

さよならMaxとき! 乗車記日本で唯一の2階建て新幹線
それが Max。
今は上越新幹線だけに走っている。

初代のE1系と合わせると
1994年から走っている。
だから、今年で27年目。

今はE4系Maxのみ走っているが、
こちらも1997年から走っているから
20年以上である。

E1系Maxはとっくに引退したが、
E4系Maxももうすぐ引退する。
具体的には2021年10月1日である。

なので、私は、Maxにさよならするために
昨日、8月7日に乗ってきた。
さよなら乗車である。

だって今まで何十回もMaxときに乗ってきているから、思い出深いのだ。

行先は越後湯沢。関東地方はコロナ禍が大変だから行かない。だから新潟県内で一番遠い駅である越後湯沢へ行こう。といっても越後湯沢までは134kmあり、50分かかるから、乗りごたえは十分。



10:18 Maxとき 316号東京行き

東京オリンピック女子マラソンを見てから出発。JR信越本線亀田駅前駐車場にクルマを置き、電車で新潟駅へ。乗車券は亀田で買ってあり、それが「えちごツーデーパス」。新潟県全域のJRと第3セクターの普通列車が乗り放題で、2740円と破格のお値段。あとは新幹線特急券を購入。新潟から越後湯沢までの往復自由席特急券で、5280円。高いなあ・・・。

さっそくホームへ。

Maxとき316号は8両編成。自由席は、8両のうちの半分の4両あるから座れないことはまずない。並べば窓際にも余裕で座れる。私はもちろん階段を登って2階席へ。車内は座席の窓側が全部ふさがっている程度で、ガラガラとまではいかないが、空いている。ちなみに1階席の方はもっと空いている。もちろんこんなに空いているのはコロナ禍のせいである。それでも東京に向かう人が多少はいるんだな、とも思う。

私は進行方向右側の窓側に座った。

Maxときは、2階の自由席は、3+3シート、つまり横6列シートだから一人当たりの横幅が狭い。リクライニングもしない。しかし空いているし隣も空席だから全然問題ない。指定席なら2階席でも3+2シートの横5列シート(リクライニングあり)になるから、快適さは指定席の方が上。1階席は、眺望が何もない分、全車3+2シートの快適仕様。

10:18発車。
やっぱり2階席は眺望が最高だ。窓も大きいので、もう景色が思いのまま。これだけ景色がいいのはMaxならでは。思う存分、景色を楽しむことが出来て、おもわずニヤニヤしてしまう。Maxときは、2階建てで車体が重くて重心も高いので、最高速は240kmに抑えられている。それでもさすがは新幹線、240kmでも十分に速い。速すぎる。並行して走る高速道路のクルマたちをビュンビュンと抜き去っていくのは爽快で気持ち良し。

途中の長岡を過ぎると、ほとんどトンネルになり、景色は見えなくなる。そして新潟駅から50分、11:06、新潟県最後の駅、越後湯沢に到着。下車したあとは、Maxが発車するのを見送った。



夕方までの過ごし方

さてさて、すぐに新潟へ帰るのももったいない。せっかく越後湯沢まで来たんだから、鉄道旅を楽しもう。とりあえず、帰りの新幹線を調べる。帰りももちろんMaxときに乗る。18:00のMaxとき新潟行きがあるのでそれに乗ろう。今は11時すぎだから、約7時間ある。ほくほく線や飯山線などに乗って来よう。

11:48 越後湯沢発 ほくほく線経由直江津行き

在来線ホームの0番線に行くと、ほくほく線の車両が停まっていたので乗車。HK100型の2両編成。車内は転換クロスシートだからほくほく線の中で良い方の車両。六日町からほくほく線に入るとスピードを一気に上げて110kmhで疾走。地方のローカル線とは思えないほど高性能な電車HK100型はさすがに速くて、気持ちいい。長いトンネルを抜けると十日町に到着。

12:33 十日町発 飯山線越後川口行き

飯山線を越後川口まで楽しむ。こちらは気動車のキハ110型で1両編成。それでも乗客はまばら。飯山線の走りはローカル線そのもので、ゆったりと走る。山間の景色で気分ものんびりしたものに。やはりローカル線はいいよねえ。キハ110のディーゼルエンジン音も好き。

13:10 越後川口発 飯山線戸狩野沢温泉行き

越後川口から折り返し、長野県の駅・戸狩野沢温泉行となる。私はもちろん乗ったまま。同じ経路で十日町まで戻ってきたので下車。

13:59 十日町発 ほくほく線直江津行き

降りたことのない「ほくほく線」の途中駅に行ってみよう、ということで、直江津行きに乗り込む。さっきと同じくHK100型の2両編成。こちらはセミクロスシート仕様。連続するトンネル内を新幹線か、と思ってしまうほどの疾走。いやはや、ほくほく線はやっぱり速い。
私の目の前には、盲導犬がいる。おじさんと一緒だ。車内でおとなしくしてるのはさすが盲導犬だね。ちなみに盲導犬を見たのは初めてかもしれない。
私が降りたのは、うらがわら駅。なんとなく降りてみた。今は上越市だが、昔でいう浦川原村の中心部に近い駅だ。しかし、ほくほく線の快速はこの駅には停まらないから人口は多くない模様。

14:45 うらがわら発 ほくほく線越後湯沢行き

そろそろ湯沢に戻ろうかな。やってきたのはHK100型の1両編成。悲しいかな、1両でも車内はガラガラ。数人しか乗っていない。十日町で多少増えたけど。それでもほくほく線内を疾走し、15:40越後湯沢到着。



酒風呂 湯の沢

時刻は午後4時前。帰りの「Maxとき」までは、まだ2時間以上もあるので、越後湯沢駅構内の奥にある日帰り温泉へ。その名は「酒風呂 湯の沢」。入浴料は800円と安くはないが、まあ駅構内の温泉だからしょうがないかな。お風呂は源泉かけ流しの温泉で、温泉には日本酒が混ぜられている。お風呂サイズは5人サイズくらい、洗い場は6ヵ所。まああまり大きくはない大浴場だ。

先客は1人のみだったので、ゆったりと入れた。温泉のにおいをかいでみると、残念ながらお酒のにおいはしない。かなり薄まっているのだろうね。もっともお酒をあまりたくさん入れるわけにもいかないしね。まあ気分的なものかな。
それでも汗が止まらないほど入浴した。真夏の温泉というのも、汗をたくさんかくから、さっぱりとしていいね。

お風呂に入っても、まだ新幹線の発車時間までは1時間以上あるので、お腹を満たそうかな。越後湯沢駅構内のお酒のミュージアムぽんしゅ館の中には、ばくだんおにぎりを売っているお店があるので、一つ購入。塩にぎり370円。新幹線ホームの待合室で食べる。それにしても、ばくだんおにぎりは、1合のごはんを握ったおにぎりだけあって、食べ応えが素晴らしい。食べても食べても減らない。ようやく食べ終わったら、お腹がかなりいっぱいになった。



Maxとき333号 新潟行き

帰りのMaxときは、東京からやってくる。私が持っているのは自由席の切符。まあ座れないことはないはずだが、窓際に座れるか、心配になってきた。なのでここは指定席(窓際の席)を押さえようかな。みどりの窓口へ行き、自由席特急券を指定席に変えてもらった。追加料金730円が発生したものの、これで帰りのMaxで窓際が確保できた。やっぱりMaxときに乗るなら窓際だものね。

18:00 Maxとき333号新潟行きがやってきた。指定席は窓際のA席。帰りのMaxも思う存分景色を楽しむぞ。今は日が長くて新潟に着く18:47まで明るいからね。

浦佐・長岡・燕三条と各駅に停車。そして越後平野を疾走する。2階席からの景色を思う存分楽しむ。まもなく終点新潟。楽しかったMaxときの旅ももうすぐおしまい。そして18:47、新潟に到着。

2階建て新幹線もあと1ヵ月半でおしまいになる。

ありがとうMaxとき。
さよなら、と心の中で言いながら新幹線ホームをあとにした。


運賃まとめ
えちごツーデーパス・・・・・2740円
新幹線特急券
新潟・越後湯沢往復・・・・・5280円
指定席券・・・・・730円
Posted at 2021/08/08 23:31:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道で癒し | 日記
2021年07月24日 イイね!

鳥海山と新庄のドライブ旅

鳥海山と新庄のドライブ旅今週はオリンピック関係の4連休

ということでどこかへ行かねば。

考えたのが山形県の新庄市。
鳥海山へも行こうか。
ホテルを予約していざ出発。

今回のドライブ旅のテーマ曲は
The Prodigyの2015年のアルバム
「ザ・デイ・イズ・マイ・エネミー」



8:15 出発

出発が遅いのは、山形県鶴岡市でお昼を食べるため。鶴岡市へは135kmあり、11時の食堂オープンへ合わせた出発なのだ。鶴岡市へは約3時間足らずで着くはず。

しかし、やはり4連休。国道7号線や、村上市からの国道345号線は、観光のクルマで流れが悪かった。特に笹川流れのあたりは海水浴の人々でごった返していた。天気は快晴だったし暑いから海水浴も気持ちよさそうだ。なので時間はかかるのはしょうがない。まあ所々にある高速を使えば多少早いけど、高速は好きではないので使わない。



11:15 食堂いせはら

鶴岡市の食堂いせはらに到着したのは、11:15だった。この食堂は鶴岡市へ来た時は必ず寄る食堂で、「酒かすラーメン」が私の好物。酒かすの甘い風味があり、コク深い味のおいしいラーメン。やっぱりうまいね。スープまで飲み干した。ライスが無料というのもサービス満点。

次の目的地は鳥海山ブルーライン。鶴岡市からは60kmほどの距離。



13:30 鳥海山ブルーライン

鳥海山は、山形県と秋田県にまたがる標高2236mの火山。日本海からそそり立っており、日本海から2236mの山頂まではわずか16kmしかない。堂々とした存在感は東北、いや日本の名山である。

その標高1150m付近までクルマで行くことが出来て、その道を「鳥海山ブルーライン」という。標高0mの海付近から登っていくので、なかなかの標高差のある山岳道路だ。最初はなだらかだった登りだが、だんだんときつくなり、ヘアピンカーブがずーっと続く。そして登り切ると、国民宿舎の太平山荘に到着。標高は1000m。ここの駐車場からは庄内平野と日本海を見下ろすことが出来る。さすが1000m、高度感はなかなかのもので、まるで飛行機から見下ろしているかのよう。いつまでも眺めていたい景色だ。

そこから4km、山形県から秋田県に入ったところにある鉾立は、大駐車場やビジターセンター、ドライブインなどがある鳥海山の登山基地。標高は1150mに達し、ブルーラインの最高所である。ここは大駐車場が何か所もあるのだが、鳥海山への登山者や私のような観光客のクルマでほぼ満車である。さすが4連休だね。

やはり標高1150mもあるだけあり、下界で30度だった気温もここでは25度。さらに風も吹いており、ガスも時々流れてくるので、ヒンヤリと涼しい。

残念だったのは、鉾立展望台から何も見えなかったこと。真っ白い雲の中でなんにも見えなかった。足がすくむほど大迫力の深さ300m以上もある断崖絶壁を見下ろすことができるはずなのだが・・・。

そんなこんなで1時間ほど滞在した。

さて、今夜の宿は山形県の内陸にある新庄市なのだが、ここからどうやって行こうか。今現在は午後2時。一番近いのは、庄内平野から最上川をさかのぼり新庄まで行くルート。これだと2時間ほどで新庄へ到達しそうだが、何回も通ったことがあるので、いまいち面白くない。

考えたのは、鳥海山をぐるーっと一周して、秋田県側から新庄市に入るというもの。このルートだと時間はかかるが、あまり通ったことのないルートを通っていくので新鮮味がある。



16:00 矢島(由利高原鉄道矢島駅)

というわけで、ブルーラインを秋田県側に下った。こちらもヘアピンカーブの連続の下り坂で、2速のエンジンブレーキでグイグイ下る。カーブも勾配もゆるやかになったところで右折。再び勾配を登ると、仁賀保高原に到着。

仁賀保高原は標高400mの平らな高原で、高さ100m以上もある風力発電用の大風車がずらーっと並んでおり、まことに壮観な景色だ。ブルーラインからも風車群を見下ろすことができる。

仁賀保高原から南由利原を経て、急坂を下りきると、由利本荘市の矢島町がある。ここに由利高原鉄道鳥海山麓線の矢島駅があるので行ってみた。まあ前も来たことはあるが。由利高原鉄道は本荘と矢島を結ぶ第三セクターのローカル鉄道。1両の気動車がトコトコ走る。

矢島町からは国道108号線で内陸へ向かう。山間部をのんびりと走る。同じような景色を40kmほど進むと、国道13号線とぶつかるので、右折。すると山形県境を超える。ここに私の好きな奥羽本線の駅がある。その名は「及位」。のぞき、と読む。小さな集落があるだけの何にもない駅だが、この駅名が素晴らしい。全国屈指の難読駅名なのだ。及位と書いて「のぞき」とは読めないものね。

なおも国道13号線を進むと、急に空が暗くなり、大粒の雨が降ってきた。勢いがすごく、まさに豪雨だったが、ほんの数分で止んでしまった。そしてまた道路は乾く。

山間部から平らな盆地に入ると、新庄市に達した。矢島から新庄までは80kmほどもあった。やはり鳥海山一周は距離があるね。鳥海山は大きい。



18:00 新庄駅ゆめりあ

とりあえず新庄駅の物産館である「ゆめりあ」へ。ここで駅弁(非公式ではあるが)を買おうと思ったが売り切れだった。まあ、もう午後6時だしね。昼前ならあったかもしれない。

新庄駅は、山形新幹線の終点の駅である。なので東京駅からは、山形新幹線の「新庄行き」があるわけである。東京駅で「新庄」の文字が見ることが出来る。これはけっこうすごいことである。なぜかというと・・・。

新庄は山形新幹線・奥羽本線・陸羽西線・陸羽東線の交わる、交通の要衝の街だ。だから人口がいくつあるのかと思い調べてみたら、3万8000人しかなかった!人口が4万足らずしかないとは、びっくり。思っていたより小さな街だぞ。
おそらく東京駅で見ることが出来る行先で、一番小さな都市なのではないか?大阪行き・博多行き・青森行き・新潟行き・金沢行き・などに交じって「新庄行き」とあるのは、なんか可愛い。

とはいえ、やはり山形新幹線の終点だけあり、新庄駅は大きくてキレイだ。



19:00 ホテルルートイン新庄

新庄のスーパー「ヨークベニマル新庄店」で夕食とおやつを購入、その後ホテルへ向かう。今夜の宿はホテルルートイン新庄。ルートインは定番のホテルで、とりあえず迷ったらルートインにしておけば間違いない。
さらにルートイン新庄は新庄駅の真ん前なので、電車をみることが出来るだろう。だから、ホテルの予約の電話の時に、「出来たら、最上階の駅側の部屋をお願いします」と言ったら、4連休にもかかわらず願いはかなえられた。

ルートインは新庄駅の裏口のすぐそばにあった。MAZDA3を駐車しようとすると、なにやら外が「ザワザワ」と騒がしい。どうやら駐車場の木々が小鳥たち(数百羽くらいいそうだ)の寝床になっているようだ。フン攻撃をさけるため、なるべく木のない端っこの方に停めた。

そしてチェックイン。宿泊代は7150円。けっこうなお値段だが、ここには大浴場代と朝食バイキング代が含まれているからそう高いわけではない。

部屋は最上階9階の904号室。さっそく部屋のカーテンを開けてみると、期待通り、目の前には新庄駅のホームが。電車も停まっている。少し残念なのは、山形新幹線が見えないことで、山形新幹線のホームはルートインから離れているのだ。ルートインから見えるのは奥羽本線の秋田方面と陸羽西線のホームであった。奥羽本線は701系で、陸羽西線はキハ110だ。窓を開けるとキハ110のエンジンのアイドリング音が聞こえてきた。

まずはお風呂。ルートインといえば、人工温泉の大浴場だろう。部屋のバスよりもゆったりとお風呂に入れる。ルートイン新庄の大浴場は、そんなに大きくはなく、洗い場は6ヵ所、お風呂は5~6人サイズだった。それでも先客は2人だったのでゆったりと汗が出るまで浸かることが出来た



お風呂を上がったら夕食を食べ(スーパーのオムライス・スパゲッティセット弁当)、ベッドで横になり本を読んでいたら眠くなった。心地よいマットレスのベッドで、朝まで快眠だった。

翌朝は7時起床。
さて、ルートインで最大のお楽しみ、バイキング朝食だ。やっぱりホテルのバイキング朝食はおいしいよねえ。ごはん・味噌汁・オムレツ・野菜の煮物・マカロニサラダ・卵焼き・味付け豆腐・ハム・ジャーマンポテトなどなど。うまいうまい♪

ただし食べ過ぎて、お腹がかなりいっぱいになってしまった。なので、ちょっと横になって休んでから出発。



10:00 最上公園

新庄の街の中心部には、むかしお城があった。その城址公園が最上公園だ。その中には神社があり、まわりを堀で囲まれている。堀の中にはいくつもの噴水があった。日差しがあり暑かったが、1時間ほど散歩。



11:00 最上川・芭蕉乗船の地

新庄市のすぐそばの最上川には、かの有名な松尾芭蕉が船に乗ったところがある。芭蕉乗船の地というが、そこはこじんまりとした観光地で、駐車場もない。誰もいない。

そこには芭蕉の銅像と、石碑があった。石碑には超有名な俳句である
「五月雨を あつめて早し 最上川」
が彫られていた。この有名な俳句はここで詠まれたのかな?

最上川の川岸に降りて、川の水をさわってみる。特に冷たくもなく、きれいでもない。まあ大河だからね。山形県のほとんどが最上川の流域だが、その割には、川の水は少ない。ほんとに大河の最上川なの?と思ってしまうほどだ。夏で少雨だからかな。



12:30 碁点温泉

さてと、新潟へ帰ろうかな。途中に温泉に寄ろう。

行った温泉は、碁点温泉。村山市の最上川沿いにある。碁点温泉では、ブルガリアの選手がキャンプをしていた。こんなところでオリンピックの選手がいるとは!碁点温泉には村山市の体育館がある。夜には選手が碁点温泉に入りに来るという。そのため夜間は一般客が利用できない。ブルガリアのキャンプ期間だけね。

選手が来ない昼間は一般客も温泉に入ることが出来る。クアハウス碁点という宿泊施設があり、その大浴場が利用できるのだ。入浴料金はなんと400円。安いね。

大浴場はカランがたくさんある。お風呂も大きい。かなりゆったりと入れる。露天風呂は3段になっていて、それぞれに数人づつ入れる。

素晴らしいのは内湯・露天風呂ともに、その眺望。最上川がすぐそばを流れているのだ。さらに最上川との間には壁などがないため、お風呂に入りながらにして最上川を眺めることが出来るのだ。こんなに眺望の良い温泉はなかなかないぞ。

泉質も良い。薄茶色のお湯で、なめてみると、しょっぱい。さらに露天風呂は源泉かけ流しだ。塩分が濃い泉質なので、温まりは良かった。汗をたっぷりとかいて気持ち良し。真夏の暑い最中の温泉も良いもんですな。

お風呂上り、冷房の効いたロビーのソファでアイスを食べる。これまた至福のひととき。のんびりとソファでしばらくくつろいだ。


さて、時間は午後3時。新潟まではあと170km。のんびりと帰ろう。
寒河江市や朝日町、長井市などを経由して新潟へ。

19:30帰宅。

20:00からはオリンピックの開会式をテレビで見たのであった。



まとめ

走行距離・・・・・566km
使用ガソリン量・・・・・30.9リッター
平均燃費・・・・・18.3kml
(エアコン使用)
ガソリン代・・・・・4570円
ホテル代・・・・・7150円
2021年06月14日 イイね!

福島県郡山市ドライブ♪ プラネタリウムも

福島県郡山市ドライブ♪ プラネタリウムも今週は会社は土・日・月と三連休。
(6/12・13・14)

なので土日でプチ旅行へ。

行先は福島県の郡山。

郡山は何十回も行ったことがあるが
泊まったことはない。

郡山市内のホテルを予約して
いざ出発。


7:30 出発

まずは郡山へ行こう。

第一目的地は、郡山駅前の超高層ビルである「ビッグアイ」。ここにプラネタリウムがあるので、見てみようという魂胆。12:30上映というのがあるのでそれを見る予定。

新潟市から郡山市へは、国道49号線で一本で行ける。距離は160kmといったところだ。高速もあるが使わず、国道49号で行く。おそらく4時間もあれば余裕で行けるはずである。ということは11時半頃に到着するだろう。

国道49号線は渋滞知らずで流れも良く、郡山へは11:15に着いてしまった。実際の距離は156kmだった。3時間45分かかったが、これくらいなら疲れない。



ビッグアイ&プラネタリウム

ビッグアイの高さは132mで、福島県で一番高いビル。

ビッグアイの立体駐車場にクルマを停めて、ビッグアイ展望室へ。ここは22階、地上100mにある展望室だ。郡山の街が一望に出来る。すごく眺めが良いね。郡山は東北地方第2位の都市だけあり、なかなかの都会だ。

ビッグアイの一番上層階にはプラネタリウムがある。ビッグアイを外から見ると、上層階に大きな球体が入っているのが見えるが、それがプラネタリウムである。地上100mの高さにあるプラネタリウムはギネスにも認定されている。つまり世界一高い所にあるプラネタリウムだ。

まだ12時半の上映時間まで時間があるので、スペースパークを見学。スペースパークは、郡山市ふれあい科学館といい、ビッグアイの一番上層階を占めている。プラネタリウムもスペースパークの中ということになる。スペースパークは見学料400円。プラネタリウムは別途400円かかる。スペースパークは宇宙のいろいろなことが展示されていて、子供連れが多かった。

12時半、場内が真っ暗になり、プラネタリウムの上映がスタート。客は20名ほど。プラネタリウムを見るのは小学生の時以来かな。女性解説員が生で解説してくれる。上映時間は45分間。上映内容はそれぞれ時期によって異なるが、今月は「宇宙開発の未来」という内容。

最初は6月12日現在の星空の様子と星座の解説。それが終わると、宇宙開発の歩みと未来について。圧倒される映像とともに宇宙エレベーターが解説されていて興味深かった。

いや、それにしてもプラネタリウム楽しいね。想像以上に感動した。すっごくキレイだった。45分があっという間に感じたね。



三春ダム&三春の滝桜

ビッグアイには3時間ほど滞在してしまったが、その駐車料金に驚愕した。なんと1600円なり。ちょっとショックだった。近隣にはもっと安い駐車場があったのになあ。料金調べておけばよかったなあ。

この後に行くのは、三春ダム。自然の中を散歩しよう。郡山市街から山間部へ向かうこと30分少々、三春ダムに到着。

小規模なダムではあるが、周辺が自然公園として整備されているので、ハイキングやお散歩にもってこい。私もダム周辺や自然公園内をゆったりのんびりとお散歩。


次は、三春ダムのすぐそばにある「三春の滝桜」。ここは超有名な桜スポットで、シーズンは人でごった返すが、今は桜は咲いていない。だから人もいない。観光客は誰一人としていなかった。有名な滝桜も、今はただの大きな木。

さて、ホテルへ向かおうかな。



ホテル・シーラックパル郡山

郡山市内にはたくさんのビジネスホテルがあるが、私が選んだのはホテル・シーラックパル郡山。東北道郡山インターの近くにある。決め手は駐車場が広いこと。なんと160台分もある。私はMAZDA3を買ってから、駐車場にとても神経質になってしまったのだ。狭い駐車場はイヤ。

ホテルには18時すぎに到着。駐車場には30台ほどしかクルマがいなくて、広い駐車場はガラガラ。私は離れたところにポツンと停めた。

宿泊料はシングルルームで6800円。部屋は713号室。
この6800円、内容を考えると、ものすごく安く感じる。

まずは部屋が広いこと。ゆったりベッドに、ゆったりと大きな机、大きくて豪華な椅子。テレビはなんと43型。バス&トイレルームも広い。部屋の快適性はピカイチ。そして、大浴場がある。10人以上がゆったり入れる大きなお風呂に、洗い場も9ヵ所。お湯は人工温泉。そしてそして、バイキング朝食が無料。
これなら6800円も安く感じるでしょ。一般的なビジネスホテルよりも明らかにお得。私の大好きなルートインホテルでも負けちゃう。


到着したらまずお風呂へ。大浴場はやっぱり大満足だね。全身ポカポカでスッキリ。その後に夕食。今日は朝食も昼食も食べていないので、もう超・腹ペコ。17時間ぶりの食事となる。ホテルにはレストランはないので買ってきた。郡山駅で買った駅弁「海苔のり弁」。これがおいしいのなんの。おかかが乗るご飯は量がたっぷり、海苔は2層になっている。おかずは、卵焼き・塩鮭・里芋・ニンジン・かまぼこ・ごぼう・漬物。なんともおいしい駅弁であった。

その後読書しながら入眠。

翌朝、7時起床。8時に朝食。

いよいよ、お楽しみのバイキング朝食だ。今はコロナなのでバイキングは廃止されて普通の定食となるホテルも多い中、ちゃんとバイキングなのはうれしい。なんたってバイキング大好きだから。
感染対策として、マスク・ビニール手袋が義務づけられる。あとは普通のバイキングと同じ。おかずは、卵焼き・肉だんご・ポテトサラダ・生野菜・漬物・味噌汁・カレーなどなど。いやあ、バイキング朝食はおいしいね♪

ホテル発:8時。



日本三大まんじゅう 柏屋の薄皮饅頭

郡山のおみやげは、やっぱり柏屋の薄皮饅頭。福島みやげで一番好きなのは「ままどおる」で、いつも買って帰るが、たまには柏屋の薄皮饅頭もいいかな、と柏屋へ。柏屋は福島県内にたくさんあるし、郡山市内にもあちこちにある。饅頭は8個入りは1000円。薄皮饅頭は、薄い皮にたっぷりのあんこが入って、おいしい。



羽鳥湖高原 エンゼルフォレスト那須白河

さて、まっすぐ新潟に帰っても面白くないので、ちょっと遠回りして帰ろう。郡山の隣である須賀川市から国道118号線で山に登ると、羽鳥湖高原というのがある。さわやかな空気の高原で何回も来たことがある。ここでお風呂に入ろう。

羽鳥湖高原の標高は700mほど。高原のさわやかな空気が心地よい。

羽鳥湖高原は一大リゾートエリアとなっており、エンゼルフォレスト那須白河という。その中心に温泉施設がある。プールも備えた大きな温泉施設で、日帰り利用もできる。お風呂料金はちょっと高めの1200円。JAF会員証を見せると1000円。

内風呂と露天風呂は大きい。ゆったりと入れる。お湯は透明なアルカリ温泉。心地よいね。お風呂上りの大広間はあまり広くない。リクライニングチェアとかもない。マッサージ椅子は高級タイプではないのが残念。やはり「あんま王」くらいの高級マッサージ椅子を置いてほしい。

羽鳥湖高原は散歩するにも最適。私は大きな池の周りをのーんびり歩いて一周した。天気も曇りで涼しく、なんとも心地よい。そして羽鳥湖高原といえば、やはり犬、犬、犬・・・。羽鳥湖高原のエリアは犬(ペット)に対応した施設がたくさんあるのだ。ドッグホテル・ドッグラン・犬用温泉などなど、何から何まで犬に優しい。そのため、いろんなところに犬がたくさんいた。あちらこちらから、ワンワンと聞こえる。まさにドッグリゾート!!


そんなこんなで時刻は午後3時。帰ろうかな。
新潟まではあと150kmしかない。

午後6時半帰宅。



まとめ
走行距離・・・・・441km
ガソリン使用量・・・・・23.9リッター
平均燃費・・・・・18.42kml エアコン使用
ガソリン代・・・・・約3300円
ホテル宿泊代・・・・・6800円

2021年06月05日 イイね!

聖火リレー見物♪ 新潟市万代橋

聖火リレー見物♪ 新潟市万代橋聖火リレーが新潟市にやってきた。
2021年6月5日

一生に一度しか見れないかもしれない
聖火リレー。

休日だし、せっかくだから見ないとネ。


行ったのは市内中心部の萬代橋。(万代橋)

クルマを新潟駅近くの駐車場に置き、
歩いて15分、萬代橋に到着。


スタートより1時間も前に行ったのに
すでに人でごった返している。

交通量の多い萬代橋は通行止め。車道に人が群がる。
全長300mの萬代橋は端から端まで人でびっしりだ。

間隔を開けて密を避けて・・・など言っても無理。
まさに人混み。


直射日光の下、暑い思いをして待つこと1時間。

スポンサーのド派手なイベントカーが通過した後、
いよいよ聖火ランナーがやってきた。



本心を言えば、小林幸子さんを見たかった。しかし、誰がどこの区間を走るのかは、スタート30分前に発表されるのだ。30分前に小林幸子さんがどこ走るか知らされてもたぶん間に合わない。なので小林幸子さんを見るのはあきらめ、萬代橋で待つことにしたのだ。果たして誰が来るだろうか。

萬代橋は、新潟市のスタート地点の万代テラスからすぐだから、新潟市の第一走者か第二走者あたりを見れそうである。著名人でありますように。



Negicco キター!!

果たしてやってきたのは、Negiccoだった。「あ、Negiccoだ!」と心の中で言った。Negiccoは3人組の新潟ご当地アイドルグループで新潟県人なら知らぬ人はいない。

スタートから3人がリレーしてきたようだ。情報によると、スタートはMeguさん、2人目はnao☆さん、3人目はKaedeさんだったようだ。私の目の前を通って行ったのは、nao☆さん・・・かな。

オリンピックTシャツを着て可愛い。素敵な女性アイドルだな、と思った。


そして肝心の聖火はあまりじっくり見ていない。人物ばっかり注目してたようだ。ちゃんと聖火も見ればよかった。まあ仕方ない。


そして、小林幸子さんはと言うと、新潟市の最終ランナーだったようで、陸上競技場の中を走ったようだ。陸上競技場は前売り券がないと入場できないので、結局はそこまで行っても見れなかったことだろう。

でも、Negiccoが見れたから良かった。


一生に一度かもしれない聖火リレー見物もおしまい。
楽しい思い出になったかな。よかったよかった♪

オリンピックも無事開催できますように。

2021年05月04日 イイね!

奇跡の一本松を訪ねる三陸旅 2021春

奇跡の一本松を訪ねる三陸旅 2021春
毎年GW恒例の
奇跡の一本松への旅。

今年も行ってきた。

去年はコロナで行けなかった。
今年もまだまだコロナだが、
会社の許可は出た。
岩手県なら行っても良い
とのことだ。

マスク・手洗い・消毒など
対策をきちんとしてね。

ならば奇跡の一本松へ行きたい。

というわけで行こう!。



出発 5月1日金曜日 20:50

仕事が夕方に終わり、家で食事と風呂を済ませ、準備をして出発できたのが20時50分だった。今日は岩手県の一関で車内泊の予定だ。一関までは310km。到着は夜中の2時と予想する。

天気はあいにくの雨。雨の夜というのは視界が悪くて運転しずらくて神経つかうね。新潟県から山形県へは国道113号線。新潟市から67km、22時10分に山形県入り。そのまま国道113号で山形県を横断、宮城県に入ったのは、新潟市から134km、23時19分。そして23時40分、宮城県七ヶ宿町のファミリーマートに到着。新潟市から149km休みなしで初めての休憩だ。

ファミリーマートが出来たのは2019年。七ヶ宿町は人口1300人の小さな山間の町、そこによくぞコンビニを造ったな、と感心。ここのファミマはスーパーCOOPとの共同店舗でコンビニとスーパーの中間くらいの大きさ。普通はコンビニにはない野菜や生活雑貨なども売っている。夜中だから客は私のみ。ファミマのトラックが荷下しをしていた。私は夜食の弁当「肉の旨み感じるハンバーグ弁当」を購入。一関に着いたら食べよう。

七ヶ宿町から30分走ると白石市。ここから東北自動車道に乗る。レーダークルーズコントロールを95kmhに設定。えんえんとこの速度で走行。仙台を過ぎるとだんだん疲れが出てきて、めまいというか、気が少し遠くなるというか・・・。夜の高速を走ると私はこうなる。

雨の降り続く東北自動車道を走ること約160km、1時間45分、岩手県に入ってすぐの一関インターで降りる。ここから約4kmのところにある一関市の道の駅「厳美渓」に到着。



一関道の駅で車内泊 午前2:00

道の駅厳美渓はトイレ以外は真っ暗だった。車内泊しているクルマは10台ほど。私は駐車場の隅っこに停車。さっそく夜食の弁当を食べたあと、車内泊スペースをセット。後席を前倒しして、ラゲッジルームに横になる。もちろん寝袋にin。助手席の後ろにクッションを2個置き、頭を乗せると、ちゃんと足を伸ばせて寝れる空間はある。ただしラゲッジスペースに斜めに寝てはじめて足を伸ばせるので、ここで大人二人が快適に寝るのは難しそうだ。まあこれは前のアクセラも同じだったから、MAZDA3はアクセラと同等の広さということ。

約4時間後寝て、朝6時半に目が覚める。疲れていたから熟睡できたようだ。4時間の睡眠でも頭はスッキリ。トイレに行ったり、のんびりしたり、道の駅を出発したのは午前8時。

いざ陸前高田の一本松へ行くぞ。一関から陸前高田までは県道19号線と国道343号線で約65km。陸前高田へは10時に到着。新潟市からは373km、7時間の道のりであった。



道の駅高田松原はすごすぎる

奇跡の一本松がある道の駅高田松原は、2019年に開業。とにかく大きくて素晴らしく立派な道の駅だ。私が今まで見てきた全国の道の駅の中でも、建物の豪華さ、駐車場の広さ、敷地の広さはトップクラスである。

道の駅高田松原は、とても広大な国営の高田松原津波復興祈念公園内にあり、国営の追悼・祈念施設、東日本大震災津波伝承館(津波震災資料館)と一緒に開業した。

横にとても長くて豪華な建物は、向かって右側が道の駅、左側が東日本大震災津波伝承館となっている。まあ、道の駅と津波資料館は後でじっくり見るとして、まずは奇跡の一本松へ行こう。



奇跡の一本松

奇跡の一本松は今年でなんと9回目になった。2012年から毎年GWに来ている。去年はコロナで来れなかったが、今年はついに来ることが出来てうれしい。コロナはおさまっていないけど。

ここで奇跡の一本松の道のりを振り返ってみよう。
2012年は、奇跡の一本松へはまだ正式には行けなかった。立ち入り禁止の看板を無視して、砂利道を進んで、ようやく奇跡の一本松へ到達した。2013年は、国道わきに奇跡の一本松専用駐車場が出来て、そこから一本松まで簡易舗装された歩道が出来ていた。さらに、枯れた一本松がレプリカに変わった。2014年は駐車場で簡易店舗がおみやげを売っていた。
2015年は、大きな変化として、みやげ物ショップ「一本松茶屋」やカフェ・トイレが出来ていた。駐車場も大きくなった。2016年は今までの店にプラスしてラーメン屋もオープンしていた。まるで道の駅のような感じに。2017年、2018年と一本松周辺は変化はなかった。

大きく変化したのが、2019年。広大な敷地の高田松原津波復興祈念公園内に正式な道の駅としてオープンしたのだ。奇跡の一本松をずーっと見てきた者としては、これだけ素晴らしい施設になったのは驚きである。奇跡の一本松を陸前高田の観光の中心にしていくのだね。

ただし、2014年から2019年まで営業していた一本松茶屋はなくなり、更地になっていた。少し寂しいが、あれは仮設の店舗だったもんね。


道の駅から奇跡の一本松へは遊歩道を600m歩く。途中、巨大な防波堤に登ることもできて、そこから太平洋を望める。今日は不安定な天気で青空が見えたり、急に土砂降りになったりしているので、傘を持っていった。

9回目の奇跡の一本松。正式な観光地になり、たくさんの人で賑わっていた。



道の駅と大震災津波伝承館をじっくりと眺める

道の駅と大震災津波伝承館の建物はつながっていて、立派で豪華な、横にかなり長い建物。まずは道の駅でお土産を購入。陸前高田の乾燥わかめや、三陸銘菓「かもめの玉子」、一本松トートバッグなど6200円分を購入。レストランもあるがお腹は減っていなかったのでスルー。

そしていよいよ、立派で豪華な建物の、大震災津波伝承館へ。こんなに立派なのは国立なのだろうか?

ここは入場無料。ただし寄付箱があったので、わたしはささやかながら寄付した。

ゾーン1は「津波の歴史」ゾーン2は「事実を知る」ゾーン3は「教訓を学ぶ」ゾーン4は「復興をともに進める」。かなり見応えのある資料館である。
シアターも2つあった。その一つは、津波の衝撃的な破壊の実際の映像が流される。もう一つのシアターは、津波の実際と教訓の映像が流れる・ガイダンスシアター。この2つとも見るために行列が出来ていて、私も、行列に並び、両方のシアターを見た。

1時間以上、じっくりと大震災津波伝承館を眺めて思ったのは、この資料館は、広島の原爆資料館にも匹敵しそうな、いろいろ考えさせられ、学ぶことが出来る津波の資料館だということ。心揺さぶらされた。大自然というのはなんとも恐ろしいもの。

陸前高田市、いや三陸、東北の観光中心施設なのではないか?日本中の、いや世界中の人がここに来るべきなんじゃないか、と思ったことである。



私は、この道の駅・津波伝承館・広大な祈念公園、奇跡の一本松を含めて、なんと5時間も滞在してしまった。ここに来たのは午前10時だったのに、いつのまにか午後3時までいたのであった。ほんとは今日はもっといろいろな観光地に行きたかったのだが、行けなくなっちゃった。



大船渡・五葉温泉 15:45

さて、今日の締めくくりは温泉。大船渡の街中から12kmほど山間部へ行ったところにある五葉温泉。2014年(だったかな)以来の2回目。中規模の日帰り温泉施設である。内湯と露天があり、無色透明無臭のお湯で満ちている。露天風呂は熱かったので、内湯の広い浴槽でじっくり。眺めはなかなか良くて、ダムとダム湖が見える。

運転の疲れも取れて、まったり満足。

さて、ホテルへ行こうか。


大船渡インター・ホテル椿 18:30

まずは大船渡のスーパー「MAIYA」(マイヤ)で夕食の弁当を購入。スーパーは他にもいろいろあるのだが、このマイヤは三陸に展開するご当地スーパーなので、ついつい寄りたくなってしまうのだ。

大船渡インターの近く、国道45号沿いの山あいの住宅地の中にあるホテル椿。2階建て、34部屋の中規模の家庭的なビジネスホテル。18時半に到着。

食事もつけられるが私は素泊まり。お値段は税込み6050円と良心的。

部屋はやや広め、まあ設備は普通。清潔感は良い。バスルームもあるし、ホテル一階に大浴場(というか2~3人用の狭さ)もあるが、私は温泉に入ってきたのでお風呂には入らない。

部屋で、スーパーマイヤで買ったカップ麺と弁当の夕食。するとすぐに眠気が。昨日4時間しか寝てないからだろう。夜中に一回起きて、しばらく読書してまた寝る。

翌朝は7時起床。8時半出発。
今日は高速は使わず、全部下道で新潟市まで帰る。もちろん観光しながらね。



焼石岳温泉ひめかゆ 11:00

大船渡市から国道107号線、397号線で峠越えをして、奥州市水沢を経由。東北新幹線をくぐり、北上川を渡る。そして同じ397号線で山間部へ向かい、胆沢ダムの近くにあるのが焼石岳温泉ひめかゆ。大船渡から88km、2時間半の道のり。

ここはホテルだが、日帰り棟、宿泊棟ともに別にお風呂がある。今回私が行ったのは日帰り棟。

入湯料は600円。内湯しかないが、お風呂はかなり大きめ。そしてなんといっても素晴らしいのが泉質。温泉の香りが素晴らしい。灯油のにおいがする。なんだがすごいにおいなので、お湯を味見してみると、しょっぱい。そして肌触りはヌルヌルする。
なんとも個性的で素晴らしい温泉だ。びっくり。
まあ、循環使用されている温泉でかけ流しではないけども、この泉質なら大満足だ。日帰り温泉の中でもトップクラスの泉質だと思った。

そんな泉質なのでついつい長湯してしまった。お腹が空いたので、食堂へ行き、味噌ラーメンを食べる。少し甘めの味噌スープとツルツルの細麺で、おいしい。温泉の食堂のラーメンとしてみれば満足のうまさだった。



おそろしく巨大な胆沢ダム 12:30

温泉の近くに胆沢ダム(いさわダム)があるのでちょいと行ってみよう。するとだんだん見えてきたのが、すばらしく巨大なロックフィルダム。調べてみると、高さはなんと132m、長さは723m。132mという高さも日本有数なら、723mという長さもなんと日本一。日本でも最大級のロックフィルダムなのであった。今まで知らなかったダムなのにびっくり。

そして湖水はほぼ満水で、豪快に放流していた。堤体わきから「ザーッ」という音とともに、白い優美な滝のような放流であった。

堤体を歩いてみたり、堤体の下に行って見上げてみたり、堤体の下から奥州湖展望台へ行ってみたりした。なんとなく「→奥州湖展望台」という看板があったので、行ってみたら狭くて急坂な道を走るものの、たどり着いた先は絶景の展望台なのだった!!ダム湖を見下ろし、雪で真っ白な標高1540mの焼石岳を見上げることもできる。

あまり期待しないで行った胆沢ダムであったが、とんでもない期待以上のダムだった。そしていつのまにか14時になっていた。あらら、新潟へ帰らなくては!!



鳴子温泉経由 17:00

帰りは鳴子温泉経由で山形県の新庄、鶴岡市を経由して帰ろうと思う。新潟市までは、まだまだ334kmもある。

胆沢ダムから鳴子温泉までは、国道4号線と47号線を使えば簡単なのだが、遠い。なので、山間部で複雑なルートながら近道を通ることにした。ナビではなく地図を駆使し、2時間半かけてなんとか鳴子までたどり着いた。その経路は複雑で、具体的に言うと、胆沢ダム→県道37号線→胆沢西部広域農道→国道457号線→国道47号線となる。この間は80kmにもなった。

途中、栗原市では、何年か前に廃線となった「くりはら田園鉄道」の細倉マインパーク前駅を発見。まだ線路が残されていた。近くには細倉マインパークという、炭鉱の観光地があり、寄りたかったが、もう夕方なのであきらめる。今度機会があったら寄ってみよう。

そして国道47号線に出た。この道路は宮城県から山形県の庄内地方を結ぶ国道で、ここに出てしまえば安心。あとは地図なしでOK。


鳴子温泉の手前には、道の駅「あ・ら・伊達な道の駅」があり、ちょっとトイレ休憩。売店をのぞいてみると、鳴子こけしが売っていた。鳴子こけしは全国的にも有名なこけし。首を回すと「キュッキュッ」と音がなるのが特徴。家へのおみやげとして、鳴子温泉のどこかで「鳴子こけし」を買うつもりでいたが、たまたま寄った道の駅に鳴子こけしが売っていたので、買ってしまったのだった。



境田分水嶺公園 17:30

国道47号線で宮城県から山形県に入ってすぐのところに、JR陸羽東線の境田駅がある。この駅前に「境田分水嶺公園」というのがあるので寄ってみた。ここは太平洋と日本海を分ける大分水嶺なのにもかかわらず、平地にあるとても珍しい地。大分水嶺なのに、国道47号線とJR陸羽東線にトンネルはない。標高も338mしかない。

普通は、大分水嶺というと大山脈であることが多いのである。たとえば新潟県と群馬県の境の大分水嶺は標高2000m以上の山の上にあり、その下は、道路・鉄道ともに日本屈指の長大トンネルが通っている。だから平たんな土地のこの大分水嶺はとても珍しいのである。

ここは小川が左右に分かれている。左へ流れると太平洋に、右に流れると日本海に到達する。私はそれぞれに葉っぱを流した。片方は太平洋に、片方は日本海に、いずれ流れ着くであろう。なんとも不思議で雄大な気分になれる境田分水嶺公園であった。



新潟市帰宅 22:00

山形県に入ってしまえば、あとは新潟市まで240kmほど。国道47号線で鶴岡市、そこから国道7号線で新潟市。4時間半の道のりであった。

今日のまとめとしては、大船渡のホテルから新潟市までは432kmの道のり、高速を使わず、観光しながらで、11時間といったところだった。

新潟市到着は22時。

なんとも思い出深い楽しい旅であった。





まとめ

走行距離・・・・・858km
使用ガソリン量・・・・・44.9リッター
平均燃費・・・・・19.09kml
ガソリン代・・・・・6515円
ホテル代・おみやげ代・温泉など・・・・・21728円

ドライブ総費用は、2万8243円なり。



素晴らしいMAZDA3の快適性

さて、2日半、858kmも運転して、身体の疲れはほとんどなかった。素晴らしいのが腰の痛み・お尻の痛みがまったくないこと。これはシートの良さを証明している。そのほかにも、背の低さから来る直進安定性の良さ、ハンドリングの安定感などなど、長距離ドライブも疲れの少ない快適なクルマなんだとわかった。
素晴らしいぞ、MAZDA3!!


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