
昨日、土曜日。
まる1日かけて群馬にドライブへ。
そのドライブ日記でございます。
AM4:00 出発 新潟市
群馬県渋川市の温泉施設
「スカイテルメ渋川」が第一目的地。
その営業時間は朝10時からだから、
まだ6時間もある。だから下道で行くことに。
長岡市を過ぎるとお腹が空いてきた。
ここは私の大好きな朝食を食べたい。
それは、関越自動車道・越後川口SAのレストランの朝定食。
なので、小千谷インターから関越道に乗る。
そして越後川口SA到着は6時。
レストランの営業は7時からだから仮眠。
起きたら、7時半だった。
さっそくレストランへ。
730円の和風朝定食は、
やわらかい鮭と、大根とがんもどきの煮物、玉子焼き、
大根の漬物入り大根おろし、昆布漬け、
そしてごはんは、最高級の魚沼産コシヒカリ!しかも大盛り。
死角のない本当においしい定食。たまに食べに来る。
時間は午前8時をまわってしまった。
スカイテルメ渋川まではまだ130kmくらいある。
時間がないので、あとはALL高速で行く。
AM10;00 スカイテルメ渋川
スカイテルメの開店には余裕で間に合った。
ここは大人気の日帰り温泉施設なので、まだ混みあわない開店直後に来たのだ。
ここはまるで宇宙船のような外観が特徴。
もう温泉施設だとはとても思えないようなユニークな設計。
この外観だけでも新潟からはるばる来る甲斐があるってもんだ。
フロントで500円を支払い、エレベーターに乗りいざお風呂へ。
大浴場は、地上15mの高さにあり、眺望は抜群のはずだが、
ガラス壁の下半分には残念なことに目張りがあって、
お湯に浸かると、景色は楽しめない。
それは露天風呂も同様。
周辺住民への配慮から目張りがあるとのことで
これは残念でならない。
内湯は、かなりの大きさの湯船が一つ、小さい湯船が一つ、
あと寝湯と、サウナがある。
露天風呂は、5~6人サイズ。
そして、素晴らしいのが温泉の泉質。
薄い黄色いお湯は、独特のアブラ臭が立ちこめる。
源泉をなめてみると、けっこうなしょっぱさ。
ユニークな建物に負けない個性的なお湯で大満足。
お風呂上りは電動マッサージ機。
ガラス壁に向かって高級機種が4台置いてある。
眺望を楽しみながら、身体をほぐすことが出来る。
次は、展望スペースへ。
浴室とは違い目張りのないガラス壁は、もう開放感抜群。
あまりの眺望の良さに1時間くらいぼーっとしていた。
最後に、一階に降り、食事をすることに。
大広間とレストランがあるが、私は空いているレストランの方へ。
札幌味噌ラーメン700円、まあまあおいしかった。
PM1:00 どこ行こうかな
温泉も満喫し、身体の調子もよくなった。
さて、どこへ行こうかな?
温泉から見えた榛名山へ行こうか、赤城山へ行こうか。
榛名山へはもう何回もいったことがあるので、
赤城山へ向かうことにした。こちらは2回目である。
9年ほど前に、友人と前車デミオで来たことがある。
赤城山は、標高1860mほどと、さほど高い山ではないが、
裾野の広がりが、富士山に次いで、日本で二番目にデカイ。
前橋市も裾野のはじっこにある。
なのでまず前橋市まで行き、そこから県道4号線で登ることにした。
PM2:00 赤城山へ登ろう
前橋市の市街地を抜けると、早くもゆるーい上り勾配が始まる。
赤城山の裾野に入ったのだ。
赤城の大鳥居を抜けると、だんだんと勾配が急になり始める。
標高は400m、500m、600m、とだんだんと上がっていく。
前橋の市街地がだんだんと下のほうに遠くなっていく。
直線だった道路が、ヘアピンカーブになってくると、
標高も900m、1000m・・・と上がってくる。
前橋ではまったくなかった雪が、増えてきた。
道路上にも所々に雪があってアイスバーンになっている。
勾配もカーブも急だから、普通タイヤで来ると、ここでリタイヤとなることだろう。
実際、FRのトヨタマークⅡが登れなくなっていた。普通タイヤだったのだろうか。
標高は1100m、1200m、1300m、そして1400mを超えると峠。
峠を超えると、平坦な地形になる。
少し進むと、大沼に出た。
大沼は赤城山の上にあるカルデラ湖。
標高1300mの山の上にあるのに、かなりデッカイ湖だ。
全面凍結していて、凍った湖の上では、わかさぎ釣りをしているテントが
ちらほらと見える。
気温はマイナス7度になった。
まさしく山の上。北海道並みの気温である。
風も強く、吹雪がすごくて、視界が利かない。
クルマの中で過ごしている薄着で外に出てみると、
もう寒いの何の・・・凍えそうである。
近くには赤城スキー場があるので行ってみた。
日本一小さなスキー場と看板があるが、まさしく小さなスキー場。
リフトもない。スキーヤーはロープにつかまって、上まで登っていく。
次に赤城山ビジターセンターへ。
赤城山の生い立ちや、いろんな資料がある。
赤城山は今は静かにしているが、巨大な火山なのだとか。
大沼湖畔にある商店街に行ってみた。
まさしく山の上のおみやげ屋さん街であるが、さすがに
真冬は開いている店舗は少ない。
バンディ塩原というおみやげ屋に入ってみた。
店に入ると、店の人が一言。
「冬はあまりいい品がないですよ。どんなのをお求めですか?」だって。
私は赤城山と書かれたキーホルダーと、赤城山登山バッジを購入。
その後、店のかわいい犬(柴犬)をナデナデしてから店を出た。
冬の赤城山は寒いし、人は少ないし、さみしかった。
さて山を下ろう。
山道の急勾配の下り、しかもアイスバーンとなれば、なかなかに怖い。
ゆっくりとそろそろと下った。
私以上にゆっくりと下っていた若葉マークは追越したけど。
500m付近まで下ると、空っ風街道とよばれる赤城西麓広域農道がある。
赤城山の裾野をぐるっと回りながら沼田市まで結ぶ広域農道で、
適度なアップダウンやカーブがたくさんあって走りがいのある道路。
この空っ風街道を走っていると、強烈な眠気に襲われたので、
コンビニ・セーブオンの駐車場で入眠。
起きたら夕方5時半だった。
2時間も眠ってしまったみたい。
起きたらお腹が空いたので、セーブオンで夕食を購入。
麻婆豆腐丼とチャーハンおにぎり。あとおやつも。
さて、そろそろ帰ろうか。
ほんとはしばらく下道で帰ろうかと思っていたが、
寝すぎて遅かったのでやはり高速で帰ろう。
昭和インターで関越道に乗り、後はひたすら新潟まで高速。
下牧パーキングエリアに寄って、さっき買った夕食を食す。
PM7:30 前が見えない・・・高速の危機
関越トンネルを抜けて湯沢町に入った途端、猛烈な吹雪。
こうなると高速道路はとても怖い。
しかも悪いことに、ワイパーブレードが凍り始めた。
フロントガラスをまったく拭かなくなった。
ほとんど何も見えない。
これはほんとの危機で、背筋が寒くなってきた。
前がほとんど見えず、前車オデッセイの尾灯を頼りに走行する。
その尾灯もぼやけて見える。
ほんとは停車させてワイパーの氷を取りたいところだが、
ここは高速。それも出来ない。
おいおいどうしよう。
ともかくぼやけた視界の中、湯沢インターまでなんとかたどり着く。
そしてETCゲートをくぐりぬけ、道路わきに停車。
そこでワイパーの氷を取り除く。
再び視界はクリアーになったが、また高速に乗れば同じことだ。
うーむ、考えた末、雪用ワイパーを購入することに。
湯沢の町へ向かうと、出光のガソリンスタンドがあったので、
そこで雪用ワイパーを購入。店員さんに装着してもらう。
お代は、運転席・助手席用合わせて2000円と格安。
さっそく雪の中、走ってみよう。
さすが雪用ワイパー。
ブレード全体をゴムで覆っているから、凍ることはない。
視界はクリアーになり、これで安心。
再び吹雪の高速に乗ったが、ほんとにワイパーは凍ることなく、
新潟市までスムーズに帰ることが出来た。
やっぱり雪には雪用ワイパーだね。
夏と冬で使い分けないといけないのだった。
@@今回のドライブ@@
走行距離・・・・・528km
平均燃費・・・・・15.3kml
(仮眠しなければ16.1kmlだったはず)
燃料使用量・・・・・34.5リッター
燃料代・・・・・5280円
高速代・・・・・3880円
温泉&食事代等・・・・・3550円
ドライブ費用・・・・・1万2710円なり