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MMのむらのブログ一覧

2012年09月22日 イイね!

MT車の存在意義とは?

MT車の存在意義とは?MT車は売れていません。
乗用車販売台数の内、MT車はわずか1%弱。

つまり100人のうち1~2人しか買わないという事。


では、このままMT車はなくなっていっても
いいのでしょうか?

私はそうは思いません。
MT車にはちゃんと存在意義があると思います。

(家庭用乗用車でのお話です)


MT車は速い?

MT車は、速いか?
いや、速さでいえば、そうとも言えなくなった。
かつては、ATは効率の悪い3速や4速だったから、
5速や6速が当たり前だったMTの方が速かった。

しかし最近の多段ATやCVT、DCTは
効率が良く、変速スピードも速い。
実際、スーパースポーツの日産GT-Rが
MTがなくて、DCTのみ、という点は、
MTよりもDCTの方が速いことを証明している。

というわけで、速さという点では
MT車の存在意義はあまりない。


MT車は燃費がいい?

かつて、ATが3速や4速だった時代、燃費はMTの方が
明らかに良かった。

しかし最近の多段ATやCVT、DCTは
効率が良く、燃費もいい。

カタログ上は、MTよりも燃費がいいことも珍しくない。

しかしカタログ燃費は、測定方法がMT車に不利になっている。
このことは強調しておきたい。

ま、それはさておき、MT車の燃費は、AT勢に追いつかれた
と言っていい。(まだ追い越されてないが)

というわけで、燃費という点では、
MT車の存在意義はそれほどない。


というわけで、MTは、ATに比べて速くもなく、
燃費にも優位性はそんなにないわけだ。

では、MT車の存在意義はどこにあるのか?

それは、運転の楽しみという点だと私は思う。


MT車の楽しみ その1
難しいことを克服する楽しみ


AT車の運転は、基本的に、
ステアリング・アクセルペダル・ブレーキペダルの3アクションで
成り立っている。MT車はここに、
シフトノブ・クラッチペダルという2アクションが加わり
5アクションとなる。

つまりMT車は、AT車よりも運転操作が多くて難しいのである。
(AT車の運転はカンタンだと言うつもりはない)
人というのは、難しいことをうまくやり遂げたときに、よろこびを感じる。
MT車をスムーズに走らせると気持ちいいのだ。


MT車の楽しみ その2
自分でギアとクラッチを操作する楽しみ


MTとATの運転の最大の違いは、
自分でギアとクラッチを操作をするか否かということ。

MTの場合は、シフトノブを手でゴリゴリ動かしてギアを動かし、
左足でクラッチペダルを踏み込みクラッチを動かす。

トランスミッションを自分の手で操作すること、これは楽しい。
シフトノブを通じて手のひらにダイレクトに
ギアの感触が伝わってくるのがよい。
トランスミッションというとても複雑な機械を手で動かしている、
というのが心をくすぐるのだ。

AT車にもMTモードというのはあるが、
あれはスイッチのようなものであって
自分の手でトランスミッションを操作しているわけではない。

自分でクラッチを操作するのもこれまた楽しい。
クラッチペダルを踏み込むとクラッチ板が離れ、
クラッチペダルをゆっくりと上げていくと、
クラッチ板がこすれながらガッシリと合わさる、ということを想像しながら
クラッチを操作するのが楽しいのだ。
AT車にはクラッチペダルはない。


MT車の楽しみ その3
シフトタイミングを決める楽しみ


MT車のシフトタイミングを決めるのは運転者本人だ。
急加速したい時は、エンジンを引っ張って変速するし、
燃費を考えたいときは、早め早めの変速をする。

AT車であっても、アクセルコントロールによって
シフトタイミングは自分の好きなようには出来ることも確か。
でも100%自分の意図ではない。MT車は100%だ。

とにかくMT車のシフトタイミングを決めるのは運転者本人である。
責任も重い。
例えばシフトダウンの際に間違ったギアに入れてクラッチをつないでしまい、
エンジンがオーバー回転し壊れた、なんてこともあるかもしれない。

MT車なら、手でギアを動かさない限りは絶対にシフトチェンジは行わない。
このあたりがMT車の魅力なのだ。


というようにMT車の運転は楽しいわけ。

クルマの運転という基本形がMT車の運転だ。
だから、クルマという複雑な機械を動かしている実感がする。


まとめ

MT車の存在意義は、運転の楽しさにあると思います。

私は、15年間MT車に乗っていますが、
今もまったく楽しいです。飽きません。飽きるもんでもありません。

「クルマの運転」が楽しくていいのか、という議論もありますが、
それはまた別ということで・・・。
Posted at 2012/09/22 23:36:24 | コメント(48) | トラックバック(0) | MTよ永遠に! | 日記
2012年09月13日 イイね!

「時代に逆行するMT」だって!?ベストカーよ

この前買ったベストカーを読んでいると、
気になる文章が・・・・

MTは時代に逆行する だって?


@@@
勇気ある挑戦 という記事の中に、

「オーリスのMT!!なぜ時代に逆行?」
日本車販売のAT比率が98.3%というなかにあって
時代に逆行する6速MTを用意した

という文章がありました。

まあ、オーリスにMTが設定された、ということを
紹介するということに関しては、
けっこういいことだと思います。

が、しかし・・・・

「MTが時代に逆行する」
なんてことを書いてはいけません。

これでは、MTが時代に逆行している、
つまりMTは時代遅れである・・・・
ということを意味します。

ベストカー自身がそんなことを言っている、ということです。

ベストカーはたまに、MTの特集とかしてくれます。
しかし今回の記事の文章を読んで、イヤな気分になりました。


MTは時代に逆行なんてしてません。
時代遅れでもありません。

MTは、トランスミッションの基本の基本です。
構造がシンプルで軽量・安価。燃費もいい。
今のエコブームにもぴったり。

MT操作は最高に楽しい。
クルマを動かしている実感がする。
クルマと会話している感じがする。

いくら出来のいいAT(2ペダルMTを含む)やCVTが出現しても
この点についてはMTを上回れないと私は思っています。

こんなに優れたトランスミッションであるMTが
日本では、わずかに1%弱しか売れていない。

100人に1~2人の変わり者扱い?

なんとも悲しい日本の現実。

そんな空気が、ベストカーのこの文章に表れています。

Posted at 2012/09/13 23:20:25 | コメント(6) | トラックバック(0) | MTよ永遠に! | 日記
2012年09月04日 イイね!

100kmhのエンジン回転が800回転!?

100kmhのエンジン回転が800回転!?普通であれば、
100kmh走行時のエンジン回転というのは、
2000~3000回転くらいが多いですね。

しかし、画像を見てください。

100kmhなのに、800回転??


@@

いやいや、単に、
100kmh走行時にニュートラルにしただけです(笑)

でも、これって、
MTでないと出来ないですよね。

いや、ATやCVTでも、Nレンジに入れれば出来るのかな?

でも、以前に整備の本で読みましたが、
ATで(CVTも?)走行中にNレンジに入れるのは、
ATの機械自体に抵抗がかかって、ATを傷めるので、
あまり良くないと書かれていた記憶があります。

MTであれば、なんの機械抵抗もなく、ニュートラル走行が出来ます。
スイーッと進んでいきます。
これはMTの利点ですね。

たとえば、遠くの信号が赤になりそうなとき。
ニュートラルに入れて、ダラダラ走ると、燃費が上がります。
(後続車がいないとき)

もっとも、これにも欠点があって、
駆動の力がかかっていないので、とっさの時(危険回避とか)に、
対処できない可能性があります。

100kmhのニュートラル走行は普通に危険ですね。たぶん。


@@
でも、こんな画像を撮影してみたら、面白かったので
アップしてみたのでした♪

Posted at 2012/09/04 23:08:34 | コメント(5) | トラックバック(0) | MTよ永遠に! | 日記
2012年05月27日 イイね!

今のマツダには買いたいクルマがない・・・

みんカラのブログめぐりをしていると、
なかなかショックなブログを見つけました。

みんカラ友人のT-kazuさんのブログ
「とうとうMT派もハイブリッドが選べるように!!!」です。
https://minkara.carview.co.jp/userid/906619/blog/26608695/


私は知らなかったのですが、
フィットがマイナーチェンジして、
フィットハイブリッドにRSグレードが出て、
なんとMTの設定があるというじゃないですか!!

これはかなりうらやましいことです。

いや、ハイブリッドに興味があるわけではなく、
MTの設定が多いということです。
ホンダはちゃんとMTを考えていますね。

なんたってハイブリッドにMTを用意するくらいですから。
ハイブリッドのCR-Zに用意した時も感心しましたが、
今回は、実用車のフィットですからね。
ホンダさんは偉い!


それに比べると、マツダは・・・・・

マツダで、MTの設定があるのは、
デミオのスポルト・15C、13C
マツダスピードアクセラ
アテンザの25Z、
ロードスター、もうすぐなくなるRX-8のみです。

ううん少なすぎる。

MT派でアクセラが好きな私としては、
今のマツダには、買いたいクルマがないのです。

デミオは大好きなのですが、ちょっと小さく感じますし、
マツダスピードアクセラはサイズはいいものの、オーバースペックだし、
アテンザはデカイし、スポーツカーは私にとって現実的でない・・・・

まあ今乗っているアクセラ15C・5MTは大満足のクルマですので
当分乗り換えませんけど、
マツダのMTの現状を見てると、気分が暗~くなってくるのです。

でもマツダは、海外ではMTをたくさん用意していますし、
ちゃんと、素晴らしいMT(スカイアクティブMT)を開発しています。

ただ日本で売らないだけ・・・
日本では売れないから・・・


もちろんマツダというメーカーがMT好きなのは分かっていますよ。
今マツダはかなり円高でかなり苦しいですから、
あまり売れないMTに、余分なコストはかけられないのも分かっています。

でもでも・・・マツダは、スポーツのイメージで売っているのです。
マツダといえば、スポーツの味。
スポーツといえば、マツダ。

そのスポーツに欠かせないMTを用意しないのは、
やっぱり良くありませんです、はい。


いまCX-5が大ヒットしているし、スカイアクティブ戦略も好評です。
スカイアクティブ戦略が軌道に乗ってきたら、
マツダも、MTをたくさん用意してくれるものと期待します。

もしそれでもMTを用意しないときは・・・


しかし、しかし・・・私は身体の芯までマツダファンです。
マツダがどんなになろうとも、お供します。

だから、マツダからMTがなくなったら、そのときは最後、
ATに乗る覚悟でいます。

そうならないことを祈るばかり・・・。

ガンバレ、マツダ♪
Posted at 2012/05/27 09:00:42 | コメント(8) | トラックバック(0) | MTよ永遠に! | クルマ
2012年04月05日 イイね!

MTの燃費測定の不公平・これは許せん

MTの燃費測定は、
ATやCVTの燃費測定と比べると
不公平であります・・・・


この前買ったホリデーオート4月号を
読んでいました。

すると、スイフトスポーツの試乗記に
かなり気になる文章が。

MTの燃費測定の不公平について
少し触れられています。

引用してみましょう。


@@引用始め@@

現行の燃費測定方法では、
MTの場合、
ある一定の回転まで引っ張って加速しなければならない
など、少々不利な値が出るからだ。

今回、6速MTとCVTを乗り比べてみても、
燃費を意識した運転をすると、6速MTの方が良好な値を示していた

@@引用終わり@@


というわけで、カタログの燃費については、
MT車というのは、けっこう不利なのですね。

例えば、スイフトスポーツにおいては、
10・15モード燃費は、CVTが16.0kml、MTが15.6kmlとなっていますが、
実際の燃費は、MTの方が同等もしくは良好だ、ということになります。

なぜかというと、MTの燃費測定が不利な条件で行われているから。

うーむ、これは許せんですね。
だって、このカタログ燃費で、減税とかも決められているんですから。
カタログ燃費が悪いから、
MTではなくCVTを買う人だっているかもしれません。


ちなみに、燃費についてですが、
私の実験結果によりますと、エンジン回転は、燃費にすごく重要です。
そのブログはこちら 
https://minkara.carview.co.jp/userid/348232/blog/17125558/

アクセルはあまり踏み込まなくとも、エンジン回転が上がれば、
燃料はたくさん出てきます。

ですので、このMTの燃費測定における
「ある一定の回転まで引っ張って加速しなければならない」
という条件では、MTはすごく不利になるわけですね。

公平に燃費測定をするのであれば、
こういうMTにとって不利になる条件を、撤廃しないといけません。

つまり、MTも、燃費測定の場において、
自由にシフトチェンジすれば、MT車のカタログ燃費の値は
もっともっとUPするはずです。

MTユーザー、MT好きの方々は、
みんなで声を上げないといけないことですよね。


MTは、走り方の工夫次第で、
CVTや、スカイATのような高効率多段ATよりも
まだまだ燃費はいいはずだ、
と確信しております。

私のアクセラだって、カタログ10・15燃費は、18.0kmlですが、
田舎道を燃費を意識して走れば、わりと簡単に超えられますよ♪

がんばれ、MT!!

Posted at 2012/04/05 23:20:00 | コメント(6) | トラックバック(0) | MTよ永遠に! | クルマ

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