
9月10日、お盆以来のドライブに行くことに。
行き先は、大好きな東北。
時間もたっぷりあることだし、
宮城県にでも行こうかと思いました。
さっそく旅行記いきます。
超長いブログですのでご用心。
動画は旅行記の下にありますヨ。
@@宮城・松島と山形の旅@@
AM2:00 新潟市出発
2時間程度の仮眠を取った後の出発。
あきらかな寝不足状態だが、がんばって行こう。
まずは、日本海東北高速道へ。
無料化終了後は、交通量はめっきり減った。
午前2時とはいえ、ほとんど走っていない。貸切状態♪
荒川胎内インターを降り、国道113号で山形県へ。
新潟県と山形県を結ぶ幹線国道だが、深夜なので交通量はなし。
たまに大型トラックが走る程度で、飛ばせる。
AM3:00 山形県突入。
新潟市から1時間で山形県に入った。めっちゃ速い。
これだから深夜発ドライブはやめられない。眠いけど。
南陽市付近の国道113号は、高規格バイパスで高速みたい。
制限速度も70kmhと高いのに、前を走る軽は60kmhで走る。
追越し禁止なので、後ろをしょうがなくついていく。
制限速度を大幅に下回る速度で走るのはやめてもらいたい、と願う。
国道13号線と交差。山形市方面へはここを曲がっていくが、
私は宮城県へ行くので、ここは国道113号を直進。
宮城県へ行くには、このルートが最短となる。
AM4:10 宮城県突入。
おお、新潟市から2時間少々で宮城県へ入るとは。
山形県は1時間で横断してしまった。
もっとも山形県は、この辺り、細いからね。
もっとも、ここから仙台までは、まだ100km近くある。
宮城県は大きいのだ。
真っ暗でカーブの多い山道を進む。
この辺りの国道113号は、道があまり良くない。
同じ国道でも、地域によって格差がある。
AM5:00 白石市で国道4号線に合流。
深い山間の道路から、一気に景色が開けると白石市。
空もだんだん明けてきた。
国道4号線に合流。
いうまでもなく、東京と東北を結ぶ大幹線国道だから、交通量が多い。
仙台までほとんどの区間が片側2車線という豪華さ。
あとは、この国道を一直線に走ったら、仙台に着く。
東北道に乗れば、仙台へはすぐだが、急ぐ旅でもないので、
コンビニでも寄りながら、ゆっくり国道4号で行こう。
AM6:00 仙台市街地と仙台駅
仙台市街地へは国道4号から左折する。
そして中心市街地を通って駅前へ。
やはり東北の都、仙台は大都市だ。
地元新潟市と比べると、一回り大きいね。貫禄がある。
そして中心でも緑が多い。街路樹や公園がたくさんある。
半年前の東日本大震災では、震度6強と大揺れした仙台だが、
被害はパッと見、分からない。やはり日本の耐震技術はたいしたもんだ。
仙台駅にも行った。
目的は駅弁。時間は朝6時半だったけど、駅弁屋はちゃんと営業していた。
数分間悩んだのち(私は好き嫌いが多いので、中身をちゃんと確かめるから)、
「鳴子温泉女将 おもてなし弁当」というのを選ぶ。
お値段は1100円と高いけど、たまにはこういう豪華なお弁当もいいかも。
仙台駅内を散歩してからクルマに戻る。
仙台市内は、もう渋滞が始まっている。
私はこういう都市部の運転は苦手なので、はやく仙台市街から抜け出したい。
とりあえず、次の目的地は、松島。そう、日本三景の松島。
松島へは国道45号線へ行けばよい。
駅前から走ると、その表示をすぐに見つけた♪
AM8:00 日本三景 松島へ
仙台市から、多賀城市、塩釜市と、津波の被災地域を通って、松島へ。
松島へ来るのは、2回目。
1回目は、去年の3月。このときはゆっくりと見て歩いて景色を眺めた。
今回は、震災後の松島はどうなったのか、気になったので拝見しに来たのだ。
まずは、遊覧船の駐車場にクルマを置き、駅弁を食す。
やはり高級駅弁だけあり、おいしい。
1つ1つのおかずが丁寧に作られているのが分かる。
さっそく散歩に行ってみよう。
駐車場には大型観光バスも停まっていて、団体旅行客が
たくさんいて、ワイワイおしゃべりしている。わりかしにぎやか。
松島は、この辺りの他地域と比べると、津波被害は少ない。
それでも床上浸水だったそうだから、やはり大変だったことは
言うまでもない。
しかし、みやげ物屋さんなどは、開いている店がたくさんあった。
私はその内の1つのみやげ物屋に入った。
入口には、津波被災状況の写真がびっしりと貼られている。
見てみると、店内はドロだらけになって大変だったという。
掃除は大変だったんだろうなあ。
今現在は、そんなことがウソだったかのように、キレイな店内だ。
いろんなお土産品が所狭しと置かれていた。
その中から、東北応援「がんばっぺ東北」ステッカーと、
おみやげのお団子などを買った。
松島の復興はかなり進んでいることが分かったのだった。
AM9:00 東松島・石巻方面へ
次の目的地は、大崎市にある日帰り温泉施設「花おりの湯」
ネットで調べるとなかなか良さそうなので、目的地となっている。
しかし、営業は朝10時から。
まだ時間があるので、遠回りをして行くことにした。
とりあえず東松島市や石巻方面へ。
石巻には、まだ行ったことがない。
しかし石巻市は、言うまでもなく、津波の被災地。
大災害を受けた地域の内の1つ。
私なんかが行ってはジャマモノになってしまう。
なので、沿岸部へは行かないように決めて、石巻へ向かった。
AM9:30 石巻市
中心市街地へ入っていくも、意外と普通。
クルマ通りも多い。
駅前通りには、サイボーグ009や、仮面ライダーの模型がある。
これは石巻マンガロードというそうで、
近くにある中ノ森漫画館へ続いているそう。
しかし、やはり普通でない風景も多い。
信号が点灯していないので警官が誘導している交差点があったり、
JRの代行バスがたくさん走っていたりする。
シャッターの閉まっている店が多い。
そして全国各地から応援に駆けつけたパトカーが
街中を走り回っているのが目につく。
とりあえず、コンビニに寄ることとした。
ローソン「石巻東中里二丁目店」。
購入したのは、ジョージア・エメラルドマウンテンとお菓子。
被災地に近いコンビニだが、店内も普通、
置いてある品物も普通、お客も普通。
石巻の海岸沿岸部へ行けば、とんでもない被災地なわけだが、
一歩内陸に来ると、この普通感。
なんともいえない複雑な気分になった。
AM11:20 ひまわり温泉「花おりの湯」
なんだかんだで10時になってしまった。
石巻から大崎市までは40kmもある。
国道108号線を、約1時間以上かけて、ようやく大崎市に到着。
開店早々には間に合わなかったが、とにかく入ってみよう。
パンフレットには、
「湯量を贅沢に、そして大胆に使っている、
まじりっけのない掛け流しの温泉です」
と書いてあるが、まさにその通り。
素晴らしいお湯だった。
食堂もあったが、全然お腹が空いてないのでパス。
足の裏マッサージ機「明日香2」で快感にひたり、
その後ソファでくつろいだ後、クルマへ。
PM1:00 国道347号 鍋越峠
次の目的地は、山形県尾花沢市。
つまり宮城県から山形県にまた戻るのだ。
山越えをするわけ。
宮城県から山形県に抜ける国道の中でも一番マイナーなのが、
この国道347号の鍋越峠越え。
地図を見ると、細い表示の道がクネクネ。
実際はどうなのだろうか。
大崎市から加美町のあたりはしばらくは、いい道。
薬莱(やくらい)山という富士山の上3分の1くらいを切り取ったような、
形のいい山を見ながら快走。
しかし、その後、山へ分け入って行く辺りから急に道が狭くなる。
深い山と深い森の中、対向車とのすれ違いもやっとの細い道が
10km近くも続く。
こんななので、冬期は通行止めとなる。
しかも、寝不足による眠気がマックスに達していた。
道の横の空き地にクルマを停めて、横になると、あっという間に
睡眠に落ちてしまった。
まあクルマで寝るのは気持ちいいけどもね♪
PM3:00 尾花沢市
再び山形県に入って30分、尾花沢市に到着。
前から一回来てみたかった尾花沢市。
なぜかというと、つまらない理由ではあるが、
小学生の頃に書いた(幼い)小説の舞台だったから。
なぜ尾花沢市を舞台に選んだのかは忘れた。
ともかく、尾花沢市に来たので、ひとりテンションが高かった。
まあ普通の地方都市でしたけどもね。
ちょっと物足りないなあと思ったのが、鉄道の駅がないこと。
この町は鉄道が走っていないからしょうがないのだけど。
でも、素晴らしい地名を発見。
その名は、
「おぼろけ」
朧気と書く。
おぼろげな記憶、とかの「おぼろげ」を連想させるね。
なんとなく好きになったのだった。
さて、そろそろ帰宅に向かおうかな。
時刻は夕方の3時過ぎ・・・。
新潟市までは後180kmもあり、高速道路もほとんどない。
しかも、眠気がまた襲ってきた・・・。
無事帰れるかな?
@@旅行記おしまい@@
その後・・・
実際はその後、眠気に悩まされ、途中仮眠など取りつつ、
180kmに5時間もかけて帰宅したのでした。
さてさて、動画もUPしました。以下どうぞ
18時間のドライブを3分にまとめました。
では、また。
走行距離 614km
平均燃費 16.4kml
使用燃料 37.4リッター