今年のGWの5月3日、4日に行った
三陸のドライブ旅。
今頃だけども、ようやく書きあがったので、UP。
もう2ヶ月も前の話だけどもネ。
三陸旅2016春
今年のGWは5月1日と3・4・5日。
少なっ!!
でも毎年、GWには三陸に行っているので、
今年も行くことにした。
三陸でたくさんお買い物をする旅。
ついでに、青森まで足を伸ばし温泉三昧。
というドライブ。
車内泊は道の駅かわさき
仕事が終わったのが、2日の夕方5時。
大急ぎで家に帰り、入浴し、仮眠。
そして午後10時に起きて10時半に出発。
午後11時34分、山形県に入る。
日付が変わり午前12時39分、宮城県へ入る。新潟から132km。
ずーっと国道113号線。
午前1時半、白石インターから東北自動車道に乗る。
深夜ながら交通量は多い。さすがGWだね。
特にSAやPAはクルマであふれかえっている。
東北道を120km少々走ると岩手県に入り、一関インターで降りた。
そこから気仙沼街道・国道284号線を30分走ると、道の駅かわさき。
ここで車内泊。というか仮眠。
新潟からの314kmを5時間かけて走ってきた。ここまでの平均燃費は20.2kmlと優秀。
ただ少々疲れてしまい空腹に。時間は早朝3時半だ。
サンクスで買った「新緑味めぐり幕の内御膳」を食べる。とってもうまい弁当だ。
そして後席を倒して寝袋で仮眠。
起きたら、朝6時半だった。3時間も寝ていないが、でも頭はスッキリした。
さて、さっそく三陸へ行こう。
陸前高田市でお買い物
道の駅かわさきから35kmほどで気仙沼。太平洋側に出る。
そこから国道45号線で15kmほどで陸前高田市に到着。
新潟からは363km。今回のドライブの第一目的地・・・それは奇跡の一本松。
超有名になった陸前高田市のシンボル的存在。
ここへは2012年から毎年来ている。
2012年は、奇跡の一本松へはまだ正式には行けなかった。
立ち入り禁止の看板を無視して、砂利道を進んでいき
ようやく奇跡の一本松へ到達したものだ。
2013年は、国道わきに奇跡の一本松専用駐車場が出来て、
そこから一歩松まで、簡易舗装された歩道が出来ていた。
さらに、枯れた一本松がレプリカに変わった。
2014年は、一年前と変化はないが、駐車場で簡易店舗が
おみやげを売っていた。
2015年は、大きな変化として、みやげ物ショップ「一本松茶屋」や
カフェ・トイレが出来ていた。駐車場も大きくなった。
そして今年。今までの店にプラスしてラーメン屋もオープンしていた。
まるで道の駅のような感じに。
奇跡の一本松も立派な観光地になったね。
観光客もどんどんここへ来て、そしてお祈りしよう。
いろいろ買い物もしよう。
実際、朝の9時頃の時間からすでに、駐車場はほぼ満車になり、
奇跡の一本松も、土産物ショップもにぎわっていた。観光バスもいた。
大型連休だからかもしれないが、喜ばしいことだ。
私も奇跡の一本松を見たあと、土産物ショップにて、たくさん買い物をした。
近所や会社などへ配るためのいろいろ。
三陸産カットわかめ、銘菓かもめのたまご、一本松のお守りなど、
計7256円なり。けっこう買ったなあ。満足。
釜石で、釜石らーめん♪
次は、陸前高田市のお隣、大船渡市の道の駅「さんりく」へ。
駐車場は満車ですごい賑わい。
ここの三陸ふるさと物産センターで、またもおみやげを。
カットわかめ、乾燥岩のり、など、計2520円。
さて、次は釜石市へ。
目的地は、らーめん屋の「こんとき」
震災の津波で店を壊され、今は、プレハブでお店をやっている。
私は2013年から毎年来ている。
釜石駅近くにある「釜石はまゆり商店街」の中にある。
ちょうどお昼時の12時半に到着。
ガラガラと戸を開けると、狭い店内はお客がたくさん。
「一人でしたらカウンターへお願いします」と言われ、カウンター席へ。
注文したのは、釜石らーめんと、こんときおにぎり。
釜石らーめんは超あっさりスープと細いちぢれ麺。
スープは一口味見すると、超あっさりな中にも香ばしいコクとダシの旨味を感じる。
とっても上品なスープ。それにマッチする麺もおいしい。チャーシューも小ぶりでおいしい。
もう、スープは一滴残らず飲み干した。いやあうまかったなあ、満足満足。
宮古市では自分撮り&日帰り温泉
釜石からも国道45号線をどんどん進み、宮古市を目指す。
途中、大槌町や山田町を通る。未だに津波の痕跡が残る。
釜石から60kmで宮古に到着。
宮古は三陸の中心都市で人口は約6万人ほど。
まず宮古港へ行き、毎年やっている自分撮り。
それにしても、写真を見ていると、毎年太っていくのが良く分かる。
食べるのを少し控えないとなあ・・・・。
宮古港にある道の駅「シートピアなあど」へ行き、
宮古の塩と道の駅ストラップを購入。885円なり。
次は、宮古の日帰り温泉へ。
宮古市街から、約15kmほど山の中を進むと、到着。
リバーパークにいさと内にあるのが、ゆったり館という日帰り温泉。
入湯料は510円。天然温泉ではなく人工のヘルストン温泉というやつで、
無色透明の普通のお湯だった。
でも、長方形の浴槽はけっこう大きく、ゆったり入れる。
ジェット風呂や電気風呂、サウナもある。
身体を温めて、お風呂上りに電動マッサージ機に座ったら、
長時間運転してきた疲れも取れた気がするネ。
岩泉線廃線探訪&岩泉駅
さて、このゆったり館は、茂市というところにある。
茂市といえば・・・・かつてJR岩泉線が分岐していた駅。
岩泉線沿いに、岩泉まで行ってみよう。
岩泉から太平洋へ出れば、そんなに回り道にならない。
ちょうどいいドライブになる。
岩泉線は、確か2000年くらいに乗りに来たことがある。
しかし、2010年に土砂災害があり、2014年に廃止されてしまった。
かつては日本の鉄道の中で一番利用者の少ない鉄道路線として有名であった。
まさに究極のローカル線。
茂市から、国道340号線を行く。
最初は2車線の普通の道路なのだが、時々、超狭くなりすれ違いも困難となる。
岩泉線の跡はチラチラと見えている。線路ははがされていて、
住民の駐車場になっているところもある。
やがて、渓谷沿いにどんどん山深くなってくる。
道も狭くて神経を使う。とても国道とは思えない道だ。幸い対向車はほとんど来ない。
岩泉線の跡は渓谷沿いにずーっと続いていて、木々の間からチラチラ見える。
やがて、押角駅←の立派な看板が道路沿いに。
ここにクルマを置いて、押角駅を見に行く。
周囲は、深い山また山で、家などもまったくなくて、
なんでこんなところに駅があったのか、謎である。すごいシチュエーションの駅だった。
今はもう押角駅へ通じる歩いて渡る橋が崩落しそうで、進入禁止だ。
よくこんなすごいところに列車が来ていたものだ。
さすが日本一利用者の少ない鉄道だった。
そして押角峠へ。道は細く、曲がりくねる。でもガードレールはちゃんとある。
峠のトンネルは真っ暗で怖い。
押角峠を下ってもなお細くて曲がるくねる道はずーっと続き、
浅内というところで、国道455号線に合流してようやく普通の2車線道路になった。
そして久々の街が現れると、間もなく岩泉駅に到着した。
超ローカル線の駅としては立派な駅ではある。
しかし廃止された今は、駅前はがらーんとして、バス停がぽつんとあるのみ。
(まあ岩泉線の営業当初からさみしい駅ではあったけどね)
道の駅「のだ」で車内泊
岩泉から再び太平洋へ向かう。
このあたりの海岸は隆起海岸で、海岸線は断崖となっている。
その中でも素晴しい景勝地が「鵜ノ巣断崖」。
高さなんと200mもの断崖絶壁が海に落ち込んでいる。
なんとも感動する景色なので、行きたかったのだが、
しかしもう日が暮れてしまった。
太平洋に出たら、三陸鉄道がチラチラ見えるので、
島越駅へ行ってみた。
この駅は津波で全壊して、今は再建された。
しかし日も暮れて暗くなりかけ、きれいでファンタジックな駅の建物は真っ暗。
ホームだけ明かりが点いていた。
駅前には誰もいなくて、周囲には人家もなく、なんとなく不気味なので早々に退散。
その後、隆起海岸沿いの絶景道路を行き、普代村を通過すると、野田村。
ここの国道45号線沿いにあるのが道の駅「のだ」。
毎年、ここで車中泊している。
ここまでで新潟市から610km。
車中泊した道の駅「かわさき」からは約300km走ってきた。
もう夜の7時半である。
まず近くにあるローソンで夕食のお弁当を購入し、車内で食べる。
「ロールキャベツ&ハンバーグ弁当」と「ざる中華」、ちょっと食べ過ぎて満腹。
後席を前倒しし、そこで寝袋で就寝。
深夜1時。目が覚める。ちょっと早すぎる。
原因は、隣に停まったクルマのマフラー音。
改造車で、アイドリングなのにやたらと「ボボボー」とうるさい。
迷惑だなあ、エンジン停めてよ。
しょうがないので、クルマを駐車場の端の方へ移動。
離れたが、まだ聞こえる。でも眠ろう。
早朝ドライブ八戸
次に目が覚めたのは、3時半。おっと寝坊した。
これから青森県の三沢市の温泉「小牧温泉」へ行くのだが、
そこの開店時間がなんと朝の5時なのだ。朝一番で行きたい。
野田村から三沢市へは県境を挟んで、90km程あるのでもう行かなければ。
90kmを1時間半で走破できるかな。
野田村から国道45号線を快走し、10kmで久慈市。
そこからもなお国道45号線を走る。
早朝なのでほとんどクルマが走っていない。なのでどんどん進める。
久慈から約35kmほど走ると、青森県へ突入。
いやあ、それにしても岩手県は大きかったなあ。
昨日早朝に岩手県に入ってから出るまで370kmも走ったよ。
青森県に入ると間もなく八戸市。
三陸沿岸から来ると、ものすごい都会に見える。
実際人口は24万人もあり、青森県第二の都市。
しかし早朝の市街地はほとんどクルマも走ってなくて、スムーズに通過。
八戸からは百石道路・第二みちのく道路という高速道路を通り、終点へ。
そこからわずか1kmで三沢駅に到着した。
三沢駅のとなりに、星のリゾート青森屋という巨大なリゾート施設があるが、
その入り口のところに古牧温泉元湯がある。
到着は5時10分、野田村からの90kmをなんと100分で走破した。
開店時間の5時には間に合わなかったが、満足満足。
さて、これから三沢市の温泉銭湯めぐりをしよう。
三沢市には、早朝から深夜まで営業している温泉銭湯がたくさんあり、
しかも温泉銭湯としては規模が大きい。
さっそく行ってみよう。とりあえず3つ行くつもりだ。
@@@古牧温泉 元湯@@@

早朝5時から営業。三沢駅近くの星野リゾートの一角にあり、建物が豪華。
でも値段は銭湯なみの、350円。
内湯のみで、風呂はかなりの大きさ。カランも19個ある。
風呂は岩風呂で、温度は適温。無色透明のお湯。
加温あり消毒あり。だから源泉かけ流しではないかな。
お湯はツルツル感あり、肌をさすると気持ちよい感じ。
早朝5時過ぎなのに、男性側だけでも10人ほどのお客がいた。
早朝・深夜営業に、デカイ風呂、いいお湯、安い値段、素晴しい温泉施設だ。
@@@桂温泉@@@
三沢市街地の北部にある温泉銭湯。建物は庶民的。
早朝5時から営業。値段は320円なり。
大浴場へ行くと、温泉銭湯とは思えない多彩な浴槽に驚いた。
大浴槽に、白い微泡が漂う絹風呂、打たせ湯、サウナ、ジャグジーなど。
ちょっとしたスーパー銭湯だね。
青と赤の蛇口があり自分で適温にするカランは銭湯風だね。
朝6時くらいの客はそんなに多くはなく、ゆったりと過ごした。
お湯は無色透明、味見しても無味。
ただお湯にはツルツル感があり、肌をさすると気持ちよい感じ。
一度に温泉に2箇所行ったので少々疲れた。
とりあえずお腹が空いたので、朝食を食べよう。
行ったのはホテルルートイン三沢。
ルートインでは、バイキング朝食が宿泊者でなくとも食べられるのだ。
1000円とちょっと高いが、なかなかおいしいバイキング朝食を食べられる。
洋風おかず、和風おかず、そしてご飯、味噌汁。おいしかったなあ、満足♪
ちょっと休憩してから、次の温泉へ行くぞ。
@@@あおば温泉@@@
三沢市の市街地の外れにある。朝6時より営業。350円。
大浴場はとにかく広くてびっくり。スーパー銭湯並みの大浴場。
青と赤の蛇口があり自分で適温にするカランは、なんとその数40以上。
すごいカランの数だなあ。
朝8時過ぎという中途半端な時間だからか、客は少なめで、
広い浴室もあってスッカスカ感がある。
お湯は源泉100%使用の源泉かけ流しらしい。
こんなに大きなお風呂で信じられない。
大浴槽はでかく、他に丸い浴槽、サウナ、露天風呂などもある。
とにかく大きくて、快適で、これで350円とは・・・。
さて、三沢市の温泉めぐりはおしまい。
次は、温泉がたくさんある市、平川市へ。
平川市は津軽平野にあるので、100km近くある。
三沢市から七戸町を経由し、国道394号線を走り、八甲田山へ。
ぐんぐん登り、標高700mくらいの七戸町営牧場のあたりにくると、
目の前に、迫力ある八甲田山の絶景がドーンと迫る。素晴しい景色。
傘松峠は、標高1000mを超え、雪がすごい。
5月とは思えない、両側が雪の壁である。
そして日本有数の豪雪地帯で知られる秘湯、酸ヶ湯温泉を通過。
イメージとしては秘湯なのだが、実際の建物は巨大なドライブイン風。
駐車場はクルマと観光バスであふれかえっていた。
あまり混んでなさそうなら入浴してみようかなと考えていたが、やめた。
国道394号で山を下り、津軽平野へ出る。
そしてしばらくすると平川市へ到着。
@@@からんころん温泉@@@
平川市の郊外にある中規模の日帰り温泉施設。
お昼に到着。
外観には大きく「からんころん温泉」と書かれている。
入湯料は安い400円。
内湯は広々としており、たくさんのカラン・シャワー。
大浴槽は、あつ湯とぬる湯に分かれていた。
お湯は無色透明で無味。
表示によると、源泉かけ流しでしようされているようだ。
大きな窓からは田園風景の向こうに岩木山が見えてなかなか眺望が良い。
露天風呂は岩風呂風。
お風呂上りは食堂へ。客は私だけ。とてもさみしい。
みそラーメンを食す。
しめじが入ったちょっと甘めのみそラーメンで、なかなかおいしかった。
ラーメンを持ってきた従業員に、なぜ「からんころん温泉」と言うのですか?
と聞いてみると、
「からんころんと足音を鳴らして気軽に温泉に来てもらいたいからです」と言っていた。
さて、次は今回のドライブ最後の温泉。
秋田県へ行く。
国道7号線&日本海東北道で、秋田県の大潟村へ。
大潟村は、八郎潟を開拓して生まれた農業の村。
そこに日帰り温泉施設がある。
からんころん温泉から約110kmであった。
夕方前に到着。
@@@大潟モール温泉・ポルダー潟の湯@@@
大潟村の公共の日帰り温泉施設。
入湯料は400円。
大浴場は内湯のみだが、多彩な浴槽があって広い空間。
お湯は、モール泉というだけあり、紅茶色、もしくは琥珀色。
とてもきれいな色だね。
味見してみると、けっこうなしょっぱさ。塩化物泉でもある。
大浴槽は、熱い湯と、ぬるい湯に分かれていた。
休日の夕方ということもあり、けっこうな賑わいであった。
さて、時間はもう夕方。
あとは新潟へ帰るだけである。
大潟村から新潟市へは320km、20時43分に新潟市へ到着した。
ドライブまとめ
走行距離・・・・・1225km
平均燃費・・・・・19.0kml
ガソリン消費量・・・・・64.5リッター
ガソリン代・・・・・7740円
高速代・・・・・5520円
(東北道白石→一関ほか)
食費・お土産代なども入れたドライブ総費用は、約3万円といったところ。
ホテルには泊まらず車内泊をしたので、安く済んだ。
温泉まとめ
宮古ゆったり館・・・・・日帰り温泉めぐり370施設め
古牧温泉元湯・・・・・日帰り温泉めぐり371施設め
桂温泉・・・・・日帰り温泉めぐり372施設め
あおば温泉・・・・・日帰り温泉めぐり373施設め
からんころん温泉・・・・・日帰り温泉めぐり374施設め
大潟モール温泉・ポルダー潟の湯・・・・・日帰り温泉めぐり375施設め