
今週末は、会社は金土日の3連休。
なので、温泉めぐりドライブへ。
埼玉県、山梨県、埼玉県の
3県をめぐる、一泊温泉旅。
金曜日早朝、というか午前2時半出発。
第一目的地は埼玉県の飯能市の温泉。
OPENは午前9時。
高速で行っても時間があまるので、下道と高速を使い分けながら
午前8時半に到着。
新潟市から291kmであった。
宮沢湖温泉喜楽里 埼玉県飯能市
喜楽里は、小学生未満が入場できないという大人の温泉施設。
林に囲まれた宮沢湖の湖畔の静かな場所にある。
入館料は、1000円。
館内はきれいでとても豪華な印象。
9時のオープンと同時に行ったので、
まだ館内は空いていた。
内湯は、温泉ではない。
大きな大浴槽は白湯。
そして高濃度炭酸泉がある。
高濃度炭酸泉は非常に心地いい。
温度も37度とぬるめで、長湯できる。
身体には無数の泡がつき、シュワシュワして
まさしくサイダー風呂。
露天風呂は、宮沢湖を一望する展望露天風呂で、
ながめがとっても爽快。
浴槽は2つあり、小さいほうは源泉かけ流しだ。
温泉のお湯は、無色透明無味無臭。
アルカリ性の単純温泉で、美肌になるとか。
お風呂上りは、ゴロ寝ができるお休み処へ。
フカフカのマットがしいてあり、とても心地いい。
ほかに、ビュッフェレストランやそば屋もある。
という喜楽里。
きれいで豪華で、1000円も納得。
さて、次は、秩父の温泉へ向かう。
クネクネの山道である国道299号線を走り、約40kmで秩父市。
秩父にはいくつか日帰り温泉があり、そのうちの一つ、「武甲の湯」へ
行くつもりだったのだが、来る途中に魅力的な看板を見つけた。
関東一の重曹泉 梵の湯
おお、これは行ってみたい。武甲温泉をやめて梵の湯にしよう。
秩父川端温泉 梵の湯 埼玉県秩父市
秩父市の郊外の荒川沿いにあるのが、梵の湯。
駐車場は空いている。車は10台もいない。
まあ平日の昼間だからね。
入館料は770円。ちょっとお高めか。
館内は通路からロビーまで畳敷きである。つまり館内すべて畳敷き。
とても高級な印象。
梵の湯という名前からもうちょっと庶民的なのかなと思っていたが、
けっこう意外な高級感だ。
大浴場は、内湯と露天がある。
温泉を使っているのは、内湯。10人以上ゆったり入れる大きな浴槽。
露天風呂は鉱石を入れた人工温泉。
驚くべきは、温泉を使った内湯である。
さすが、関東一の重曹泉。
びっくりするくらい、お湯はトロトロ。
お湯の中で肌をさすると、ヌルッと感じるくらいである。
全身にお湯がまとわりついてくる印象だ。
思わずうなってしまった。素晴しいぞ、梵の湯。
露天風呂も入ったが、まあ普通のお湯。涼しくて快適ではある。
やはり内風呂がいい。満足度は高い。
お風呂上りは、食堂兼大広間へ。
そこで、ざるそばを食す。なかなかにおいしかった。
時間はもう昼過ぎ、午後2時になった。
次の温泉は、山梨県。
秩父から、山梨県へは、雁坂峠を通れば行ける。
秩父から、山梨県の甲府へは80km程度だ。
国道140号線をどんどん進むと、深い山中へと入っていく。
かなり深い峡谷沿いの道で、ループ箇所などもあり、景観はとても良い。
道はどんどん登り、標高1000mを超えるくらいで、いよいよ雁坂峠トンネルだ。
雁坂トンネルは、全長6700m。高速道路以外の一般道では日本一長いトンネル。
1998年開通ということで、それまでは秩父と山梨の間に道路はなかったわけだね。
さすがに長い雁坂トンネルを抜けると、急勾配の下り坂が続く。
そして20kmほど走ると、甲府盆地に降りてくる。
そして目的地の鼓川温泉に到着・・・・が。
なんと臨時の休業日であった。残念。
まあこの辺には日帰り温泉はいくつもあるので、
そのうちの一つである「はやぶさ温泉」へ行ってみることに。
はやぶさ温泉 山梨県山梨市
一見すると、ちょっと古い旅館風であるが、
どうやら日帰り入浴施設のようである。
料金は、お風呂だけなら600円、大広間休憩込みで1200円、一日だと1700円。
こんなに料金差のある日帰り温泉も珍しい。
私はお風呂だけで十分なので、600円である。
脱衣所に行くと、身体にすごい刺青をしている二人組みのおじさんがいた。
ちょっとびびったが、いい人そうな感じだった。
大浴場へ行くと、とても驚いた。
置物の鯉の口から豪快に源泉が注がれていたから。
2mくらい放物線を描いている。
すごい勢いのお湯なので、これは循環された湯なのではと思ったが、
ここは源泉かけ流しとのこと・・・ということで、
こんなにも豪快に源泉が投入されている温泉は初めて見た。
源泉かけ流しなので、注がれた分が豪快にあふれており、
これまた壮観な眺め。これはすごい温泉だね。
お湯は無色透明だが、浴感が素晴しい。
お湯がヌルンとするのである。
さっき入った「梵の湯」並みの素晴しい感触。
こんなに優れた泉質を豪快にかけ流しにするとは、なんと贅沢なことか。
お風呂自体も大きく、7~8人がゆったり入れそうな感じ。
私のほかに客はいないので、なんともゆったりした気分に。
露天風呂にも行ってみると、
これまた源泉かけ流しで、源泉が勢いよく注がれている。
大きさも内風呂と同じくらい、岩で組まれた大浴槽だ。
という「はやぶさ温泉」
私はあまりの温泉の良さに感激してしまった。
今日の宿はルートインコート富士吉田
さて、時間は夕方の4時半。
今日は温泉3つ入ったし、そろそろ今日の宿へ。
甲府盆地を通過し、御坂みちを通って、富士山のふもと富士吉田市へ。
その郊外にあるのが、ホテルルートインコート富士吉田。
今日一日の走行距離は、462kmであった。
部屋は2階の206号室。バスなしタイプで料金は7300円。
うれしいことに、部屋の窓からは富士山がどーーんと見えて迫力満点。
今日は天気予報では雨だったのに、見事に外れて晴天なのだ。
富士山をホテルの部屋からじっくり見れるとは思っていなかった。
夕食は、道の駅秩父で買った、おこわのおにぎりと、カップラーメン。
なんとも寂しい食事である。
でも、ルートインホテルのお楽しみは、朝食のバイキング。
翌日朝、朝食開始時間の7時に行くと、まだだれもいなくて一番乗り。
大ホテルではないので、種類・量とも、あまり多くはないが、
洋風、和風のおかずと、ごはん・味噌汁を食す。やっぱりおいしいなあ。
朝から元気が出た。
さて、温泉である。
行き先はすぐそこ。
富士吉田の富士急ハイランドの隣にある「ふじやま温泉」
ホテルから5分で到着。
ふじやま温泉 山梨県富士吉田市
ふじやま温泉は、大きな日帰り温泉施設で、入場料も高い(平日1250円、土日祝1550円)が、
朝風呂というのをやっていて、それだと620円で入れちゃう。
ちなみに朝風呂は7時から9時まで。休憩施設等は利用できない。
だから混んでいるかなと思い浴室へ行ったが、そうでもなかった。
けっこうな余裕あり。
ふじやま温泉の浴室は、日本最大級の木造の浴室。
太い梁が迫力満点だ。
大きな窓からは富士山が少し見える。もっとどーんと見えてほしいのだが・・・。
まあ浴室が1階だからこんなもんか。
内湯は温泉大浴槽と、高濃度炭酸泉、ぬるめの湯、
露天は曲線の大浴槽が一つ。
お湯は無色透明無味無臭。
温度も内風呂は少し熱め、露天は少しぬるめだった。
高濃度炭酸泉は、素晴しかった。
シュワシュワ度が半端なく、全身がくすぐったいほどアワアワになる。
温度も37度くらいで気持ちよし。
お風呂上りは、2階、3階、4階と各種リラックスルーム、レストラン、
展望休憩室などとても充実しているのだが、それは朝風呂では利用できないのは仕方なし。
さて、次の温泉へ行こう。
と、その前に、今日は天気が快晴で富士山がきれいに見えているので、
富士スバルラインでも走ってみようかと入り口まで行ってみたが、
今は夏期の一般車通行規制中で、マイカーでは登れない。
富士吉田の駐車場にクルマを停め、そこからバスに乗り換えてスバルラインを登るのだ。
うーん、そこまでしてスバルラインに行かなくていいかな。
その後、河口湖まで行き、そこから富士山をじっくりと眺めたのだった。
河口湖から若彦トンネル、鳥坂トンネルを抜け、
甲府盆地まで一気に下る。
ギアを2速に入れていても、グングン速度が上がってしまうほどの急坂を下った。
中央道に乗り、韮崎インターで降り、
増富ラジウムラインという山道を20kmほど走って、
増富ラジウム温泉の「増富の湯」に到着。
増富ラジウム温泉 増富の湯 山梨県北杜市
増富の湯は、増富ラジウム温泉にある日帰り温泉施設。
けっこう大きな施設である。
入館料は820円。
さっそく大浴場へ。
ここのお風呂はなんといっても素晴しいの一言に尽きる。
なんと4種類の源泉かけ流し風呂があるから。
しかも温度別だ。
源泉そのままの27度、30度、35度、37度の温度別浴槽がある。
身体を洗った後、まず私は入ったのは、37度の風呂。
体温とほぼ同じで、熱さはまったく感じない。しかしぬるすぎることもない。
ここで15分過ごした。
温泉は、茶色で、透明度は20cmくらい。いかにも温泉という素晴しいお湯。
味見してみると、まろやかな塩味とさびの味。
次は、35度の風呂へ。
若干であるが、ひやっとする感じ。
ここには30分くらい浸かっていた。
不思議と身体はポカポカする。
30度の源泉はけっこうヒンヤリする感じ。
浸かっていても温まる感じはない。
そして25度の風呂。
これはさすがに冷たい。プールに入っている感じでもある。
夏だから寒くはないが、なんというか冷たい感じ・・・。
こんな体験もめったにできないから、少し我慢して入った。
最後に37度の風呂で、汗が出るまで温まってから、上がった。
ちなみに・・・
42度の白湯もあり、張り紙にはここで温まってから上がってください
とあったが、温泉の37度風呂でも十分に温まったから、それで十分だ。
という増富の湯。
まさしく素晴しい温泉だとしか言えない。
すごく山奥だが、これは来る価値がある。
お風呂上りは、大広間兼食堂へ行き、
山梨名物のほうとうを食す。
かぼちゃなどの野菜が入った味噌味の汁に、極太の平べったい麺が入っている。
私の好みからすると、まあ、それなり。
さて、時間は午後2時過ぎ。
次なる目的地は、長野県の温泉。
山を下り、長坂インターから中央道に乗る。
その後、岡谷JCから長野道へ。
そして更埴JCから上信越道で、長野市を経由し、豊田飯山インターで降りる。
飯山市から木島平村へ入り、山道をぐいぐい登ると、
秘湯ムード漂う「馬曲温泉 望郷の湯」に到着。
増富ラジウム温泉からは、約190kmであった。
馬曲温泉 望郷の湯 長野県木島平村
入館料は510円。
ここは、内風呂と露天風呂が離れていて、いったん服を着ないといけない。
露天風呂に洗い場はないので、まず内風呂で頭や身体を洗い、
浴槽に入って軽く身体を温めてから、服を着て露天風呂へ。
露天風呂は、なんといっても素晴しいのが眺望の良さ。
眼下に広がる木島平村、雄大な高社山と木島平スキー場、
見上げれば奥深い山々。
まさしく爽快な眺めだ。素晴しい。
お湯は無色透明無味無臭。
お湯にはあまり特徴はない。お湯の温度は適温で、心地よかった。
だが・・・目の前の草に、でっかい毛虫がいて、ぞわーっとする。
ま、それだけ自然が豊かということで・・・・。
お風呂上りは食堂へ行き、名物の「名水火口そば」を食す。
歯ごたえがあり、なかなかに食べ応えのあるおそばだった。
さて、時間はもう午後7時。
今回の温泉めぐりドライブ、この温泉で6湯めである。
さすがに温泉疲れもしてきたので、ここで帰ろう。
新潟県へは、国道117号&小千谷から高速に乗って新潟市まで帰った。
午後9時半帰宅。
ドライブまとめ
走行距離・・・・・925km おおお、900km越えか。けっこう走ったね。
平均燃費・・・・・17.1kml
ガソリン消費量・・・・・54.1リッター
ガソリン代・・・・・7680円
高速代・・・・・7610円
中之島見附→本庄児玉3190円 甲府昭和→韮崎320円
長坂→豊田飯山2710円 小千谷→新潟西1390円
ホテル代・・・・・7300円
温泉代・・・・・約4400円
ドライブ費用・・・・・約2万7000円 (食費・おみやげ代のぞく)
温泉まとめ
宮沢湖温泉 喜楽里・・・・・日帰り温泉めぐり303施設め
秩父川端温泉 梵の湯・・・・・日帰り温泉めぐり304施設め
はやぶさ温泉・・・・・日帰り温泉めぐり305施設め
ふじやま温泉・・・・・日帰り温泉めぐり306施設め
増富ラジウム温泉 増富の湯・・・・・日帰り温泉めぐり307施設め
馬曲温泉 望郷の湯・・・・・日帰り温泉めぐり308施設め
アクセラ走行距離・・・・・39340km おおお、もうすぐ4万キロだあ。