
納車 8月6日
MAZDA 3 15Sツーリング
6速MT
色:ソウルレッドクリスタル
この日は8月6日木曜日。
仕事を午前中で切り上げディーラーへ。
6年半乗ったアクセラともお別れし、
MAZDA3を受け取る。
マツダの納車は、納車セレモニー的なものはなく、とてもあっさりとした納車である。それでも、店長さんから花束・・・ではなくお花の植木鉢をもらった。少しうれしい。
第一印象
エクステリアデザインの美しさ
やはりエクステリアデザインの美しさが、なんとも素晴らしすぎる。美しすぎる。この妖艶なデザインのクルマが私のものとなったと思うと、鼻血が出そうなほど興奮する。街中を走ると、視線が一斉にこちらに集まるのが分かる。(そんなわけがあるはずもないが、そう感じてしまうほど興奮している、ということだ)
エンジンサウンドは
このエンジンは、SKYACTIV-G1500ということで、基本設計はBMアクセラと同じ。だからエンジンサウンドは一緒かと思いきや、意外と違う。3000回転ほどまでは、軽快で独特の高音で、少し太い音もする、というとっても良いサウンドである。ようは普段使いのエンジンサウンドが良い感じなのだ。
太い音がするのは、たぶんマフラーが左右2本出しだからかもしれない。(片方がダミーとかではもちろんない。耳を当ててみると両方から音がするから本物)それにしてもNAの1500エンジンなのに左右2本出しマフラーとはとても贅沢だ。スポーツカーみたいね。ロードスターの1500エンジンとも基本設計は同じだから、左右出しマフラーによって、エンジンサウンドがよりロードスターのものに近づいた。特に空ぶかしした音を外から聞くと、「ロードスターか!!」と言いたくなる。
高回転のサウンドはまだこれから。1000km点検でオイル&フィルター交換した後に高回転まで回したい。
エンジンのパワーは
アクセラより80kgも重くなり、動力性能はどうかと心配だったが、アクセラよりもトルクが0.2kgmアップしているので、それほど加速性能が落ちたという感じではない。6速MTのギア比や最終減速比はたぶん同じだと思うので、シフトチェンジのタイミングとか加速の感じとか、アクセラと変わりない。80kgも増したのに加速性能が同じく感じるのは、やはり7年でSKYACTIV-Gエンジンが進化し、トルク特性とかが良くなったのではないだろうか。
もっとも車重1320kgで1500エンジンなのだから、そのあたりの限界はある。登り坂とか4人乗った時とかはそれなり。しかし普段一人で乗っている分にはまったく何の問題もない。
エアコンをつけてもあまり重くない
アクセラの時はエアコンをつけてると、エンジンが重く感じ、クラッチも気を使ってつないでいた。エアコンをつけるとショックが出やすかったのである。しかし、なんでか知らないが、MAZDA3のエンジンは、エアコンをつけてもエンジンがそれほど重い感じにはならず、クラッチも気を使わずに普通につなぐだけでショックもなくつながるのだ。
つまり、エアコンをつけても、エアコンをつけないときと運転方法がそんなに変わらないというのは驚いた。エアコンをつけると重たいなあというのがだいぶ軽減されたのである。これはうれしい。
シフトフィール&クラッチフィール
まずセンターコンソールの位置が高く、スポーツカーのシフトみたいな位置にシフトがある。そしてシフトノブは短くて、もちろんショートストローク。これはスポーツカー顔負けのシフトである。シフトフィールも良い。アクセラよりもしっかり感が増して、まるでFR車のようなフィール、とはちょっと言い過ぎだが、FF車のシフトフィールとしては極上ではないだろうか。
クラッチフィールは良い。重くもなく軽くもなく非常につながりやすい。私の場合、特に気を使うこともなく、普通につなぐだけで、ショックなくスムーズに運転できる。
ロードノイズ
アクセラの不満点だったロードノイズ。MAZDA3ではどうかというと向上している。きれいなアスファルト路面では驚くほど静かだし、「ゴーッ」という音が鳴る荒れた路面でも、アクセラと比べると、多少は静かになった。しかしそんなに静かなわけでもない。そこそこかな。
まあ18インチタイヤを履いているわけだから、それでこれなら満足である。
ハンドリング
一部の自動車評論家からはゴルフを超えたとまで言わしめたMAZDA3のハンドリング。しかし私はハンドリングに関しては鈍感なので、よくわからない。しかし良いことは分かる。アクセラも素晴らしいハンドリングだったので、アクセラと同じである。リアサスが、アクセラのマルチリンクからトーションビームになってしまったが、ハンドリング性能に関しては特にネガは感じない。とってもスムーズで良い感じのハンドリングであるね。
乗り心地
これまたアクセラでも乗り心地は良かったので、アクセラと同じく良い乗り心地だ。いまのところ、リアサスのトーションビームになったことに関する乗り心地のネガは感じない。とまあ考えてみれば215.45.18インチという扁平タイヤを履いているのに、それを感じさせない素晴らしい乗り心地なのは驚きだ。18インチで乗り心地悪いかな、と心配していたが大丈夫であった。ちなみにタイヤの空気圧は指定は2.5だが、私は2.7で調整している。ちょっと入れすぎかもしれない。
インテリア
シートの座り心地は素晴らしいのひとこと。マツダが一生懸命開発した新開発シートである。今までの調整機能に加えて、シート前端部の上下調節機能がついたので、太もも部分を少し上げることが出来る。しいていえば、もう一段階低く座りたいな。長距離ドライブが楽しみなシートだな。
インテリアでの私のお気に入りは、巨大なセンターコンソール。おそらくこのクラスでは世界最大である。これにより、助手席との区分けが明確で、運転席にはバスタブに浸かっているかのような囲まれ感があり、パーソナルカー的雰囲気がある。助手席とのカップルディスタンス(運転席と助手席との中心間距離)もこのクラスでは広い方だろう。
インパネ&ダッシュボードの質感もこれまた見事過ぎる。そこからつながるフロントドア&リアドアの質感まで見事。まあ、これらのことは、自動車雑誌やネットなどでさんざん書かれてきたからまったくその通りと言うしかない。
まさにインテリアの質感は高級車であり、私のいつものカッコであるTシャツにジーンズみたいなカジュアルなカッコで乗るのは気がひける。気軽に乗れたアクセラとは世界が違う。
オーディオ
実はまだあまりオーディオはかけていない。気持ち良いエンジンサウンドを聞きながらMTの運転を楽しんでいる段階である。もともとオーディオにはそれほどこだわりはないが、マツダはこのMAZDA3の純正オーディオをかなり力をかけて開発している。私も実際に聞いてみて、かなりいいオーディオサウンドだと思った。ちなみに8スピーカーである。ドアの下にスピーカーを配置していないのも変わっている。独自の音響レイアウトらしい。
このほかにも、アクセラとの進化点があり、マツダコネクトやi-ACTIVSENCEなど、まだたくさんあるので研究していかないといけないな。
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とまあ、納車3日目の第一印象はこんな感じである。
まったくもって、なんとも素晴らしいクルマを買ってしまった(ムフフ)
これで車体本体価格237万円なんだから、もう大満足としかいいようがないね。