
今年もお盆休みに、一泊ドライブにいってきました♪
行き先は、長野・岐阜方面。
具体的な行き先は決めず、その時々で決めることに。
左写真は、日本のチロルと言われる
飯田市上村の下栗集落
急斜面に家々が立ち並んでます♪
天空の里ビューポイントより
それでは旅行記いきます。
超長いので、目次を設けました。
@@目次@@
飯田市上村下栗 通称「日本のチロル」へ
飯田市南信濃 遠山温泉郷「かぐらの湯」
飛騨高山と今夜の宿
憧れの国道158号 平湯峠&安房峠
魅惑の秘湯 白骨温泉
標高2000mの美ヶ原
ちなみに、画像がたくさんのドライブ日記は
MMページ内のこちら
http://homepage2.nifty.com/e127nomura/mypage2/mmdrivenagagifu01.html
みんカラ内フォトギャラリーはこちら
https://minkara.carview.co.jp/userid/348232/car/250592/3224710/photo.aspx
@@長野・岐阜盛りだくさんドライブ@@
飯田市上村下栗 通称「日本のチロルへ」
出発は、日付が12日に変わったばかりの、深夜0時。
長野方面へひたすら北陸自動車道を快走。仮眠はとったものの寝不足。
2時間半走って、長野市郊外の小布施パーキングエリアへ。
若干眠くなってきたので、1時間の仮眠。今後のことを考えて、眠いときには寝たほうがいい。外は涼しくエンジンを切っても問題なし。
3時半出発。
長野市を過ぎると、長野自動車道。
松本を通過するころに、辺りが明るくなってきた。雲は多いが天気はまずまずのようだ。ただし北アルプスなど、山々はまったく見えないのが残念。
岡谷ジャンクションで、中央自動車道に合流。
この頃になると、もう行き先は決まっていた。
飯田市上村下栗。
ここは、私の大好きな鉄道紀行作家・宮脇俊三さんが「ローカルバスの終点へ」という本で、絶景の集落だ、と紹介されていたのだ。前から行ってみたかった下栗。行ってみよう。
下栗は飯田市の山奥なので、飯田インターで降りればいい。
しかし私は中央道を走っていて景色に不満を持っていた。防音壁が高くて、景色が見えにくいのだ。なので私は、飯田市の40km手前の駒ヶ根インターで降りた。新潟からの高速料金ETC深夜割引で、3800円なり。午前6時前であった。
伊那谷の景色と、中央アルプスの景色を存分に楽しみながら、飯田市へ。
下栗のある上村には、飯田市の街中の手前で左折。
看板の「上村」の表示に従って、あちらこちらで右左折。次第に山の中へ。道も細くなり、谷間をクネクネと。飯田市と上村を結ぶメインルートであるが、そうとは思えない道。
と、急に高規格の道路が出てきて驚く。
長さ4100mの矢筈トンネルである。ここは将来的に高速道路になる予定だが、こんな過疎地に高速道路が?と思う。今は無料で通行できる。昔は山奥の過疎地であった上村が、このトンネルの開通で飯田市の街と直結された。
トンネルを抜けてしばらく走ると、上村の中心部へ。かなり深い峡谷の谷底に集落がまとまっている。小中学校や村の施設もある。
ここに、「下栗の里」の看板。ここを左折して、山道へ入る。
1速でもきつい、超登り坂。道幅も狭い。ガードレールがない箇所も。斜面をへばりつくようにしてクネクネと登っていく。こんな山の上に集落があるの?と思わざるをえない。
山道を登りきって視界が開けると、最初の集落が。
家は5~6軒あるのみだが、子供達が道路で遊んでいた。
それにしても、まあ、景色の雄大なこと。
眼下には、先ほどの上村の集落を見下ろし、その対岸には、かなりの傾斜の山が切り立っている。ここはフォッサマグナ大地溝帯なので、地勢がすごく急峻。見ごたえがある。
最初の集落から、数キロ進むと、集落が次々と現れる。
驚くのは、まるでスキー場かと思うような、すごい傾斜地に家が立ち並んでいること。
上村の麓から500mほどは登ってきて標高は1100mもある。
下栗の中心集落に入っていくと、道は超狭くなる。
クルマ一台分の幅しかなく、家々の軒をかすめる。対向車がくると、バックしないといけない。クネクネとヘアピンカーブが続き、その両側に家がある。
よくこんな急斜面に集落を作りましたね・・・。
集落を抜けてもう一登りすると、急に景色が開け、広大な駐車場とおそば屋「はんば亭」がある。まだ早朝なので営業していないが、駐車場には、キャンピングカーや県外ナンバーのクルマがたくさん。そば屋の奥には、宿泊施設「高原ロッジ下栗」がある。
ここまでの距離、新潟から410kmなり。
仮眠時間を引いて、6時間半かかった。飯田まで高速を使っていれば6時間程度だったろな。
さて、看板によると、ここから「天空の里ビューポイント」という展望台へいけるという。住民の手作り遊歩道を歩いて15分程度とか。
私も展望台まで歩いて行ってみることに。
鬱蒼とした林の急斜面に沿って歩いていく。一人だとちょっと怖いが、途中で何人も人とすれ違ったので、平気だ。
私は早歩きで行ったので、10分とかからずに到着。といっても展望台とか何かあるわけではなく遊歩道から立って眺めるだけだが、しかし。
そこから眺める下栗の集落の雄大さは言葉にならない・・・。
もう大・大・大満足してクルマに戻った♪
宮脇俊三さんがここを訪れたのは昭和の終わりころ。
そのときはジープに乗せてもらって集落を訪れたそうだ。今とは違ってそば屋もなかった。
今はトンネルも開通して飯田市と直結し、「下栗の里」として観光地化された。
(とはいっても下栗のHPでは、地元住民の生活の場でもあるので通行には特に注意してください、と断りがある)
下栗の公式ホームページはこちら
http://www.shimoguri.com/about.html
さて、ここからどうするか。
実は下栗の集落は、ここからさらに奥、何キロにもわたって続いている。最奥の集落まで行ってみたいが、しかし道の細さと、地元住民の迷惑を考えて、ここでやめることにした。
一般観光客は、このおそば屋さんまででやめておいた方が無難かも。
飯田市南信濃 遠山温泉郷「かぐらの湯」
さて、ふもとの上村まで降りたところで、次は温泉に行きたくなった。
ほんとは飯田市まで戻って温泉に入るつもりだったが、このあたりに「かぐらの湯」という看板が目についた。そこで、上村のガソリンスタンドで給油ついでに、「かぐらの湯」はどんな温泉ですか?いい感じですか?と聞いたところ、スタンドのお兄さんは、
「あそこは最高ですよ。おすすめです」と言った上、割引券までくれたので、行ってみることにした。上村から約11km、道の駅に併設されているのが「かぐらの湯」
料金は、タオルなし600円。
ロビーは、木材を多用し、天井が高くて開放的。とってもきれいな施設。
さっそく奥にある大浴場へ。
内湯は、かなりの大きさ。
ジェットバスや打たせ湯、大人数で入れるジェット付き大浴槽と、
スーパー銭湯なみに充実していた。
そこで、気になるものを発見。なんと飲泉所がある。
大浴場の中に飲泉所があるのは、珍しい。
ひしゃくで飲んでみると、おやまあ!!驚き。
かなりのしょっぱさ。こんな山奥なのに、海水のような味。
そして、硫黄の濃い味もする!
素晴らしい泉質だね。
しかし内湯の大浴槽は、こんなに大きな風呂なので、もちろん循環風呂。
飲泉所で感じた泉質の良さも、循環されてマイルドになっている。
それはまあしょうがないね。
露天風呂も、やはり大きい。20~30人くらい入れそう。
足を存分に伸ばして、ゆったりと入ることができた。
という「かぐらの湯」・・・ガソリンスタンドの店員さんの言う通り、
なかなかいい温泉でありました。
飛騨高山と今夜の宿
さて、温泉でゆっくりしたので、お昼前になった。
どこへ行こうか。
とりあえず、気分は岐阜県に行きたくなってきたので、中央自動車道に乗れる飯田市まで戻ることにした。来た道と同じでは面白くないので、天龍村・天竜峡経由で向かった。
途中お腹が減ったので、下條村のサークルKでお昼を購入。
天竜峡まで来ると、地図にない道路が出現。
新しい高速道路が出来ていて、中央自動車道への近道だという。さっそく私も通ってみると、8kmほどで終点、そこで中央自動車道に接続した。
ここから岐阜県は近い。
長野県との県境を、恵那山トンネルで抜けると、すぐに中津川インター。
とりあえずここで降りる。
さて、ここからどこへ行こうか。
国道脇の駐車スペースにクルマを停めて、しばらく考える。
ここから木曽路へ行こうか。
それとも下呂温泉・飛騨高山方面へ行こうか。
さんざん地図を見ながら悩んで悩んで・・・30分。
下呂・飛騨高山方面に行くことにした。
中津川から下呂は意外と近く、45km程度。
国道257号線を約1時間少々で下呂温泉。
そこから、国道41号に合流。
下呂温泉は、日本三大温泉の一つと言われるが、さっき温泉に入ったばっかりだし、
用はないので、スルー。
飛騨高山を目指す。
下呂から高山までも、45km程度。
のんびり国道を走って、約1時間で到着。
さて、考えないといけないのが、今夜の宿。
飛騨高山のビジネスホテルは空いてるかな?
今日はお盆休みなので、観光地である飛騨高山のホテルはどこもいっぱいなような気がする。
今の時間は、午後4時半。
いつものドライブであれば、まだまだホテル探しなどしない時間である。もっと遠くへ行こうと思うだろう。しかし今日は深夜0時から運転し続けているので、とっても疲れた。軽く頭痛もあり、もうホテルに入って休みたい。
飛騨高山の街中へ入る手前に、高層ビルのホテルα1を発見。
屋上には、「現在空き室あり」の表示。空き室ありとは、もうここに決定かな。なんだかあっけなく決定した感じ。
名前といい、空き室表示といい、まるでカップルホテルのようだが、α1は全国チェーンのビジネスホテル。しかし私は泊まったことがなかった。
とりあえず、空き室表示があったので、駐車場にクルマを停め、フロントへ。
一応、空き室はありますか?と聞くと、「はい、ご用意できます」と。
5400円の部屋だ。
5400円だが、広さもきれいさも充分満足。
入口の鍵は昔ながらの回すカギだが、部屋の電源はキーホルダーを差し込むタイプで近代的。まあとにかく泊まれてよかった。
疲れているからさっそく休みたいところだが、夕食がないので、買出しに。
街中にあるホテルなら、歩いて高山の街など散策でもしたいところだが、このホテルは郊外にあるので、クルマで出かける。
とりあえず飛騨高山駅へ。
駅の駐車場にクルマを停め、駅内へ。駅弁屋があったので、夕食は駅弁とする。買ったのは飛騨牛入り牛しぐれ弁当1050円。
その後はクルマで高山の街をクルマで散策しようと思ったが、お盆休みだから、街中は人であふれかえっているのでやめた。
ホテルに帰って、牛しぐれ弁当を。
弁当容器のヒモを引くと、弁当がアツアツになる。
アツアツの駅弁は新鮮でおいしかった。
お腹もふくれ、眠くなったので、午後8時就寝。
憧れの国道158号 平湯峠&安房峠
翌朝は、4時起床。
たっぷりと、8時間も寝たので、気持ちいい。
残念ながら、空はどんよりと曇っている。
5時出発。
昨日出来なかった、高山市内の散策をクルマで。
高山の街は、古い街並みが有名。
そこに行ってみると、さすがの古い街並み。狭い道路沿いに、古い黒い建物が連なっていて、それらはほとんど何かのお店である。
昼間なら人でごった返すであろうその狭い道をクルマで走ってみる。
こういうことが出来るのも早朝ならでは。
早起きもいいもんだ。
さて、今日も出発しよう。
これから、国道158号線で、長野県の松本市へ抜けるつもり。
国道158号といえば、私の憧れの国道。
日本屈指の険しい所を通る国道である。
あの乗鞍スカイラインの入口である平湯峠(今はトンネルがある)、
標高1780mの安房峠(こちらもトンネルがある)、
そして中の湯は、あの上高地の入口である。まさに観光地が満載。
さっそく国道158号を走ろう。
なんだかドキドキ・ワクワクする。もちろんはじめてだからだ。
しばらくは山間の田舎道だが、だんだんと険しい山々が近づいてくると、上り勾配になってくる。標高1000mを超え、ヘアピンカーブなどが出てくると、道はトンネルへ。平湯峠トンネルであるが、私はここを行かず、旧道へ。わざわざ平湯峠を超えるつもりである。そして何といっても平湯峠は、乗鞍スカイラインの入口なわけで、これも見たい。
旧道の平湯峠の道はそれほど険しくなく、快適に平湯峠に到着した。標高は1680m、そして見えるのが乗鞍スカイラインの入口。
乗鞍スカイラインといえば、日本最高所を走る道路として有名。(厳密に言うと乗鞍エコーラインだそうだが)。標高2710mまで登ることが出来る。しかし一般車両は通行止め。バスかタクシーしか走れない。
さて、平湯峠を降りた後は、安房峠。
今は安房峠トンネルがあるが、私はもちろん旧道へ行く。
2車線ではなく、1.5車線の道路で、思ったよりも狭く、カーブも多くて険しい道。1997年に安房峠トンネルが開通するまでは、ここがメイン道路で観光バスなどが行きかっていたというから信じられない。しかも冬期通行止めだったという。まあ昔は飛騨高山と信州松本の間の交流はそんなになかったのだろう。
雄大な山の斜面を道路が走っていて、クルマを停めて景色を眺めると、それは怖いほどの急斜面を走る道路であった。
1780mまで上ると安房峠。
すると、今度は下りの強烈なヘアピンカーブが連続。
その途中では、上高地方面を望むことが出来た。
魅惑の秘湯 白骨温泉
下まで降りると、国道158号に戻る。
そして釜トンネル入口があった。ここから上高地へ行くのである。行きたいが、もちろん一般車通行止め。クルマを路肩に停めて釜トンネルを眺めていると、ゲートの係員が、行けないよ、と手で合図した。そんなことわかっておるワイ。
とりあえず、松本方面に向けて走らせていると、白骨温泉これより〇〇kmの看板が頻繁に目に付く。昨日に引き続き、今日も温泉に入るつもりである。うむ、白骨温泉か、いいかもしれない。行ってみたくなった。
ところが国道からの最短ルートは今工事中。
なのでかなりの回り道をしていかなければならない。
白骨温泉についたのは、午前7時半だった。
温泉の入口に、温泉案内所の小屋があり、そこをのぞいて見ると、日帰り温泉の出来る宿・施設の一覧表が貼ってあった。
今から一番早く受付してくれる日帰りの施設は、「球道」という食事処にある野天風呂。8時から入浴できる。
白骨温泉の共同駐車場から見上げるところにあり、「日帰り入浴可能」の文字も見える。
8時になったので、行ってみた。古い喫茶店のような店内に入ると、おばさんがいたので、「お風呂いいですか?」と聞くと、奥からおやじさんが出てきて、
「700円になります」と。
おじさんに案内されて、野天風呂へ。
野天風呂入口は、小さい小屋。
ちゃんと男湯・女湯と別れている。
脱衣所は超狭い。家庭の脱衣スペースと同等。
そこで服を脱いで、まずは体と頭を洗おうとしたが、その洗うスペースも、脱衣所とつながったすぐ隣のスペースで一人分だけ。
そこで体と頭を洗ったあと、さっそく野天風呂へ。
一番乗りなので、まだ誰もいない。ラッキー♪私の独占でござる。
野天風呂は浴槽が小さい。3人でいっぱいになるサイズ。
でも、浴槽はヒノキ造りで、情緒がある。
そしてもちろん源泉掛け流し。
入ってみると、温度はぬるめ。長湯できそうで嬉しくなる。
さっそくお湯チェック。
白骨温泉といえば、白濁したお湯で有名。
そういえば以前、白骨温泉は、お湯に入浴剤を入れていたことで大問題になった。それはまあしょうがない。しかし、これがきっかけで全国の温泉施設の表示がキチッとなったのだから結果的には良かったのだ。
ここの野天風呂も、少し白濁している。なんとなく青みがかってもいる。
そして、硫黄の香りもする。これは意外。けっこう強い硫黄の香り。イイね。
なんとなく身体にまったりとまとわりつくような感触といい、
お湯の色といい、硫黄の香りといい・・・・
やはり、さすがの白骨温泉。大満足のお湯。
景色は、浴槽に入っていると、目張りで何も見えないが、立ち上がれば山の景色など見える。が、外からも丸見えになるだろうね。
上機嫌で入っていると、もう一人お客が現れた。50歳くらいの話好きのおじさん。お風呂が小さいので、そこに2人で入るとなると、当然、会話が弾むことに。(埼玉から来たらしい)
いろんな温泉の話、ドライブの話など30分くらいした。
白骨温泉の穴場的な入浴施設「球道」とっても良かった。
空いていればオススメだね。
標高2000mの美ヶ原
再び国道158号に出て松本に向かう。
それにしても、国道158号は大型の観光バスやら大型ダンプやらが行きかう幹線国道であるが、トンネルが狭い。観光バスとのすれ違いもヒヤッとする。普通車でもそうなのであるから、大型車同士のすれ違いなどは、スレスレだろうな。
まあ長野県は山国なので、道路事情もなかなか厳しいのである。
さて、松本市内までやってきた。
ここで考える。
前から行ってみたかった美ヶ原に行こうかどうしようか。
飛騨高山も、安房峠も、白骨温泉も雨だった。だから美ヶ原も雨だろうなと思っていた。しかし松本まで来たら、晴れてきたのである。美ヶ原もなんとか頂上の方が見えている。だから行くことにした。
松本市街を抜けて、浅間温泉へ抜けて、そこから美ヶ原に上る道路があるのだが、ちょっとここで松本市街を走って気がついたこと。
なんだか、独特の走りというか、ルールというか、そういうのがある気がした。
と、ここで「松本ルール」なるものを思い出した。なんかの本で読んだ。
交差点で信号が青になると、直進車より先に右折車が勢い良く曲がっていくのだ。ま、これ自体は新潟でもたまにあるが、松本ではしょっちゅうだ。信号が青になったら、まず右折車に注意しないといけない。
また、信号で左折する際もそうで、左折すると、対向の右折車が勢い良く私の後ろに突っ込んでくるのであった。
また、コンビニやお店の駐車場から道路に出てくるときも、すごく強引。少しでも間があると、本線のクルマにブレーキを踏ませるくらいに強引に入ってきた。
なんだか危ない松本ルール、ちょっと緊張したのであった。
さて、美ヶ原。
標高2000mの高原である。そこまでクルマで登ることが出来る。
ルートは2つあり、アザレア・ビーナスラインを通っていくメインルート、
そして美鈴湖から美ヶ原林道を直に上っていくサブルート。
私は、美ヶ原林道経由のサブルートで行くことにした。
浅間温泉から狭い林道を10分ほど上ると、美鈴湖という小さい湖に出る。
そこから美ヶ原林道を上って行く。
イメージでは、あまり広くない林道かなと思っていたが、実際は2車線の走りやすい道路で、勾配もそれほどきつくない。
しかし、松本市街地を見下ろしながら、着実に高度を上げていく。まるで飛行機から眺めているよう。
上りきったな、という感じがしてくると、美ヶ原の高原に出る。
木々が生えていない、なだらかな丘の連なりで、とっても雄大である。
ここが標高2000mもの山の上とはとても思えないなだらかな地形。
しばらく進むと、美ヶ原自然保護センターと、美ヶ原売店に到着。
一般車はここまで。
美ヶ原のメインである、広大な牧場や美しの塔などには行けない。
道路は通じているのだが、ホテルの送迎車や業務用のクルマしか通行できない。
まあメインの美ヶ原へは、アザレア・ビーナスライン経由なのであり、そういう表示もある。
しかし、ここでも充分、美ヶ原の魅力は伝わってきた。
なんといっても素晴らしい景色である。
山の上なので、涼しい。なんと真夏の昼間にして、気温は17度しかない。
たまにガスがかかって強風が吹くが、そうなるともう寒くてクルマに逃げこんだ。
しばらく、この駐車場で、売店で買った野沢菜おやきなどを食しながら、しばらくのんびりと過ごしていた。
さて、もう時間は午後の2時。
この美ヶ原を最後の観光地として、新潟へ帰るとしよう。
でも、まだまっすぐは帰りたくない。
国道148号線で、信濃大町・白馬・糸魚川経由で帰った。
ドライブのまとめ
走行距離・・・・・1125km (一般道565km、高速560km)
平均燃費・・・・・14.22kml
燃料消費量・・・・・79.1リッター
ガソリン代・・・・・1万1150円
高速料金代・・・・・6400円
新潟西→駒ヶ根 飯田山本→中津川 糸魚川→新潟西
コンビニ弁当・お菓子・駅弁・おみやげ代・・・・・8320円
日帰り温泉・・・・・1700円
ホテル代・・・・・5400円
ドライブ経費・・・・・3万3320円なり