
先日、9月15日。
茨城県に日帰りドライブに行ってきました。
左画像:
上が霞ヶ浦
下が筑波山ロープウエーからの眺め
走行距離844kmにもなり、
日帰りとしては、なかなかの距離でした。
今回のドライブは、体調不良&眠気にも悩まされ、
まあいろんな意味で思い出の残るドライブでした。
さっそくドライブ日記いきます。
超長いので、目次を設けます。
@@茨城県を楽しむ旅:霞ヶ浦&筑波山@@
目次::
最初の目的地は霞ヶ浦
源泉掛け流し「きぬの湯」
頭痛&腹痛に悩まされる
筑波山ロープウエー
帰りは遠回りで
最初の目的地は、霞ヶ浦
今週末は三連休。茨城県に行くことにした。
金曜夜、夜中の0時に出発。
仮眠は3時間ほど取ったので、とりあえず眠くはならないだろう。
新潟から茨城県には、福島県経由が近いので、
新津インターから磐越自動車道に乗る。
ビタミンドリンクを飲みながら、片側1車線の危険な磐越道を
走っていく。夜中なのに大型トラックが多くて怖い。
会津若松を過ぎると、片側2車線になるので、
のんびりマイペースで進んでいく。
郡山では、東北自動車道と交わる。
ここで選択肢。
内陸の東北道から行くか、太平洋まで出て常磐道から行くか。
第一目的地の霞ヶ浦へは、どちらから行っても
距離はそんなに変わらない。
考えに考えて、このまま磐越道を直進。いわきで太平洋岸に出て
常磐道で行くことにした。
郡山からいわきまでの80kmは単調な山間の道路。
だんだん眠くなってきた。
いわきから常磐道に合流し、茨城県に入った頃には、
眠気も限界に達し、中郷SAに入り、瞬時に熟睡。
仮眠は取ったのに、やっぱり眠くなるもんだなあ。
起きたら、すっかり明るくなっていて車内は暑い。
なんともう7時になっていた。急いで出発。
私の予定では、ゆっくりと霞ヶ浦を眺めた後、
「きぬの湯」とという温泉に行くつもりである。
その開店時間は10時なので、それに合わせて行きたい。
となると、霞ヶ浦でゆっくり出来ない。
寝すぎたことを後悔しながら、常磐道の追い越し車線の
速い流れに乗っていく。
日立を過ぎ、水戸を過ぎ・・・霞ヶ浦に一番近いインターである、
石岡小美玉スマートインターで降りる。
ここから国道355号線を走る。
廃止された茨城交通の鉄道跡を横に見ながら走ると、
まもなく霞ヶ浦が見えてくる。
新潟からは、約330kmであった。
霞ヶ浦は、琵琶湖に次いで、日本で二番目に大きな湖。
対岸がかすんで見えて、なかなか広大。
堤防道路へ行き、クルマを停めて、湖岸まで降りてみる。
水は濁っていて、きれいではない。
水質は湖というよりは、沼、潟といったところかな。
時折、ボートや漁船っぽいのが走っている。
湖面には、時々大きな魚が跳ねているのが見える。
霞ヶ浦は、バス釣りの各種大会が開かれているらしい。
魚はたくさんいるんだろうね。
お腹が減ったので、霞ヶ浦を眺めながら、
さっきセブンイレブンで買った390円幕の内弁当を食す。
早くも9時になってしまった。
温泉に向かわなければ・・・
源泉掛け流し「きぬの湯」
霞ヶ浦に面している都市、土浦から常磐道に乗り、
谷和原インターで降りる。
ここは茨城県の一番東京寄りの所、常総市である。
インターから5分で「きぬの湯」に到着した。
「きぬの湯」は、事前に茨城県の温泉を調べて良さそうだった。
開店したばっかりの10時に入館。
和風の旅館風で建物は高級な感じ。
お値段も高級で1200円なり。
この日帰り温泉施設の最大の売りは、
源泉掛け流し。
実際、内風呂にも露天風呂にも源泉掛け流し風呂は
たくさんあった。
私は、外にある源泉掛け流しの
「茶碗の湯」「御影の湯」「桶の湯」が良かった。
いずれも1~2人サイズで、独り占め感覚を堪能した。
もちろん源泉掛け流しなので、
茶褐色もしくはあめ色で、湯の花が浮き、塩味のする
本格的な温泉を楽しむことが出来た。
1200円は少し高いけど、源泉掛け流しの良質な温泉は
すごく満足した。
頭痛&腹痛に悩まされる
さて、きぬの湯は、温泉が良かったのでついつい長湯した。
その後、仮眠所で寝たわけだが、起きたら頭痛がする。
長湯しすぎて湯あたりしたのだろうか。
ズキンズキンと頭が痛いまま、きぬの湯を後にして、
次の目的地、筑波山方面へ。
途中、つくば研究学園都市を通過。
つくば研究学園都市は、なんと200もの研究機関がある未来型都市。
その街の雰囲気も未来的だ。
一番未来的だったのが、つくばエクスプレスの「研究学園都市駅」
駅前には高層マンションが立ち並んでいる。
駅の裏側は、まだ開発が進んでいなくて、緑がたくさんある。
そして近くには、日本自動車研究所「JARI」がある。
広大な敷地が広がっている。
さて、ここで今度はお腹が痛くなってきたので、
トイレを探す。
つくば万博があった跡地公園に、トイレはないかと行ってみたが、
見当たらず、近くをウロウロ。
そしてパソコンショップがあったので、そこに駆け込む。
腹痛はこれで解決したが、頭痛は治らず。
頭を押さえながら運転。
しかしなあ、私はめったに頭痛など起きないので、
いったいどうしたことか。
それでも筑波山へ向かう。
つくばの研究学園都市からはすぐである。
筑波山ロープウエー
ふもとから見上げる筑波山はなかなか雄大である。
とても標高887mの山には見えない。
筑波山は低山ながら、日本百名山にも選ばれているのは
名山の風格があるから。
中腹の標高300mまで道路があり、そこに筑波山神社がある。
筑波山神社からは、頂上までケーブルカーで登ることが出来る。
ケーブルカーに乗ろうかと思ったが、頭痛が直らず、面倒なのでやめた。
そこからまたさらに登り、標高600mくらいに広大なつつじヶ丘駐車場がある。
ここに、ロープウエー乗り場がある。
ロープウエーも乗りたい。しかし頭痛が・・・。
ここで、立体駐車場の1階部分というか地下部分に行き(つまり日陰)
クルマの中で眠ることにした。
そして1時間半ほど眠って起きたら、午後5時過ぎだった。
頭痛もようやくおさまったので、ロープウエーに乗りたい。
しかしもう5時を回り、薄暗くなってきた。ロープウエーは終わったかな?
乗り場に行くと、幸いなことに5時20分発があった。
しかし券を買おうとすると、係員の人がていねいにも
「5時20分発で上りで行きますと、最終の下り発が5時40分なので、
滞在時間は10分少々しかありません。
さらに頂上は雲に覆われて何も見えませんよ」
とロープウエーに乗らない方がいいですよ、という意味のことを言う。
私もそうだな、とやめたわけだが、でもせっかくここまで来たんだし・・
発車直前になって、「やっぱり買います」と券を購入。
ロープウエーに乗ることにした。往復1070円なり。
最終便、頂上での滞在時間は10分ほど、しかも雲で景色は見えない・・・
乗る人は私くらいだろうなと、ロープウエーに乗り込むと、
意外や意外、親子連れが一組と、青年が一人すでに乗っていた。
係員を含めて6人が乗ったロープウエーが発車。
久しぶりのロープウエー。
けっこうな高みを登っていき、なかなかのスリルを感じる。
真下を眺めると、足がすくむ。
係員さんは少ない乗客ながら、ちゃんと解説してくれている。
なんでもスカイツリーまで見えるそうだ。
目をこらすと、都心方面に棒のようにスカイツリーが見えた。
すると、じきに雲に突入。何も見えなくなる。
しかしはるか下には木々が見えており、なかなか高い。
一番高いところでは、地面から90mの高さがあるという。
なかなか怖い。
鉄塔を通過するときは、ガクンと揺れる。
そんな鉄塔を2本通過すると、間もなくブレーキがかかって頂上駅に到着。
展望台に行ってみるが、やっぱり雲がかかって何も見えない。
帰りの発車直前まで粘ってみると、幸いなことに一瞬ではあるが
雲が途切れ、眼下に雄大な関東平野を眺めることが出来た。
するともう下り最終の発車時間に。
短い滞在だったが満足した。
帰りは遠回りで
さて時間は午後6時。すっかり暗くなった。
帰ることにしよう。
急坂を下り、笠間市方向へ。
県道を40分ほど走り、北関東自動車道笠間西インターへ。
東北道方面に40km走ると、壬生パーキングエリア。
ここで、頭痛がして食べれなかった昼食のコンビニ弁当を食す。
さて、ここで新潟に帰る選択肢。
東北道&磐越道経由、つまり福島経由で帰るか、
それとも北関東道&関越道経由で、つまり群馬経由で帰るか。
往路は福島で来たんだから、帰りは群馬方向から帰りたい。
そうすると周遊ルートが取れる。
それに私のロードマップやカーナビには載っていないものの、
北関東道は、今や群馬県の高崎・関越道まで開通しているのである。
古いカーナビに頼っていてはたどれないルートである。
また、新しい高速道路を走ってみたいなとも思った。
栃木都賀ジャンクションでいったん東北道を東京方面へ。
その後間もなく現れる岩舟ジャンクションで再び北関東道。
佐野市、足利市、太田市、伊勢崎市を経て、約50km走ると、
高崎ジャンクションで関越道に合流した。
へえ便利なルートだね。
後は関越道を真っすぐ走れば、新潟に帰ることが出来る。
距離はあと220km程度である。
おしまい。
(帰宅は深夜0時。ちょうど24時間のドライブだった)
ドライブのまとめ
走行距離・・・・・844km
平均燃費・・・・・15.80kml
燃料使用量・・・・・53.4リッター
ガソリン代・・・・・7800円
高速料金・・・・・7750円
日帰り温泉代・・・・・1600円(マッサージ機・ドリンク含む)
ロープウエー・・・・・1670円(駐車代400円含む)
自分へのおみやげ・・・・・450円
食費・・・・・2200円
テーマCD bibio「mind bokeh」・・・・・2100円
経費合計・・・・・2万3570円なり
日帰りドライブにしては、カネがかかっているなあ。
でも思い出深いドライブになったので良かった。