
先週の土曜日のお話であるが、
北陸新幹線に乗ってきた。
北陸新幹線は、3月14日に開業。
北陸新幹線というと、富山や金沢がメインであるが、
一応、新潟県も通っているのである。停車駅も2つもある。
しかし通っているのは上越地方で、
中越・下越地方の人(わたくし)にとっては他人事。
上越新幹線があるからね。
しかし、私も乗ってみたい。
なんせ新しい新幹線だから。
そしてどのくらい富山・金沢が盛り上がっているか、
見てきたいと思ったのだった。
さて、北陸新幹線であるが、どれに乗車しようか。
新潟県民なのだから、上越妙高駅から、はくたかに乗るのが普通だろうが、
しかし、私は富山までクルマで行くことにした。
「つるぎ」に乗ろうと思ったのだ。
つるぎは、富山と金沢の間(約60km)を往復しているだけの短距離新幹線。
だから、つるぎは空いているはずである。
「かがやき」や「はくたか」は混んでいるので乗りたくない。
というわけで「つるぎ」に乗ろうと思ったのだった。
ついでに、富山県内の温泉めぐりもしようと思った。
だから富山までクルマで行くことにしたというわけなのだ。
午前1時新潟市を出発。
始発の新幹線は、6時12分だから、時間はたっぷりとあるので、
上越市まで下道で行った。
そしてなんと、上越まで2時間半で到着した。
深夜で交通量が少ないからだが、高速を使わず2時間半で上越まで行けるとは。
なんせ距離は135kmもあるのである。平均速度は54kmhに達する。
上越から富山までの120kmは高速を使用。
富山駅には、午前5時に到着した。
北陸新幹線 つるぎ に乗車
富山駅はキレイになっているが所々工事中の箇所もあり、
まだ完璧ではない印象。
まずは金沢までの切符を購入。
その運賃は、なんと2810円。高い。
最初は、金沢まで新幹線で往復しようと思っていたのだが、
往復運賃5620円の表示を見て、やめた。
金沢までの片道だけにする。
帰りは、普通列車で帰ってこようっと。
駅のコンコースでぼーっと待つ。
5時半過ぎに、ようやく新幹線の改札口がオープンしたので
さっそくホームへ。
ホームで待っていたのは、つるぎ701号金沢行き。E7系である。
北陸新幹線金沢方面の始発列車である。
編成長さは、「かがやき」や「はくたか」と同じ12両編成。
富山・金沢間のシャトル列車である「つるぎ」に12両は
どう考えても長すぎるが、これは「かがやき」と「はくたか」と
同じ編成を使っているからであろう。
なので、12両すべてに乗れるわけではなく、
乗れるのは自由席4両、指定席3両、グリーン車1両の計8両である。
残り4両は空車となる。
反対ホームの東京行き「かがやき」を待つお客さんはたくさんいるが、
こちらの金沢行きは、あまり人はいない。
車内は超ガラガラであーる。
まあそれは当たり前で、始発列車だし、富山と金沢の間に
そんなに大きな流動はないだろうから。
私が乗ったのは自由席2号車。
車内はみたところ、5人くらいだ。
まあ一番後ろの方の車両だからね・・・・前のほうはもっと乗っているだろう。
定刻6時12分に発車。
甲高いインバータ音とモーター音がミックスされて、耳に心地いい。
静かに滑るように発車。
駅構内を抜けると、グッと押されるような加速。
そしてモーター音の高まりとともに、あっという間に最高速の260kmhに到達。
私も興奮状態で、背中がゾクゾクする。
ここ最近体験したことのないような高揚感を感ずる。
ほんとにドキドキ・ワクワクだ。
今まで新幹線がなかった地域を260kmhでぶっ飛ばすわけだから
もう、すっごく速く感じる。
今日は快晴で、立山連峰も頂上まできれいに見える。
しかし、邪魔なのが、遮音壁。
住宅地のそばを通ると、遮音壁で何も見えなくなる。
遮音壁で何も見えないというのは、あまり経験したことがない。
少なくとも、私がよく乗る上越新幹線ではこんなことはない。
というわけで景色は、見えたり見えなかったり。
チカチカするわ。まあ騒音規制とかいろいろあるから仕方ないわね。
まあ何も見えないのは、半分もないけどもさ。
キュイーンと減速すると、あっという間に新高岡駅に到着。
つるぎ唯一の中間駅だ。
次はもう終点の金沢駅。
まあ富山と金沢の間は60kmしかないからね。
金沢到着は、6時35分。
富山からわずか23分で到着した。まさにあっという間。
やっぱ北陸新幹線は素晴しかった。
金沢駅では駅弁と、北陸新幹線グッズをたくさん買い込んだ。
そして普通列車で富山まで帰る。
北陸新幹線と並行する在来線は、JRから分離され、
第三セクター化された。
富山までは普通列車では58分だった。
新幹線よりも40分近く時間がかかるが、意外とこちらも早いね。
なんせ運賃が1220円だもの。新幹線の半分以下だ。
富山の温泉めぐり その1
長八温泉 花の湯館
北陸道富山インター近くのアピタ付近にある高級日帰り温泉施設。
午前9時の開店と同時に入館。入館料800円。
内風呂も露天風呂もかなり大きくともに10人以上が入れる。
これだけ大きいので、もちろん循環温泉。
しかし、ホームページや、施設の玄関には、大きく「源泉かけ流し」
と書かれているが、これはウソとまではいかないが少し問題だろう。
お湯は、薄い茶褐色で、温泉気分を盛り上げてくれる。
しかも少しトロンとした感じもあり、とても気持ちのいいお湯。
露天風呂はけっこうなぬる湯で、長湯できて気分爽快だった。
お風呂上りは、私の大好きな高級マッサージチェアの「あんま王」があった。
これはもう最高である。全身気持ちよくなった。
富山の街中にある温泉だが、満足度は高い。
富山の温泉めぐり その2
氷見九殿浜温泉ひみのはな
氷見市の北の海岸端にあるホテル。
立ち寄り湯は、午前10時から午後4時まで。
料金は90分までなら500円ですむ。
浴室からは、富山湾が見える。
さらに今日は、好天気で、なんと富山湾ごしに立山連峰が望める。
まさに海の上に浮かんだように見える北アルプス。
世界的にも貴重な眺めなんだそうで、
これが良く見えたのはラッキーであった。
内風呂は10人サイズくらい。
露天はその半分以下のサイズで、4~5人がいいところ。
しかし特筆すべきは、お湯のヌルヌル度。
お湯の中で肌をさすると、トロン・ヌルンとした感触がある。
これは素晴しい泉質だ。
富山湾を眺めながら、気分がとってもよくなった。
お風呂上りには、日帰り客用の大広間もあり、ゆったりできる。
富山の温泉めぐり その3
凧温泉
高岡市の山すそにある温泉で名前は凧温泉。
たこ温泉である。変わった名前だ。
営業時間も変わっていて、14時~22時。
館内は、きれいな温泉銭湯といった雰囲気。
サーフボードも飾ってあったり、
南洋植物があったり、館内はオシャレ。
若いお兄さん(カッコよい)の管理人に料金420円を支払い。
安いので、洗い場にはボディソープやシャンプーはなし。
ここのウリは、湯量が豊富なこと。
お風呂だけでなく、カランやシャワーまで源泉を使用。
飲泉所まである。
お風呂は源泉かけ流しではないようで循環もしているようだが、
新鮮な源泉が常にたくさん投入されているのでお湯が新鮮。
無色透明なキレイなお湯だ。
内湯、露天ともにそんなに広くはない。
お風呂のサイズは4~5人サイズといったところ。
飲泉所で源泉を飲んでみると、味は特にない。
ゴクゴク飲める。
お風呂上りは小さな大広間がある。
という凧温泉は、オシャレな温泉であった。
ドライブまとめ
走行距離・・・・・630km
平均燃費・・・・・18.1kml
ガソリン使用量・・・・・34.8リッター
ガソリン代・・・・・4700円
高速代・・・・・4840円
上越→富山2280円、小杉→朝日1240円、西山→新潟西1320円
温泉まとめ
長八温泉花の湯館・・・・・日帰り温泉めぐり274施設め
ひみ九殿浜温泉ひみのはな・・・・・・日帰り温泉めぐり275施設め
凧温泉・・・・・日帰り温泉めぐり276施設め