
お正月休みの
1月1日夜から、3日にかけて
千葉県の房総半島と、茨城県の
温泉めぐりドライブへ行ったので、
ドライブ日記&温泉日記をUP!
走行距離1000km越えのなかなかの
長距離ドライブであった。
@@@房総半島と茨城県の温泉めぐりドライブ@@@
1月1日、午後9時半出発。
このような時間に出発したのは、東京の首都高がこわいので、
首都高は深夜の交通量の少ない時に通ろうという魂胆である。
そして東京湾アクアラインの海ほたるに夜中の3時頃に到着して、
そこで車内泊をする予定である。
関越自動車道をたんたんと90~95kmほどで走行する。
もちろん燃費を考えてのことだが、スタッドレスタイヤだからか
あまり伸びてこない。燃費計の平均燃費16.5kmlがいいところだ。
強い雨が降っているということもあるかもしれない。
深夜12時、赤城高原SAに到着。新潟市から196km。
ここでは「おおぎやラーメン」という本格的なみそラーメンを食べることができる。
しかも24時間営業。なので、いつも寄ってみそラーメンを食べる。
濃くてコクがあるみそラーメンで、とってもうまい。
深夜1時45分、埼玉県の三芳パーキングエリア到着。
新潟市から300kmちょうど。
ここで、ナビをセット。行き先を海ほたるにして、案内開始。
アクセラを購入してから初めての音声案内だ。
さすがに東京の首都高は、ナビなしでは走れない。音声案内もあったほうが安心だね。
大泉ジャンクションから外環道へ。美女木ジャンクションから首都高5号線池袋線へ。
サンシャイン60を「すごい高いなあ」と見上げながら、銀座方面へ。
その後は、どこを走ったのかは良く分からない。ナビの指示通りに走った。
そしてレインボーブリッジからの夜景は素晴しい。
これぞ都会だ!!
そして湾岸線に出れば、安心。
それにしても、首都高はやっぱりこわい。深夜の交通量が少ない時でもこわい。
なんだあの合流車線の短さは・・・。恐怖だ。
やっぱり深夜以外走りたくない。事故りそうだね。
羽田空港を過ぎて東京湾アクアラインへ。
そして海ほたる着、夜中の2時55分なり。ほぼ予想通りの時間に着いた。
新潟から375kmであった。
海ほたるで車内泊
さて、車内泊の準備。
後席を前倒にして、座布団を敷く。その上に寝袋を。
大人一人なら足を伸ばせる空間が出現する。
寝袋は冬用なので、全然寒くはない。
しかし、深夜なのにクルマの音がうるさい。
わざとエンジンを吹かしながら駐車場内を行ったり来たりしているアホがいるし、
普通のクルマの出入りも意外とある。なので眠りは浅い。
朝7時半、起きる。4時間くらいは何とか眠れたようだ。
天気は快晴で、展望デッキに出てみると、圧巻の景色の良さ。
東京方面は、東京スカイツリーがくっきりと見えているし、
神奈川方面は、富士山がよく見える。朝日を浴びて輝いていて、なんとも素晴しい。
房総半島も手に取るような近さで、海ほたるの景色はほんとに良いネ。
8時半出発。
これから温泉めぐりを開始!!
今日は房総半島を一周しつつ、4つの温泉に入る予定だ。
アクアラインを進み、木更津市へ。
木更津ジャンクションから館山自動車道へ。
館山自動車道は、房総半島の内房を走る高速道路。
しかし途中で片側1車線になってしまった。
君津市を経て富津市へ。
そこに、天然温泉海辺の湯がある。
@@@天然温泉 海辺の湯@@@
富津市の金谷地区の国道127号沿いにあるのが、天然温泉海辺の湯。
外観は、温泉というよりもドライブイン風。
入湯料は、祝日ということもあり、920円だった。
お風呂は、内湯と露天風呂があり、内湯は10人サイズ、露天は5~6人サイズ。
海に面しているので眺めが抜群。さえぎるものがなく、窓の外には一面の海が広がる。
対岸の三浦半島も良く見える。東京湾を行き交う大型船も見えた。
お湯は、紅茶のような色。ツルツル感もけっこうあって気持ちの良いお湯。
味見してみると、海の近くの温泉なのに、無味だった。ちょっと不思議。
お湯使いは循環はあるようだ。でも源泉も投入されているようなので
なかなかだと思った。
お風呂上りは、広々とした食堂で、ハンバーグ定食と冷奴。
味噌汁が、かじめ汁といい、地元でとれた海藻らしいが、
粘り気がすごくて、私はちょっと苦手・・・なので普通の味噌汁を追加した。
さて、次の温泉は、館山市にある温泉、不老山薬師温泉。
房総半島のほぼ先端にある。
海辺の湯からは約38km、50分で到着。11時20分着。
新潟市からの距離は、458kmなり。
@@@不老山薬師温泉@@@
安房自然村という森の中にある温泉施設。
受付は、わら葺き屋根の古い建物にあった。
料金は700円。
古い木造を廊下をギシギシと歩いて、階段を下がると、浴場がある。
脱衣所も、風呂場もこじんまりしている。
内湯は、けっこう狭い。5人サイズくらいの浴槽と、洗い場が4箇所くらい。
洗い場がふさがっていたので、しばらく待った。
洗い場のカラン・シャワーは微妙に色がついているから、温泉を使用しているようだ。
なかなかいいね。
露天風呂も狭い。5人くらいでいっぱい。
自然の崖下にあった。
お湯は薄い茶褐色。
源泉かけ流しと書いてあったので、循環はしていないのだろう。
お湯使いは素晴しいものであった。
さらに、お湯は毎日換えているというから、お湯も新鮮。良いネ。
さて、次の温泉は、外房の御宿町にある。
たぶん80kmくらいはありそうだ。
まずは近くの道の駅「白浜野島崎」へ。しかし見事になーんにもない道の駅だった。
しょうがないので、これまた近くにある道の駅「ちくら潮風王国」へ。
ここは大きな道の駅でクルマでごったがえしていた。ここでおみやげなどを購入。
国道410号線を海岸沿いに進むと、伊豆大島がぼんやり見える。遠くに来たなあと実感。
太平洋沿いの道も、やしの木が生えていたり、南国ムード満点。
気温も1月なのに15度くらいあって、さすが南房総は暖かい。
安房鴨川を過ぎると、突如国道が大渋滞。国道128号線一本のみで迂回路はなし。
渋滞にはまって30分、誕生寺というお寺に初詣のクルマが殺到して渋滞していることが判明。
ここを過ぎると、一気に流れが良くなった。
その後勝浦市を過ぎて、御宿町へ。
ここにある温泉が、御宿の湯「クアライフ御宿」14時50分着。
@@@クアライフ御宿@@@
高層マンションに隣接してあり、駐車場はとても少ない。
が、一台分空いていたので、なんとか駐車。
受付のお兄さんに1000円を支払い、中へ。
大浴場は内湯のみで露天はなし。
でも、クアハウスというだけあり、いろんな浴槽がある。
全身浴、寝湯、バイブラ湯、打たせ湯など。
そしてなんといっても驚くのが、その温泉のお湯の色。
真っ黒なのだ。思わず「おおお!」と言ってしまった。
よおく見ると、コーヒーの色のような茶褐色で、透明度は20cmもないくらい。
こんな色の濃い温泉もまた珍しい。
また、お湯にはかなりのヌメリがあり、パンフレットによると、
とろみの湯全国第2位だとか。
お湯の中で肌をさすると、ぬるぬるする。
濃いお湯の色といい、とろみの湯といい、かなり個性的な温泉であることは間違いがない。
というわけで、1000円は高いけども、満足度は高かった。
次なる温泉は、今日の4つ目、今日最後の温泉だ。
旭市の飯岡地区にあり、ここからまた80km近くある。
九十九里浜沿いの道路をひたすら走り続ける。
九十九里浜は、ずーっと海岸線はまっすぐなのだが、それに沿って走る県道は、
集落沿いに進むので、まっすぐではないし、広い道でもない。
17時半過ぎ、旭の湯に到着した。
@@@天然温泉 旭の湯@@@
旭の湯は、ホームページも簡単なモノだし、なかなか行った人のレポートもないので、
あまりたいしたことがない温泉だろうと、思って行ったら、これがなかなかに素晴しかった。
砂利道の奥にあり、駐車場も砂利だが、建物は立派。
1150円と高いが、まず内湯が広い。
茶褐色の濃い色の温泉浴槽と無色透明のたぶん温泉ではない浴槽がある。
温泉浴槽は少し熱めだった。
そして露天風呂が圧巻の広さ。とにかく大きい。
露天風呂の正面には、大きな液晶テレビがあり、民放を流していた。
露天風呂は温泉で、透明度が20cmくらいの泥色というか茶色というか、そんな色。
温泉っぽい色である。
おそらく循環はしているだろうけど、源泉も注がれているっぽいので、温泉の鮮度は良さそう。
露天風呂の大きな浴槽の隣には、小さな浴槽があり、ここも茶褐色の温泉だが、
さわってみると冷たい。冷浴できるような浴槽のようだ。
さらに露天風呂の一角には壷湯もある。
1150円もなっとくの露天風呂だなあ。素晴しい。
大広間で夕食を食べてから、今夜の宿へ。
今夜のホテルは極上のホテル
さて、旭市から隣の銚子市へ。ここでホテルに泊まる。
予約しておいたのは、ホテルサンライズ銚子。
シングルルームで消費税込み7560円。
部屋に行って驚いた。なあんと広いことか。
普通のビジネスホテルの2倍の広さはあるだろう。
ドアから入ると、靴を脱ぐシステム。ビジネスホテルで土足禁止なのはなかなかない。
ベッドはセミダブルサイズだし、ベッドとテレビ台の他に、大きな机と椅子がどんと置かれている。
それでもスペースは余っており、床に大の字で寝ることができるほどだ。
バス・トイレも広々している。
7000円クラスのホテルにしては、贅沢な広さだ。大満足のホテルだね。
少々残念なのは、朝食がバイキング形式ではないこと。
ホテルの朝食バイキングが大好きなのでネ。
さて、1月3日になった。
今日は、茨城県の温泉めぐりをしようと思う。
今日もまた4つの温泉に入る予定である。
銚子から30km、神栖市にある温泉へ到着。8時半着。
@@@鹿島セントラル温泉 湯の華@@@
受付で950円を支払い。
従業員は、湯の華のTシャツを着ており、背中には「お湯に自信あり」と書かれているから
期待が高まる。
内湯と露天がある。
内湯は、大きな大浴槽で、紅茶色の温泉で満たされている。
そして温度はぬるめとなっている。
露天風呂は、内湯より小さめの浴槽で、ここも紅茶色の温泉。
内湯がぬるめなのに対し、熱めの温度だ。
そして露天エリアにはつぼ湯もあった。
私はぬるめのお湯が好きなので、内湯にずーっと浸かっていた。
紅茶色の温泉、そしてぬるめ・・・ということでとっても心地よい。
お湯使いは循環あり、でも源泉も注がれているので、お湯はなかなか。
施設の表示には、「源泉かけ流し循環」という表現がされていた。
源泉かけ流しなら、循環装置は使わないはずだし、循環というなら源泉かけ流しとは言わないし・・・
「源泉かけ流し循環」とは矛盾する表現なのだが、まあ言いたいことは分かる。
つまり循環はさせているが、常に新鮮な源泉も注がれていますよ、ということなのだろうね。
まあ、がんばっている感じはするね。
次は、霞ヶ浦の湖畔に立つ温泉施設へ。
鹿島市を通り、行方市へ。
霞ヶ浦の広大な湖が見えてきたら、温泉に到着。
@@@あそう温泉 白帆の湯@@@
受付で700円を支払い。
さっそく3階の大浴場へ。
まずすごいなと思ったのが、内湯からの霞ヶ浦の眺め。
大きな窓ガラスからはさえぎるものがなく、広大な霞ヶ浦を存分に眺めることができる。
海を眺められる日帰り温泉はたくさんあれど、湖を眺められるのは珍しいかも。
内湯は、横に長い浴槽でとても大きい。
そこに、薄い紅茶色の温泉が入っている。
まあ薄い茶色という点をのぞけば、泉質に特に特徴はないが、
眺めがすばらしいので、それだけでも素晴しい温泉だな、と思ってしまう。
ただ露天風呂からは、高い目隠しがあるので、湖はあまり見えない。
ここで、昼食を食べる。
みそラーメンと、冷奴を。味は普通。
次の温泉は、あそうの湯から20kmほどしか離れていない鉾田市の温泉。
身体がまだ火照っているから、すぐに行くのもさすがにきつい。
霞ヶ浦の湖畔にクルマを停め、湖をじっくりと眺めながらクールダウン。
湖には、ラジコンボートを走らせており、見ているとなかなか面白かった。
@@@ほっとパーク鉾田@@@
ほっとパーク鉾田は、プールもある日帰り温泉施設。
特徴としては、2種類の温泉が楽しめること。
入湯料は、850円。
一つ目の温泉が、鉾田温泉。
内湯の大浴槽と、露天風呂に使用されている。
色は茶褐色で透明度は30cm程度、なかなか濃い色の温泉である。
二つ目は、鉾田当麻の郷温泉
寝湯に使用されている。色は薄い茶色、塩分が含まれている。
お湯使いは循環あり仕様。
さて、本日、そして今回のドライブ最後の温泉は、
阿字ヶ浦温泉である。
30kmほど走って、15時半到着。
ひたちなか海浜鉄道の阿字ヶ浦駅のすぐそばの海岸沿いにあった。
@@@阿字ヶ浦温泉 のぞみ@@@
のぞみは、風水温泉と名乗っているだけあって、外観がちょっと特徴的。
レンガ調のちょっとしたお城のような外観だ。
しかし、中はわりかし普通の日帰り温泉でほっとする。
入館料は高めの1150円だった。
大浴場は3階にあり、内湯と露天エリアがある。
内湯も充分に広いが、露天エリアがとても広くて、いろんな浴槽がある。
露天エリアには、つぼ湯が2つ、開運露天風呂、眺望露天風呂、ヒノキ風呂、
鞍馬天狗(洞窟風呂)、香り風呂(狭い空間)などがあった。
いろんな風呂があって目移りしてしまうね。
でも入り比べなどしてみると、温度が違ったりして、なかなか楽しめた。
しかし露天エリアは壁が少し高いので、海が見にくい。
海を眺めるなら内湯の大浴槽の方がよく見える。
お湯は、無色透明だが、塩分が含まれているから、味見するとしょっぱい。
お湯使いは、大きなお風呂だから循環だろうね。
以上で温泉めぐりは、おしまい。
昨日から8つの温泉をめぐったが、どれも個性的だった。
無色透明・無味無臭の味気ない温泉は一つもなかった。
阿字ヶ浦温泉をのぞく7つの温泉はどれも濁り湯で、
特に、御宿温泉クアハウスは、真っ黒なのが印象的。
今回の温泉めぐりは「当たり」の温泉ばかりであった。
千葉県も茨城県も、あまり温泉というイメージは薄いが、
よくよく見てみると、小さな名湯というのがあるのね。素晴しい。
さて、あとは、常磐道にのり、福島県のいわきからは磐越道を走れば新潟まで到着する。
その距離は約300kmであった。
ドライブ&温泉日記おしまい
ドライブまとめ
走行距離・・・・・1055km
平均燃費・・・・・17.3kml
ガソリン消費量・・・・・61リッター
ガソリン代・・・・・6710円
高速代・・・・・1万2630円
内訳@@新潟西→新座料金所4760円、外環道360円、首都高930円、アクアライン800円
木更津金田→富津竹岡820円、富津金谷→富浦360円、東海スマート→安田4180円
高速道路使用比率・・・・・64パーセント(676km)
ホテル代・・・・・7560円
温泉代・・・・・7420円 (温泉8ヶ所の入館料合計)
食事代&おみやげなどなど・・・・・約8000円
ドライブ総費用・・・・・約4万3000円なり
温泉まとめ
天然温泉 海辺の湯・・・・・日帰り温泉めぐり339施設め
不老山薬師温泉・・・・・日帰り温泉めぐり340施設め
クアライフ御宿・・・・・日帰り温泉めぐり341施設め
旭の湯・・・・・日帰り温泉めぐり342施設め
鹿島セントラル温泉 湯の華・・・・・日帰り温泉めぐり343施設め
あそう温泉 白帆の湯・・・・・日帰り温泉めぐり344施設め
ほっとパーク鉾田・・・・・日帰り温泉めぐり345施設め
阿字ヶ浦温泉 めぐみ・・・・・日帰り温泉346施設め