
今年のお正月休みも関東へ
行ってきた。
行先は、群馬県、埼玉県、栃木県。
しかし、今年は(今年からは)いつもとは違う。
高速道路を使わないドライブなのだ。
それによって1万円以上の高速代を浮かすことが出来て、
さらに燃費も良くなるという良いことずくめ。
1月2日
新潟市出発7:00
国道8号で長岡、そこから国道17号で魚沼方面へ。魚沼の辺りは50cmくらいの積雪があるが、幸いなことに雪はチラチラと舞っている程度なので、道路に雪はない。湯沢到着は10:15。新潟市から湯沢までは約140km、3時間15分の道のり。
さて、湯沢からが大変だ。新潟県と群馬県の県境には三国峠があり、難関なのだ。高速道路であれば関越トンネルでカンタンに通過できるのだが、国道17号はというと、三国峠の標高が1100mもあるのだ。特に冬は吹雪で見通しが利かなくなり、道路は圧雪、それも急こう配、急カーブの連続で雪道に慣れていない人はやめた方が良い。が、私は一応雪道には慣れているので、三国峠に行くことにした。高速道路は断固として利用しない。
真冬の三国峠越え
湯沢から登り勾配をどんどん進んでいくと、苗場スキー場に到着。積雪は1mほどかな。さすが天下の苗場はすごい賑わいである。標高は1000mあり、気温は-3度であるが、ここも雪は降っていない。道路はウエットである。気温がマイナスなのに道路が凍っていないのは、融雪剤の塩カルをまいているから。おかげで普通に走っていける。三国峠のトンネルを通過すると群馬県に入る。ここから猿ヶ京温泉までは急カーブの連続で、圧雪で凍っていれば慎重さが求められるが、これまた道路に雪はなくウエット状態。もう何の問題もなく猿ヶ京温泉に到着。拍子抜けするほどあっけなく三国峠越えを完了したのだった。冬型の気圧配置で大寒波が来た、とかだったら大変だったかもしれないが、冬型の気圧配置はゆるんでいて寒波は来ていないので、簡単に三国峠を越えられたのである。幸いであった。
ただし、塩カルのおかげでクルマが真っ白に。側面やリアにびっしりと塩カルがついているのであった。あとでスタンドへ行こうかな。
埼玉県へ
国道17号をどんどん進み、渋川の手前、道の駅こもちで休憩。新潟から214km、ここまで約5時間といったところ。時間はお昼の12時ちょうど。ここで「焼きそば」と「こんにゃくのから揚げ」を買い、クルマの中で食べて昼食とする。
ここから国道17号線は上武道路となり、4車線のバイパス状で前橋を通過、伊勢崎をかすめて、埼玉県に入り、熊谷に到着してしまった。熊谷は今日の宿泊地。時間は午後2時で、まだ早いなあ。
新潟から熊谷までは、約280km、7時間もかからなかった。時間は高速の2倍(まではいかない)といったところかな。ゆっくりと下道で走ってきて7時間で熊谷・・・・思ったより早かったし、そんなに疲れていない。
ホテルのチェックインにはまだ早いので、まずはガソリンスタンドで洗車。郊外にあったエネオスへ行き、手洗い洗車・シャンプー&簡易コーティングを頼む。1800円かかったが、洗車機は使いたくないのでしょうがない。クルマがピッカピカに。
次は利根川へ。河川敷の公園にはたこ揚げをしている人や散歩をしている人がいて、のんびりとした時間が流れていた。
次は熊谷駅へ。駅弁でも買おうかなと思ったがなかった。熊谷みやげの五家ぼを購入。そして近くのスーパーマーケット「ベルク」で夕食を調達。
ビジネスホテル・マロウドイン熊谷
時間は夕方5時半。駅前にあるマロウドイン熊谷にチェックイン。楽天トラベルで安く予約した。朝食つきで5700円だから安い。しかし駐車料金600円が別にかかるのは残念。
部屋は普通。ホテル自体ちょっと古いかも。ホテルに大浴場があればいいのだが、残念なことにない。でも7階の部屋なので眺めが良い。熊谷駅の新幹線ホームも少し見える。
夕食は、さっきスーパーで買った中華肉だんご弁当とカップラーメンを食べる。そして持ってきた本を読んでいると眠くなるので寝る。夜中に起きて、部屋のバスへ入る。そしてまた寝る。
翌朝、1月3日 素晴らしい目覚め。
さっそく朝食会場へ。朝食会場は9階にあるので、眺めが素晴らしい。なんと富士山まで見えた。朝食はバイキングスタイルで、焼きそば・卵焼き・スクランブルエッグ・納豆・焼き鮭・漬物・マカロニサラダなどとご飯と味噌汁。ほかにスープやカレーなどもあり、文句なしの内容。ただし、大盛に取り過ぎてしまい、少し残してしまったのが恥ずかしい。
おいしいバイキングで大満足♪
渡良瀬遊水地公園
朝8時半出発。新潟へは来た道とは違う道で帰る。栃木県・福島県経由で帰ろう。
まず渡良瀬遊水地へ行ってみる。熊谷から羽生市などを経由して35km、渡良瀬遊水地に到着。ここには谷中湖というのがあり、これが上空から見ると、もろにハートの形だから有名だ。湖を一周する自転車道路があり、サイクリングしている人がたくさんいた。
さらに渡良瀬遊水地のあたりは、4県が隣り合っている全国でも唯一の地(たぶん)。群馬県・埼玉県・栃木県・茨城県の県境がここにある。このあたりをクルマで行けば、4県を行ったり来たり出来て楽しそう。
堤防の上からは大変に素晴らしい眺め。快晴で空気も素晴らしく澄んでいるから遠くの山々がよく見える。一番感動したのは富士山。埼玉からは120kmくらいは離れているだろうに、とってもはっきりくっきりと見えるのである。まさに手に取るように。新潟で例えてみると、新潟市から上越の妙高山や山形県の月山がはっきりとみえるようなものだ?
また長野方面には浅間山(富士山そっくりのシルエット)、栃木方面には日光の男体山(これも富士山そっくり)、茨城方面には筑波山がよく見える。感動的?なすがすがしい眺めの良さに、寒さも忘れて眺めをじっくりと楽しんだ。
帰りは日光経由
渡良瀬遊水地からは、日光例幣使街道で日光まで行く。並行して東武日光線が走っているので、たまに東武の電車や特急が見えた。
今市の手前の国道121号線には、立派な杉並木が何キロにも渡って続いており、うっそうと生い茂る杉並木の下で、昼間でも暗く、狭い国道であった。
今市を通過し、鬼怒川温泉まで来ると、雪が降ってきた、と同時に道路まで雪道に。そしてキレイだったクルマはまた塩カルにまみれてしまったのだった。1800円で洗車したのになあ。でも撥水コーティングしてあるからまだ良いか。
道の駅湯西川温泉では、日帰り温泉があるので入浴。510円で楽しめる素晴らしい温泉。さらに窓からは東武からつながる野岩鉄道のダム湖にかかる鉄橋が見えて、眺めも良い。身体がポカポカになって心地よし。これで新潟までの約190kmもがんばって帰れるよ。
超山深い国道121号をどんどん進み、栃木県から福島県に入るころには完全な雪国に。こんなに雪があるとは思わなかった。新潟で言えば魚沼と同じくらいあるかもね。
この後、福島県の会津へ抜けて、新潟へ帰りましたとさ。
新潟市到着 午後8時。
まとめ
ドライブ走行距離・・・・・603km
ガソリン消費量・・・・・30.31リッター
ドライブ平均燃費・・・・・19.9kml (惜しくも20kmlいかない)
ガソリン代・・・・・3819円
ドライブ総費用(ガソリン代・ホテル代・食事代など)・・・・・1万5472円なり。
高速使ったら、1万円くらい余計にかかっただったろうにね、フフフ。