黒艶丸のブログ一覧

鳥、、、多過ぎだろ。。
遠慮ない鳥たちの声で起こされる朝。

蚊取り線香焚きながら、ウッドデッキで朝日浴びながら、ヨガです。

ヨガの太陽礼拝は、

「朝日を浴びながらするように」と習いましたが

まあ、まずそんなことは日常生活ではできません。

今日は特別。

心穏やかに、自然に思いを馳せていると、気配アリ。

スタッフの方が岡持ちを持ってきました。

グランピング朝食です。



これは反則でしょう。
淡路島特産の甘い玉ねぎ。

玉ねぎスープもあります。
これは美味しい。。

大満足です。
ここは、昨日のレストランとスタッフが持ち回りで担当しているようです。

さあ、今からチェックアウトして、帰宅したいと思います。

帰りは、

明石海峡大橋で本州に渡り、初めて阪神高速7号線を走りました。





そこから新名阪E2A経由、E1経由草津ICからE1Aに入り、そのまま伊勢湾岸経由で浜松まで。

夫婦で適宜交代しながら。
やっぱり二人いて交代できると、疲れませんね。

ソロツーもいいけど、夫婦ドライブもなかなか良きです。

さて、今回は瀬戸内海でアート三昧するためにある程度日数が必要な旅でした。

せっかくなので、4つの異なるタイプの宿泊施設を選んでみました。

①　昔ながらの絶景温泉旅館
　　→銀波荘

②　地域と繋がるデザイナーズリノベホテル
　　→KIRO

③　観光に寄ったライフスタイルホテル
　　→UNO HOTEL

④　誰かも住んでいない場所に絶海のリゾートグランピング
　　→Hugging Nature House

ダンナさまは、自分が会員（？）になっているグローバルチェーンのホテルや
国内のチェーン旅館を選びがちなのですが、
今回は宿泊するだけでなく、
その土地の個性に触れたくてこういうラインナップにしてみました。
（ワタクシも一人だったら、なかなかこういう場所には泊まらないし）

ホテルのポイントは溜められなかったけど、
ホスピタリティもすべて異なっていて興味深かったです。

海外の方が多い②や③では、いわゆる「この人はすごい！」的な方とは出会えず、

①での支配人（だと思う）、④でのトゥクトゥク送迎＆レストランフロアスタッフは
もう話してると楽しくて楽しくて・・

きっとこの方々目当てにリピーターが来るのではないか、と思わざるを得ません。






走行距離　400Km

そして、今回の総走行距離は、

1500km

フリード君、

今回一番頑張ったのは君ですね♪

お疲れ様でした。

宇野港から直島まではフェリーです。

ネット予約不可。

現地に行ってチケットを購入します。





20分。あっという間。


いよいよ直島上陸です。

島内はバスもありますが、

待つのがキライなワタクシ達夫婦。

事前に電動レンタサイクルを予約しておりました。

で、10年振りの自転車。。ドキドキしながら乗ってみます。

（ちなみに、ワタクシの母は自転車禁止と言われて育ったようです。時代ですねぇ）

直島、アップダウンあります。
電動アシスト、、上り坂でもうちょいサポートしてくれてもいい。
馬力ほしいです。

まずは

直島新美術館

に参ります。ここは、新しくできた美術館です。
明日からは瀬戸内芸術祭なので、激混みでしょう。
（でも予約制だから大丈夫ですね）



コンクリで超絶繊細技巧を凝らした地獄絵巻のようなインスタレーション。
アンコールワットみたいな仏塔が並ぶなら、
九相絵図のような繊細なペイントが施されています。
こちら、タイの女性アーティストの作品です。





シフォンでインテリアの全てを再現したインスタレーション。



村上隆の洛中洛外図屏風。
「もののけ京都展」の為に制作された大作。
NHKスペシャルで制作ドキュメンタリーをご覧になった方も多いかもしれません。
チョコチョコとかわいい村上キャラがいます。
宝探し状態。









ゆっくり閲覧していたいのですが、
実は、この日11時からF1チケットを取らなくてはならず
カフェへ。



絶景を見ながら、Honda Mobility Stationのサイトで、
モニターとにらめっこ。

こればかりは、明日に伸ばすことは出来ないのです。

無事、狙っていた座席が確保できました。
（が、相変わらず高い(´；ω；`)ｳｯ…、3人分で、今回の旅行と同じくらいの金額が飛んでいきまする）

ちなみにこの絶景カフェにもアートあります。
幸せな結婚というインスタレーション。



さて、アートへ戻ります。
トレンドもあるのでしょうが、現在の直島新美術館のキュレーションは

☑　精緻
☑　キレイめ
☑　ポップカルチャー
　　＋
☑ 　シニカル＆アイロニー

をテーマにしているようです。（推測です、違ったらすいません）



ここから、島の南へチャリで移動。



途中、黄色い草間彌生かぼちゃ。
直島といえば、コレ




杉本博司の時の回廊というミュージアムを目指します。

今回のメインターゲット。

ワタクシが相当前からぞっこんなアーティストです。


究極まで削ぎ落とした中の、

最適なバランス、美しさ。


ここでかつて京都のミュージアムで出会ったアートと

ここ聞鳥庵（もんどりあん）と再会しました。



流れる水の上のガラスのアプローチと茶室。。

京都で出会った時には曇天でしたが、

最終終着地でのここ直島では真っ青な晴天の下で対面出来ました。

ひょっとして、呼んでくれた？

杉本博司ミュージアムは時間限定の予約制です。
お茶券がついており、抹茶やお煎茶をのみながら、
じっくりアートと対面できます。



☆閑話休題☆

みなさん、アートとどんな付き合いをしたいですか？

アートはオーナーのもの、そして、時に公共のもの。

アートの前では、

うるさくしない（周りに人がいるから）
さわってはならない（おまえのもんじゃない）
長居しない（混んでるから）

などなど、それぞれにマナーがあります。
マナーに則って、今まで鑑賞してきました。

でもでも、心の奥では、もっと傍によって、
コーヒーでも飲みながら、ソファに腰かけて、
しかもちょっとプライベートな空間で、
友人や家族とおしゃべりしながら
鑑賞したいと思っていませんか？

ワタクシは、（やんないけど）そんな隠れた想いをもっておりました。

で、先日そんな隠れた欲望を叶えたとんでもない本を読みました。

美術泥棒



この本の一説を抜粋します。

”まず、アートの前でリラックスすることだね。
ゆっくり座って、じっくり眺めて、なんなら手に取って触ったり。
美術館では何一つできやしない。"

杉本博司ミュージアムでは、手に取って触ることはできませんが、

それ以外全部できます。

お茶飲みながら、

彼の作品や、直島のこと、

アートについての考えを隣に座っているダンナさまと語り合ったり、

少しの間沈黙して向き合ったり。。

ガードマンから

『早く進んでください』

って言われません。

これって素晴らしくないですか？

☆終わり☆



最後に同じく杉本博司作の護王神社にお参りしてゆきます。


島のアップダウンとワインディングに合わせて、
まだ暑さ残る風の中をチャリで駆け抜けます。
自転車はここ10年以上乗ってませんでしたが

ダンナさまと一緒に走るのがこんなに気持ち良いとは。

意外な発見でした。

世の高校生カップルは自転車デートとかしてるのかな？

ダンナさまと出会ったのは自分のキャリアでも最後の方なので
そういう時期は一緒になっていなかったのですが、

高校時代に出逢って自転車デートをしてみたかったです。

海を望める小高い山を登ります。

参道を抜けるとガラスに輝く階段。。

見えないけれどこの階段が地下まで続いています。



護王神社。。



フェリー乗り場まで戻ります。

フェリー待ち時間の間に、直島の歴史についてちょっとお勉強。
島の北側、フェリーで通る時に見えますが、銅の精錬でかつては栄えたようです。三菱マテリアルの精錬設備が目を引きます。

往時は精錬で出た廃棄物で島は環境問題を抱えていたようです。
工業化とその影。

現在は、海外の方がほぼ9割のアートの島へ。
直島だけでなく、豊島、犬島も。


今回は宇野駅＆宇野港の直ぐ傍、UNOHOTELに宿泊しています。

ここのホテル、、、瀬戸内芸術祭が近いとあって、
金額が、、、

やばいことに。。😭

でも、隣が温泉、「玉の湯」なので、選びました。
玉の湯の入湯券は宿泊費用に含まれています。

玉の湯はナトリウム温泉です。
マンガンと鉄とナトリウムで、温めのお湯ながらじっくり温まります。

困るのは、比重が重いので、
身体が浮いてしまう。。


快適な滞在。


走行距離　0km

昨日の雨がすっかり上がり、晴天の朝を迎えます。

今日は、移動日(広島→岡山県宇野)です。

KIROでは朝食を付けてみました。
ちょっと遅めの9時。それまで近所を散策します。

歩いて1キロ程度の広島平和記念公園へ。

ちなみに、平和記念公園近所のコンビニではトイレを貸してもらえないので、ご注意を。
事前に済ませておくことをおすすめします。


平和記念公園では通勤通学、観光の方がすでに集まっていました。みなそれぞれのスタイルで祈りを捧げます。出自も性別も関係なく、平和を希求しています。この先も、もっとずっと、自分の隣人だけでなく、世界の方々が平和で幸せであってほしいと願わずにいられません。


戻ってきて、朝食です。
サンルーフから陽光射し込むPOOLBAR。



ここの朝食はシンプルです。
近所のカフェがプロデュースしているそうです。
with Locals というコンセプト通りですね。

メインは4つのクレープから選びます。

ダンナ様はエッグ。

ワタクシは、クレープシュゼットに致しました。

朝食ですが、いきなり、スイーツです。



いいのです、

普段はクレープシュゼットなんで食べる機会がないのです。

朝イチからスイーツでも何の問題もありません。

このブログの読者に

スイーツを作ることにお詳しい方が

お一人いらっしゃるので、

その方のご懸念を払拭するために、言い訳をします。
（読んでないかもしれない）

クレープシュゼットは

グランマニエというオレンジのリキュールを入れて作ります。
でも、煮切るのでアルコール分は飛んでいるはずなのですが、
小心者のワタクシとしては、

万が一アルコール分が残ってたらどうしよう。。。

と内心ドキドキバクバク。。。


でも、いただいたクレープシュゼットには、入ってなかったみたいです。
普通に濃ゆいオレンジジュースベースのソースでした。

ああ、よかった。。。胸を張って運転できます！


この他は、ビュッフェスタイルで、

☑サラダ
☑ ささみのリエット
☑ アボカド

これが美味しい美味しい
止まらん、3回おかわり。。。完食。


さて、今日はここから次の目的地、宇野に参ります。宇野にあるUNOHOTEL。そこからアートの島、直島へ。

でもその前に、ちょっと足を伸ばして、岡山ブルーラインを通ります。
アートだけじゃなく、ドライブも楽しまないとね。

倉敷ICで高速E2を降りて、そのまま国道2号線に入ります。

うん、、結構混んでるな。。。

そして、、岡山ブルーラインへ。



道の駅一本松公園へ。

そこからの瀬戸内多島美の眺望。



ここでは、フルーツの直売やってます。
しかもひっきりなしに地元の方が買いに来ます。

岡山はフルーツ県なんですね。

今日、ホテル泊じゃなければ絶対に買って帰ってた。

とりあえず、白桃ソフトは外せません。
でも、おなかが冷えるので、少なめにしてもらいます。



ここから、海沿いの道を走って、今日のホテルUNO宇野港に参ります。

百間川水門や堤防の上を通り、

急登の橋を通るルートです。





すっかりこの道が気に入ってしまいました。

UNO HOTEL着。



倉敷が違いこともあり、インテリアはデニム地、もしくはネイビーで統一されています。





お部屋にお風呂はありませんが、すぐ隣には玉の湯があります。

結局、こちらの玉の湯、滞在中5回も行ってしまうことに。





こちらのUNO HOTEL、お客様は（すれ違った限り）全員海外の方です。
KIROに引き続き、日本を満喫しようという方々であふれております。

宇野港は、直島のみならず、他の島へのフェリーも出ていて、
アートホッピングを狙っているに違いありません。


走行距離 280 km

瀬戸内海の明け方です。
柔らかい光に鳥居が包まれています。



朝は広縁でヨガ、運転しっぱなしだった身体を整えて、
今日のドライブに備えます。

旅館の朝のお楽しみは朝食。
湯豆腐に、笹鰈の一夜干し、お粥。
胃腸に優しい数々が並びます。



ここ銀波荘で何くれと良くしてくれた支配人（？）が来てくれました。

軽妙なトークと赤穂に対する深い愛情と知識。

食事時にはダイニングに、
チェックアウト時にフロントにもいらっしゃいました。出会うと元気になってしまうような方でした。

一体いつ寝ているのだ？

快適な滞在のお礼を申し上げて
フリード君に乗り込みます。

本日は、広島は大竹という地区にある下瀬美術館に参ります。いよいよアートホッピングスタートです。

下瀬美術館は

ユネスコの世界で最も美しい美術館

に選出されております。

瀬戸内海にぷかぷか浮かぶ島々にインスパイアされた浮遊＆可動式コンテナの展示室が人気です。

坂茂デザイン。


そして、ワタクシにはもうひとつ狙いがございまして、、、

『昆虫アート』

INSECTS　X　SHIMOSE


という企画展です。

もともと、小さく細やかでそして高機能な昆虫の身体は魅了されるところが多いものです。

そんな昆虫たちをアートに昇華しようというこの企画。

たまたま最終日に滑り込めそうだったので、心楽しみに待っておりました。

E2山陽道に赤穂から乗り、岡山、広島を通り大竹ICで降ります。

静岡も東西に長いけど、広島も幅広でした。

でも、2時間くらいで到着。
ダンナ様もワタクシも初のおクルマでの広島です。

下瀬美術館は大きな海沿いの海浜公園の中に位置します。スポーツ施設や子供用の遊具、キャンプ場。



下瀬美術館のフレンチは、それはそれは高額なので、途中のSAでパンを購入。
ちなみに宿泊施設もございます。同じ建築家デザイン。

高いです。

2名一泊30万円超え。。。

泡吹いて死にそうです。。。
（でも、海外の方がチェックインしてました）


大竹ICから、10分もしないうちに到着でございます。


アイボリーカラーの岩で彩られたアプローチ、美しいエントランス。
チケットは事前に予約購入済みです。



今回の展示は、

動画やフラッシュ以外、静止画なら、

写真撮影＆SNSアップが許可されています。

美術展も変わりましたね。。。

一部の好事家だけの趣味から、

より広くオープンに。

ダンナ様、植物と虫たちが装飾されたガレの花器にノックアウトされてしまったようです。

かじりついています。


アートは時に難しく（いつも？？）
全部見ても、「よくわかんなかったな」と思うことはしばしばです。

（で、おうち帰ってから1週間くらいしてまた見たくなる）

でも、最初にビビッと来るものに出会えて、

これは呼ばれていたね、間違えなく。


ワタクシもお気に入りがいくつか。
備忘録も兼ねて記載します。


甲虫に蒔絵（これだけインスタからお借りしてきました）
小さきものに更に超絶繊細で技巧を凝らす




標本をそのままアートに




磁器で表現する未来の昆虫




自然の中の何気ない光景を切り取ったかのようなオブジェ。



水を鏡で表現するところなんて、最高です。



ハナカマキリの自在置物。（関節、動きます）



同じく自在置物の蝶



七宝で表現されるヤゴやハンミョウ





胸いっぱいになりながら、屋上へ。屋上からは瀬戸内海が。



公園内で買ってきたパンとお茶でお手軽ランチ。

なんだか、学生時代に戻ったようでそれだけでとても充実してました。



ここから、広島市内の本日の宿泊先

KIRO

に向かいます。

廿日市ICで西広島バイパスに乗り換えます。
（このバイパスは無料）
少しづつマツダ車が増えてまいります。

広島市は百万都市。

実は、ワタクシ生まれたところでもあります。
全く記憶にはございませんが。



KIROは古い建物をリノベしたシェアリングホテル。
そのデザインが素晴らしく、いつか泊まってみたいと思っておりました。

とはいえ、一人旅なら絶対に選ばないので、ここはダンナ様とふたりで。



ここはバリスタが入れてくれるカフェカウンターがあります。





ふわふわのカフェラテを片手に、有名なラウンジ「PoolBar」へ。

もともとプールだったところをコンクリで埋めて、今はラウンジ兼レストラン、フリースペース。



サンルーフとプールのタイルはそのままです。
cozy....

晴れていたらここから日差しを浴びれたかもしれません。

ダンナ様はチェックイン後お部屋でバタンキューです。アートと真剣に向き合って、エネルギーを使ったみたいです。

ところで、コレなんだと思います？



最初分からなかったのですが、

エアコンのコントローラーみたいです。
全てがおしゃれ過ぎて、オバチャンついていけません。



そして、広島といえば、広島焼！
鉄板からハフハフしながら食べる広島焼、最高です。





走行距離 290km

まずは給油と洗車を兼ねて、いつものコスモへ。


誰か、スマホが忘れてる。。。

受付にダンナさんが届けてくれました。


ハイオク入れてると、持ち主が戻ってきました。
すぐに気付いてくれてよかった！


ふたりでほっこりしたところで、浜松西ICへ。

ここでフリード君あと1キロで2万キロです。


なりました！2万キロ


5年目にして2万キロは少ない方だと思いますが、
毎日毎日、農業に、ワンコに、買い物に。。。

無くてはなりません。


往路、始めはダンナ様運転です。

理由は、、、

午前10時半から、大谷選手が出場するメジャーリーグが始まるから！

『その後は妻が運転してくれるに違いない』

＝自分はスマホでメジャーリーグ観戦🎶

ということらしいです。

メジャーリーグチャンネルというオンデマンドサービスがあり、

契約してしまったらしいのです！

（NHKだと車の中で見れないらしい）

さて、、、というわけで、まずは美合SAへ。

10:25着。

早めのランチを頂きながら、スマホで観戦開始です。

実は昨日大谷選手属するドジャースは、

地区優勝を決めて、シャンパンファイト🍾

ワールドシリーズへの出場を決めております。


どうやら大谷選手はあまり飲まなかったらしいですが。


美合SAでドライバーチェンジです。

次の休憩は、もちろん、鈴鹿PAです。



F1のときに何度か来ていますが、全部バスでした。

自ら運転しては初めてなのです。

実は、再来月も来るかもしれない。。。

1970年代の耐久を勝ち抜いたマシンがありました




ここから、E1A新名神で（途中E1）一気に赤穂まで参ります。

新名神、、、

それは内陸部を通ります。

つまり、山がち、、、

ということは、トンネルが多い、訳です。。

これは、、トンネルに入る度にネットが途絶えて、、、

ダンナ様ブーブーかもしれない。。。


ひとり戦々恐々としておりました。。。

（妻は、自分で解決できないことでブーブー言われるのが苦手です）

が、この頃のDocomoは優秀です。

トンネル内にもアンテナがあるらしく、、

殆ど切れません。GPSは途切れますが、、オンデマンド放送は大丈夫。

キャッシュもあるのでしょうが、リアルタイムで放映が見られて

ダンナ様にこにこです。ホッ。


赤穂ICで降ります。

ちなみに、『あかほ』ではなく『あこう』と読むそうです。

ずっとダンナ様には「あかほにいくよー」と申していたので、

顔から火が出そうです。

ダンナ様は赤穂浪士のあこうだと気づいていたらしい。



ここから、ジェラートTETEに参ります。

港湾設備を抜けた先に。。。



混んでいます！！



赤穂といえば、塩。

塩味を選びます。

もう一つ、合うものを進めて頂きました。

抹茶。



濃厚なミルク味の塩フレーバーに

スッキリしてちょっと苦みを感じる抹茶が

ベストマッチ。

大人のジェラートタイム。

（ダンナさまは甘いものが苦手なので、

これは妻のための時間となります）


こういうところに来ると思うのが、

おクルマで移動の自由があれば、
店舗の立地はそこまで重要ではないのではないか。

浜松でも、みんな美味しいものは多少距離があっても食べにきますし。


ここから、本日のお宿、銀波荘に参ります。

瀬戸内の小島がぷかぷか浮いています。

御崎の先端に、神社と鳥居と温泉料理旅館銀波荘。



ご案内のスタッフが出てきてくれました。。。

2名も。。。

停めているのは我々のフリード君だけなので、

本当はここで、

ゆっくり

自分のペースで、

フリード君だけのフォトシューティングといきたい！


でも、スタッフ2名もスタンバってる。。。

仕方なく、荷物をごそごそ。。。

チェックインに向かいます。

チェックインのラウンジは別世界でした。

眼の前、瀬戸内海。そろそろ西に日が傾いてくる時間。

圧巻です。

あまりこういう旅館に来たことがなく、

緊張してしまい、、、

ウェルカムドリンクをこぼしてしまいました。。。( ；∀；)



ああ、これで✕1個。。あの客、ダメ扱い。。。

お部屋に一回引っ込んでから、再度スマホを持って写真撮影に参ります。


ここで問題発生。。

出掛けるときに、わざわざスタッフが、どっかからスニーカーを持ってきてくれる。。

逆に言うと、

スタッフに言わないと、

外出出来ないわけです。。。


あまり人と話すことに慣れてない人間にはちょっと敷居が高い〜

そして、フリード君は、、車に埋まっておりました。。。



トホホ、、、


ま、しょうがないね。普通の人は、温泉目当てで、車撮影は二の次だし。



温泉に参ります。


海ギリギリまで張り出したインフィニティプールのような温泉。。

南西に開けた視界に、夕陽が差し込んできます。
温泉は鉄分が入っているようで、少し黒い色をしています。

団体さんが入っているとは伺っていましたが、
ほぼ貸し切り。。
夕陽と瀬戸内海、ダブルで楽しませて頂きました。



そして、旅館のお楽しみ、お夕食。

全部は撮影できなかったけど、アワビやオリーブ牛、季節のサンマ、美味しかったです。途中支配人（？）がやってきて、赤穂の話をしてくださいました。



こう、、何気ない会話からその宿泊者との楽しいコミュニケーションに発展させてしまう、、天性のものでもあり、努力の結果でもあり、、、

ちょっと人見知りからすると、才能もその努力する前向きさも羨ましく眩しく思えるのです。

この旅館にこのような方がいらして、その一言で、我々顧客はとっても幸せな気分になってしまいます。



部屋にはここ銀波荘が舞台となっている原田マハの『アナタは誰かの大事な人』が置いてありました。



せっかくなので手にとって、もう仄暗いラウンジへ。。篝火の揺れる明かりで文庫本を読みます。。

ネタバレになってしまうので詳細は割愛しますが
ある時、遠方で暮らす母が認知症になってしまうお話。

同世代の主役、似たような立場。。

平易な文章で、胸を刺されるような衝撃。

ラウンジで

涙止まらず。。。

えぐえぐしながら、友達にlineして感動を伝えたら
（彼女も親と同居しています）

『多分、スタッフの人に、

「ダンナさまとケンカしてラウンジで泣いてる」って思われてるよ、

そのシチュエーション』

慌てて、部屋に戻ります。

そうやって夜が更けていきます。。


走行距離　400Km