PDK搭載の後期型997が発表されてから初めて当社に1台入庫しました。
そこで、ジロジロと観察。するとやはり前期型とは大幅に違うところが発見されました。
まずエンジンルーム。
エンジンが直噴化されて、補器類すべても変わったようだ。
エンジンカバーからのエアーは2箇所からエアクリーナーボックスへ導かれるようになり、スロットルの位置もセンターになった。
エンジンオイルの注入口もオイルフィルターの位置も変わった。
そして、インテークマニホールド回りの補器類もだいぶスッキリして、エンジンとボディとの隙間が大幅に増えた。これならば奥まで手が入るので、整備性も大幅に上がったに違いない。
今まで交換に苦労していたラジエターリザーバータンクも簡単に取り出せそうです。
そのエンジンを下から覗くと、これも当然と言えば当然なんですが、まったく今までと形が違っています。排気系の取り回しも変わって、987系と共通でマニホールドに触媒が一体になっているようです。
この感じだと前期用のマフラーは装着できないだろうな~。
そして、不評のステアリング系(笑)
静止状態でも、このシフトボタンは使いにくいですね。前から押すのは良いけど、後ろから手前に押し戻してダウンは、人間の感覚にイマイチ合わないのでは・・・と思います。これなら右を裏から押してアップ、左を裏から押してダウンみたいに、パドルのボタン版の方が馴染める気がします。ステアリング内の配線を換えれば、出来るかもです。
あと個人的には、このでかいドアミラー。気に入りません。前期方に戻す人が出て来るんじゃないでしょうか。この辺も検証してみたいです。
で、今回の作業はホイールスペーサーを装着していただきました。
これでツライチになってカッコよさグンっとアップです。
総合的に見ると、やはりエンジン、ミッションの変更はフルモデルチェンジですね。残っているのはボディだけです。エンジンは前期と共通パーツは本当にほぼ皆無なんじゃないでしょうか。
当社としてもこれからイロイロパーツ開発して行こうと思います。
Posted at 2009/02/07 19:27:37 | |
トラックバック(0) |
ポルシェ | クルマ