MPVを買ったのは、H氏に出会ったから―

先日、マツダディーラーのH氏から突然電話がありました。

「ジャムさん、きっと驚かれると思いますが、
　ぼく、10月10日をもちまして、マツダを退社することになりました。」

ジャム；「えーっ！　なんで？？」

これからもずっとお付き合いをしていくつもりだった、マツダ営業マンのH氏。

ジャムにとって、それはあまりにも悲しいお知らせでした。

２才のお子さんがいらっしゃるご家族との事情で、
どうしても土日休みの仕事につかなければならなくなったのが理由だそうです。

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今からちょうど５年前、私はもともと、
マツダ車には何の興味もありませんでした。

オデッセイの次に買う車の候補として、

NEWオデッセイにしようか。
エスティマにしようか。
プラドにしょうか。

試乗を重ねて、NEWオデッセイの出るのを待とうと気持ちを固めていたころ、
ふとマツダ社を訪れ、そこで出会ったのが、当時、新人営業マンであった
H氏でした。

彼は、新人だったのですが、
私にくいついてきました。

私は、マツダに興味がなく、ホンダやトヨタに興味があることを伝えると、
他社のいいところもしっかい勉強されていて、好感が持てました。

そして、こう言いました。

「ジャムさん、MPVのシートのつくりと足まわりのよさを体感してみてください。　
　一度でいいですので試乗をしてもらえませんか。」
そう言ったのをしっかり覚えています。

試乗だけなら―

そう思ってMPVに乗ることにしました。

３Dメーターはなんか、ちゃっちーなーと思いながら、路上に出ると、
これまでの他社の試乗車と比べ、はるかに快適な乗り心地に心を奪われました。

ここで、ジャムの心は大きく揺るぎます。

そんな中、年を越した１月。
マイナーチェンジをしたMPVは、メッキを多用してジャム好みに変わっていました。

そこからH氏との車談議に、価格交渉に、毎日がとても楽しかったです。

金額的にも社長に、何度も何度も交渉してくださり、希望の金額で購入できたこと、
今でも感謝しております。

そして、これからもいいお付き合いをさせてもらいたい。

そう約束したのに―　

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あれから５年―

１０日付けで退社だそうですが、実質、お店は今日までということで
H氏とお別れの写真を撮ってきました。

花束を大変喜んでくださり、うれしかったです。

この後、購入当時の思い出話や野球の話、仕事の話など、いろいろお話しました。

そして、落ち着いたら、また会いましょう。と約束してお別れしました。

素晴らしい人柄のH氏であれば、新しいお仕事でも、きっと成功するにちがいありません。

小さなお子さん。そしてご家族ともども、
仲良くお幸せにすごされることを願っております。