越後湯沢一人旅　～夏スキー編①～

この日、はじめて越後湯沢、かぐらスキー場のサマーゲレンデにやってきました。

福井からおよそ５時間半、こんなに遠くのスキー場に来たのははじめてです。

しかも季節は夏で、台風通過後のしっとりとした雨が降る続く中、行くなんて
正気なのかと、自分でも驚き桃の木、かなりのやる気？


そうです。目的はただ一つ。

ピスラボゲレンデのコブ斜面を滑るためです。

そのコースは、通称；コブ太郎といって、
このスキー場の夏の名物コースになっています。

ちなみにジャム吉は、
その昔、ジャム太郎と言っていました。（かんけいねーし。笑）


ウイングヒルズと同じように、バルシップⅡをレンタルしました。

シニア券（55歳）には、あと４０日足りませんでしたが、
スキーレンタルとリフト券がセットで４２００円と破格の安さでした。（４時間限定）


※１日目は霧雨のような雨が降り続き、画像も動画も何もありません。m(__)mスンマセン



まずは大回りで滑ってみる。
なんじゃこれー(◎-◎;)

全くエッジがかからないのです。ここのレンタルはみんなこうだろうか。
ジャム吉のだけ？？

滑っている人を見てみると、みーんなエッジが流れています。（自前の人も）

（ここのスキー場は横滑り専用なのか？
　ちゃんとエッジ研いでるんかいな‥　？？）

まま、今日はコブだし、エッジが丸い方がいいでしょ。

なんて、自分なりにプラス思考でいきました。



さっそく、１本滑ってみるとコブ太郎の洗礼を受けました。

全く滑れません。オロオロです。

エッジのせいなのか。

いやいや、

雪面との感覚の違い、板の外足と内足の加重分配やバランス、
同じようにずらす回旋の難しさを実感させられました。

ピスラボコブでは、左右の板を雪面以上に同調させないと難しいなぁ～

頭で理解しても、なかなかできるようにはなりません。


そんなとき、

（めっちゃこのコブ、うまく滑る人がいるなぁ～
　しかも女性やし‥）

ジャムの内気な性格上？　声をかけるなんてことは　・・・






















　　―できます。笑

「めっちゃお上手ですね。」

と声をかけました。

「ありがとうございます。」

と満面の笑顔。


聞くところによると、お名前はリーさんと言って香港生まれで、
当スキー場で常勤でイントラをされているということです。　（ちなみに独身）

コブレッスンが担当で、ほぼ毎日ここで滑っているとのこと。


あかんあかん、ナンパ目的で５時間半もかけてここに来たわけではありません。

練習！練習！

３本ぐらい滑ると、少しずつ慣れて、よい位置に乗る感覚がつかめてきました。

リー先生から、

「今日がこのコブ、初めてとは思えませんよ。お上手です。　」

なんて、きれいな日本語で言って下さいました。（日本に来て９年になるそうです）


まだまだ足がばらけて満足な滑りにはなりませんでしたが、
だいぶ慣れたと思います。


「また、明日ね。」とリー先生とお別れしました。



さあ、車に戻ってお風呂お風呂。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※２日目に続く