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Hirota Engineeringのブログ一覧

2023年08月29日 イイね!

日産ローレル C35 パワーチェック

日産ローレル C35 パワーチェック今回の車は1997年製、日産ローレル C35型で、私のチャンネル動画をご覧になっているご視聴者の方のお車となります。
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ローレルという車は歴代、ハイオーナーカー、いわゆる高貴な方に向けて販売されたサルーンで、ローレルとしては最終型であるこのC35型にもそのコンセプトは継承されていましたが、このお車はお客様のご意思によりサーキット走行に主眼を置かれ使用されています。
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エンジンはRB25DETという直6インタークーラーターボ付きで本体はノーマルのままとなりますが、サーキットを走るために吸排気系、インタークーラーを高効率なものに交換し、ブーストも0.8~0.9kgf/cm2まで高めています。また、ECUはLINKという社外の汎用ECUに置き換えられており、仕様変更に対応しています。ノーマルの28kgfm@4800rpm、235PS@6000rpmの最大トルク、最高出力に対してこの仕様変更でどこまで性能を向上できているかを明らかにすることが今回の目的であり見所という事になります。
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また、LINK ECUの設定データで点火時期設定の部分が一部不完全という事も明らかになりましたので、エンジン出力試験を行う前に点火時期設定の見直しも掛けています。その模様も本動画の中で簡単にご紹介させて頂いております。
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果たして、このRB25DETで一体どれだけの性能を発揮する事ができるのか!C35ローレルのオーナーの方だけでなく、日産のRB系エンジンを所有されている方にも是非お勧めできる内容となっております。

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Posted at 2023/08/29 21:49:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年08月23日 イイね!

Ferrari 308 GTS:オイルクリアランス測定と調整方法、徹底解説

Ferrari 308 GTS:オイルクリアランス測定と調整方法、徹底解説私は、自分の所有するフェラーリ308GTSで30kgfmの最大トルク、300PSの最高出力を達成させることを目標にエンジンの改良を行っています。元々のノーマルの圧縮比が8.8と数世代前の低いスペックであることに着眼し、高圧縮比となる社外品のピストンに交換する事にしました。
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先回、先々回の動画ではそのための手段としてエンジンを車両から降ろして、エンジンを全部分解する作業をご紹介致しました。その後で主要部品の加工作業を内燃機加工屋さんにお願いしていましたが、この度それらの部品の加工が終了し戻ってきました。次に行う作業はエンジン組み立て、と考えたくなりますが、その前に各機関部品の精密測定と調整という作業が必須になります。今回はその中でもオイルクリアランスの測定と調整という作業に主眼を当ててお話し致します。

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このオイルクリアランスというのは最も重要なエンジンの寸法の一つで、爆発荷重を受けながら回転、摺動するエンジンの基幹部分の金属間には常にエンジンオイルが満たされ絶えず適正に潤滑される必要があります。この潤滑オイルが満たされる部分がオイルクリアランスであり、この設定を誤っていると潤滑不足、油圧低下などが発生し、最悪は部品同士の焼き付き、かじりが発生し。最終的にはエンジンブローに至ります。従いまして今回紹介致しますオイルクリアランスの計測と調整作業はエンジン組みバラし作業の中でも非常に重要な作業となってきます。
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この動画の中では私のフェラーリ308のオイルクリアランス計測と調整作業をこの機会に紹介させて頂きますが、この作業は世の中のすべてのエンジンに対して共通の内容となりますので、フェラーリ308オーナーの方に限らず全てのエンジン好きな方に対してお届けしたい内容となります。特に今後エンジン組みバラし作業を予定されている方には是非ともご視聴頂きたい内容となります。

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Posted at 2023/08/23 22:30:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年08月11日 イイね!

日産マーチ NISMO S K13改 パワーチェック

日産マーチ NISMO S K13改 パワーチェック今回対象の車も私のチャンネル動画をご覧になっているご視聴者の方のお車となります。今回の車は17.9万km走行の2016年製、日産マーチ NISMO S K13改型ですが、この車はサーキット走行に主眼を置かれ使用されています。
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この車の元になっているモデルは4代目マーチK13型であり、1.2L NAエンジンを積む小回りの利く実用的な車となっていますが、これをスポーツモデルに改良したのがマーチ NISMO Sという事になります。搭載されるエンジンはHR15DEに変更され、エンジンの排気量は1.5Lまで高められ、NISMOの専用チューンにて15.9kgfm@3600rpmの最大トルクと、116PS@6000rpmの最高出力まで性能が高められています。
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これだけでも十分スポーティな走りを実現できますが、今回のお客様はそれでも物足りず、この車のエンジンを更にチューニングしています。エンジン自体はHR15DEですが、ジュークに搭載される同型のエンジンに載せ替え、同じく日産から販売されるノートNISMO S、こちらはHR16DEのエンジンとなりますが、そのエンジンのインテークマニホールド、カムシャフトなどに換装させており、トルク特性そのものを見直しています。これに加えて更にN-TEC名古屋さんという専門ショップのコンバージョンキットとECUを備え付け、よりサーキット向けのエンジンチューニングが施されています。
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そこで、この度、私のガレージにありますシャーシダイナモメーター ダイナパックでエンジン出力試験、いわゆるパワーチェックを行い、出力特性がどの様に改良されているかを検証します。HR15DEをチューニングしてどれだけの性能を発生することができるのか、という所が今回の見所です。
また、このモデルでサーキットなどのスポーツ走行を楽しまれている方も多いかと思いますので、そういった方にも是非お勧めできる内容となっております。

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Posted at 2023/08/11 21:53:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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「日産 フェアレディZ 240ZG L28改 3.1L パワーチェック:名車中の名車がやってきた!日本伝統のエンジンはいかに? http://cvw.jp/b/377010/47761143/
何シテル?   06/03 21:04
Hirota Engineering 代表 一般的な会社員でありながら趣味で車を楽しんでいる者です。 車を楽しむ中でも、特にエンジンや動力系の部分に趣を...
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