
SE3P型 マツダ RS-8 Type S ロータリーエンジンの続編です!
今回ご紹介するのは、ロータリーエンジン一筋でチューニングを行っているショップさん REAL TECHさんがチューニングを施した本気仕様のSE3P型 マツダ RS-8 Type S 。前回レポートの完全ノーマルの個体、そして競合車種となるAP1型S2000と走行性能特性の比較も実施します。

今回ご紹介する個体は、前期型のタイプS、つまり、スタンダードモデルとハイパワーモデルが存在するRX-8の中でハイパワーモデルに位置付けられる一台となります。搭載されるエンジンは、13B-MSP型 RENESIS、排気量は654cc×2の自然吸気の2ローター。ノーマルのメーカー公表最大トルク、及び最高出力値は、22.0kgfm@5500rpm、250PS @8500rpmとなります。一方で、前回レポートしました後期型、同エンジンの完全ノーマル仕様。そして極上コンディションとも言える個体では実測値として、19.1kgfm@5600rpmの最大トルク、202PS@8400rpの最高出力という結果に留まりました。この結果は、RX-8という車種の素の実力、そして現在のコンディションを知る上で非常に興味深い基準値になりましたが、今回対象の車種は前期型SE3P型RX-8をベースにロータリーエンジン専門プロショップ、REAL-TECHさんの手によって徹底的な最適化が施されたチューンドRX-8です。
チューニング内容としては、REAL-TECHさん独自のノウハウによるサイドポート拡大加工を実施。吸気系には、KNIGHT SPORTS製のエアグルーヴを採用し、排気系にはREAL-TECHさんオリジナルのシステムが装着されています。さらにECUについてもREAL-TECHさん専用のノウハウによってより高出力を狙った純正書き換えROMが用いられています。加えて、REAL-TECHさん専用のエンジンオイルも使用され単に部品を交換するだけではなくエンジン本体、吸排気、制御、潤滑までを含めてトータルで仕上げられた仕様となっています。
今回のお客様はこのお車をサーキット走行専用車両として使用されています。ただ単に速いタイムを狙うだけであればある程度タイムを出せることが既に分かっている例えばAP1型 ホンダS2000などと言った元々走りに振られた車を選ばれている事と思いますが、この方はあえてその王道から外し、SE3P型 マツダRX-8を選ばれています。その理由として、まず車種として特異性があること。そして、ロータリーエンジン独特の高回転領域まで伸びていくエンジンのフィーリング。さらに、車両価格として比較的リーズナブルであり走り込まれていない良質の車両がまだ多く存在していること、等です。ただし、この車を選んだからには、当然高回転領域まで鋭く回るライバル達をこのロータリーで凌ぎたい、これこそがこの方の活動の大きな原動力になっていると強く感じさせられました。エンジンだけでなく、快適装備の全てを取り外し車両車重は970kgまで軽量化。まさにサーキット専用に仕立てられた本気のSE3P型 RX-8、と言える一台となりました。印象や感覚ではなく客観的にエンジンの性能を評価したい、これがこのお客様が私のガレージに訪れた理由となります。
前回のノーマル個体がマツダの技術によって生み出された原石と言うのであれば、今回の個体はその原石がプロの手によって磨き上げられた一台、と言えるのではないでしょうか。専門ショップの知見と技術によって一体その本来の力をどこまで引き出すことができるのでしょうか?その答えをシャーシダイナモメーターを使って実際の数字として明らかにしていきます。今回は更に、ノーマル、そしてライバルの車種となる走行性能の比較もビジュアル的に明らかにしていきます。マツダファンの方、ロータリーエンジンを愛する方、そして、先回のノーマルRX-8の動画をご覧いただいた方には大変に興味深い内容となっております。是非どうぞ最後までじっくりとご覧いただきたく思います。
マツダ RX-8 Type S SE3P #パワーチェック #エンジン出力試験 あのSとタメ張る名機降臨!REAL-TECHの本気【Hirota Engineering】97 #se3p #rx8

Posted at 2026/06/29 22:19:40 | |
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