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Hirota Engineeringのブログ一覧

2026年10月05日 イイね!

ホンダNSX 02R NA2 パワーチェック エンジン出力試験 因縁対決 NA2 NSX vs E46 BMW M3

ホンダNSX 02R NA2 パワーチェック エンジン出力試験 因縁対決 NA2 NSX vs E46 BMW M3何と!今回は、NA2型 ホンダ NSX-R 通称 02Rのエンジン出力試験の結果をレポート致します。対象のお車は、私のチャンネル動画をご覧いただいているお客様のお車となります。
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ただし、タイトルに付けた 『実質』 という奇妙な2文字。ここに違和感を覚えた方も、多いのではないでしょうか。と言いますのも、今回の車両は、もともとはNA1型NSXです。しかし、このオーナー様のご意向により、後期NA2型NSXに搭載されます3.2L C32B型エンジンへ換装。つまり、動力の心臓部を、『実質』 NA2仕様にスワップしたNSXという訳です。いや、正確には、それだけではありません。搭載の前段階で、C32B型エンジンが持つ本来の実力を最大限に引き出すための最適化が行われた逸品。つまり、当時の280PS規制の束縛から解き放たれたチューンドC32Bエンジンを搭載したNSXの登場なのです。
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1990年に販売が開始された初代NSX NA1型に搭載されたエンジンは2977cc V型6気筒DOHC VTECのC30A型。ミッドシップ リアにエンジンを横置き搭載、2シーターとし当時として極めて先進的なオールアルミ・モノコックボディを採用。NSXというクルマが、エンジンだけではなく車体を含めて非常に意欲的な技術によって作られたことが分かります。ここからNSXは改良を重ね、1997年には大幅な進化を遂げます。3179ccのC32B型エンジンと6速マニュアルトランスミッションを組み合わせたNA2型がラインナップに追加されたのです。そのC32B型エンジンがNA2型NSXの最大の変更点であり今回と主役になります。
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初代 NA1型に搭載されたC30A型エンジンのボア・ストロークが90.0mm×78.0mmであるのに対してC32B型エンジンではストロークは78.0mmのまま、ボアを93.0mmまで拡大。これにより排気量を2977ccから3179ccへ拡大しています。ただし、圧縮比10.2は据え置きC30A型エンジンの目玉であったVTEC機構や共鳴チャンバー容量切換えインテークマニホールドシステムも同様に継承されます。当時のメーカー公表の最大トルク、及び最高出力はそれぞれ、31.0kgfm@5300rpm、280PS@7300rpmとなっています。それが今回、このNA1型NSXに搭載されているC32B型エンジンの基本スペックというわけです。
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ベース車両、1991年式製NA1型 NSX、17万km走行のこの個体はお世辞にも、コンクールコンディションと言えるような状態ではなく各部には、長年走行してきたならではの使用感があります。それもそのはず街乗りとサーキット走行の両方に使用されてきたこの一台。飾って眺めるためのNSXではなく、走らせて、その性能を楽しむNSX本来のコンセプトに沿ってしっかりと仕様されてきた一台と言えるでしょう。そしてNSXを所有するからには、誰もが憧れる存在があります。NSXの最高峰、後期NA2型 NSX-R、通称02R。そして、このオーナー様もその類に漏れず・・・。しかし、現在では高嶺の花、既に簡単に手に入れる事ができなくなってしまった車両になってしまいました。そこで、20年間所有されてきたNA1型NSXをベースに信頼できるプロショップのさん手によって少しずつ理想的なNSXへ仕上げていきその夢を実現した形が、今ここにあるのです。エンジンのブロック、クランクシャフト、ピストンは敢えて02R用のものをチョイスし専用に加工されたハイカムも用いて新規で組み立てているとの事です。また、よりドライバビリティのダイレクト感を強調させるためにTCSがキャンセルされる92R用ワイヤー式スロットルボディを採用し、更に、スロットル内径拡大加工も実施。これにより、パーシャルロードのトルクレスポンス性も向上させているという訳です。その他、インジェクターはS2000用のマルチインジェクター、排気系部品としてKSP製エキゾーストマニホールド、NSX専用ファクトリー T3TEC製メタルキャタライザー、ARC製チタンマフラー採用で排気効率と軽量化を実現しています。エンジン制御用ECUはHKS FコンVプロによるチューニング品、更にファイナルの減速比は、OS技研製の4.4ローギア+機械式LSD、軽量スライホイールとメタルクラッチもOS技研製と王道をチョイス。駆動系損失の低減と加速力強化を実現しています。後期型のボディに補強が入りますがその分重量も増加します。しかしこの個体は、ボディは前期型でより軽量でありながらエンジンは後期のC32B型であり、良い所取りと考える事もできます。
また、このオーナー様の興味深い余談として、NA2型NSX-R用のメーカー純正ピストン、コンロッドは6気筒全てのトータル重量バランス取り取りがなされており6気筒1台分を 1セットとして販売されるため各部品単品での購入はできなかった、と言う、本田技研工業ならではのNSX-Rへのこだわりが具現化されたお話を語っていただけたので、本解説に付け加えさせていただきます。
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公認改造申請を受けた完全合法車両。感覚ではなく、計測結果に基づく客観的な数字でこのお車の性能を評価されたとの事でこのお車が私のガレージに持ち込まれましたと言う運びになります。そして予告どおり、動画の後半では前回の動画でレポート致しましたE46型 BMW M3のエンジン出力試験の結果との比較も行っていきます。何の言い訳も通用しない非常に計測精度が高いエンジン出力試験。両車両のエンジン性能差がばっちりと明確になってしまいます。これは残酷、ホンダファンの方も、BMWファンの方も瞬きをすることなく是非どうぞ最後までじっくりとご覧いただきたく思います。
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Posted at 2026/10/05 18:58:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2026年09月21日 イイね!

BMW M3 E46 パワーチェック エンジン出力試験 圧巻のMパワー NSX危うし!

BMW M3 E46 パワーチェック エンジン出力試験 圧巻のMパワー NSX危うし!本チャンネル初登場!今回は、E46型 BMW M3 のエンジン出力試験の模様をレポート致します。今回対象のお車も私のチャンネル動画をご覧いただいているご視聴者様のお車となります。
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ここ最近、本チャンネルでは、3L級V型6気筒エンジンを搭載したNSXを数多く取り上げて参りました。そして、今回登場するのは同じく3L級の自然吸気エンジンを搭載したスポーツモデル。しかし、今回の主役はドイツ車。排気量こそ近いものの、 その設計思想はまるで異なります。日本車と言へども、近年、その資産価値が大きく上昇し、もはや庶民の手が届く存在とは言い難くなったNSX。一方で、 元々、庶民のためのブランドではないBMWのMシリーズ。果たしてこれらの車種の違いはどのようなものなのか。本動画ではNA2型 NSXの過去のエンジン出力試験の結果との比較を交えてお伝え致します。
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BMW M3は1986年に登場したE30型が初代であり、当時盛んであったツーリングカーレースへの参戦を目的として開発された、わゆるホモロゲーションモデルでした。標準的なBMW 3シリーズをベースとしながらも、専用エンジンやワイドフェンダー、専用サスペンションなどが与えられた特別な存在であり、その高い戦闘力によって数々のモータースポーツシーンで活躍しました。その後、E36型、そして今回取り上げる2000年登場の3代目E46型へと進化していく中で、M3は単なるレースベース車両ではなく高性能なロードカーとしての性格を強めていきます。日常での快適性とスポーツ性能を高いレベルで両立することがBMW Mシリーズに求められた重要な使命となったのです。開発コンセプトは、「日常的に使用できる本格的なスポーツカー」快適な移動手段としての3シリーズの実用性を維持しながら、サーキット走行にも対応できることが目標とされました。
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E46型 BMW M3の心臓部にはS54B32型と呼ばれる直列6気筒自然吸気エンジンが搭載されています。高強度化のための鋳鉄製シリンダーブロックから成る排気量3246ccのメーカー公表の最大トルク、及び最高出力はそれぞれ、37.2kgfm@4900rpm、343PS@7900rpmとなっており、当時としては驚異的な出力を誇る自然吸気エンジンでした。ボア×ストロークは87mm×91mmであり、ストロークをボアで割ったS/D値は1.046。つまり、ストロークの方がボアよりも長いジオメトリーであり、ボアピッチ短縮、低中速域でのトルク特性に貢献している反面、ピストンスピードの上昇により一般的には高回転化には不利な傾向があります。しかしながら、このエンジンの最高出力は7900rpmで発生しレッドゾーンは約8000rpm付近と言う、非常に高い回転数に設定されています。これはS54B32型エンジンに与えられた大きな技術的特徴の一つと言えるでしょう。また、スロットルは各気筒独立の6連スロットルを採用しており、一般的な3リッター級エンジンでは味わえないアクセル操作に対する応答性を極めて高いレベルに引き上げています。さらにBMWの無段階可変バルブタイミング機構 ダブルVANOSを備え、低回転域の扱いやすさと高回転域の出力性能を両立しています。
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今回対象のクルマは2003年製、現在の走行距離は外観のきれいさからは想像もつかない10.3万kmとなります。大変丁寧に扱われ、程度は極上。新車と言われれば信じる事ができてしまう程の状態のお車となります。エンジンは基本的にはノーマルとご認識されていました。しかし、ECUのデータには書き換えられた痕跡があり、計測日の当初の断面においては何のECUのデータが入っているかが不明、との事でした。そこで、このお車の性能を明らかにされたいとの事で、このお車が私のガレージに持ち込まれた、と言う運びになります。ただし後日、このお客様の独自の調査により、ECUのデータはSuperchip製のものであることが判明した、とのご連絡を受けました。
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E46型 BMW M3、そしてNA2型 ホンダ NSX 共に、同じカテゴリーの排気量 6気筒自然吸気エンジンを搭載した高性能スポーツカーであり、名車中の名車である事に間違いはありません。近年ではこのようなパッケージの車種はなかなか手に入りにくく、熱いファンの方々に支えられながら市場価値を高め続けている国宝級の工業製品となります。NSXのファンの方、BMW Mパワーのファン方、またはそうでない方も、この2台が繰り広げる熱い戦いを是非どうぞ最後までじっくりとご覧いただきたく思います。

Posted at 2026/09/21 21:09:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2026年09月13日 イイね!

ホンダ NSX NA1 vs フェラーリ308 GTS 走行性能対決 勝敗がはっきりし過ぎる日伊残酷決戦

ホンダ NSX NA1 vs フェラーリ308 GTS 走行性能対決 勝敗がはっきりし過ぎる日伊残酷決戦お陰様で本チャンネル第100回の記念すべき動画回を迎える事ができました。長年にわたり、ご視聴者の皆様にご視聴いただいてきました事を本当に感謝しております。

さて、先回、先々回は、NA1型ホンダNSX、及びタイプRのエンジン出力試験の模様をご覧いただきました。今回は、その生の計測値を基に、0-100km/hまでの加速タイム、及び0-400m、0-1000mの走行タイムを高い精度で計算し、ご報告致します。更に、私が所有しますフェラーリ308 GTSにつきましても、同条件下における、走行性能特性を計算で求め、NA1型 NSX、及びタイプRと比較することで、自動車としての走行性能の優劣を検証致します。エンジン性能は、あくまでもエンジン単体としての性能です。それを車両に搭載した時、自動車としてどのようなパフォーマンスを発揮するかが興味の焦点であることは言うまでもありません。今回は、共に排気量はほぼ同じ3.0L、それをリアに横置きに搭載したミッドシップスポーツカー同士の走行性能の比較となります。
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NA1型 NSXが登場した1990年前後までのホンダは、どちらかと言えば日常の移動を支える実用車メーカーというイメージが強い存在でした。しかしその一方でホンダは、世界最高峰のモータースポーツを通じて技術力とそのブランド価値を磨き続けていました。NA1型NSXは、そうした挑戦の中で培われた技術力と開発思想を市販車という形で具現化しようとしたプロジェクトだったと言えます。開発にあたっては、当時のフェラーリ328を特に強く意識し、それに匹敵、あるいは凌駕する性能と品質を目指して開発が進められました。
搭載されるエンジンは、2977ccの90度 V型6気筒 DOHC VTEC、これをリアに横置きで搭載し高回転まで淀みなく吹け上がる特性と優れた運動性能を両立しています。メーカー公表値の最大トルク及び最高出力は、30.0kgm@5400rpm、280PS@7300rpmとなっています。さらにNSXには、世界初の量産オールアルミモノコックボディをはじめ、当時のホンダが持つ最先端技術が惜しみなく投入され、車両重量は1350kgに抑えられています。
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そして本日の比較対象となるフェラーリ308GTSは、長年にわたりF1の頂点で戦い続けてきたフェラーリが生み出したスーパーカーの名門を代表するモデルの一台です。308シリーズは1975年に発表され、1976年頃から本格的に市場へ投入されました。初期型はGTBと呼ばれるベルリネッタボディのみで、生産性よりも軽量化を優先し、ボディにFRP、いわゆるグラスファイバーを採用していましたが、その後、取り外し可能なルーフを備えたGTSが追加されました。私が所有する車両も、この 1978年製のヨーロッパ仕様308GTSです。ボディはスチール製となったため重量は増加し約1360kg。それでも、NA1型 NSXとほぼ互角の車重となっています。
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搭載されるエンジンは、90度V型8気筒DOHC、2927ccの自然吸気ユニットで、NSX同様にリアに横置きで搭載されています。メーカー公表の最大トルクは29kgfm@5000rpm、最高出力は250PS@7000rpmとなっています。ノーマルのフェラーリ308 GTSは、NA1型 NSXよりも12年以上前に設計された車であり、燃料供給はキャブレター、点火制御も機械式デストリビューターという時代の技術で成り立っています。そのため、電子制御化された最新世代のNA1型 NSXと比較すると本来は大きなハンディを背負う存在となります。しかし、私のフェラーリ308 GTSは、私なりの思想でチューニングが施されています。軽量社外ピストンを採用し、圧縮比をノーマルの8.8から10.6へ向上させました。また、ピストンスカート表面にはモリブテンコーティングを施して、摺動面の初期馴染み性を向上させています。更に、エンジン制御も最新のMoTeC M150の電子制御ECUに置き換える事で世代差という大きなハンディを埋め合わせています。
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動画の後半には、更にNA1型 NSX タイプRも登場し、同等の比較検証を行っていきます。
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私が検証はその精度が高いが故に、比較結果の差分が明確に出てしまい、あまりにも残酷な検証となってしまうため、動画化することを躊躇してしまったほどですが、それでも、本テーマにご興味を持たれているご視聴者の方は非常に多いと考え、その考えを振り切って、敢えて本テーマを動画化する事に致しました。ここまでストレートな比較検証はそうそうないかと思います。是非どうぞ最後までじっくりと御覧頂きたく思います。

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Posted at 2026/09/13 22:35:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2026年08月16日 イイね!

ホンダ NSX タイプR NA1 パワーチェック エンジン出力試験 タイプRを超えたタイプRの真実 【Hirota Engineering

ホンダ NSX タイプR NA1 パワーチェック エンジン出力試験 タイプRを超えたタイプRの真実 【Hirota Engineering遂に登場!今回は、NA1型 ホンダ NSX タイプRのエンジン出力試験の結果をレポート致します。対象のお車は、私のチャンネル動画をご覧いただいているお客様のお車であり、1995年製、現在の走行距離はたったの3.3万kmです。今回はその実力を明らかにするだけでなく、前回動画でご紹介した、お手本のようなコンディションのNA1型 ホンダ NSX 5MT ベースグレード フルノーマル仕様との計測結果の比較もご紹介致します。
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初代NSXは、本田技研工業が1990年に発表を開始したホンダ初の本格的なミッドシップスポーツカーです。世界の高性能スポーツカーに肩を並べながら高い走行性能と日常での扱いやすさを両立する新世代の和製スポーツカーとして開発されました。その発売から約2年後、型式とエンジンの基本諸元を維持したままピュアスポーツモデルのタイプRが追加されました。標準車に対して、専用サスペンションやブレーキ、LSDを採用し、ボディ補強と徹底した軽量化を実施。一方で、遮音材や制振材、快適装備の一部を削減し、エアコンやオーディオなどはオプション設定とされました。こうした数十項目にわたる軽量化によって、標準5MT車より120kg軽い車両重量1230kgを実現しました。
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搭載されるエンジンは、標準5MT車と同じC30A型。排気量2977ccの90度V型6気筒DOHC VTECでメーカー公表の最大トルク、最高出力も30.0kgfm@5400rpm、280PS@7300rpmと同一です。ただし、クランクシャフトのバランス精度とピストンおよびコンロッドの重量精度を更に高めることで滑らかで力強い加速感が追求されています。つまり、異なる部品で最高出力を高めたのではなく、同じC30A型を、より精密に仕立てたエンジン、と言う事なのです。各ギア段のギア比はベースグレードと同一であるものの、ファイナルのギア比を4.062から4.235へローギア化させ各ギア段における駆動トルクを高めています。
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発売当時のメーカー希望小売価格は約970万円。国内登録実績を464台とする資料もありますが、現在の中古車市場にはほとんど顔を出す事が無く、大半はどこかで静かに保管されていると想像できます。NA1型 NSXタイプRを原点としてその思想は後のインテグラやシビックへと継承されました。現在まで続くホンダ タイプRのイメージはこの一台から始まったと言ってよいでしょう。
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このオーナーの方は、メーカーが行うエンジン性能の計測方法相当で真のこのお車の性能がどうであるかを明らかにされたいということでこの度、お車が私のガレージに持ち込まれた、と言う運びになります。エンジンの方は、メーカー標準で既に高精度な組み付けが行われているため、敢えて何も手を加えられていなとの事。ただし、排気系には、SPEC-Aサクラムマフラーと、無限 最終Ⅲ型エキゾーストマニホールドが装着され、これによる出力向上が期待されます。吸気系はノーマル仕様のまま、エレメントのみ圧損の低いK&N製をチョイス。エンジンオイルにはAZ製CEC-002 5W-30を採用し、可能な限りの効率向上が図られています。
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NA1型NSXと、その頂点に立つタイプR。これほど贅沢な比較は、そう簡単には実現しません。カタログには表れない性能の違いに迫ります。さらに今回は、このお車のオーナー様にも撮影へ積極的にご参加いただき、計測現場の音、迫力、緊張感までを収録に捉えることに成功しております。もちろんその全てを余すことなく放映致します。是非どうぞ最後までじっくりとご覧いただきたく思います。

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Posted at 2026/08/16 20:01:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2026年08月09日 イイね!

ホンダ NSX 3.0L NA1 パワーチェック 続編/エンジン出力試験。名機は噓をつかない。ハイオクガソリンのメリット探求【Hirota Engineering】50

ホンダ NSX 3.0L NA1 パワーチェック 続編/エンジン出力試験。名機は噓をつかない。ハイオクガソリンのメリット探求【Hirota Engineering】50
またまた登場!今回は、1991年製、NA1型 ホンダ NSX 3.0L 5MT仕様のエンジン出力試験の結果をレポート致します。対象の車は、私のチャンネル動画をご覧になっているご視聴者様のお車で、オーナー様はリピーターの方となります。本日の目的を一言で言うと、レギュラーガソリンとハイオクガソリンの違いがエンジンの性能にどのような影響を及ぼすのかを計測結果をもとに明らかにすることです。
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NA1型、初代NSXは、1990年に販売が開始された本田技研工業の歴史に残るスポーツカーです。当時のV8フェラーリを明確な比較対象として見据えた本格的な和製スポーツカーであるとされ、メーカー希望小売価格800万円という高価な価格設定にもかかわらず、発売当初から長期の納車待ちが発生したことからも市場における期待値の高さを伺うことができます。技術的な観点としては、量産車として世界初とされるオールアルミ・モノコックボディ、C30A型と呼ばれるV6 3.0L自然吸気エンジン、そしてホンダ独自の可変バルブタイミング・リフト機構VTEC、軽量かつ高強度なチタン合金製コンロッド、さらにインテークマニホールドの共鳴チャンバー容量切り替え機構を備えるなど、当時として非常に高度な技術によって高い出力性能を実現しています。そのエンジンをリア側に横置きで搭載するミッドシップ・リアドライブのレイアウトを採用し、さらに2シーターとすることで。イタリアの高級スーパーカーとも肩を並べる存在として開発されました。メーカー公表値の最大トルク及び最高出力は、30.0kgm@5400rpm、280PS@7300rpmとなっています。

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さて、今回対象のお車は上記の通り、以前こちらのガレージで一度、エンジン出力試験を実施したお客様のお車となります。仕様は変わらず、完全フルノーマル、エンジンオーバーホール済み。走行距離は現在、7.6万kmを走行した個体となります。前回は、あえてレギュラーガソリンを給油した状態での計測を行いましたが、今回はハイオクガソリンを給油した状態で計測を行っていきます。燃料違いでどれほどの出力の向上が確認できるのか?また、このお車の本来の性能がどのようであるかを明らかにするため、このお車が再び私のガレージに持ち込まれたという運びになります。
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更に本動画の前半では純粋に、計測結果の比較をご紹介し、後半では、なぜ出力に差が出たかの技術的な理由を解説していきます。本日は、技術的な難易度としてはやや高く、工学的な内容に踏み込んだ動画となっていますが、まさに、この点に日頃から関心がある方の興味に応える非常に意味の深い検証の動画となっております。是非どうぞ最後までじっくりとご覧いただきたく思います。

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Posted at 2026/08/09 22:52:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「ホンダNSX 02R NA2 パワーチェック エンジン出力試験 因縁対決 NA2 NSX vs E46 BMW M3 http://cvw.jp/b/377010/49349703/」
何シテル?   10/05 18:58
Hirota Engineering 代表 一般的な会社員でありながら趣味で車を楽しんでいる者です。 車を楽しむ中でも、特にエンジンや動力系の部分に趣を...
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