日本一の自動車SNSであるみんカラ的には
大多数の皆さんが興味外の自転車関連ネタを
強心臓で書き切るシリーズ。
今回は、先日消耗品一斉交換を済ませ
快調に走ってる愛車CAAD10さんの
フロント変速パーツ
=フロントディレイラー(通称:FD)の件についてお送りします。
既報の通り、ネジ舐め起因で想定外の交換となったFD。
シマノ社が定めるロードバイクパーツ・カースト制度的には
ピラミッドの上から3番目に位置する、普及帯グレードの“105(イチマルゴ)”のFDを
旧型(型式:FD-5800)から最新型(型式:FD-R7000)へ交換しましたが
その結果どーなったのか?
体感レベルで何か変わったのか?
ファーストインプレッション的に感想を書くと
『変速操作が軽くなったよー!(わーい)』
・・・って感じです。
もう明らかに違うレベル。
厳密にいえば、変速レバーの操作に必要な
重さやストロークは同じくらいですけど
変速時の感触(クリック感)が異なる感じなんですよね。
インナー⇒アウター変速時の場合
FD-5800:『よっこいしょ』と変速レバーを触って『ガッチャン』と変わる。
FD-R7000:『よっ!』と変速レバーを触って『カチャン』と変わる。
で、アウター⇒インナー変速の場合
FD-5800:『カチッ』と変速レバーを触ると『バシャン!』とチェーンが内側に落ちる。
FD-R7000:『コクッ』と変速レバーを触って『パシンッ!』とチェーンが内側落ちる。
擬音じゃ伝わらないwww
でも確実に官能性はUPしてます。
洗車アイテムで例えるなら
西ケミクリーナー 初代と2くらい違う!
どちらもクリーナーとしては1級品だけど、作業性が違うよね!
・・・って感じです。
(伝われっ!w)
なお、FD独特の操作方法にフロント:アウター、リア:ロー側
(いわゆるタスキ掛け状態)になった際、FDとチェーンが干渉するので、
少しだけFDを動かす“トリム操作”でそれを回避させられるんですが
FD交換後の操作感の違いのせいで
勢いあまってFDをアウター⇒インナーへ変速させちゃい、
一気にギア比が軽くなることで『おっとっと!』てなっちゃいましたが
しばらくしたら慣れるし
そもそも操作感が軽くなったおかげで、
FD-5800では億劫でサボってたトリム操作も気兼ねなく活用できるようになったので
なんだかんだ言って『操作感の向上はメリットだよね!』と言えるわけです。
ちなみに、アウター・ローのタスキ掛けについては
シマノ的には『チェーンが斜めに掛かるので、負荷増⇒非推奨!』て言ってますが
街乗りレベルだったらそこまで神経質にならなくても良いんじゃないのー?
というテキトーなノリで多用してたりするし
実際のトコロ、チェーン寿命が極端に短くなったワケでもなければ
6年使ってるアウターギアの摩耗状態も気になるレベルじゃないし
アメリカメーカーのスラム社は、『多用OK!』と大雑把なノリで認めてるので
トリム操作を活用しながら、適度に使う分は問題ないんじゃないでしょうか。
(ヒルクラとかレースでは負荷が増えるのでヤッパリ“非推奨”なので、自己責任でw)
・・・調子に乗って長文化してきたので
そろそろ“FD-5800からFD-R7000への交換”の件のまとめに入りますが、、、
パーツのグレード105(イチマルゴ)で同じだし
交換前は『そんなに変わらないんじゃ?』と思ってましたが
これだけ違いがあると、『もっと早めに交換してもよかったかもね?』とw
一方で、シマノ側のマーケティングとしては
『買い替える時は上位グレードに移行してネ』という思惑が透けて見えますが
こうして上位グレードの技術が下位グレードに適用されるのを体感しちゃうと
『もう下位グレードで充分ですよ!安いしw』と、
お小遣い制 薄給サラリーマンは考えるワケです。
世の中の大多数の家族持ちサラリーマン自転車乗りは同様な状況だと信じてる!
そして基本的にお金持ちの向けである自転車趣味の世界で
その割合はマイノリティってのも感じてるw
・・・というワケで
世の中の5800世代の105使用してる同志諸兄は
積極的にR7000世代の105へ交換すると幸せになれるよ!
と、結果的にシマノマーケティング戦略のお手伝いをしちゃって、本稿をシメる事にします。
(一銭も貰えないのにねw)
なお、官能性能 向上で
ロードバイクが速くなるワケじゃないので念のためw
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2019/10/09 19:29:32