
(前回からの続きです)
カツ丼食べて満足してしまった阿蘇の朝。
気分を切り替えて
スタート地点の道の駅阿蘇へ移動しましたよ。
イベント自体の移動距離が160kmあるので
軽く見積もっても9時間以上はかかる計算。
(時速20km/hで8時間+休憩1時間)
いつもの和気あいあいとした雰囲気ではなく
時間に追われる&完走できるか?の緊張感が漂います。
…なんかヤバいイベントに参加してしまったのかもしれないw
ちなみに、この日は午後から小雨予報。
前日に『雨具も準備して参加してくださいね!』という事前連絡がありましたが
『雨でも完走目指すから気合い入れていくぞ!』という熱い思いを感じた一部参加者は
その時点でヤバさを感じて勇気ある撤退(参加辞退)をされていたワケですが
onimasaに至っても
『カツ丼を食べた時点で帰ってもよかったかも?』と思わないでもないですw
そんなの関係なくイベントはスタートして
淡々と力強く阿蘇および周辺に設置された像を制覇。

(ウソップ像→ロビン像→フランキー像→ゾロ像→ナミ像)
阿蘇は比較的自転車とクルマが共存しやすい道も多くて
今回みたいな10名単位でのグループライドも容易ですが
ゾロ像が設置されている大津町に入ったときに
何とも言えない嫌~な予感が漂ってきましたよ。
『市街地走行、ヤバくない?』
・自転車の車道走行を考慮されてない交通インフラ
・捉えようによってグレーな内容が多くて判断に迷う交通法規
・参加者それぞれの安全意識や行動のズレ
・自転車に敵意むき出しのドライバー
それらが混然一体となって
市街地走行する時間が長くなればなるほど
精神的ストレス&肉体的疲労が蓄積されますよ
単独走だったり郊外サイクリングや短距離市街地走なら気になりませんが
160~200kmクラスの長距離グループライドになるとトンデモない負担で
交通量が多い箇所ばかりになる今回のイベントライドの中盤~終盤では
ちょっと危険な雰囲気になってきてドキドキでした…
(集中力切れ、スタミナ切れ、思うように走れないイライラ 等々の要因もあり)
そんな状況で、
これから通過するルート上に“イオンモール熊本周辺の川沿い”が立ちはだかります。

・道路左側にトラック起因の深い轍がある
・交通量が多くて長い渋滞
・歩道無し(逃げることもできない)
さらに、その道を避けるためには
手前の交差点で右折したいんですが…
・3車線道路の左側が直進信号、ほか2車線は斜め方向への右折矢印信号
・横断歩道無し(逃げるには数km引き返すしかない)
…という、この場所に達した時点で“詰む”という地獄の交通インフラ。
クルマと自転車との共存など1ミリも考慮されていないこの道が
今回、一番の危険ポイントだと事前に察知したonimasa。
主催者へ情報共有&迂回を提案。
↓
迂回して安全に通過!!
…したところまでは良かったんですが
今回のアピールポイントとなる
“160kmピッタリなセンチュリーライド”
というライドルートが根底から崩れちゃうので
迂回を提案した時点で不穏な空気に、、、
『さすがにこれ以上のルート変更の提案はできないなぁ』
…と思ってる先に、
松橋へ続く幹線道路を通過するルートが立ちはだかり
延々とトラック併走を強いられ、
参加者の多くの心がポッキリ折れる展開になりまして、、、
ゴールまで残り20km地点で
『トドメだ!!』と言わんばかりにパンクトラブルが発生。
そしてグループは散り散りになってしまいそのままバラバラのままゴール。
過去最高のカオス展開ライドとなりました…
『あれ?カオス展開のキッカケは迂回ルートを提案したonimasaじゃ?』
…という事実に、反省すべき点は多々ありまして、、、
大人数グループライドの難しさを感じまくった一日になりましたが
反省する間もなく、奥さんから呼び出し連絡が入りまして
まさかのDJ Kooのライブを観てフィニッシュ!
…するという、一連のカオスっぷりを表すようなオチで思考がトロケるonimasa。
道の駅阿蘇さんのイベント出入り禁止になっても不思議じゃない勢いすら漂いますが
ほとぼりが冷め頃、またシレっと参加させて頂こうと思います。
イェーイ!ポンポーン!!
Posted at 2025/10/27 12:53:45 | |
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