
最近、
黄砂が凄いです(^^;)
雨が降ったら、本当にヤバい!
撥水性については
性能大幅ダウン!!
その原因を素人なりに考える為、改めて
エクスシールドのサイトを熟読してみました。
・・・で、感じた撥水性メカニズムの違いは以下の通り。
【エクスシールド】
黄砂自体は弱アルカリ性で、界面活性剤のような特性でボディを親水状態にしてしまうんですが、ホコリや黄砂が乗っかった状態で水をかけても、ある程度の撥水性があった事から推測すると、定着時に出来上がる分子レベルでの
表面構造で撥水している?って気がします。(『ハスの葉効果』のイメージ)
とはいえ、ボディ表面に汚れが乗っかるので撥水性は低下。
洗車して、その汚れが落ちれば撥水性が回復します。(
前回の黄砂雨 参照)
また中期的には、
洗車傷や蓄積したデポで表面が荒れて撥水性は少しずつ低下するけど、耐久性に優れるガラス硬化系コーティングなので、結果的に長期間撥水できる・・・ってところでしょうか。
ガラス硬化系コーティングといえば、雨や水に含まれている不純物と分子レベルで引っ付きやすいので、
デポりやすいってのは宿命。
エクスシールドについても、
水玉が残った状態でそのまま放置・・・というシチュエーションは避けたいってのが本音だと思います。(この点、検証してないし、メーカーサイトでは一般的なガラス硬化系よりデポ付きにくいと言ってるので、決め付けはいけませんが・・・)
特に黄砂はミネラル分が多いので、長期間放置はヤバいはず。
結合した後に落とそうとすると、シンドい事になりそうです(^^;)
【swissvax シールド】
カルナバ+各種オイル(シリコン)+フッ素による水弾きで撥水。
表面成分での撥水なので、黄砂雨の弱アルカリ性の影響がモロに出て撥水性低下。
オイルやフッ素が定着している期間は撥水してるけど、ボディへの定着は
カルナバ蝋に頼りなので、
安定して定着するのは1ヶ月くらいが限界なのかな・・・と。
逆説的に、swissvaxは一般的なワックスに比べると高濃度カルナバ含有量を誇るので、
”安定度が高い = 1ヶ月くらいは定着している”って事なんでしょうね。
でもswissvaxシールドは艶・光沢は最高なワケで・・・。
耐久性だけでは語れない魅力があります。
ボディをキレイに魅せてくれる性能は最高で、オマケで中期的な防汚性能が付いてくるって考えれば
”swissさん、やっぱりスゴイ!”となるし、それにワックス自体は犠牲被膜として落とすことも容易なので、水玉が残った状態での放置に対しても気楽です。
(落として塗りなおせばOK!)
・・・とまぁ、長くなりましたが 結論としては
『黄砂に対しては、どっちも一長一短!』です(笑)
ハイ、”なんじゃソレ”っていう反論は受け付けません(^^;)
黄砂が付いた状態で放置したら結局 どんなワックス・コーティングを塗ってもダメージ受けるので、やっぱり
定期的なメンテナンス(洗車)が一番有効って事で。
ただし黄砂が降る今の季節でも”撥水性能命”って事なら、エクスシールドの方が若干オススメでしょうね~・・・。
(得られる艶・光沢を天秤にかける事にはなりますが)
Posted at 2011/04/15 22:06:38 | |
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