
(
前編 および
地獄変からの続きです)
まさかの3部作になった島原サイクリング記。
文章が長くなりすぎて、読んでくれる人が皆無かもしれませんが
独断と偏見で続きを記します。
”島原~国崎半島~小浜町”ときて、絶賛 お亡くなりになってるB君の両脚。
労わる為に遠回りして迂回ルートを走った結果
ただ単に遠回りした上、やっぱり坂を登らなきゃいけないという現実を前にして
脚だけじゃなく、心もポッキリ折れて茫然自失。
コッチはコッチで目の前の激坂は攻略しなきゃなんない!
・・・って事で、B君に
『坂の上で待つ!』
と言い残し、本気でアタックを仕掛けるonimasa&A君。
哀れ、B君ひとりぼっち(笑)
一足先に坂を登り終え、B君の到着をしばらく待つと
どうにか登ってきましたよ!
ココまできたら、島原外港までの道のりはほぼ平坦基調。
あとは大丈夫!!
・・・と安直に考えてましたが、すでにB君の脚は
限界を超え、ピリオドの向こうまで行っちゃった様子。
10km走って休憩し
5km走って休憩し
3km走って休憩し・・・
だんだんと周期が短くなる走行限界時間が疲労感を如実に表してます。
会話も無く、黙々と、淡々と前に進み続けるその様子は、もはやサイクリングではなく
24時間テレビのマラソンの様相。
onimasa&A君は、その様子を目の前で応援し続けてる感じですよ。
負けないで、もう少し
最後まで 走り抜けてっ!(ZARD)
のちにB君が
『人生で2番目にキツイ時間だった』
と語る、苦しい時間が約2時間続きました。
それでもどうにか島原外港まで到着!
痛みに耐えてよく頑張った!
感動したっ!!
(小泉純一郎風 上から目線)
・・・と、感動モノっぽくまとめてみましたが
onimasa&A君の現実世界での考動は
苦しいB君に対して
”苦しそうな姿を心配する”というよりも、
”ニヤニヤしながら見守る”という
まさに、鬼の所業と言える立ち振る舞いだったのはナイショです(笑)

そして、熊本行 九商フェリーのチケット(自転車+大人1名:1030円)を入手し
”滑りやすい鉄板剥き出しの通路を、自転車に乗って渡れ”という
なかなかハードルが高い難題をクリアしつつ乗船。
オーシャンアローとは、また違った方法で縛られる自転車。

高級ロードバイク乗りには~(以下略)
そこからフェリーで熊本に向けて60分間の船旅でしたが
熊本港~自宅までの自転車自走が困難となったB君の為に
搬送計画の立案&奥さんへ緊急連絡。
フォレスターで熊本港まで迎えに来てもらい
駐車場でB君の自転車を積込み
それを見届けたら、onimasaは自走して帰宅する・・・という流れを想定してましたが

ここでフォレスターが
”自転車2台を荷台に積んで、乗員4人で移動する”という
新車から7年間乗ってるオーナーが驚嘆する積載能力を発揮。
荷台の長さ・高さが測ったかのようにジャストサイズでした。
ヤバイな。
今の自分のライフスタイルを考慮すると
他のクルマに乗り替えできないな(^^;)
そんなワケで、今回のサイクリングは自動車に乗って幕が下りるという
微妙なエンディングを迎えたワケですが
ソレはソレで楽しかったので良しとします!
で、夜の反省会では
”最悪の場合の逃げルートを確保しとくのも重要”だという結論に至りました。

それはともかく、肉が美味い。
次回は同じメンバーで球磨川センチュリーライド参加予定なので
今回の反省を生かしつつ、入念な脚攣り対策の準備をして挑みたいと思います(笑)

Posted at 2015/03/11 21:04:58 | |
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自転車 | 日記