
コンセプトカーの雰囲気を纏いつつ
レクサスの新型車 LC500がデビューしましたね。
全体的なプロポーションがアストンを彷彿させる形になるのは
高級クーペの文法に則ったらこうなった・・・的な感じで
個人的には大好物なカタチです。
良いよ、レクサス!もっとやれ!!
で、価格は1400万円前後ですか。
ふ~ん・・・。
10億円当たってたら買ってたのにw
で、個人的に気になったのはフロントデザイン。
近年の自動車デザインを牽引しているのマツダを例に挙げると
シンプルな造形 + 自然なラインで全体バランスを整えてますが
LC500に関しては、
複雑な造形 + 派手な加飾しつつも全体で上手くバランスを取ってる印象。
コレはコレでレクサスらしさが出てて良いかと。
そんなレクサスデザインを通して・・・
もっと言えば“レクサスのヘッドライト周りのデザイン”を通して
トヨタがやりたいデザインの方向性が見えてきた気がします。
LC500のヘッドライトを見た瞬間
『あぁ、新型プリウスのアレはこうしたかったのかな』

・・・と、妙に納得しちゃいました。
端正でイケメンだった先代プリウスのデザインを捨ててまでして採用した
あのヘッドライトのデザインは、きっと路線の過渡期なんだと。
ちなみにプリウスを見に行った時にトヨタディーラーの人が
『フロントの“トヨタマーク”の位置が86と同じ位置なんですよ!』
と嬉しそうに語ってたので
『“低くスポーティに見えるようにしてるって事ですか?』
と、返すと嬉しそうにうなずいてましたが
そんな販売サイドの状況、認識に
言い知れぬ違和感があったんですよね。
パーツごとを見ると、デザイン上 深い意味がこもっているのも素人ながらに感じるし
新しい事にチャレンジしたい事も分かる。
そして、トヨタの最新鋭車両であるMIRAIのデザインコンセプトを
プリウスに反映したってのも分かります。
でも、それがチグハグに感じたというかなんというか・・・。
今回、LC500を見て改めて
トヨタは複雑造形のデザインでもまとめるチカラがあるメーカーだと感じました。
なのでそのデザイン力を普及価格帯のクルマにも反映させて
僕らクルマ好きもワクワクさせるクルマを作って欲しいなと。
あくまでも素人の、洗車変態の、熊本の片田舎のいちクルマ好きの戯言ですが。
あ、でもトヨタがそんな事を本気で実現しちゃったら
その他のメーカーが潰れかねないインパクトが有りますね。
・・・って事でトヨタさん、現状維持でお手柔らかに頼みますw
Posted at 2016/01/12 21:12:18 | |
トラックバック(0) | 日記