onimasaのブログ一覧

先週購入したLEDライト。

すでに今週 月曜から通勤に導入済みだったりします。


みんカラ（ ＝ みんなのカーライフの略）でクルマネタを書かない事に
当初は後ろめたさを感じていましたが、現在ではむしろ開き直り

自転車ネタを喜々として書いているonimasaのブログにおいて
定番ネタである“自転車アイテムのファーストインプレッション”をまだ書いてない。


『ついにサボったか。』
『みんカラの暗黒面に堕ちたか。』


そんなツッコミを受けそうな事案ですが
事の真相はそうではなく！
ましてや、想定外のサングラス購入で浮かれてたワケでもなく！！


自転車のLEDライトは1週間くらい使わないと
的確な感想が書けないじゃない？

良いワケっぽく聞こえますが、ホントですよ？！







さて、そんなワケで早速、購入したLEDライト
『LEZYNE（レザイン）MACRO DRIVE 600XL』の感想に移ります。
　※以下、長文注意！




まずはこの写真を見て下さい。

被写体として、熊本県 御船町が誇る（？）ゆるキャラ
『ふねまる』君に登場頂きました。


この写真で使用してるライトは、補助灯として使用している、
ドッペルギャンガー製のLEDライト（30ルーメン）です。

このライト自体はソーラー発電した電気を内蔵バッテリーに蓄電して
毎日の夜間通勤路位はカバーしてくれるライトですが
まぁ『明るい！』とは言えないまでも
街灯がある場所ならちょうど良いと言える明るさを有してるライト。
（電池交換不要で使えるので、意外とお気に入り）

まぁ、ふねまる君にとっても眩しさを感じない明るさでしょう。





そして次の写真が、今回の主役『レザイン MACRO DRIVE 600XL』です。
（MAX600ルーメン）




ちょっｗｗｗ

明るくて、ふねまる君の一部が白飛びしてるｗｗｗ




実際、現場で見ると
この写真の印象以上に明るく見えます。

レザイン LEDライトの明るさを感じると共に
iPhone内蔵カメラの限界も感じますね。


そして、暗闇の中 ニヤニヤしながら
ふねまる君の写真を撮ってるonimasaは不審者にしか見えませんｗ

信号待ちドライバーの視線が痛いっ！



照度を他の乗り物と比べると、以下のイメージ。

原付 < クルマ（ハロゲン）≦ レザイン <<<（越えられない壁）< クルマ（HID）




これが600ルーメンの明るさか。
ライトの方向次第では、ちょっと迷惑なレベルですねｗ


完全に既存LEDライト ドッペル先輩の明るさを上回ってるので
先輩が一生懸命光っても圧倒的な明かりでかき消しちゃってます。

ドッペル先輩の存在意義ッ！！ｗ


あとからやってきた有能な後輩に
これまで頑張ってきた先輩の仕事がすべて持っていかれてる状況。

厳しい世の中の縮図のようですが

それでも充電式LEDライトであるレザイン後輩には
“出先で電池切れしたら終わり”という致命的弱点が存在するので

“電池を入れれば点灯できる”というストロングポイントを発揮できれば
ドッペル先輩にも活躍の場が残されてるのです。



頑張れ、ドッペル先輩！
期待＆信頼してるぞ、ドッペル先輩！！





でも、そんなライトの製造元である『ドッペルギャンガー』自体は
過去にフレーム折れ事件とか、色々やらかしてて
業界内では信頼性無しの微妙な立ち位置だったりしますが

(参考写真:ネットからの拾い物)


まぁソレはソレ。
我らがドッペル先輩（LEDライト）に罪は無い。
少なくともこのライトは良いモノだ。




・・・なんだか
レザインのインプレだか、ドッペルのインプレだか
よく分からなくなってきたので話をレザインに戻しますｗ




正直なトコロ、600ルーメンの状態で日常的に使うと

『常時ハイビームで走ってるドライバー』
とか
『霧もないのにバックフォグ点けてるドライバー』
と、同レベルの迷惑っぷりを発揮するので　

当面は、明るさを１ランク落として400ルーメンで使う事にしました。



それでも原付バイク並みの明るさだし
カタログ値で約4時間の駆動時間なので
onimasaの使用条件（夜間通勤路20～30分程度）なら
追加充電なしで1週間くらい使える計算に。


ちなみに購入後、箱から出したままの状態で使い始め
1週間使って電池切れしてないので、
カタログ値分の性能は発揮してくれそうな予感がします。

クルマのカタログ燃費も見習ってほしいよｗ





あと、特筆すべきは
“明かりの照射範囲が広い”という点。



壁にブレーキレバーの影が映ってることからも分かりますが
ほぼ180度の照射角度があります。




中央を強く照らしつつ、横方向に広くボンヤリと照らしてる感じ。

前述の通り、絶対的な明るさもあるので
このライトひとつで夜間走行が不安になる事は無いかと。






そして、取付位置がLEDライト本体のほぼ中央で
重量バランスが良いからか？

ライトの重量が約150gあるけど、
ハンドル取付後も重さがハンドリングに影響する事も有りません。

うん、大満足。




・・・と、ココまでの文章で
購入直後の第一印象が嘘みたいに
手のひら返しで良い点ばかりを挙げてきて
『レザインのステマか？』
と疑われそうな勢いになってきたので

インプレッション内容の信頼度を上げるべく
“ココが残念！”というポイントも挙げますね。





まず、残念なのはやっぱり“デザイン”。

性能を前面に押し出した形により
“色気”が介在する余地、皆無。

あまりに武骨すぎるデザインによりトキメキを感じません。


でもまぁ、よく考えたら
onimasaが乗ってる愛車CAAD10自体も色気無いので
ピッタリと言えばピッタリなのかも？
モノトーンカラーも相まって、文字通り“色気無い”自転車だしねｗ




そうなってくると、このLEDライトもむしろ
“無駄なものを排除したシンプルさ”により
兵器・武器的な魅力を感じる・・・かも？

戦車に色気を求めても仕方がない！
（開き直り）





一方で運用面での残念ポイントは

“LED強弱切替のボタン操作がイマイチ”って事かと。

ボタンを押すと
　600ルーメン ⇒ 400ルーメン ⇒ 250ルーメン ⇒・・・
って感じで“強 ⇒ 弱”の順に明るさが変わるんですが




コレについては逆に
　250ルーメン ⇒ 400ルーメン ⇒ 600ルーメン ⇒・・・
って感じで“弱 ⇒ 強”に変わる方が良かったかと。

と、言うのも
自転車で市街地を走ってる時、
路地裏から出てくるクルマへの合図・牽制の為
短期的に照度を強くしたい事があるんですが
（クルマ言う“ハイビーム”的な感じ）

この仕様だと、咄嗟に明るくする事ができないんですよね。


ちなみに消灯時にボタンを5秒長押しすることで
明るさを“600ルーメン ⇒ 250ルーメン”の
2種類の照度だけに限定するモードに変更できたりします。
（メーカーでは“レースモード”と呼称）



ドイツ人、惜しい！！

着目点は良いんだけど
なぜ600ルーメン ⇒ 400ルーメンにしなかったんだ！！
それができたら完璧だったのに。



まぁ、日常使いする照度は250ルーメンでも充分っぽいので

『普段は250ルーメンを使いなよ、グーテンターク（ドイツ語）』
という、設計者からの無言のメッセージなんでしょうね。
　※レザインはドイツ人がアメリカで立ち上げたメーカーです。


と、色々と書いてきましたが
さすがに長くなってきたので総評に移ります。


■総評
そこそこのお値段で、明るいLEDライトを探してるなら
『LEZYNE（レザイン）MACRO DRIVE 600XL』は候補に挙げて損なし！

ただしハンドルに取り付ける際は
固定用のバンドがキツめ（短め）なので
特殊な形状のハンドルを使ってる人は要注意！


以上、LEZYNE（レザイン）MACRO DRIVE 600XLのファーストインプレッションでした。