先日のサイクルモードでは高級ロードバイクに乗りまくってきちゃいましたが
その結果、自分の愛車がショボく感じそうなので
昨日はチェーン清掃して駆動抵抗を下げたり
フレームもキレイにして愛着を持ったりして
『俺のCAAD10負けてないもんね!!』と
自転車への興味が薄い奥さんに主張しましたが
世の中ではソレを
”無駄な抵抗”と言いますw
さて、心の準備はできたので
サイクルモードでの試乗を振り返ってみましょうか。
会場でまず試乗したのが
販売コストを下げる為、店頭販売無し!
ネット販売オンリーという特殊なメーカー
『キャニオン』。
洗車変態が”キャニオン”と聞くと、
コーティング剤を入れる
ボトル容器しか思いつきませんが

自転車業界で言うところの”キャニオン”は
質実剛健・合理主義の権化である
ドイツ発の自転車メーカーです。
そんなキャニオン。
販売形態の特殊さゆえ、実物を見る機会がほぼゼロですがネット上の噂によると
『中間マージンを排除した分、パーツ構成を考慮するとバーゲンプライス!』とのこと。
それでもネット上の情報を信じて買うしかないので
初心者お断り!バクチみたいな自転車メーカー。
試乗できる貴重なチャンスを逃すわけにいかない!!
・・・というワケで開場直後、
自転車乗り憧れのブランドであるDE ROSAやピナレロには目もくれず
キャニオンのブースへダッシュ!

無事に試乗する事が叶いました。
むしろ、会場入口寄りにある有名メーカーに客が流れたおかげで
開場直後のキャニオンブースはお客さん少なめ。
思いのほかスムーズに試乗できてラッキーだったかと。

で、今回onimasaが選んだ試乗車は
いま流行してるエアロ系のフレームじゃなく
一般的なレース系フレームの『
Ultimate CF SLX 8.0 Di2』。
※ちなみに上の写真は連れが乗ったAeroad CF SLXです。
ネットの価格では439,000円。
自転車に乗らない人から見たら常軌を逸した価格帯の自転車ですが
自転車乗りの視点で見ると
『このパーツ構成でこの値段?!マジか!?』
・・・という内容。
それでもお小遣い制 薄給サラリーマンであるonimasaにとっては
高嶺の花であることに相違ありませんが
何かが起きて買い替える事ができるのであれば
意外と買えない事もないんじゃなかろうか?
・・・と夢を見る事ができるギリギリの値段っぽくも感じるワケです。
で、そんなUltimate CF SLX 8.0をサイクルモードの試乗コースで乗り回しましたが
幕張メッセ内のコンクリ路面の屋内を直線でバーン!と走り
急コーナーをUターンしてまた直線。
途中から屋外に曲がって、建屋外周へ出てから
タイヤグリップの良いアスファルト路面で最高速チャレンジ。
突き当りのコーナーでフルブレーキング後にコーナーを曲がってから屋内へ。
・・・って感じのコースを
初心者から上級者までスキルに差がある人たちが
準ママチャリのような自転車からMTB、ロードバイクまで様々な車種で混相する
SUPER GTもビックリなカオス空間で乗り回すので
いかに高級な自転車だったとしても
すべての性能を体感できるワケもなく
表層的な感想しか挙げられないんですが
とにかくヒラヒラと“軽い”乗り味。
左右に振りやすくて加速も思いのまま。
軽く『60㎞/hくらい出せちゃうんじゃなかろうか?』という勢いでスピードが伸びますが、試乗コースの直線が短すぎてスピードが頭打ち。
最高速を確認するには至らず、物足りなさを感じつつブレーキすると
カーボンリムのホイールが放つ
『シュシュシュシュシュ・・・
ギー!!』
・・・という
いかにも
“カーボンリムを削って止まってます”という心臓に悪い音色で高揚感UPw
乗ってる間は快感しか生み出さない魔性の自転車でした。
思わず
こんな自転車で阿蘇を走ってみたいw
CAAD10から乗り換えるならコレでしょ?
・・・という危険な思想が脳裏をチラつきますが
宝くじでも当たらない限りは買えないので
楽しい思い出の1ページとしてブログに綴って満足する事にします。
そして気が付けばキャニオンの事だけで長文になっちゃったのでw
みんカラのTPOをわきまえず、次回 ヨネックス+その他車種の試乗へ続きます。
Posted at 2016/11/07 20:04:40 | |
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