先日の速報でお知らせした通り、
キリンクリテリウム2018 スポーツクラスでのonimasaの結果は
13位という不甲斐ない結果だったワケですが
順位だけでは分からないドラマについて
長々と語る事にしますw
自転車レースといったら数十km~百数十kmのレースが多いんですが
今回参加するクリテリウムは競技時間が短い短距離レース。
キリン工場内に設定された周回コースをグルグル周りながら
『一番最初にゴールした人が勝ち!!』
・・・という、非常に分かりやすいルールです。
じゃ、『初心者向きなの?』と聞かれると
集団が密集してて、スピードが速くて危険なので
むしろ初心者にはオススメできないレースですが
そんなレースに、永遠の初心者であるonimasaが挑んだ
前回のキリンクリテリウム スポーツクラスでは
4位という奇跡の結果にw
あぁ!
あと数秒速ければ、一位も狙えたし
優勝商品の朝倉ブランド豚も貰えたのに!!
・・・って事で今回は
『あわよくば1位を獲る!!』
というギラギラした思いを胸に参加。
『きっと、前回大会の上位3名は
エリートクラスにステップアップしてくれてるでしょ?!』
という打算的な考えもありつつ、エントリーリストを確認すると
前回大会の1~3位は
キッチリと今回もスポーツクラスにエントリーしてるという罠w
そして受付で渡されたゼッケンは
前回大会の上位4位まではゼッケンと順位が連動してて
前回4位のonimasaは、本人の意思とは関係なく周囲の参加者に対して
『オレは速いよ!アピール』
をしてしまうという嫌がらせ展開により
レース開始前から変な汗が出るw
実際、スタート前にはゼッケン順に並ばされるので
周囲からのプレッシャーがプンプン香ります。
『あいつ目障りだな。潰せ!』
とか、どこかの監督の指示が出されてたりせんだろうか?
(アメフト的 被害妄想w)
ちなみに初回大会だった前回は
パレードラン:7周(先導者、追い抜き禁止)
レース本番:2周
・・・って感じだったので、その展開にあわせて
脳内シミュレーションして戦略っぽい事を練ってたんですが
今回は
パレードラン:3周(先導者、追い抜き禁止)
レース本番:4周
・・・という、事らしく
レース周回倍増してる事をレース開始直前に知りましたw
事前に練ってた戦略の意味!!www
まぁ、戦略といっても
『ラスト2周をゴリ押し全開で走りきる!』
・・・という荒い考えだったので、まぁあまり変わらないでしょ。
そんな甘い考えのonimasaをよそに
パレードランが始まりました。
で、
『パレードランだし、みんな体力温存してユルく走るんでしょ?』
と考えてるonimasaをあざ笑うかのように
ゼッケン順に並ばされたポジショニングにより
強制的に前方集団に取り囲まれます。
みんな『俺は前に出る!』というギラギラしたオーラが滲みでるし
みんなが前に詰めてくるので密集しすぎで怖いよッ!!
で、スポーツクラス=レース経験が少ない人が多いワケで
密集した集団の中にライン取り・位置取りがおかしくて
コーナーでブレーキかけるような危険な挙動の参加者も含まれるわけです。
日常生活で例えるならば
“幅寄せしてくるダンプカーに、
前後左右囲まれてる状態”w
そんな状態がパレードランの間、続いた結果
レース周回になる前に神経が磨り減って疲労困憊だよ!
そして3周目、第1コーナーを曲がったところからレース本番開始!!
先頭2名がいきなりアタックを仕掛けます。
で、全体のスピードは上がるものの
第2集団は逃げる2人を追いかけません。
『あ!コレはアカンやつだ!!』
本能的に察して、先頭を追いかけるonimasa。
別の参加者1名もそれに反応してついて来ましたが
残り3周の時点で先頭との差が30mに開きました。
この時点で、
逃げる先頭2名
追いかける2名 ←onimasaはココ
少し離れて40名以上の大集団
・・・って状況。
そのままラスト2周まで上記の状態が続きながらも
まったく協力せずに互いに牽制しあってスピードが上がらず
むしろ、無駄に脚が削られて失速気味のonimasa&1名に対して
上手く協力し合いながら逃げる先頭2名との差は開く一方。
ラスト1周に差し掛かった時点で100m以上の差が生じ
1~2位入賞は絶望的な状況に。
でも、ミラー越しに確認できる後方集団は
かなり離れてるし、逃げ切れるでしょ?!
このまま最後の直線でひとりチギって3位入賞だ!!
・・・と考えつつ、3位争いの小競り合いに興じた結果
”前に出る=風除け・消耗”を嫌って、
お互い牽制しスピードダウンw
対する後方集団は順位を上げるために一丸となって猛追!
最終コーナーで後方集団に捕まりましたw
そしてさらに、3位争いをしていた人が
ゴール手前、onimasaの前でまさかのパンク!!
避ける為、スピードダウンするonimasaを尻目に
集団内で脚を温存してたほかの参加者は軽快に追い抜いていきます。
小競り合いで消耗したonimasaは再加速する体力は残ってないよw
で、一瞬で順位を
13位に落としてフィニッシュ!
あー、悔しいw
そして死ぬほど苦しいw
酸素くれ、酸素ー!!
・・・とフラフラになりつつも
ゴール後は
『先頭2名をもっと早めに追いかけてたら違う展開になってたな』
とか
『3位争いしてた人と協力して追いかけたらよかったな』
とか
『ラストスプリントできるトレーニングが必要だったな』
とか、
今回のレースの反省点が浮かぶわけです。
コレはアレだな。
次の大会が開催されるなら、きっとまたエントリーするねw
そして次回こそは表彰台に上りたいな!
・・・と、そんな清々しい思いを抱きつつ
奥さん&息子ちゃんにLINEで結果報告をすると
『前回よりも順位が落ちたね』
『賞品はないの?ブランド豚は?』
というメッセージが返ってきて泣けたw
鬼か!!
それにしてもクリテリウム。
落車のリスクはあるものの、
onimasaが乗ってるようなエントリーグレードの自転車&装備でも
レースの醍醐味が充分に味わえ、
比較的お手軽に”非日常体験”ができるのでオススメですよ。
レースの魔力に獲り憑かれ、機材の沼地に引き込まれるリスクも多大に秘めてますがw
熊本でも同じような大会をやってくれないかな~。
YukaMasa カテゴリ:ブログ 2009/12/02 18:49:17 |
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