
ほんの出来心で登り始め、
なんだかんだで登り切った
熊本最凶峠“二本杉峠”。
ヒルクラの道中で、“小さな秋”どころか
“超ビックサイズの秋”を見つけて気を良くした結果、
『もう少し奥に進めば更に凄い紅葉が待ってるよね!』て気分に。
峠の茶屋的なお店でイモ天売ってたおじさんも
『この先、紅葉キレイだよ!!』て言ってるし
先に進まざるを得ないじゃないか!!
・・・て事で、特にルートは考えず
二本杉峠からまっすぐと気持ちいい坂を下ります。
あー、キモチイイなー。
ずーーーーーと下り坂で極楽だぁ。
それに道端には、燃えるように紅葉した木がいっぱいあるし
むしろ山全体が紅葉してる感じですよ?
小さい秋どころじゃないし
大きな秋と言っても収まらない感じだ。
じゃぁ、超ビッグサイズな秋だね。
これを絶景と呼ばずに何と呼べばいいのか?
五家荘に来てよかったなぁ・・・。
・・・と、この時点では
『ここまで登った自分グッジョブ!』と思ってましたが
自転車での下り道って、あっという間にグングン進むんですよね。
で、土地勘の無いエリアをグングン進んだ結果、
『ココはどこ?』って場所に着いちゃうワケですね。
auキャリアのiPhoneは圏外だw
Googleマップを見てもルート検索できないし、地名も出ないよw
かろうじて現在地と道路は表示できるので
今後取るべき進行ルートを確認してみると、もう時すでに遅くw
このまま人吉方面進む?
⇒山超え確定。
八代方面へ進む?
⇒やっぱり山越え確定。
どっちにしてもヒルクラ確定の地獄エリアに迷い込んでましたw
しかも空模様が怪しげになってきたし
風も出てきて、今にも雨が降りそうな雰囲気に・・・。
ていうか、この時点で獲得標高2,000m超えしてるのに
イモ天と缶コーヒー(微糖)しか摂取してないのでカロリー全然足りないよ?w
食事処ないのー?
⇒ぜんぜんないw
せめて自動販売機くらいないのー?
⇒それもないw
時間が経過すればするほど、絶望感が増幅するので
覚悟を決めて帰宅の途につきましたが・・・
待ち構える1,000m級の2つめの峠で脚が限界だ!!
そして、約1時間続く酷道ダウンヒルで
ブレーキレバーを握る為の握力も無くなりそうだね!
熊本のマチュピチュ的な風景やダム湖といった
日常では見ない風景もサイクリングの醍醐味ですが
風景じゃカロリー不足は補えないので、
この山を下り切ったら遅めのランチタイムを楽しむんだ・・・
そんな、死亡フラグ的思考に支配されながら八代方面に降りたonimasaを
ランチタイム時間から外れて、準備中になったお店ばかりという現実が待ち受けますw
なんか前回の水俣サイクリングと似たような展開だね?
ていうか、なんなら以前 五家荘に行ったときとも同じ展開だと思い出し
己の学習能力の無さに絶望しつつ
淡々と国道3号線を自宅方面に走りヘロヘロになりながら帰宅。
そしてほどなくして雨が降り始めましたが
どうにか濡れることなくサイクリングを終える事ができてよかったねー。
でもそんな事より、何かカロリー補給できるものないの?
・・・と、キッチン周辺を探した結果、

息子ちゃんのお菓子を見つけて無許可で食べるパパを許しておくれ。
(現時点ではまだバレてないw)
そんな、紅葉サイクリングといった優雅な響きを感じさせない過酷なサイクリングは
走行距離125km
獲得標高4,500m
・・・という、
数値だけでも過酷さがにじみ出るヤバイ内容になりましたとさ。
なお、その日の夜は

近所にある肉肉うどんで、唐揚げ定食&うどん替玉を摂取して
(“食べる”という生優しい表現じゃない)
どうにか復活する事ができましたが・・・・
山岳サイクリングはもうお腹いっぱいなので
今シーズンの紅葉は平地主体で楽しみたいと心に誓うonimasaでしたとさ。
Posted at 2019/11/15 18:29:20 | |
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