
スポーツ自転車用にリリースされた
パナレーサーの新タイヤ アジリストについて
前回まで2回に分けて色々と書いてきましたが
(タイヤ装着編 ⇒ 平坦路ファーストインプレ)
ある程度の評価がまとまって安心したonimasaへ
タイヤを購入したお店の店長さんが指令を出してきました。
『ヒルクライムでの感想を聞かせてネ!』
悪意ゼロの純粋な興味による質問だと思いますが
パナレーサーが重量の軽さを謳ってるタイヤなので
販売する側としては
軽さが走りに直結するヒルクライムでの使い心地が気になるのも仕方ない話ですよね。
・・・って事で、指令を受けたonimasaは翌朝
熊本の自転車乗りのヒルクライム路のド定番・金峰山へ向かいました。
onimasa自身も何度も走ってるこの山で
ベンチマークとなる峠の茶屋までのタイムを計測すれば
タイヤの性能の一端を垣間見る事ができるハズ?!
・・・逆に言えば
乗り心地やら数値にならない感想な平坦路で出尽くした感があるので
明確な数値に頼らざるを得ない苦肉の策だったりしますが
『これで平凡なタイムだったら、どう報告しようか?』
・・・と思いつつの金峰山ヒルクラw
その結果どうなったかというと
サクッと自己ベストタイム更新しちゃいましたよ?!

(16分37秒で、約10秒 更新)
正直、この結果には自分自身が驚いてまして
登ってる最中は速さに関する実感ゼロだったんですよね。
むしろ『体調的にはイマイチかもー』と思いつつ
追い込み切れないまま登り切った感じだったので
タイムは期待してませんでした。
でも結果は自己ベスト更新。
過去27回計測した事のある場所なのでn数としても充分。
これはもうタイヤの性能が発揮された以外説明ができないかと。
“ホイール外周部の軽量化は効く”とまことしやかに囁かれますが
こうして結果を見せつけられると『ホント効いてるんだなー』と納得せざるを得ませんw
ちなみにonimasaの自転車の足回りに関しては
『軽量カーボンホイールを使う!』といった
金にモノを言わせて往復ビンタするような手段は使わず
・チューブを普通のやつから軽量チューブに換える。
・純正ホイールからメンテ中の中級ホイールへ換える。
(カンパニョーロ・ZONDA、友達M君にハブメンテ依頼中・・・)
・・・ていう常識の範囲内での対応で
まだまだタイヤ外周部の軽量化の余地が残されてるので
さらなるタイムアップも可能な予感が漂いますよ!
4月末の阿蘇ヒルクライム前に良いタイヤに巡り合えてよかったな~!
・・・なお、パナレーサー・アジリストのラインナップには
さらに20g軽量なアジリストLIGHTってのもあったりしますが
ソレを導入すると“大事な何か”が失われる予感がするので
標準アジリストで戦ってみたいと思いますw
Posted at 2022/03/14 06:32:00 | |
トラックバック(0)