8/19(金)~21(日)の3日間
Tour of キュウシュウが開催されました。
熊本各地を舞台に全国の高校生が勝敗を競うレースで
HSRを使ってのサーキットレースに始まり
南阿蘇、湯前の公道でのロードレース
人吉市街地でのクリテリウム
・・・といった多様な形式で開催。
onimasaは8/20(土) 南阿蘇で開催されたレースを応援してきましたよ。
自宅から自転車自走で南阿蘇入り。
俵山周辺でガッツリ雨が降ってきた時は
『現地入り、諦めようか?』
・・・とも考えましたが、
『夏だし、濡れても乾くか!むしろ涼しいよね!!』
とポジティブ思考で乗り気って峠越え。
無事にあそ望の郷くぎの周辺でレース観戦する事ができました。
まぁ、雨が降ったり止んだりする荒れた天候なので
onimasa以外に自走観戦するイカレた自転車乗りは皆無だし
観戦客自体も少なめの寂しい状況だったんですが
レース展開自体は
アスペクタからの70km/h以上の高速ダウンヒル
↓
南阿蘇の田園地帯を高速巡行する平坦路
↓
アスペクタ方面~一部ケニーロード(南阿蘇グリーンロード)を通る山岳路
等々・・・変化の多いルートなのでチカラの差がハッキリ出て
全5周の1周目から集団がバラケて散り散りになる展開に。
レース中盤では滝のような豪雨に見舞われたり、タフなレースでしたよ。
選手の皆さん、頑張れー!!
・・・と、応援の気持ちを発しながら
onimasaは濡れない場所に避難してチルってましたw
で、雨が止んでからはコース脇で観戦再開。
『ダウンヒル、スピード出過ぎてて怖ぇぇぇ!!』と思いつつ応援。
最後の選手が通り過ぎたあとはゴールのアスペクタへ向かいましたが間に合わず。
そのままお世話になってるショップ店長に挨拶後、表彰式を見届けて観戦終了です。
ちなみに今回のレースは2023年開催のTour de KYUSHUプレ大会的な位置づけ。
国内外のプロが九州各地で数日間のステージレースをする大きな大会に向けて
運営面での課題洗い出す・・・という目的もあったらしいんですが
素人目線では、交通規制に大きな課題アリと思いましたね・・・。
多くの警備員さんが動員されて、主要な交差点ではキッチリと交通規制されてましたが
高低差が凄いハードなコースレイアウトで集団が散り散りになった影響で
交通規制を一時緩和して交差点のクルマを通行させる・・・といったタイミングも無く
結果的に15分以上の通行止め状態が発生。
待ちきれないドライバーが農道ショートカットしてレースルート上に侵入する
・・・といった危険な場面も散見されました。
田園地帯が拡がる南阿蘇のすべての農道へプロの警備員さんを配備するのは
大会予算的に困難だと思うので、その辺までフォローできる地元ボランティアも必要かも?
あとは、通行するドライバーの理解・協力も必須ですよね。
コース上には普段の路上で見る事の無いレーシングスピードで走ってくる自転車がいるので
そんな場所に迷い込んだら目測誤って路地から出てくると思うし
レース中は車線関係なく道路幅いっぱい使って走るので
ドライバーが走行車線を走っててもレース競技者視点では逆走状態になるので
大事故を誘発させかねません。
そんな状況なので、交通規制だけで手一杯だった印象で
今大会では道路脇での観客誘導や区画化には至ってませんでした。
で、国内外のプロが集まるTour de KYUSHUとなると
観戦者数も増加すると思うんですよね。
周辺駐車場や更なる交通規制 等、、、課題が多そうだなぁ。
公道でのレース開催って大変だ。
そう考えると、欧州の自転車レースとかWRCみたいな
“広いエリアを使っての公道レース開催”
が、当たり前に開催されてるのは改めて凄い事なんだな。
一方で国内でも宇都宮や埼玉 等、公道自転車レースの成功事例もあるので
2023年のTour de KYUSHUを成功させて、定期開催されると最高だな!
・・・と九州のイチ自転車乗りとして期待してます。
Posted at 2022/08/24 06:16:58 | |
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