
道の駅・阿蘇 主催の阿蘇満喫モニターライド。
月2回程度定期開催されているこのイベントは
自転車での阿蘇観光の可能性を模索している企画。
国内観光客のみならず、インバウンド需要も見据えて
阿蘇エリア内の様々な場所を、様々な参加者を交えて実施されてきました。
基本的にはロードバイクでのライドイベントが多かったんですが
今回はこれまでと趣向を変え、
プロ自転車チーム・スパークル大分を交えて
ロードバイクとMTBの2班体制で併行開催されました。
onimasaはロードバイク乗りなので
今回も当然ロードバイク班に参加かな?
・・・と思ってましたが、
道の駅・阿蘇ではe-MTBがレンタル可能!

(1day:3000円)
『いつもとは全然違う場所を走ってみるのも面白そうだよね!』
って事でレンタルしてMTB班に参加させて頂きましたよ。
そして、受付でスパークル大分のスポンサー提供品が入った
サコッシュ(小型バッグ)を頂いたんですが、コレがシュアラスターロゴ入り。

(記念品入り)
洗車好き的にも嬉しいプレゼントですねw
その後、簡単なブリーフィングを済ませて出発。
まずは田園風景の拡がる阿蘇のあぜ道をe-MTBで爆走したんですが
e-MTB、重心の低さや車重の重さのおかげで普通のMTB以上に安定感があり
グラベル走行には慣れてないonimasaでも安心して走る事ができます。
ただ、平地でのモーターアシストに関しては
20km/hちょっとでトルクが絞られて頭打ちになるので
むしろ車重が災いして、軽快感が薄まって微妙。
お試し的に普通のMTBと交換して乗り比べさせてもらいましたが
ソリッドかつ取り回しが軽い普通MTBの方が『楽しいかも?』と感じるくらいw
ただその後に向かった阿蘇の牧野では
壁のように立ちはだかる斜度を物ともしない低速トルクが大爆発!!
普通のMTBに乗った他の参加者(MTB大会参加のかなりの猛者も含まれる)を横目に
20km/hオーバーで爆走したんですけど
『なんか、スイマセンwww』ていう後ろめたい気持ちが沸き上がると同時に
形容しがたい全能感・無双感が味わえる不思議な感覚が沸き上がりますw
・・・まぁ、そんな無双感も
同じe-MTBに乗ったスパークル大分の選手に打ち砕かれましたがw
ロードレースのプロとして鍛え抜かれた身体能力
+
モーターアシストの強烈トルク
・・・っていう組合せは
そこが阿蘇の牧野の強烈激坂とは思えないスピードを生み出し
まるで平地のアスファルト路を走るかのような異次元速度へ。
目の前で3人の選手が競い合うよう走り出したかと思うと
そのままあっという間にonimasaの視界から消えていきましたよ!
コッチも必死で追いかけてるのにw
そんなワケで・・・
普通MTBに乗った他参加者とも距離が離れ
e-MTBに乗ったスパークル大分の選手からもチギられたonimasaは
普段は立ち入り禁止な阿蘇の広い牧野の真ん中で
まるで一人っきりになったかのような静けさに包まれます。
聞こえるのは自分の呼吸と心音、
それにタイヤノイズのモーター音のみ。
1回1回のペダリングはとても軽く、
ほぼ筋力を使わないようなチカラで無人の大地をを蹴るように進むe-MTB。
・・・あぁ、これぞ非日常だね。
まるで日本じゃないみたいな風景も相まって、
ゲームの中にでも飛び込んだかのような錯覚を感じましたよ。
そんな状況を楽しみながら登ってると、ほどなくして牧野のピークに到着。
e-MTBでの牧野ヒルクライムの楽しさを反芻しながら
先着してたスパークル大分の皆さんと談笑して他参加者の到着を待ち、
※5分後、限界突破した表情を浮かべた皆さんが到着w
記念撮影後は、参加者全員が楽しみにしてるダウンヒル。
MTBでの下りは、スキー・スノボ的な楽しさがあって最高!!
路面の起伏に合わせて全身を使って走るのが楽しくて仕方ありません。
あれ?
もしかして上りも下りも楽しめるe-MTBって
最高のアクティビティなんじゃ???
近場で気軽に走れるフィールドがあるなら、かなり本気で欲しくなるかも!?
・・・まぁ、現状は超高級品なので現実的には無理ですがw
そう考えると、今回みたいにレンタルして遊べると最高ですよね。
その気になればドライブや電車旅ついでに、手ぶら状態でレンタルして遊べちゃうので
あとは日常的に自由に走れる場所があればいいのにな・・・
草千里の先にある阿蘇スキー場跡地あたりを少し整備して
e-MTB場とかにできませんかね?w
・・・ってな事を考えつつ、e-MTBを満喫した後は
昼食会場でスパークル大分の選手による洗車実演会が開催。
シュアラスター製品を使って細かいノウハウを交えながらの充実した内容なんですが
なんとスイーツ&コーヒー付き!
こんなイベントが参加費無料って、神イベントですよね。
※通常、牧野ガイド料や牧野立入り費用が発生しますが今回は無料。
※前述の通り、e-MTBレンタル費用は別途(有料)
道の駅阿蘇 ならびに スパークル大分の皆さん、ありがとうございました!