
(前回からの続きです)
道の駅阿蘇・満喫モニターライドで
阿蘇をグルっと50km走った後は
道の阿蘇の第2駐車場で開催されている
久留米の自転車屋、サイクランドシライシさんの試乗会へ参加!
今回の試乗会は
チタン製フレームメーカーとして
一部の自転車乗りの間で有名(?)なミューラーさんの自転車試乗と
一部の自転車乗りの間で神格化してる
回転性能に特化しまくったパーツメーカーGOKISOの製品に試乗ができますよ。
マニアック!!w
うわ~、太陽光を受けて鈍く光るチタンがカッコイイな~

うわ~、NHK BSの
自転車旅番組CYCLE AROUND JAPAN出演者のザックさんが
ミューラーメカニックとして同行してるとか、豪華だな~。
ザックさん、日本語ペラペラだな~。
等々、試乗とはちょっとズレたトコロで感動してるonimasaでしたがw
まずはGOKISOのホイール試乗させてもらおっと。
…と思ってブースへ行くと
GOKISOさんのホイール以上に気になった自転車が展示してあったのでソチラの試乗を。
1台は大人の事情で、まだブログやSNSで紹介できないミニベロ(!)で
元々の車体の性格を激変させる魔改造が施されていて凄いヤツでした。
あ~、色々書きたい!!けど我慢w
で、もう1台は
高級ミニベロの代名詞的存在のブロンプトン
…の回転部をGOKISOパーツに置き換えられた魔改造ブロンプトンw
コチラは戒厳令が布かれてないのでネタとして書いちゃいますが
回転性能の究極化を施したパーツを自転車に屠ると凄い事になりますね。
浮遊感すら漂う謎の乗り物になってました!!
ホイール外周部は回ってるのに、抵抗を感じないのでスーッと進み続けます。
・タイヤが小さいからハブの回転が速い
・タイヤが小さいから外周部の慣性が掛からず、速度低下が早い
…という基本的な構造・特徴を有するミニベロなのに
そんな特性を無効化!!
超精密金属切削加工、航空機ジェットエンジン用軸受の生産を手掛ける
超精密工作機械メーカーGOKISOが造るパーツを
自転車に使うとこんな事になっちゃうのか…。
ちなみにGOKISOに勤務する“山の神”として崇められる
森本選手の自転車も持ち込まれていて試乗できましたが
ヒラヒラ羽のように軽い&超絶クルクル回る
…という、コレまたヤバい乗り物に仕上がってまして
『そんな自転車にトップアスリートが乗ったら、そりゃ爆速だよな~』
と、妙に納得。
熊本に取扱い店舗が無いので実物を見る機会もほとんどないパーツだったので
今回、その世界の一端に触れる事ができて良かったな~大満足だな~
…と、ミューラーの試乗前に昇天しそうになってましたが
まずはミューラーの代名詞であるチタンフレームに試乗させて頂きましょうか。
チタンフレーム…
以前、別メーカーのチタン車両にガッツリと試乗させて貰った事がありますが
アルミやカーボンよりちょっと反応が鈍めで
クロモリフレームほどしならない
そんなイメージがあるんですが、
ミューラーのチタンフレームに関しても事前に想定してたイメージで
『あぁ、コレコレ。こんな感じだよね』と思える感じでした。
クロモリもアルミも好きなonimasa的には
そのどちらの特徴も有するチタンフレームに対して
『次に乗り換えるならチタンかもね~』とおぼろげながら考えてますが
正直なトコロ、
『もう少し反応性が良いフレームの方が好みに100%合うんだけどな~』
…なんて思いも有ったりします。
そんな思いを抱えつつ、チタンフレームの試乗車を降りると
ステンレスフレームの試乗車が目に留まりました。
『せっかくなのでついでに試乗させてもらおっかな~』
…そんな軽いノリで跨ったonimasaに、ここで衝撃が走ります。
ステンレスフレーム、ヤバイです。
シャキシャキ走るアルミっぽい反応性と
クロモリっぽい乗り味の優しさ・伸びるような感覚が同居してますよ。
アルミとクロモリの良いトコ取りだぁ!!
きっと恐らく性能面ではカーボンフレームの自転車には勝てないし
素材としてはチタンに対する憧れっぽい感情も捨てきれませんが
『onimasaの感性にドハマリするのはステンレスフレームだ!!』
みたいな直感めいた感覚を得るには充分な試乗でした。
ヤバイな~ミューラーのチタンフレーム。
ギンギラ銀な見た目がちょっとアレだし
サンドブラスト処理で描かれた“ミューラー”のロゴ部から
『雨天走ったら錆びるかも?』みたいな懸念めいた事を
メーカーの人から言われましたが…
ちょっと運命めいたものを感じる試乗になりましたよ。
すぐに購入する事は出来ない価格帯なので、
今は将来的な購入候補に挙げるのみに留めますが
道の駅阿蘇からの帰路は
『ヤバいな~ヤバいな~』みたいな思いが脳内を駆け巡りっぱなし。
自分の愛車が妙に重く感じるから不思議です。
いままでの試乗会ではどんな高級車両に乗っても
『やっぱり今乗ってる自転車で充分!!』と思えてたのにw
まぁ、何だかんだ得る物がありまくりだった試乗会でしたとさ。
失うものもあったけどw