
1/3(土)はonimasaにとっては正月休みの最終日。
1月は超絶忙しい日々が確定してるので
”息子ちゃんサービス徹底”という旗を掲げた一日にすることに。
・・・って事で、約束していた映画鑑賞へ。
本人に
『妖怪ウォッチとベイマックス、どっちが良い?』と聞いたら
『ベイマックス♪』と即答。
周囲の友達に流されない、実に渋いチョイスだ 息子ちゃん!
”大人も子供も楽しめる”って事には定評のあるディズニー&ピクサー作品なので
親としても安心チョイスでありがたいです(笑)
でもね、この映画・・・
予想の斜め上を行く展開でしたよw
CMや、あらすじから受ける印象は
”主人公と兄の形見のケアロボットの感動系ムービー”で
どっちかといえば”となりのトトロ?”とか”ドラえもん?”ってのを想像してたのに
実際は
”ベイマックス&人間5人が悪と戦う戦闘映画”www
むしろアメコミや
○○レンジャーといったカラフルな戦隊ヒーローものといった風情で
ピクサーの技術力・想像力が遺憾なく発揮されたハイレベルな戦闘シーンは圧巻。
さらにそこへ感動風味をトッピング。
老若男女が楽しめる、極上エンターテイメント作品になってました。
スゲーよ、さすがピクサー!w(とディズニー)
そして相変わらず言いにくいよ、”ろうにゃくなんにょ”!
仮面ライダー&トッキュージャーが大好きで
スパイダーマン、アイアンマンも大好きな息子ちゃん的にはツボだった様子で
映画鑑賞後は常時ベイマックスのマネをしててウザかったです(笑)
話題と客を妖怪ウォッチに根こそぎ持って行かれてる印象がありますが
男の子ファミリーなら、ベイマックスを強くオススメします!!
しかし、
なんでこんなに宣伝と本編の内容が掛け離れたのか?
冷静に分析してみます。
【主なターゲット】
1.ディズニー好きな男の子
2.アメコミ好きな男の子
3.ヒーロー好きな男の子
4.クール・ジャパンな男の子
本国 アメリカでは1~4全てが当てハマる客が大多数いる事が想像できます。
映画館内で皆で『ヒャッハー!!』と盛り上がること請け合い。
ですが、日本国内でこんな条件全てが当てハマるのは少数派。
『このままではコケる!!』
そう感じた日本国内のディズニー宣伝部(?)が繰り出した苦肉の策が
”アナ雪スタッフ製作!感動ムービー!!”という、
過去の栄光にオンブに抱っこしたした戦略。
そのガイドラインに沿って製作されたCM効果のおかげか
公開第1週目の観客動員数
第1位:妖怪ウォッチ ⇒ 約148万5000人!
第2位:ベイマックス ⇒ 約46万4000人!!
一方で、実際の内容とかけ離れた宣伝戦略が繰り広げられた結果、
”感動系ムービーを期待して戦闘系ムービーを観せられる”という悲劇が全国各地で巻き起こるワケですが
映画そのものの出来が良いので、目立った批判も出ずに
むしろ映画.com、Yahooムービー 等でも高評価の嵐。
そして現在は”評価を見て、興味を持った客層が劇場に足を運ぶ”
・・・という好循環になってる状況かと。
”妖怪ウォッチの前に大轟沈”という展開を戦略で回避したディズニー宣伝部(?)の手腕は凄いとしか言いようがありません。
いや、マジでスゲー。
でも、やっぱり
”となりのトトロ”を観る為に未就学児を連れて行ったファミリーが
同時上映だった”火垂るの墓”を観せられて鬱になる
・・・というトラウマ展開になりそうな危うさも秘めてるぞ?!
そんなワケで、正月早々 色んな事を考えさせられる映画鑑賞でした(笑)
念の為補足ですが、ベイマックス本編はシンプルに楽しめる極上エンターテイメント作品なので
深く考えずに楽しむのが正解かと思われます(^^;)
【更に補足】
エンドロールの後にオマケ映像有り。
この手のオマケ映像は
”長いエンドロールを最後まで観てくれた観客へのご褒美”
といったの意味合いがあると思ってますが
ベイマックスのオマケ映像に関しては
日本国内においては絶滅が危惧されている
”アメコミ事情をある程度理解してる観客向け”という映像になってます。
大多数のお客さんが
ナニコレ(・ω・)キョトン
・・・となる一方で、事情を理解している人ならニヤニヤできるご褒美映像でしたw
Posted at 2015/01/04 12:22:53 | |
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