
すったもんだありましたが
なんだかんだで始まりましたね、オリンピック。
柔道で兄弟で金!
スケボーで金!
卓球で金!
なかなか盛り上がってますが
個人的に見たかった
自転車競技・男子ロードレースも無事に開催されて
距離:244km
獲得標高:4,865m
・・・っていう頭オカシイ(誉め言葉)コースを真夏に走るという
参加する側にとっては過酷というより地獄でしょうが
見てる側としてはサイコーでしたw
終盤、エクアドルの選手の逃げが決まって金メダル!とか
2位集団のラスト300mの駆け引き(誰が先に行く?!)とか
欧州のレースに匹敵するドラマが繰り広げられましたよ。
3都道府県を跨ぐ超長距離レースで
関係者は大変だったかと思いますが
絶景満載、最高のレースをありがとうございました!
ただ、TV放送もなくLIVEで観るには現地行くか
ネット放送を利用するかの二択になるワケですが
現実的選択であるネット放送が
解説無しの垂れ流し映像というやる気のない内容でw
集団が分かれるともうレース展開が分からないし!
一応英語解説付きの放送もありましたが
ソッチはソッチで英語のなまりが激しすぎて聞き取り困難だしw
そんな感じで、翌日に開催された女子ロードレースは
総集編で良いかなー・・・と思ってたんですが
自転車フォトジャーナリストの辻啓さんが
私的にインスタライブ解説を配信してて
それがまぁ、知識・経験を総動員しつつ
フランクかつ分かりやすい内容で、ホントにもう最高でした。
オリンピックの最初の方でロードバイク競技するのは
その国の風景を海外の観戦者に紹介するため・・・とか
(移動距離が長いので納得)
F1ドライバー、バルテリ・ボッタスの
ガールフレンド ティファニー・クロムウェルさんが
女子ロードレースの選手として富士スピードウェイを走ってる・・・とか
辻啓さんの解説が無かったら知り得なかったw
そして、スタート直後に呼び方すら分からないようなオーストリアの無名選手キーセンホファーさんが
集団から飛び出して逃げる体制に入り
距離:147km
獲得標高: 2,692m
ていう、男子に比べたら異常度は低いけど
それでも充分走りごたえあるコース設定を考えたら
『すぐ捕まるっしょ?』と思ってたのに
そのままゴールまで逃げ切る展開になって
『嘘でしょwww』
・・・ってなってたのに
2位以下の強豪選手が
『自分が先頭だと勘違いしてた』って情報を知れたのも
辻啓さんの解説のおかげだったワケです。
レースの理解度が段違いでホントに楽しめましたw
ある意味、ネット配信だからこその盛り上がりだったね。
TV解説だともっと違ったカタチになっちゃいそうだったし。
あと、Twitterで無名だった優勝選手の情報が飛び交って
・日本語だとアンナ・キーセンホーファーて読みになるっぽい
・プロではなくアマチュア選手
・数学の博士号持ちのリケジョ
・自分の体力と気候・コースから勝てる展開を自分なりに分析して実行した
・集団走行が苦手なので、最初から逃げたらしい
・ロードに乗り始めて約6年
・自転車歴が浅いから、ゴール時の両手離しでフラついてた。
・自転車はミックスコンポ(高いパーツと安いパーツごちゃまぜ)
等々・・・今回のオリンピックはSNSで輝きを放つ大会なのかもね。
まだまだ大会は続くので、他の競技も楽しませてもらおうと思います!
なお、開会式はカオス展開だった諸々の流れを経て
当初予定から大幅に見直しされたっぽいですが
AKIRAの金田のバイクが走るネオトーキョー演出とか
入場行進のマリオ演出とかも見たかったなー。

Posted at 2021/07/27 06:22:56 | |
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