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写真は以前乗っていたE36の車齢9年目、4回目の車検でディーラーから提示された見積もりである。
先日、こちらの方のブログを拝見し、自分も過去に似たようなことがあったなあと思い、保管してあった過去の書類を引っ張り出してみた。



ちなみに当時乗っていたE36は4気筒の318i、走行距離6万6千キロ、ほとんど街乗りといった状況であり、特別クルマを酷使していたわけではないにもかかわらず、この金額である。
また、金額には法定費用は含まれておらず、法定費用も含めると総額は50万近くになってしまうと言われた記憶がある。
具体的な見積もりの内容は、少し前から発生していたエアコン不具合の補修費用に加え、ブレーキパッド等あらゆる消耗品の交換費用、エンジン系統のホース類交換など予防整備部分も多く含まれたものだった。

いくらなんでも車検に50万は出せないとDと相談した結果、エアコン修理と最低限の消耗品交換で総額25万程度に抑えることができたが、当初出された見積もりがあまりに高額だったため、ディーラーに対する不信感が芽生えたのも事実である。

点検や車検の機会に高額の修理見積もりを提示して買換えを促すのは、彼らにとっては当たり前の営業手法なのかもしれないが、それは同時に「輸入車は壊れやすい」「維持費が高い」という噂を必要以上に世間に拡散させている気がしてならない。

せっかくの魅力的なクルマBMWも、これではいつまで経っても日本での市場シェアは伸びない気がする。