
機動警察パトレイバーの初期OVA、通称アーリーデイズはもうビデオ屋に無いかと思ったら、あった。そこで10年ぶりくらいに鑑賞。後半の「二課の一番長い日」「特車隊北へ」をレンタルしてきた。
「二課の一番長い日」は、アーリーデイズの中で最も人気の高い作品だろう。ストーリーは自衛隊の中の一派が東京でクーデターを起こすというもの。
映画第2弾に元ネタがあったのかと思ったが、あれとは似ているようで全く異なる作品。最後は核ミサイルまで登場する。ラストは決まりきっていて野明がイングラムで敵を制圧して終わり。スケールが大きそうな話にしてはラストはあっけなかった。
このストーリーで押井監督が伝えたかったテーマは、何だったのだろうか。
「特車隊北へ」は、前作に比べて比較的ノーマルなストーリーだった。出産を控えている妻の元へ行こうとする男が、その一心で盗難されたトレーラー(レイバー搭載)をさらに盗んで逃走。それを特車隊が追跡する。この回で初めて敵レイバーの代表格である「タイプ7 ブロッケン」が登場する。

最後は事件の裏に隠された陰謀が暴かれ、悪は滅んで終わり。
10年ぶりくらいに見たが、結構面白かった。テレビシリーズも、また見たいと思う。
第2小隊員の中で最も理想的な人物は、進士幹泰かな。

退院の中で唯一の既婚者である。妻の声を担当したのは、ちびまる子ちゃんこと、TARAKO。進士の妻は漫画では背中しか登場しなかったが、アニメシリーズではよく登場する。
結婚っていいものだろうと思うが、職業や勤務先があれだと大変だな。
みんカラをしているので、一応車の話。特車隊に配備され、後藤が運転するミニパトはホンダ・トゥデイ。

「逮捕しちゃうぞ」でも主役が乗るミニパトとして登場する。実際の物より、多少アレンジしているか。
普通のミニパトではなく、通信機やモニターシステム等が強化されている。「西部警察」のマシンXやRS程ではないが、特装車に近い。現在は絶版となっているので、今年公開の実写版ではスズキ・アルトになっていた。
久々のパトレイバー、初期OVAシリーズであったが、アニメシリーズの原点といえるのがこの作品。サスペンスあり、レイバー戦あり、笑いあり、人情ありかな。
テレビアニメシリーズも、また見たい。
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Posted at
2015/07/14 22:08:35