JR西日本では、振り子式列車の運行を廃止することを決めている。これに伴って、関西発着の特急列車から国鉄型振り子電車の381系が消滅することになった。
福知山線の特急はあのイラストマークも好きだったので、国鉄色の381系を何とか記録したいと思い、この土日に出陣した。同時に、かつての新幹線「のぞみ」500系の記録撮影も試みた。
土曜日に仕事を夕刻までに済ませ、夜中に北信地域と長野を出発する夜行バスに乗車。運行は長野電鉄。大阪までは8時間の道のり。
早朝に大阪に到着、その後東海道線で新大阪駅へ。
数か月ぶりに鉄道撮影を実施。最初に撮影したのは特急「くろしお」 「オーシャンアロー」用の283系と、退役が決まっている「スーパーくろしお」の381系が撮影できた。
(プラットホーム内は三脚が使えないので、手振れがあります。申し訳ありません。)
10年近くぶりに、関空特急「はるか」281系も撮影できた。
海外渡航経験はあるが、関西国際空港は1度も行ったことがない。行くならこの「はるか」か、南海電鉄の「ラピート」に乗車してみたいものだ。
そして今回最大の目的へ。
福知山線の特急「こうのとり」。最初は新型の287系を撮影したが、後に国鉄色の381系を撮影。
かつては「北近畿」という名称で、183系で運転されていたが、数年前に381系に交代した。381系は国鉄型振り子電車で、特急「くろしお」「やくも」や、特急「しなの」として長野にも来ていた。'00年代前半にはスキー修学旅行の臨時団体列車として、長野に入線したのも見た事がある。
振り子列車は急カーブは高速で通過できるが、乗り心地が悪い事が難点のため、JR西日本では今年を持って廃止することを決定した。これに伴って関西特急から国鉄型が消滅。この光景も見納めとなってしまう。
福知山線の特急はあの丹後半島のシルエット地図に、その列車の線区を現したイラストマークが好きだったので、これが見られなくなってしまうのがとても残念。

この他にも、特急「きのさき」等京都発着の列車の物もあるが、全ては記録できなかった。
「くろしお」「やくも」のイラストマークも、もう見られなくなる。車両の新型化で、国鉄時代のマークがどんどん消えてしまった。
10時半頃に、新幹線のホームへ。11時代に発着する500系の「こだま」を追跡。
90年代後半に世界最速300km/hの列車としてデビューした500系も、後進の車両に押され現在は短編成化、「こだま」のみの運転となった。「のぞみ」時代の列車をもっと記録しておくべきだったと今は後悔している。
デビュー当時は新幹線の中で最も格好良いと思った。東海道、山陽新幹線には縁があまり無い為、まともに乗車したことがないのが残念。現在はプラレールカーが連結されている他、今年「エヴァンゲリオン」塗装の500系が登場する。是非これからも、活躍してください。
そんなこんなで記録撮影も終了。久々の西日本遠征だったが、良い成果が上がりました。
帰路は初めて特急「サンダーバード」や、北陸新幹線も金沢から乗車しました。それに関しては追って記事にします。
西日本の鉄道も、大きく変わろうとしています。今度行かれるのはいつになるか分からないが、また機会を作っていこうと思います。
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2015/10/26 15:46:00