
先日、アニメ「スーパーカブ」第6話の二人乗りシーンによる炎上について書いたが、
映画「機動警察パトレイバー the movie」ではもっと悪質ではと思える二人乗りシーンがある。
野明と遊馬が勤務中に原付(50cc)のカブで二人乗り、しかもノーヘルで走行する場面。
当然原付での二人乗りは完全にアウトだし、しかも二人ともヘルメットを着用していない。あいつら「スーパーカブ」の小熊や玲子とは違い現職の警察官だ。
これはもう30年近く以前のアニメで当時はネットがない時代だったが、現代ならこれも炎上騒ぎになるか?
当時は現代よりヘルメットを着用せずに単車に乗る事に寛大だったか。俳優の舘ひろしさんも、若い頃はノーヘルで無茶苦茶暴走した。
時代によっても、また作品に登場するキャラクターによっても世間の見方が違うのだろうな。
「スーパーカブ」の場合主役がまともそうな普通の女の子だからネットで騒ぎになったのだろう。これが暴走族とか、不良とかが登場する作品ならこんな炎上騒ぎにはならなかっただろうな。
このアニメは舞台となった山梨県北杜市の警察署とのタイアップもあったので、それも騒ぎの原因か。
しかしパトレイバーの主役、泉野明は正しい考えを持った真面目な女の子だという印象だが、それでも結構色々やっている。
漫画では無断でイングラムを外へ持ち出して南雲に叱責される場面もあったし、(後藤がすぐに認可したが)小説版では(OVAもあったのか?)公務員法に違反して無断でバイトをしたこともあった。
どんな漫画、アニメでも実際の観点から見ると、「え、これは…」と思える場面は必ずというほどある。(ドラえもんだって結構歴史を壊しているし、道具の中には確実に違法なものもある)
あまりいろいろ言い過ぎると何も出来なくなるから漫画、アニメとして楽しめばそれでいいでしょう。
「スーパーカブ」もアニメは最終回になったし、漫画はまだ続いているのでまた順次観ていきたいと思います。
最終回直前では、遭難した椎を救助した際に彼女を前かごに載せてヘルメットもかぶらせずに走行しているが、これなんか相当危険だ。でもこの場面は炎上しなかったと思う。
単車に乗るのは確かに楽しいが、それなりに危険もある事は認識すべきですね。
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Posted at
2021/07/13 05:54:32