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通りすがりの正義の味方のブログ一覧

2014年09月30日 イイね!

平成ガメラシリーズ

平成ガメラシリーズゴジラに続いて、平成ガメラシリーズがBSで放送された。(第1作は、不覚にも録り逃したので、レンタルした)本格的に見たのは何年ぶりかな。
劇場公開は、今から10数~20年前、ぼくは当時中高生であったが、第1,3作は劇場へ観に行った。(第2作は公開中に入院してしまい、行かれなかった)
平成に入り、十数年ぶりのガメラ復活として、当時大変話題になった。当時とは大分時代が変わったが、その面白さは今見ても色褪せていない。

第1作、「大怪獣空中決戦」で最初にガメラが上陸するのは福岡市。ギャオス捕獲作戦を展開中の福岡ドームが襲われた。

福岡市は、ラドン、ドゴラ、キングギドラ、スペースゴジラと怪獣に襲われる事が多い都市。このガメラも含めて5回以上も襲来した事になる。

クライマックスは自衛隊が発射したミサイルがギャオスに振り切られ、東京タワーに直撃するシーン

当時は東京スカイツリーがない。タワーが特撮で崩壊するのは何度目であろうか。

ラストのクライマックスで、東京空を舞台にガメラとギャオスが大激闘。


注目の場面の一つ、映画の冒頭、主役よりも真っ先に登場するのは旧シリーズの主演常連、大映スターの故・本郷功次郎さん

東宝特撮の名優、久保明さんも出演し、同じ場面には出ないが、初の共演となった。

第2作、「レギオン襲来」 宇宙からやってきて地球を征服せんとする巨大怪獣レギオンと対決

この作品では、自衛隊はガメラを一切攻撃しない、最後はガメラと共にレギオン撃滅を目指す。勧善懲悪的な内容であった。
レギオンは電磁波を活用して、行動、攻撃をするのが特徴。当時携帯電話が普及し始め、電磁波がメジャーになり始めた時期の象徴か。

この作品で、レギオンの植物が大爆発して仙台市が消滅。


西部警察Ⅲで市内に核爆弾が仕掛けられ、壊滅されそうになった事があるが、10年後にまさか本当にそうなるとは。

もちろん最後は、苦戦の末にガメラが勝利する。

第3作、「邪神(イリス)覚醒」、これは従来の怪獣映画にはない設定、試みが多くなされた作品となった。

まず主役をはじめ、主要キャラの大半が女性であること、演じた中山忍さんは怪獣映画史上初の女性の主役となった。これは後のゴジラミレニアムシリーズにも反映されていく。
また、初めて怪獣によって家族を失ったものにスポットが当てられている。もう一人の主役は当時ジュニア・アイドルとして名をはせた前田愛さん(当時15才か)

彼女はガメラを憎悪するあまり、新怪獣イリスを覚醒させ、ガメラに復讐するためにそれを育ててしまう。それにより彼女の親類一家は全滅、村も壊滅的打撃となり無数の人々がイリスに捕食されて死亡した。実際だったらどんな責任が問われるかな。もう15才だから犯罪の処罰対象になる。
イリスに襲われる役で、今では名女優となった仲間由紀恵さんも出演している。当時19歳か。悲惨な役だが珍しい場面だ。


ストーリーの前半で渋谷にガメラとギャオスが飛来し、何千、何万もの人間を巻き込んで激突するシーンは、かなりショッキングな場面だった。

人類の味方であるはずのガメラが…。これはガメラが人間を断ち切って、地球の生物全体の為に戦うようになったという意味のある場面。それでも完全に断ち切れず、一人だけ子供を助けたり、前述の少女をラストは救出した。

そしてイリスが怪獣に成長。


クライマックスで京都駅を舞台にガメラと大激闘、怪獣映画史上初の屋内戦となった。

死闘のすえガメラが勝利するが、世界各地でギャオスが大量発生し日本に向かってくる。ガメラの闘いは続くとして、シリーズは完結する。

ガメラのゴジラと異なる点は地球の守護神である。地球の為に、人類の為に戦うという大義名分を背負っている点だろう。しかし、その戦いで罪のない命がいくつも失われている。その人たちにとってガメラとは。その難しいテーマに挑んだのが3だった。全体で最も内容が濃いのは3である。

久々に見たが、これは今後も記録に残る名作だろう。後に公開された「小さき勇者たち、ガメラ」も見たくなった。あれは怪獣映画とは一線を画すものだったように思う。
近年、東京スカイツリー等の新名所が出来てるので、また日本でも怪獣映画を制作してほしい。ゴジラ、ガメラ、何か制作されるといいな。是非お願いします。

ガメラのヒロインで忘れてはならないのは、1のヒロイン、3の主役、中山忍さん。中学生の頃、ガメラの影響で彼女のファンになった事がある。

これ以前に「ゴジラVSメカゴジラ」にも出演し、90年代の代表的特撮ヒロインの一人となった。今では数多くの映画、テレビで活躍している人気女優である。
'03年に「西部警察2003」にキャスティングされたのだが、中止となってしまった。石原軍団と共に悪と戦う彼女の雄姿が見られなかったのが非常に残念。

第1作で、勾玉を通じてガメラと交信する少女の役には藤谷文子さん。このガメラがデビュー作となった。

主要人物の中で、全作品に同役で登場している。父親はアメリカの俳優、スティーブン・セガール氏。

全体をみると、1,2は娯楽性を前面に出していて、3で内容を深く、重くしたという感じかな。
いつかガメラも、再度復活してほしいです。
Posted at 2014/09/30 14:41:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 特撮 | 日記
2014年09月08日 イイね!

GODZILLA

この夏は面白そうな映画が多かったが、その中でも特に必ず見たいと思っていた「GODZILLA」を鑑賞してきました。
初めて3Dの映画を観たのだが、凄く立体的で奥行きが感じられ、凄い迫力の映像でした。



アメリカ版が制作されるのはこれで2度目、前作は日本版とまったくかけ離れた怪物(ジュラシックパークもどきだという批判も)だったが、今作は比較的近いかと思いました。でもデザインはかなり違う、一瞬キングコングかと思うような場面もありました。

ストーリーは人類を襲う怪獣とゴジラの対決と、それと戦う人類の姿を描いている。その中に、家族愛を盛り込んでいる事が特徴かな。登場人物の家族を描いている場面は日本版にもあるが、家族愛をこれほど強調したものはないと思われます。

映画の中には怪獣の襲来で大津波が襲ってくる場面、原子力発電所が崩壊するシーン等があって、東日本大震災や福島第一原発事故を想像させられました。ビルが崩壊するシーンがあったと思うが、あれは同時多発テロを意識したのかな。こうして日米双方で起こった大災害や大規模テロを連想する場面を描いて、その中で生きる人々の家族愛を描き、生命の尊さ、家族の大切さを訴えているのかと感じました。

そういえばもう10年位、ゴジラシリーズが制作されていません。ガメラは8年前に、「小さき勇者たち ガメラ」が公開されました。日本にも東京スカイツリー、東京湾ゲートブリッジ、今度開業する北陸新幹線等、新しい名所、名物が出来ているので、また新しい怪獣映画を制作してほしいです。

今作は全世界で興行収益一位を記録しています。日本で生まれたゴジラが今もなお、全世界で見られている事は嬉しい事です。

ぜひ新ゴジラシリーズの制作、お願いします!!
Posted at 2014/09/08 16:51:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特撮 | 日記
2014年07月20日 イイね!

ゴジラVSキングギドラ

ゴジラVSキングギドラゴジラ、最新作の劇場公開が目前に迫っている。最近はNHK-BSで良く放送してくれるのでとてもありがたい。
それとは別に、'91年公開の「ゴジラVSキングギドラ」が観たくなったのでレンタルしてきた。

当方創立60周年記念作品として制作された本作は、SF、タイムトラベル、怪獣、戦記等、空想特撮の推移を結集した娯楽超大作となった。平成以降のVSシリーズの中でも、評価の高い作品。
この作品で、ゴジラは南太平洋の無人島に生き残っていた恐竜がビキニ環礁の水爆実験により巨大な放射能を浴び、突然変異してゴジラになったというルーツが確立した。

今回怪獣襲撃の舞台となるのは福岡、札幌、新宿。川北紘一特技監督作品第2弾として迫力のある特撮映像が展開された。

札幌、大通公園をゴジラが襲撃。今年ぼくも行ったテレビ塔が崩壊。


最大のクライマックスは、東京、新宿を舞台にゴジラとメカキングギドラが大激闘。当時完成したばかりの東京都庁舎を崩壊させた。


今回の作品で印象に残ったのは、戦場の島で恐竜のおかげで生き延び、戦後の日本を立て直したが、その国を同じ恐竜がゴジラになって壊しに来た。最後彼とゴジラが対峙する場面。

演じるは黒澤映画と東邦特撮の名優、土屋嘉男さん。彼が東邦特撮に出演したのは、これが20数年振りであった。
この時、ゴジラがどんな心境だったのか。初めてゴジラが涙ぐむような表情を見せた場面。最後はゴジラがこのビルを熱線で破壊してしまう。

どう解釈すべきか分からない難しい場面だったが、両者とも複雑な心境だった事がうかがえる。

公開から20年(ぼくは当時11才)の歳月を経ているが、今見てもその面白さは色褪せていない。当時はバブルの時代で、このまま日本がどんどん発展して、やがて世界一の大国になるのでは、と言われていた時代だった。その日本の繁栄をゴジラが壊しに来る展開は、人々に何を訴えたのか。
今度の新作映画が我々に何を伝えようとしているのか。今回は必ず見に行こうと考えているので、しかと観てきたいと思います。

一応みんカラなので、劇用車の話題。
今回主人公の愛車として活躍するのは、トヨタ・ランドクルーザーのハードトップ(70だと思うが)。前作VSビオランテ同様にスーパードライバーズがカースタントを担当した。


ランクルでトラックの荷台の上をジャンプする場面、SUVでもこんな事が出来るのか。一度エスクードの場面が観てみたい。
Posted at 2014/07/20 22:06:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特撮 | 日記
2012年11月06日 イイね!

レスキューポリスシリーズ

「宇宙刑事ギャバン」劇場公開が話題になっているが、メタルヒーローシリーズでは、ぼくは90年~92年に放映されていたレスキューポリスシリーズ、「特警ウインスペクター」「特救指令ソルブレイン」「特捜エクシードラフト」が好き。現在20代後半から30くらいの人々はこれの世代であろう。

特警ウインスペクター


特救指令ソルブレイン


特捜エクシードラフト


従来のシリーズでは悪い奴がいてそれをやっつけるのが主旨だったが、それとは一線を画して犯罪や災害に巻き込まれた者、それにより傷ついた者を救うという事にウエイトを置いている事が特徴。主人公の属する組織は警察の一機関であり、刑事ドラマとしてのストーリー性も高い。
主人公も、従来の宇宙人、アンドロイド、サイボーグ等ではなく、特殊強化スーツを装着して変身する普通の人間(といっても、弱冠20代で警視正で博士号保持者で、スポーツ万能でオリンピック選手でと相当超人ではあるが、)である事も特徴だ。
脚本には「西部警察」や「G'men75」等を手掛けた作者も参加しており、それを原案としたストーリーもある。

このシリーズで特に格好いいヒーローは、ソルブレイン後半で登場したナイトファイヤーであろう。

これは歴代ヒーローの中でもトップクラスの出来だと思う。

ウインスペクター、ソルブレインの総指揮をとる正木警視官役には仮面ライダーV3、怪傑ズバット、アオレンジャーで知られるヒーロー俳優の大御所、宮内 洋さん

劇中では主演をも上回る存在感を見せた。
当初エクシードラフトは前2作とは別世界という設定であったが、最終回直前に正木が登場してシリーズが統合され、完結した。

宇宙刑事の次は、是非このレスキューポリスを復活させてほしい。また彼らの活躍が見たくなった。
近年全作品がDVD化されたので、機会を作って見られたらいいなと思う。

メタルヒーローシリーズも仮面ライダーにとって代わられてもう10年にもなる。そろそろ復活してほしくなった。新時代のヒーローにも、大活躍してもらいたい。
という訳で、この次はレスキューポリスの復活、是非お願いします!!
Posted at 2012/11/06 20:44:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特撮 | 日記
2011年12月10日 イイね!

ゴジラVSデストロイア

ゴジラVSデストロイア今年の初めに「ゴジラVSメカゴジラ」を鑑賞したが、今度はこのシリーズでぼくが特に好きな作品である「ゴジラVSデストロイア」('95年公開)を鑑賞した。(最近まで、デストロイヤと認識してしまっていた。(汗  )

'89年公開の「ゴジラ_VSビオランテ」から続くシリーズの完結編であり、ゴジラがラストで死亡する事が最大の見せ場となっている。また昭和29年に公開された「ゴジラ」第1作とストーリーが繋がっており、その作品との関わりも深い。


今回のゴジラは体内に以上をきたして暴走し、核爆発の危機を孕んでいる設定。ぬいぐるみも今回は装飾が過多となり、100kgもの重さになったそうである。


デストロイアに殺されたゴジラジュニアを蘇らせようと、エネルギーを分け与えるゴジラ。またゴジラが健気に見えた場面。


今回登場する自衛隊の超兵器、スーパーX3。怪獣と戦って、唯一破壊されなかった兵器だが特に好きな物の一つ。


そしてクライマックスで、デストロイアとの死闘の後にメルトダウンして消滅するゴジラ。ゴジラシリーズを締めくくる場面である。


ラストで、ゴジラから放出された放射能を死んだゴジラジュニアが全て吸収して第2のゴジラとなったところでシリーズは完結する。この終わり方がとても好き。「ゴジラは不滅だ!!」と訴える声が聞こえる。

今回の舞台は香港、豊後水道、御前崎、東京湾臨海副都心であった。台場もこの頃はまだ開発途上の段階で今より発展していないが、テレコムセンター、国際展示場等東京の新名所が完成していた。

ゴジラシリーズはこの作品で22作目、42周年を迎えた。ゴジラに対する思いは人それぞれだろうが、皆どう言った思いでこの作品をご覧になったであろうか。
第1作同様、反戦、反核兵器、反化学兵器を訴えるストーリーとなっていて、完結編にふさわしい作品だと思う。

特撮を作る事は大変な作業なので、今までスタッフ陣が大変な努力をされたと思う。お疲れ様でした。またこういった素晴らしい特撮映画が制作される事を願いたい。



Posted at 2011/12/10 07:15:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特撮 | 日記

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「信越本線、特急「しらゆき」653系、
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何シテル?   08/23 20:39
皆様、お見知りおきを、 信州在住の30代前半の漢であります。 念願のSUV車、スズキ、エスクード、ノマド購入を機に、この車を愛車にして同様な車両を愛...
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